ワンネス 756号  2015/04/19発行

さくらの春を満喫!
富士フイルム九州さくら祭り

 満開のソメイヨシノに囲まれて「第7回富士フイルム九州感謝Day! さくら祭り」が、3月29日(日)創立10周年を迎えた同社構内で開かれ、5,200人の来場者でにぎわいました。
 晴天に恵まれ、午前9時半の開会と同時に近隣住民や特設駐車場からの送迎バスを利用する家族連れなどが次々と入場。菊陽武蔵剣豪太鼓や菊陽中学校吹奏楽部の演奏や、グランパワーヒノクニショーを楽しんだり、同社社員や地元、三里木商工繁栄会、夢街光の森会の出店でお腹を満たしたり、子どもたちは「くまモンのフアフア」で、汗びっしょりになるまで遊んだりと春を満喫していました。熊本VOLTERSと楽しむフリースロー大会やフォトコンテスト、大型TVなどが当たる大抽選会もあり、イベント盛りだくさんのさくら祭りは、一日中、歓声が途絶えませんでした。
 スケッチ大会に出す作品を描いていた未麗さん(10歳、熊本市)は「情報誌を見てお母さんと来ました。桜の花びらを大きく描いてみました」と咲き誇る桜を写し取って楽しんでいました。

 

 


ボウリングで交流会
菊陽町手をつなぐ心障者の会“つくしんぼ”

 4月5日(日)菊陽町手をつなぐ心障者の会“つくしんぼ”のボウリング大会が、菊陽ボウルで行われ、会員・家族合わせて28人が参加。楽しく交流を深めました。
 4本のノーガターレーンを使ってゲームスタート。毎年2回行われているイベントだけあって、参加者は慣れた様子でプレイし、ストライクやスペアが出ると笑顔でハイタッチを交わしていました。
 ヒカルさん(中3)は「楽しかったです。次はお友だちも誘って来たいです」と笑顔。母親の留美子さんは「初めて参加しました。知り合いの方もいて、楽しめました」と話されました。

 

 


最高の笑顔で演奏!
武蔵ヶ丘中学校吹奏楽部

 武蔵ヶ丘中学校吹奏楽部の第22回定期演奏会が、3月28日(土)菊陽町図書館ホールで開かれ、日頃の練習の成果を笑顔で披露しました。
 卒業生も含め77人の部員は、第1部シンフォニックステージでは、吹奏楽コンクールで3年連続Aパート金賞を受賞している実力を発揮して課題曲などを丁寧に演奏。第2部は、校区内の菊陽西小学校など3小学校の賛助出演。お待ちかねの第3部ポップスステージでは、ディズニー映画の曲やJ-ポップのヒット曲を、歌やダンスも交えながら元気いっぱい演奏。サイリウムや風船などの演出で会場を巻き込んで盛り上げ、卒業生に感謝し、笑顔で演奏会を終えました。
 孫娘の応援に来た石塚さん夫妻は「孫の演奏するトランペットが鳴るところは、盛り上がっていいですね」と笑顔で拍手を送っていました。

 

 


テーマは「つなぐ」
はなあかり

 3月28日(土)菊陽杉並木公園さんさんで、第5回はなあかりが開催され、多くの住民が訪れて幻想的な春の夜を楽しみました。
 地域住民の絆を深め、「子どもたちに自慢できるふるさとにしたい」「菊陽町に住んでよかった」こんな思いをキャンドルなどの「あかり」で表現しようと始まったこのイベント。菊陽町内の保育所や小・中学校、自治体などから約5,000本のペットボトルや、絵、メッセージなどの提供を受けて、30基の灯篭、10台のやぐらと共に公園内に並べられました。
 公園管理センター前のステージでは、和太鼓やケーナ、サックスなどの演奏、フラダンスが披露されて会場の雰囲気を演出。出店のタコヤキやから揚げなどを片手に、「あかり」を眺めながら公園内の桜の木の下で夜桜見物をする人びともありました。

 

 


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駐在記者のつぶやき

 福島県南相馬市には原発事故以後、全国からの関心も高いため、全国紙、地方紙、テレビ局など計8つの支局や通信部が置かれています。その中のひとつ全国紙の駐在記者がこんな日記を書いてくれました。

