ワンネス 712号  2014/06/08発行

1年生と遊ぼう
下原子ども会

 下原子ども会(湊本由起子会長 矢野尚美会長)は5月17日(土)菊陽ボウルで新入生歓迎ボウリング大会を行いました。
 44名が参加し、登校班ごとにグループを作りゲーム開始。1年生や低学年には、上級生がボールの投げ方を教えたり得点表の見方を説明したりしながら、みんな楽しく2ゲームを終えました。
 1年生の森れんとくんは「とってもたのしいです」2年生の森 紗也奈さんは「スペアが取れてうれしいです」と笑顔。6年生の矢野祐里香さんは「登校中にケガをしたり事故にあったりしないよう、1年生のペースに合わせて行くよう気を付けています」と話し、頼れるお姉さんとして低学年の子どもたちに大人気でした。
 ゲーム終了後は公民館に移動し、お弁当を食べて楽しい歓迎会となりました。

 

 


黒田官兵衛ゆかりの地めぐり
菊陽町歩こう会

 5月16日(金)菊陽町歩こう会(久保田昌生会長)は5月例会に、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で話題の大分県中津市へ出掛けました。
 官兵衛が初めて築いた九州中津城は石垣に特徴があり、当時の最高技術である穴太積みの技法が用いられ、熊本城とは違った趣がありました。城下には、福沢諭吉旧宅・記念館や合元寺(通称 赤壁寺)など12ヵ寺があり、地元ガイドさんの詳細な説明に感銘を受けました。また、寺町通りには福沢諭吉名語録から「一家は習慣の学校なり 父母は習慣の教師なり」の看板が青少年健全育成協議会により掲示され、多くの方に呼びかけられていました。
 車中の眺めもよく、サービスエリアで笑顔いっぱいで食べたアイスクリームの味も良い想い出となりました。

写真提供 矢野孝昭さん 文提供 久保田昌生会長

 

 


全力で走った!叫んだ!踊った! 武蔵ヶ丘中学校体育大会

 武蔵ヶ丘中学校(岩下昭彦校長)の第34回体育大会が5月18日(日)同校運動場で行われ、「超越〜過去を越えて伝説へ」をテーマに生徒たちは全力で競技に取り組みました。 
 今年は、白、桃、緑、黄、青、赤の6団に分かれて競技や応援の成績で得点を積み重ねました。開会式後、プログラムは代表女子800mから始まり、午前中最後は昨年から始まった大声合戦。団ごとにシナリオを考え体育大会に向かう気持ちを声に込め、浅田真央選手や本田圭佑選手などスポーツ選手の、最後まであきらめない姿勢を自分たちも見習おうと宣言しました。熱戦の結果、桃団が優勝しました。
 山口美恵さん(3年生保護者)は「娘がリーダーを務めた大声合戦では、心に響く言葉が届きました。また、保育園からのお友達の大きく成長した姿を見ることもできました」と感動していました。


  (88)  ひばりヶ丘区  矢原正治

ウメ  バラ科

  

 梅を今まで書いていなかったのにはビックリしました。庭の梅が大きくなり、ビワが色付き始めました。
 今月は「ウメ」です。ウメは春(1〜2月)に花を楽しみ、梅雨の前に青梅を梅酒、さらにもう少し熟して梅干しにします。万葉の歌の中に烏梅(ウバイ)などとあるのは薬用の梅のことです。ウメの花は歌詠みの関心の的であったようですが、烏梅のように真っ黒のものを歌に詠んだのは面白いので不思議です。烏梅の中国読みの「うめい」から「ウメ(ムメ)」になったといわれています。烏梅、梅干しは昔から、保存食、薬として用いられてきました。疲労回復、健康保持、風邪、整腸などに用います。バラ科の仲間はシアン配糖体(青酸配糖体、amygdalin)を含みます。未熟の時は、果肉にも、種子は完熟しても入っています。遺伝子を守る植物の防御物質です。その青酸配糖体は薬用として鎮咳、去痰作用があります。今熟れているビワの種にも青酸配糖体が入っています。沢山食べると中毒しますので、もし利用する時は、一日1〜2粒にして下さい。
 また、梅酒を作った時は、1ヵ月位は飲まないようにして下さい。青酸配糖体が分解して青酸が出ています。それにより吐き気などをおこすことがありますので、焦らずに浸かるまでゆっくり待って下さい。青酸配糖体が分解すると「杏仁豆腐の香り」がします。バラ科のアンズ、サクランボ等にも含まれますので、未熟果実を沢山食べたり種子を食べるのは避けて下さい。中毒の原因になります。
 近ごろの梅干し(と呼べるでしょうか?)は、ほとんどが味付け梅です。ひどいものになると、中国から塩漬けのウメを輸入し、その塩を水で除き(中の成分も一緒に無くなる)、それに添加物を加え味付けしたものが「味付け梅」「カリカリ梅」などで売られています。添加物の塊のようなものもありますので買うときは、内容説明表示を確認するなどの注意が必要です。
 近くではクワの実が色付いています。美味しいですが、沢山食べますとお腹を壊し下痢するので程々に美味しく食べて下さい。クワの実を食べてお母さんに怒られたことのある方も多いと思います。理由は思い出して下さい。今の子どもさんは食べません。あんな美味しいものを何故食べないのだろうと思いますが、食べさせてもらっていないからか?野生のものは汚いという感覚なのか?自然の中で生かされている人として寂しい気がします。
『冷たいものの飲食で夏バテしないように!』


