ワンネス 716号  2014/07/06発行

初めての合同開催
三里木商工繁栄会&夢街光の森会ボウリング大会

 三里木商工繁栄会(合志正三会長)と夢街光の森会(竹尾景利会長)が交流を深めようと6月21日(土)初めての合同レクリエーションとして60名が参加し、菊陽ボウルでボウリングを楽しみました。
 各加盟店より豪華賞品が提供され、参加者は上位入賞をめざしてプレー。ストライクやスペアが出るとハイタッチして喜んでいました。せんだいの竹谷京輔さんは「久々のボウリングでした」と話され、かしの季の坂田眞佐子さんは「ガーターも出ましたが、ストライクもスペアもありました。楽しみました」と笑顔でした。優勝した川俣不動産の川俣鐵也さんは「昔取った杵柄で優勝することができました。久しぶりにボウリングで皆さんと楽しみました」と喜ばれていました。

 

 


よりよいPTA活動を
菊陽町PTA連絡協議会

 菊陽町内の全部の小・中学校PTAに呼びかけ、交流を深め、より良い活動につなげようと菊陽町PTA連絡協議会主催の第1回菊陽町PTA研修会(安藤典子実行委員長)が、6月14日(土)菊陽西小学校で行われました。
 赤峰洋次教育長の全体講演に続き、会長・母親部長分科会、広報委員会分科会、学級委員会分科会の3分科会に移動。分科会では、昨年度各学校でPTA会長や広報委員長、学級委員長の経験者が進行し、学校によって違う運営方法を知り、初めて役員を引き受けた方も無理なく出来るよう活動のヒントが得られる取り組みになりました。委員同士の交流も進み「町内の不審者情報を町から発信してもらいたい」など行政への提案も生まれました。
 菊陽西小広報委員の栗ア潤子さんと前田かほりさんは「他校のやり方は聞くチャンスが無く、話を聞いて改善点を見つけることができて良かったです」と話してくれました。

 

 


県大会目指して
菊池郡市民体育祭

 第65回菊池郡市民体育祭が菊池郡市内の各会場で5月11日(日)、25日(日)、6月8日(日)、15日(日)に行われました。
 サッカーは5月25日、菊陽杉並木公園スポーツ広場であり、開会式では菊陽町チームの藤村喜楽さんが「ケガのないよう徹底的に楽しむことを誓います」と選手宣誓。試合は、菊陽町、大津町、合志市A・B、菊池市A・Bの6チームが出場し熱戦を展開し菊陽町チームが優勝しました。
 優勝した菊陽町チームの後藤享一監督は「今年は県でNo.1になるよう頑張ります」と喜ばれていました。
 優勝したサッカー、軟式野球、女子ソフトボール、バドミントン男子と選抜された選手は菊池郡市代表として、9月20日(土)、21日(日)に山鹿市で開催される第69回熊本県民体育祭に出場します。

 

 


ゆりかご開設から7年
武蔵ヶ丘コミュニティセンター

 6月7日(土)武蔵ヶ丘コミュニティセンター主催の子育て支援講座が同センターで開かれ、KKTの元ニュースキャスターの佐藤史依さんが「仕事と子育てと『赤ちゃんポスト』」と題して講演されました。
 2007年に放送され、大きな反響を呼んだドキュメンタリー番組「コウノトリはどこに−赤ちゃんポストと母子の絆」の制作に携わった佐藤さん。慈恵病院の苦渋の末の決断や、佐藤さんはじめ、取材スタッフの心の葛藤、放送後の社会の反響などを穏やかな口調ながら赤裸々に話され「赤ちゃんポストは、子どもの命を守るのが第一目的です。しかし現在は『ポストに入れられた子どもたちを、社会がどう育んでいくか』を考える時期に来ているのではないかと思います。コウノトリのゆりかごが無くなるまで取材を続けていきたいです」と語られました。
 講座を受講した女性(40代)は「以前こちらで行われた慈恵病院の田尻看護士の講演も受講しました。愛着障害や、子どもたちに対する社会のあり方を改めて考えさせられました」と話されました。

 

 