 私が勤務する南相馬通信部は福島原発の事故に伴い、避難自治体に設けられたわが社唯一の場所です。日々の暮らしも、まさに震災や原発事故の打撃とともにあります。南相馬市民や、近隣の人たちからの報道機関への信頼は高いものがあります。これはひとえに震災直後に情報が錯綜する中、情報を集め発信し続けたからだと信じています。
  ところで、ここで生活する上で直面する原発事故の影響の一つが、街の「夜の早さ」です。避難したまま帰還しない住民も多く、夜中にはお客も少なく働き手も少なくなっています。ほとんどの飲食店は午後9時半ぐらいまでにはラストオーダーになってしまいます。出稿作業が長引くと夕食に困ることが多く、はじめた対策が自炊でした。元々食い道楽でしたから上達は早く、今では肉、魚、野菜、たいていの食材は料理できるようになりました。おかげで、長年悩まされていた尿酸値も、約5年ぶりに標準値に戻りました。また寝静まった夜の街は交通量も少なく、ジョギングに最適で、入社以来右肩上がりだった体重は少し減り、健康を取り戻しつつあります。 
  極めて大きなテーマを抱える土地での仕事ですが、取材先からの魚や野菜の頂き物も多く、食卓にはそれらが並びます。私にとっては充実した生活かもしれません。

 原発事故以来、大きく重たいテーマを抱えながらも、駐在記者たちは日々楽しく奮闘しています。次号は一般マスコミからはあまり伝えられない、除染の情報をお伝えする予定です。

福島県南相馬市 藤原新聞店代表 藤原 広幸



さくらの下でウオーキング

 3月28日(土)菊陽杉並木公園ふれあい広場で、健康ウォークが開催されました。
 参加したのは、きほう苑や菊陽台病院、菊陽学園、「つくしんぼ」などから約80人と応援ボランティアスタッフ。開会式では、やすらぎハウスから参加した2人が「今日一日、皆さん頑張りましょう」と宣誓してウォーキングを開始しました。公園内には6つのチエックポイントがあり、歌やお手玉、グラウンドゴルフ、魚釣りをして通過しました。
 参加した土肥優河くん(菊陽中部小5年)は「いろいろあって面白かった。賞品がいっぱいあって嬉しかったです」と話してくれ、橋本郁夫さんは「初めて参加しました。昭和5年生まれです。健康のために、最後まで歩きました。日差しも暖かくて、とても気持ちよかったです」と笑顔で話されました。

 

 

 



27年度歩こう会スタート!

 春爛漫、桜と菜の花とのコントラストが見事な季節となり、菊陽町歩こう会も新年度のスタートを迎え、4月2日(木)午前9時から菊陽町中央公民館で総会を開催しました。
 今年度の特徴は、新会員が25名もあり平均年齢がすごく若返り、総勢92名となりました。今まで長く歩こう会で活動された方がお辞めになり、少し寂しくなりましたが、新会員の方々が、積極的に会員のみなさんとのコミュニケーションを取り、仲良く人生を豊かにして欲しいと思います。毎回参加されている中村さんは「病気ばかりしてきましたが、毎回楽しみで、病気どころではなくなりました。また、ご一緒に1年間やりましょう」と、明るく語られました。
 総会終了後は、阿蘇かんぽの宿で懇親会を行い、美味しい料理やカラオケ、温泉などを充分に楽しみました。
菊陽町歩こう会会長 久保田昌生

 

 

 

 


  (133)ウエストと腕のストレッチ

※タオルをご準備ください※
   

足を肩幅に広げて立ちます。タオルを持つ手は肩幅で、息を吐きながら写真のようにお尻を右に移動させ上体は左にゆっくり倒していきます。息を吐き終わったら吸いながら、元の姿勢へ戻します。体を横に倒したとき肘が曲がらないように注意しながら左右ゆっくり2回行ってください。

 足を肩幅に広げて立ち、写真奄フようにタオルを後ろ手に持ちます。息を吐きながら右ひじを曲げて左方向へゆっくり引きます。息を吐き終わったら、吸いながら元の姿勢へ戻します。反対も同じ要領で左右2回行ってください。できる方はタオルを持たずに後で手を握って左右に引いてください。
 
≪お知らせ≫ 熊本弁のラジオ体操第一のCDがあります。ご利用を希望される方は、菊陽町体育協会へご連絡ください。



桜・菜の花・豊肥本線

 4月2日(木)南方バス停付近にて。
 満開の桜と菜の花、沿線に植えられた水仙たちも綺麗だったので、思わずパチリ。なんとなく電車も楽しそうに走っているように見えました。(T・U)