ワンネス 782号  2015/11/08発行

スポーツで親睦
下原区

 10月18日(日)下原区で、区民交流会「下原区スポーツ・フェスタ」が行われました。
 同区北公園では、33人が参加してグラウンドゴルフが行われ、5チームが5コースを3ラウンド。「距離が、ちーっと足りんバイ」「ああ〜、惜しかな〜!」と明るい声が響きました。また、同区公民館では約30人が参加して、缶釣りや、輪投げなど、4種類の室内競技が行われ、小さな子どもたちも歓声をあげながら、元気に競技に参加していました。
 全競技終了後は、グラウンドゴルフ参加者も公民館に集合し、懇親会と表彰式が行われ、区民が楽しく親睦を深めました。
 2年前に引っ越してきた大森さんは、家族4人で参加。「地域の方々には、とてもよくしていただいています。こういうイベントは、楽しくて、お互いをよく知り合ういい機会になりますね」と話されました。

 

 

 


子どもと大人、楽しく交流
菊陽町青少年健全育成町民会議

 菊陽町青少年健全育成町民会議が主催し、小学生と地域の大人、同会員が触れ合おうと「みんなで楽しくスポーツ体験と食交流会」が、10月17日(土)菊陽町西部町民センターで開かれました。
 子ども17人、大人9人、同会議会員16人が参加。家庭部会会員が昼食の用意をする間に、啓発部会と環境部会会員や子どもたちは、ニュースポーツのカローリングや五目お手玉に挑戦。五目お手玉は、チーム対抗戦で行われ、5×5の25マスに五目並べの要領でお手玉を投げ入れるゲーム。狙ったマスにお手玉が入ると歓声が上がっていました。昼食は、カレーライスとりんごゼリー。みんなで「菊陽町クイズ」の答えを考えながら楽しいひと時を過ごしました。
 紗菜さん(6年)は「初めてするゲームで楽しかったです。相手が並べているところを止める作戦が当たりました」と笑顔でした。

  

 


山都町を満喫!
津久礼ヶ丘区

 津久礼ヶ丘区の女性部と、悠々会メンバー19人が、10月12日(月)の体育の日、山都町へレクリエーション旅行に出かけました。
 送迎バスで、山都町そよ風パークに着き、グラウンドゴルフを楽しみました。広々として眺めのいいグラウンドで、思いっきりプレーして心地よい汗をかきました。お風呂に入った後は昼食。カラオケ付きの宴会となり、歌ったり踊ったり、素朴な山菜や地元野菜を堪能したりと、楽しい一日を満喫しました。
文・写真提供 緒方区長

 

 


NIEで壁新聞つくり
菊陽中学校

 10月15日(木)菊陽中学校で、NIEを活用した「壁新聞作り講座」が行われました。
 NIEとは「Newspaper in Education(教育に新聞を)」の略で、1930年代からアメリカで始まった学習法。熊本日日新聞社の編集委員兼NIE専門委員の穀本純二さんが、11月14日(土)に、同校で開催される文化発表会に展示予定の壁新聞の基本的な作り方やイラストの使用法などを、製作担当の1年生、24人に分かりやすく指導しました。
 3組の祥太郎くんは「今日の話しを参考にして、菊陽町の観光・農業・人権などをテーマに、みんなと協力して壁新聞を作ってみたいと思います」と話してくれました。

 

 


   矢原正治

(105)キカラスウリ ウリ科

  

 秋に里山の木に蔓(つる)がのぼり、黄色い実がなっています。これが「キカラスウリ」です。昔は地下部から天花粉を作り用いていました。同じような赤い実は「カラスウリ」です。
 今、用いている「ベビーパウダー」は、コーンスターチとタルク(滑石)だそうです。今50歳以上位の方が、赤ちゃんの時に用いていた天花粉は、キカラスウリの地下部から出来ていた「天花粉」でした。しかし材料の不足、高騰などもあり、安価で出来る「ベビーパウダー」になりました。
 キカラスウリは薬用植物です。例えば発熱があり、のどが乾く、熱性の便秘、さらに黄疸、利尿に、根(王瓜根)を。乳が出にくい人に、種子(王瓜子)を煎じて用いますが、妊婦には用いないでください。また、果実の果肉は非常に粘滑性です、果肉を、しもやけ、ひび等に直接皮膚にすり込むと、皮膚の「荒れ」を改善することが出来ます。