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某連載マンガの波紋

 今回は、とある連載マンガで鼻血の描写が問題になっている頃書いています。実際地元に住んでいる私たちには複雑な思いがあります。様々な問題に直面しながらも確実に復興に向かって進んでいる私達にとって、すべてを根底からひっくり返される気がした出来事でした。
 本当は、国や東電が言っているのが事実なのか、それともそのマンガが正しいのか、私達の中でも答えは出ていません。しかしここには、人がいて生活があるのです。住んでる人は復興を信じて頑張っています。そして国、団体、企業他、色々な人達から様々な支援も受けています。たとえば常磐高速道も半年前倒しで完成を目指しています。楽天は子ども達への屋内運動施設を提供してくれました。浜通りにあるJヴィレッジ(福島原発事故に伴い閉鎖していた日本サッカー界初のナショナルトレーニングセンター)の早期再開へのプランも示されました。またNPO法人によるボランティア活動支援など、数えたらきりがありません。それらに答えるために地元の人たちも、共に頑張っています。そんなとき青天の霹靂のように出た話題でした。大きなキャンセルが出た宿泊施設もあったようです。この問題は浜通りだけでなく福島県内でも肯定派、反対派と分かれました。ただ私のまわりでは鼻血が出るという人は、たまたま一人もいません。だからと言ってすべてを否定も肯定もしません。早く明るい話題でマスコミを賑わしたいものです。     
福島県南相馬市(有)藤原新聞店 藤原広幸


 花いっぱい笑顔いっぱい 菊陽町地域婦人会三里木支部

 旧国道57号線新山踏み切り前の花壇に、今年も見事な花が咲き揃いました。5月17日(土)私たち地域婦人会三里木支部(布田理恵支部長)は草取りを行いました。
 三里木区の瀬戸貞夫さんの指導で、子ども会や婦人会を中心に花壇の世話をしています。町から提供されたナデシコ、ビオラ、スノーポール、瀬戸さんが提供されたさくら草、千鳥草、ポピーなど色も形も様々な花々は一年中道行く人々の心を和ませているのではないでしょうか。土や肥料の大切さ、根を傷めない優しい植え方、梅雨時や炎天下の水の管理、こまめな草取りと愛情込めて花を育てることの大切さなど多くのことを教えて頂いています。
 これからも美しい故郷、やさしい故郷つくりの一助に皆で協力して美しい花壇作りを続けていきたいと思っています。

写真・文 鬼塚成子


友だちとワイワイフリマ

 青葉台区の藤本雅子さん宅で5月17日(土)〜19日(月)の3日間、フリーマーケットが開かれました。
 今回で2度目のフリーマーケットは手芸品や革製品、春・夏物の衣料品などを8名が出品。一人で100点以上を出品された方もいて、来場者は多くの品物の中から「お気に入りの一品」を見つけようと、楽しそうに品選びをしていました。また、藤本さんお手製のカレー、いなりずし、チョコケーキも販売され、こちらも好評でした。
 藤本さんは「前回、来られた方から『自分も出品してみたい』との声があって、2回目をやってみました。大々的な宣伝はせず、口コミでお友だちが来てくれて嬉しいです。次は11月くらいに開催予定です」と明るく話されました。