  (96)  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

にんじん焼酎 酔紅に秘められた思いを語る

◆酔紅誕生
 街には街の酒がある。残念ながら、菊陽町には造り酒屋がない。しかし、特産品として酒を作ろう〜とのことで、平成19年度より特産酒開発のプロジェクトがスタートした。菊陽町の特産品「にんじん」をお酒にするというのだ。正直、難しいと思った。なぜならば、酒は本来、原料の中に含まれる糖分を、酵母の力で発酵させてアルコールを作る。にんじんに糖分があるのだろうか?
 にんじんをどのようにしたら、原料として使えるのか?さまざまな課題を解決しなければならない。この課題に、パートナーとして製造という分野で協力してくれたのが、人吉市・深野酒造であった。若手の蔵人が、新しい焼酎の取組に理解を示してくれ、伝統的なカメ仕込みで、手作り麹づくりで作ることになった。問題は、にんじんをどう処理するかである。いろんなことが考案されて、蒸かして、ペースト状に柔らかく砕き、もろみに溶かす方法でやってみた。みごと、菊陽産のにんじんの香味を、上品に引き出すことに成功した。蒸留方法も「常圧」・「減圧」といろいろと試験して、新酒の時の味わい、熟成した味わいを比較して、ようやく、平成21年6月、菊陽特産にんじん焼酎「酔紅」が誕生した。酒名は、一般公募の中から選ばれ、ラベルは「巨人の星」の作者・川崎のぼる先生がデザインしてくださった。
 にんじんを作った農家の思い、麹米を作った農家の思い、新しい物づくりに取り組んだ蔵人の思い、新しい特産品づくりに協力してくれた川崎のぼる先生の思い、最後に新しい特産品を伝える酒屋の思い。これらの「思い」がひとつになって「酔紅」が誕生した。

◆地域の潤うローカル商品「酔紅」
 理想だが、安ければいい、美味ければいい、という価値基準で、商品を買ったり、お客様に伝えたりするだけでよいか?。原料を作る方々も商品が売れることで適正に儲け、製造するメーカーも適正に儲け、販売する町の酒屋も適正に儲ける。町の方が、それを飲んで、また、町のみんなが潤う。地味だが、文化の香りの酒が「酔紅」である。地域が潤う、菊陽でしか味わえない超ローカル商品。

◆晩酌に「酔紅」を・・・
 古来より、わが日本人は、酒に寄せた思い入れが深い。だからこそ、混沌とした時代、疲れた身体を労う夕餉のひとときに、痛んだ心身を癒す家族団らん、友との語らいの宴にローカル焼酎「酔紅」を飲んでもらいたい。
いつも飲んでる「黒○○」もいいけど、たまには「酔紅」を味わってもらいたい。菊陽町で、菊陽の人が飲むから「酔紅」だから美味しい。私たち、町の酒屋はそんな「酔紅」を作っている。

【夏にお奨め 酔紅ロック】
菊陽町内の酒販店で販売  720ml・1143円(税別)


「獅子島」ってどんな島?  菊陽町地域婦人会 三里木支部 井上洋子

 5月25日(日)年1回の婦人会一日旅行は鹿児島最北端の島「獅子島」へ足を延ばしました。
 皆さんこういう名前の島ご存知でしたか?熊本駅よりバスで諸浦港へ。天長フェリーに乗り獅子島片側港へ到着。獅子島で獲れた新鮮な海の幸で昼食。とっても気さくなフェリー会社の社長に島を案内していただき、ある集落は3軒、もう一つの集落には7軒と、島民の人口が少ないのに驚きました。生活の基本は主にみかんの栽培。観光地化していない自然に触れて、子どもの頃を思い出し心底幸せな気分になりました。また、島のあちこちで様々な化石を見ることができ、海岸で童心に返り、貝の化石を見つけ無心で過ごしました。
 今回は素朴な島廻りでしたが素晴らしい想い出をいただき、長島のだんだん市場へ。ここでも、新鮮な魚などを主婦の本領を発揮とばかりに買い求め、帰路に着きました。いっぱい幸せを感じたのは私だけだったでしょうか?毎年のことながら、家でしっかりお留守番をしていただいている家族の皆様、感謝申し上げます。皆様のお蔭で婦人会は幸せです!

 

「月の雫」のライブに感動!
 東ヶ丘 ふれあいサロン 東ヶ丘区長 古川武志

 6月5日(木)東ヶ丘公民館内には美しくも素晴らしい歌声が流れ、狭い館内は感動の拍手に包まれました。  この日は、ふれあいサロンの例会として、主に菊陽町にて活躍中のソプラノデュオ「月の雫」とコーラスグループ「華」を招き、ライブを開催ました。会場には30余名の皆さんが「アベ・マリア」「マイ・ウェイ」などの名曲に耳目を集中しながら、安らぎのひと時を過ごしました。  デュオの歌声に目を閉じながら聴いていた木村広子さんは「素晴らしいとしか言いようがありません。ぜひ来年も聴きたいです」と感嘆と感謝の声。ライブで聴けるなんて、実に贅沢な時間でした。

 

ギャラリー「クロストークL&E」
5の日のティータイム

 毎月5・15・25日に、5の日のティータイムが行われています。
 6月5日(木)のお楽しみタイムでは、「おとながたのしむおはなし会」があり、絵本の読み聞かせや語り、紙芝居などがありました。参加者は「日常の世界から離れ、子どもの頃の純粋な心になりました」と話されました。