ワンネス 790号  2016/01/01発行


粘る私に春よ来い!
菊陽中学校3年生

 菊陽中学校3年生は、学年レクリエーションとして、合格祈願餅つきを12月6日(日)校内で元気に行いました。
 進路を決め、いよいよ受験への気持ちが高まるこの時期に、粘り強く頑張って欲しいと3年生保護者学級委員会が企画。委員やボランティアの保護者が町民センターや保育園から臼やきねを借り、各組にそれぞれ用意しました。
 保護者が手本を見せたあと、各クラスごとに声を掛け合いながら勢いよく、30sのもち米を全部つきあげました。つきたての餅は、きな粉や砂糖醤油をつけて、あっという間に生徒のおなかへ収まりました。
  翔希くんと由尚くんは「おいしいです!高校受験に絶対合格するように、餅のように粘り強く勉強します」と誓っていました。

 

 


餅つきで世代間交流

あさひヶ丘区

 あさひヶ丘区の餅つきが12月6日(日)同区村の上公園で行われ、たくさんの区民が参加し、20kgのもち米をつきあげました。
 前日より、女性部と子ども部のお母さんたちが協力して、もち米を洗って水につけたりして準備。餅つきは朝9時から始まり、蒸し上がったもち米を、男性陣が手際よくつきました。このあと子どもたちも順番に餅つきを体験しました。出来上がった餅は、きな粉や大根おろし、甘醤油、納豆などでおいしく食べました。
 小学1年の蒼汰くんと椋大郎くんは「お餅は、じょうずに丸めることができたよ。おいし〜い!」と笑顔でした。

 

 

ひばりヶ丘区

 ひばりヶ丘区の餅つき大会が、12月13日(日)に同区公民館でありました。
 今年は100人以上の出席申し込みがあり、35sのもち米を準備。蒸し上がるたびに力自慢が交代でつき、子どもたちも小さいきねを振るって上手につきました。できた餅は、先輩主婦から、ちぎり方や丸め方を習いながら、若いママや子どもたちもきれいに丸め、きな粉や納豆を付けたり、ぜんざいにして頂きました。
 信哉くん(中1)は「祖母と一緒に来ました。きねは重かったけど、おもちはおいしかったです」と地区の行事を楽しんでいました。

   

 


  たわらや酒店  宇野功一

(114)世界一歴史のある酒蔵の正月酒

 明けましておめでとうございます。
 平成28年の干支は、丙申(ひのえ・さる)です。サルの年の梅酒はいいとされています。詳しくは春先の号で詳しく述べたいと思います。
 創業が100年を超える企業が日本には何社あると思いますか? 日本には100年を超える長寿企業が、なんと28,000社以上あるそうです。
 さらに200年を超える企業が1,200社、300年を超える企業が600社あるそうです。イタリアやドイツ、フランスでも長寿企業は多いそうですが、日本がダントツ世界一。世界一古い企業は金剛組で、創業は西暦578年。大阪の四天王寺を建立以来、お抱えの宮大工として代々継承してきました。
 日本酒を造る業界で最も古い企業は、茨城県にある須藤本家酒造と言われています。元治元年(西暦1141年)創業で、今年で875年の歴史があります。世界で最も歴史のある酒蔵です。時代は平安時代末期です。律令制度の下では酒造りは、御上や神社や寺社が行っていました。鎌倉時代以降から酒造りを生業とする蔵ができ始めたと言われています。そのはしりが、まさに、須藤本家酒造であったと思います。

◆世界一歴史のある酒蔵の創業から続くにごり酒
 平安時代から875年間、酒造りを行う須藤本家酒造。現在の当主・須藤悦康氏で、第55代だそうです。江戸時代には幕府の代官を務め、財政再建のために酒造りに励み「酒造り代官」とも呼ばれていたそうです。
 由緒ある旧家のしきたりと伝統が受け継がれてきたこの蔵は、熱心な若手経営者と、そのユニークな酒造りで知られています。酒名「郷乃誉」は、郷土の繁栄に願いをこめてつけられました。875年間、同じ位置にある蔵内に掘られた三つの井戸から汲み上げられた仕込み水で、酒を仕込み続けています。
 創業以来、絶やすことなく伝統の技法で造り続けた諸白(もろはく、下注参照)があります。「雪の舞」というにごり酒です。淡雪が舞い降りる風情をイメージして造られた酒で、にごり酒というより霞酒というイメージです。
 現在はもろみを瓶詰して打栓するため、壜内で発酵してシュワシュワ感が楽しめる和風シャンパーン(発砲酒)です。ほのかな吟醸香をまとい、口に含むと滑らかながら、チリチリとした新酒のフレッシュな酸味があり、全体的に辛口の爽やかな酒味です。おせち料理に、おススメの一本です。875年の歴史を味わえます。
※諸白…麹米、掛米ともに仕込み米の全量を精白する酒造り。現在では一般的であるが、昔は麹米は磨くが、掛米はあまり磨かない片白造りの酒が一般的であった。

 

【郷の誉 雪の舞】
今年は 720ml 816本 3,000円(税込)   
    1800ml 624本 6,000円(税込)
       が限定発売されます。


集合!年男 年女

2016年(平成28年)の年男・年女の皆さんに
今年の抱負を語っていただきました。

大正9年生まれ

デイサービスで出会った友人同士
田麦さん   永松さん

 今年は生まれて8回目の干支申年を迎え、ほんとうに長生きさせていただいたことに感謝しております。夢のようです。
 いただいた命、これからも元気でみんなに迷惑をかけないように頑張り、「自分のことは自分で」をモットーに、一日一日を大切に過ごしていきたいと思っています。

昭和7年生まれ

前村さん

 今年も長生きと健康維持のため、家内と一緒にグラウンドゴルフを楽しみ、腕前でかなわない家内に追いつけるよう頑張ります。

昭和19年生まれ

厨子さん

趣味で小さな畑をやっています。今年はトマトを作って、知人に「おいしい」と言ってもらえるよう頑張ります。

昭和19年生・55年生まれ

源一さんと長男の嫁の美香さんはそろって申年です。

源一さん
 膝関節の痛みと戦いながら、趣味のペン画や板・竹の彫刻とカラオケを楽しみます。

鉛香さん
 仕事・家事・育児を頑張っています。息子2人に負けず、パワフルな1年に したいです。

昭和31年生まれ

藤本さん

自分のために、自分が元気になれるように、楽しみながら過ごしていきます。

平成16年生まれ

2人とも小学6年生で野球を頑張っています。

賢太郎くん
 中学校では野球部に入り、1年生からレギュラーになりたいです。

猿くん
 小辻くん 中学校では野球部に入り、ショートのポジションを取られないように頑張ります。