ワンネス 767号  2015/07/12発行

海の幸で交流
新山白鈴老人会・沖野親愛会

 6月23日(火)新山白鈴老人会は、沖野親愛会と合同で、天草へ日帰り旅行を行いました。
 初夏の風がさわやかに感じる天草路をひた走り、途中で天草四郎メモリアルホールに寄り、島原の乱のすごさを知り、今の平和な暮らしに感謝しなければと思いました。
 目指す宿に向かうバスの中の話し声が少なくなったと思ったら、そろそろお腹のすく時間になったようです。目的地(藍の岬)の宿に着き、お風呂は後回しにして、待望の食事となりました。新鮮な魚料理を食べながらの焼酎は格別おいしく感じました。そのうち、得意な歌の連続披露で大いに盛り上がり、素晴らしい交流会となり大満足の一日となりました。
写真・文提供 酒井良一会

 

 


みんなで作った七夕飾り
合志杉並台

 合志杉並台のコミュニティーセンターで自治会主催の七夕飾り作りが6月27日(土)行われ、たくさんの住民が集いました。
 5mほどの大きな笹竹が2本準備され、子どもから年配の人まで、色紙で輪つなぎや天の川などの飾りを作ったり、短冊に願い事を書いたりしました。「子どもの頃はこんなふうに作ったね」などと話しながら器用に手先を動かす年配の人の手を見ながら、子どもたちも工夫して色とりどりの飾りを作りました。「宝くじが当たりますように」「足が速くなりますように」などそれぞれの願いごとが揺れる笹は、同センター内に立てられました。お楽しみの紙芝居の後は、茶話会となり大人も子どもも楽しいひと時を過ごしました。
 才藤さんは「気持ちが若返りました。今年も参加できてよかったです」と楽しまれていました。

 

 


全力プレーで頑張りました
西校区レクリエーション大会

 菊陽町西校区体育協会主催の第32回西校区レクリエーション大会 子どもの部ドッヂビーが、6月28日(日)菊陽西小学校体育館で行われました。
 開会式では、昨年優勝した光の森6町内チームの七海さん(小6)とひなたさん(小5)が「私たちは、このドッヂビー大会で最後まで諦めず、一生懸命に戦い合うことを誓います」と元気に選手宣誓し、全12チームが、A・Bの2コートに分かれて試合開始。保護者たちの大きな声援を受けながら、熱戦を繰り広げました。
 優勝は昨年の雪辱を果たし、1年ぶりの栄冠を手にした境の松区子ども会チーム。チームの中心になって活躍した奨健くん(小6)は「調子が良かったので、全力でプレーしました。今年で最後なので、優勝出来て良かったです」と話してくれました。
 優勝は境の松区、2位 東ヶ丘区、3位 光の森7町内でした。

 

 


トマトおいし〜!
親子のふれあい講座

 6月27日(土)菊陽町青少年健全育成町民会議主催の、親子のふれあい講座「収穫体験と食育」が、親子8組17人が参加して開かれました。
 午前9時、菊陽町働く婦人の家に集合した参加者は、中村さん所有の、原水にあるビニールハウスへ移動。中村さんから収穫方法などを教わったあと、ハウス内のミニトマトの収穫を体験しました。
 収穫のあとは、働く婦人の家へ戻り、調理室でピザ作りに挑戦。同町民会議家庭部会の4人と内田さんが用意した、中村さんの作った中玉トマトや、バジルを使ったピザソースを生地に塗り、収穫したばかりのミニトマト、ナス、ピーマンなどをトッピング。また、ミニトマトとチーズを油揚げの中に入れ、こんがり焼いた包み焼きも作ってみんなで試食。おいしく、楽しいふれあい講座となりました。
 お母さんと参加した綾音さん(小1)は、4歳の誕生日プレゼントが、包丁とまな板だったというお料理上手。「野菜の中でトマトが一番好きです!ピザもおいしかった〜!」と満足そうな笑顔でした。

 

 