<天花粉の作り方>
 根にはデンプンが多く、小児のあせも等に使う天花粉が得られます。天花粉の作り方は、秋〜初冬に根を堀り、泥を良く洗い流して細かく砕き、水を加えてミキサーで攪拌(かくはん)して浮いた繊維質やゴミを奇麗に取り除き、これを数回繰り返して、沈殿した白いデンプンを布でこして、日干しにして乾燥したものが、天花粉です。
 キカラスウリの根のデンプンはある程度の重さがあります。沈殿するのに2〜3時間放置してから、ろ過してください。細かいデンプンも取りたい時は、上澄みが透明になる位まで置いておいたほうが沢山得られると思います。ゴミを取り除きながら繰り返し、奇麗になったら、良く乾燥して用いてください。
 赤ちゃんのオムツかぶれなどに、ウコン粉の軟膏が効果があります。ウコンを栽培している方は、秋に根茎(なるべく黄色の強いもの)を水洗いして、薄く切り、天日で乾燥、粉末にし、白色ワセリン (薬局で購入可)100gに、ウコン粉末3〜5gを加えてよく混ぜ作ります。ただし、用いておかしい時は止めてください。

 銀杏がおいしい季節です。昔は子どもさんには食べさせないといっていました。小さい子が食べると痙攣を起こすことが多かったからです。大人でも30粒以上食べると痙攣する方がいますので、食べ過ぎには注意してください。物事ホドホドに! 
 ノロウイルス(感染性胃腸炎、嘔吐下痢症)が流行しそうです。注意してください。嘔吐・下痢症には五苓散が有効です。


合併60周年を祝う
菊陽町合併60周年記念式典

 3村が合併し「菊陽村」となり、60周年を迎えた菊陽町は、10月18日(日)菊陽町図書館ホールで合併60周年記念式典を行いました。
  昭和30年(1955年)菊池郡津田村、原水村、上益城郡白水村が合併。菊池郡の南部にあり、陽光さんと輝くようにと「菊陽村」と名付けられ、人口12,115人で誕生。昭和44年(1969年)に菊陽町となりました。
 式典では、後藤三雄町長が「着々と基盤整備を進めたことで、優良企業の進出や大型商業施設の立地につながり、また、ニンジンを中心とした農業も隆盛となりました。先人の知恵と志を忘れず、生活都市きくようを創り出すよう決意を新たにしているところであります」と述べました。また、冨永清次元町長を特別功労者、元町議や元民生委員ら72人を自治功労者、障害者団体代表や人権教育者など20人を地域振興功労者として表彰しました。

 

 

 



会員による清掃奉仕活動
(公社)菊陽町シルバー人材センター 

 10月17日(土)全国一斉「シルバーの日」に、菊陽町シルバー人材センターに登録している会員100人と、センター職員のあわせて104人が、町役場を気持ちよく利用してもらおうと、菊陽町役場・菊陽中学校周辺をボランティアで清掃活動を行いました。
 参加者は3班に分かれ、道路に落ちているゴミ・空き缶などを拾ったり、花壇の除草や街路樹の枝を剪定したりと、約1時間、汗を流しました。
 参加した会員は「地域の美しい環境づくりを手伝うことができ、うれしいです。次回もぜひ、参加したいです」と話されていました。

 

 


 

はなちゃん メス (?歳)

 9月20日のワンネスで「迷い犬」として掲載していただいたワンちゃんは、結局、我が家の家族になりました。
 元気になって、ますますかわいくなりました。


編集後記

 朝・晩、冷え込む日が多くなってきました。インフルエンザの予防接種も始まって、体調管理に気を使うこの季節。皆様ご自愛ください(T.U)