ワンネス 744号  2015/01/25発行

大人の仲間入り
菊陽町成人式

 1月11日(日)菊陽町図書館ホールで、平成27年成人式が行われ、町内で350人が大人の仲間入りをしました。
 華やかな晴れ着で集まった新成人は、久しぶりに会う友人と写真を撮ったり、近況を伝え合ったりと笑顔が絶えません。また、中学校時代の恩師を見つけ感謝の言葉を伝えていました。
 式典では、13人の成人式実行委員会メンバーが、進行やアトラクションの運営を担当。新成人代表の連川雅子さんが「苦しい時には助けを求めながら、自分の夢に向かって頑張っていきたい」と成人の主張を述べました。
 新成人の士野一世さん(下原区)は「愛知県で仕事をしています。世界に貢献したいです」と話し、井手口雄磨さん(同)は「結婚しています。家族を養うために仕事を頑張ります」と抱負を語ってくれました。

 

 


カラオケで忘年会
新山区白鈴老人会

 新山白鈴老人会(酒井良一会長)は、2014年の締めくくりとして12月20日(土)居酒屋「あじさい」で楽しい忘年会を行いました。
 普段は公民館を利用して、いろいろなゲームで体を動かしたり、会話を楽しむほかに、旅行をしたりして親睦を図っています。今回は、近所のお店で本格的な設備を使って思いっきりカラオケを楽しみました。トップバッターを務めた森久保峯子さんは「子どもの時からの知り合いばかりで楽しいです」と笑顔でした。
 また、毎年行っている「たかんぽ募金」も、12月で締め切られ、竹を新調してお披露目がありました。

 

 


幸せ多い年でありますように
菊陽町歩こう会

 菊陽町歩こう会(久保田昌生会長)は、今年一年の開運を願い1月8日(木)「熊本市内三社参り(高橋稲荷神社・河尻神宮・加藤神社)と宿場町川尻散策」へ出かけました。
 今年の干支は「未」。羊は群れを成すことから平和や家族の安泰を象徴する縁起のよい動物とされています。勇壮な「下がり馬」で知られ、地元では「若宮さん」と呼ばれる河尻神宮。商売繁盛で名高い高橋稲荷。清正公さんを祀る加藤神社を参拝し、「どうか今年が災害のない穏やかな一年となりますように」と全員で祈願しました。
 お楽しみの昼食は、安政年間創業のうなぎ老舗「七代目若松屋」。大人気のうなぎ御膳を「おいしい!おいしい!」といただいて、53人の参加者は開運を願う初詣でと食事に大満足の一日でした。
写真・文提供 久保田会長

 

 


幸せ多い年でありますように
青葉会

 1月9日(金)青葉台区の青葉会(岩下 弘会長)は、初詣でと長寿祝賀会・誕生会を行いました。
 午前9時、青葉台公民館に集合し三宮神社へ初詣でに出掛け「新しい年が幸せ多い年でありますように」と祈願しました。
 このあと、同11時から区の公民館で長寿祝賀会と誕生会を行い、米寿、傘寿、古希の人と、1、2、3月生まれの人のお祝いをしました。昼食は祝宴となり、餅沢 博さんの祝いの謡の披露や会員によるカラオケもあり、楽しいひと時となりました。
 米寿の祝いを受けた佐藤都満子さんは「いつのまにか88歳になりました。若い時は3人の子育てに苦労しましたが、今は幸せです。これからも、57歳で始め30年続ける趣味の短歌を楽しみながら、健康に注意して長生きします」と話されました。

 

 