  (101)  矢原正治

コオニユリ ユリ科

 コオニユリ、オニユリが咲き始めました。コオニユリはオニユリよりも草丈、花など、小振りで、オニユリにはムカゴがつき、コオニユリはムカゴがつかないので見分けることができます。どちらも薬用にしますが、一般に百合(ひゃくごう)は、オニユリの鱗茎を用います。コオニユリの薬用部位は鱗茎(りんけい)で、強壮、消炎、咳止め、利尿、鎮静薬として虚弱体質者の発熱、咳、小便不利に煎服し、また、創傷出血、アカギレに外用しますが、食用にすることが多いです。これはオニユリよりも苦味(にがみ)が少ないからです。
 正月の御節料理等に用いますので、田崎市場には年末に北海道から入荷します。茶碗蒸し等に入れると少し苦味があり美味しいですね。しかし子どもには苦味が苦手なようです。酒が好きな人は苦いものは平気です。ビールは苦いのですが、ビールが飲めるようになると苦い食べ物がおいしく感じます。
 苦いものは、身体を冷やすものが多いですね。夏に苦い飲食物をとると、暑い夏の熱を身体から除く作用があります。夏が旬の野菜の代表格が苦瓜(ゴーヤ)ですね。キュウリ等のウリ科、トマトも苦みがあります。
 スイカ、メロンは甘いですが、身体を冷やします。あまり食べ過ぎるとお腹を冷やし、下痢をしますので、気を付けて下さい。また、スイカには利尿作用があります。子どもさんが寝る前に食べ過ぎると、寝小便をしますので、これも気を付けて下さい。

 少し話が変わって、メロン、ヤマノイモ、キウイフルーツ、パイナップルにはタンパク分解酵素が沢山含まれています。皮膚の弱い人が食べると、咽が痛くなる、口の中がヒリヒリするなどの障害が起きます、気を付けてください。また、デンプン、多糖を分解する酵素は大根に含まれています。唾液もデンプンを分解し、甘い麦芽糖、ブドウ糖になります。噛めば噛むほど甘くなるのは唾液のお陰です。噛むことは脳の働きを良くし、近視の予防にもなるとの報告があります。また胃腸が元気になります。胃腸が強いと夏バテしにくいです。ただし暴飲暴食を繰り返す、また、冷たいものを飲食し続けると、胃腸が弱ります。夏バテ予防には、良く噛み、胃腸を内外から冷やさないように気をつけ、汗をかいて水を身体から出して下さい。
 胃は、水に弱いので、暑くてジメジメするこの季節に弱ります。私たちの身体は水を欲しますが、体内に入った水を出す方向で普通は機能しています。しかし、エアコンの効いた室内で身体を動かさないと、摂取した水が、汗や尿として出る量が減り、体内に水がたまった状態(水滞、水毒)になり、倦怠感を感じます。これを防ぐには、一日一回以上汗をかき、温かいものを食べ、飲んで下さい。梅雨に胃を弱らすと、夏バテ、冬に風邪を引きやすい、身体がだるい等の症状が1年中続きます。
 今が肝心です。胃を弱らせず、普通に保ち、菊陽町の医療費を減らしましょう。



お願いが叶いますように

 菊陽町光の森町民センターキャロッピアに、7月1日(水)美鈴幼稚園から園児たちが飾り付けた、七夕の笹がプレゼントされました。
 園を代表して8人の年少組園児が訪れ、「キャロッピアのみなさんの願いごとがかなうように、どうぞかざってください」と大きな笹飾りを渡しました。服部所長は「子どもたちの飾りで利用者の皆さんが癒されたらありがたいです」と話していました。

 


第66回 菊池郡市民体育祭

 第66回菊池郡市民体育祭が5月10日、24日、6月14日、21日(日)に菊池郡市内の各会場で行われました。
 サッカーは5月24日(日)菊陽杉並木公園スポーツ広場であり、開会式では菊陽町チームの深草恭兵さんの選手宣誓で試合開始。試合は、菊陽町、大津町、合志市A・B、菊池市A・Bの6チームが出場し熱戦を展開し、菊陽町チームは2位でした。また、同公園ふれあい広場ではグラウンドゴルフ競技も行われ、菊陽町チームは男子3位、女子2位でした。
 優勝した軟式野球チームは9月に行われる県大会に出場します。