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 前回の相談事例を前提に、今回は、相続における遺産の調査について、お話ししましょう。
まず前回の相談事例の確認ですが、相談者のお父様が被相続人であり、その遺産としては、@自宅の土地・建物、A賃貸しているアパート2棟、B銀行預金、Cアパート建築時のローン残、Dサラ金からの借金があります。
 ところで、相続は、被相続人の遺産すなわち資産と負債を含めて相続することですから、相続に際しては、資産と負債の両方を調査することが必要です。
 なぜなら、相続人は、単純承認をすれば被相続人の遺産(資産と負債)をすべて相続します(民法920条)が、負債が資産を上回っている場合は、相続することで不利益を受ける場合があります。その場合は、相続によって得た財産の限度において被相続人の債務や遺贈を弁済することを留保して相続を承認する限定承認(民法922条以下)や、相続放棄を資産のみならず負債も相続しないこともできます。したがって、単純承認、限定承認、相続放棄の判断をするには、遺産の内容(資産と負債)を調査しておくことが必要となるのです。

【資産の調査】 資産には不動産(主として土地・建物)、動産(自動車・貴金属類等)、有価証券(株式・国債等)、現金・預貯金、貸付金、賃料・借地料等がありますが、相談事例では、自宅不動産と賃貸しているアパートおよび賃料、銀行預金が資産となります。
 不動産の調査としては、固定資産税の関係で市町村役場の固定資産税課で不動産に関する台帳で確認後、法務局(いわゆる登記所)で登記事項証明書の交付を受けることができます。賃貸しているアパートについては、賃料債権(借りている人に対する毎月の賃料請求権)が相続財産になりますが、賃貸借契約書により相手方や賃料を確認できます。銀行預金は、通帳により確認できますが、通帳がない場合は銀行に照会して確認できます。その際は、被相続人との関係を示すため、戸籍謄本(照会請求する本人と被相続人との繋がりを示すため、それぞれの戸籍関係書類)の提出を求められることがあります。

【負債の調査】 相談事例では、アパート建築時のローン残とサラ金からの借り入れが負債になります。
 ローン残については、おそらく金融機関からの借り入れですから、借入先金融機関に対して、相続開始時(被相続人の死亡時)の残高照会することにより確認できます。サラ金からの借入金は、請求書や督促状で一応はわかりますが、利息制限法上の制限を超える利息の請求があることが考えられます。そこで、まずは、取引履歴の照会をし、それをもとに利息制限法上の利率に引き直し計算をして借金の残額を確定することになります。これをすることで場合によっては過払い金が発生していることもあり、その場合は資産になります。
 遺産の内容によっては調査の方法も異なりますので、もし分からないときは弁護士や税理士等の専門家に相談した方が良いでしょう。
次回は、相続の仕方である単純承認、限定承認、相続放棄についてのお話です。

衛藤二男法律事務所 282−8251



「いざ」という時、大丈夫?

 12月21日(日)青葉台区(宮茂巳区長)の消火器取り扱い訓練が、同区南公園で行われました。
 菊池広域連合南消防署から3人の隊員が訪れ、消火器の取り扱い方や、消火剤の噴射距離・時間を普段から把握しておくこと、古くなった消火器の危険性などを説明。その後、区民が実際に消火器を使い、ガソリンに点火された炎に向けて、消火訓練を行いました。
 訓練に参加した枝尾和男さんは「我が家では、玄関と台所の2ヵ所に消火器を置いていますが、普段使うことが無いので、だんだん奥にしまってしまいます。この機会に手前の方に出して、使い方もよく読み、いざという時に備えたいと思います」と話されました。

 

 

 


OBも手伝って完成!
元菊陽中部小学校PTA会長 安藤典子

 12月20日(土)菊陽中部小学校(中林義徳校長)で、学校と現PTA執行部およびPTA会長OBが参加して、門松づくりに挑戦しました。
 同小学校では、年に1回、校長・PTA会長OBと学校と、現PTA執行部の交流会があり、学校のために様々な懇談を続けています。思い入れのある小学校を手伝いたいと考えた有志多数が、門松作りを快く引き受けてくれました。当日は13人が参加。元PTA会長の前田孝一さんは、この日のために育てた松を提供。竹や梅、葉牡丹、南天などの材料もOBが用意し、元PTA会長の士野昭典さんの指導で立派な門松一対が出来ました。
 子どもたちも、玄関を飾る立派な門松を見て喜んでいました。