ワンネス 705号 2014/04/13発行

菊陽町恒例の
祭りになりました

富士フイルム九州さくら祭り

 3月30日(日)第6回富士フイルム九州 感謝DAY!さくら祭りが菊陽町後援の下、同社で開催され、今年も多くの来場者で賑わいました。
 開会式のあと、祭りは菊陽武蔵剣豪太鼓の迫力ある演奏でスタート。菊陽中部小学校合唱部の合唱や、グランパワー・ヒノクニショー、パンやロールケーキの早食い大会などの楽しいステージが、英太郎さんと菊陽町出身のMEGさんの軽妙な司会で進行され、会場を沸かせました。また、昨年ステージ上でパフォーマンス中に、ふくらはぎ肉離れのアクシデントに見舞われ、リベンジに燃える富士フイルム九州社員の「さくらいろオヤジダンサーズZ」が、体を鍛え直して復活。爆笑と大きな拍手を受けました。
 会場の20の出店では、富士フイルム九州社員、三里木商工繁栄会、夢街光の森会、南阿蘇村地産地消協議会、えほんのくになどの各団体が、太平燕や馬カレー、あか牛の串焼きなど豊富なメニューを提供し、最後に行われた大抽選会では、ギフトカードや、自転車、液晶テレビなどがプレゼントされ、心もおなかも大満足なお祭りでした。

 

 

 


激闘!SUGINAMI CUP!
SUGINAMI CUP ジュニアユースサッカー大会

 第16回 SUGINAMI CUP ジュニアユースサッカー大会が、県下8中学校が参加して3月21日(金)22日(土)菊陽杉並木公園スポーツ広場で開かれました。菊陽町サッカー協会主催。
 21日は4チームが2パートで予選リンク戦を行い、22日に決勝戦と、順位決定戦がトーナメント方式で行われました。平成26年度中体連前の今大会では、各校とも実力を試す良い機会と捉えており監督やコーチからも鋭い声が響く中、選手たちは優勝目指して走りぬきました。菊陽中、武蔵ヶ丘中ともに実力を発揮し、優勝決定戦に進出。両校で決勝戦が行われ、菊陽中が優勝、武蔵ヶ丘中が準優勝を勝ち取り、3位が松橋中という結果となりました。
 菊陽中キャプテン高崎史也くん(新3年)は「誰にでも声をかけてチームの輪を作っています。声を出してチームを盛り上げたいです」、武蔵ヶ丘中キャプテン中村洸陽くん(新3年)は「日頃からあいさつや、物をきれいに並べることを意識して行い、生活面にも気をつけています」と、キャプテンとしてのチーム作りを話してくれました。

 

 


発表会がふれあいの場に
ふれあいの森研修センター

 3月15日(土)菊陽町教育委員会主催の「第1回ふれあいの森研修センター講座発表会」が、同センターで行われ、講座生の日頃の学習の成果が発表されました。センター内のステージではフラダンスや日舞、3B体操、気功、カラオケ教室、着付けファッションショーなどが披露され、大きな拍手や声援が送られました。また展示スペースでは絵手紙やピラティス、シースルークレイフラワー、アートフラワー、子ども英会話、アートアクセサリー、書道、硬筆などの作品展示・活動紹介があり、調理室にもお手軽家庭料理、パンとプチ料理が出品され、来場者の目を惹いていました。
 絵手紙講座講師の板垣アキ子さんは、二人のお孫さんを連れて参加。「来場者の方が自然と足を進められるように考えて、展示レイアウトをしました。この発表会はセンター利用者や地域の方々が、お互いをより良く知るいい機会だと思いますよ」と話されました。

 

 


  (87)  ひばりヶ丘区  矢原正治

ウイキョウ(フェンネル) セリ科

 ソメイヨシノの花も終り、ツツジ、フジが咲き始めました。皆様、花見をされましたか?
 ウイキョウは、エジプト時代から栽培されていたという記録が有る古い植物です。薬用、食用として全ての部位が用いられます。甘い香で、食べると甘い種類も有ります。熊本大学薬学部の薬用植物園にあるウイキョウの葉、種子を噛むと甘いです。一度味わいにおいで下さい。
  食用ではフェンネルといい、種子を主に、スパイス(香辛料)としてそのまま、又は粉末を魚・肉料理のソースの風味添え、臭い消しに、また、ハーブティーに用います。根株が肥大したフローレンスフェンネルなどは、肥大した部分を食用としてサラダ、煮物などに用います。
 薬用としては、種子を芳香性健胃薬として消化促進、お腹のガス抜きに、血行促進、抗炎症、去痰、利尿等を目的に用いられます。飲み方は、一日5〜10gを水400〜500ccに加え、半量位になるまで加熱し、滓を除き、1/3量に分け、一日3回服用します。
 あまり寒いところは適しませんが、菊陽町の庭では簡単に栽培できます。苗を購入して植えてみるのも良いと思います。もし詳しい栽培のことを聞きたい時は、宇土市の恵理ハーブ園に尋ねてみて下さい。
 家の庭は3月に入り、サンシュユ、コブシ、ヤマザクラ、ユキヤナギ、コデマリ、チョウセンレンギョウ、トキワマンサク、ニワトコ、ヤマモモの木の花が咲き、足元の草花ではハナダイコン、シャガ、ハシリドコロ、エンゴサク等々が咲きました。サンショウも芽を出し、木の芽和えに丁度良いぐらいです。春は花で賑やかですが、夏は蚊が一杯いて、外で水やりをするのも大変です。丁度良い季節なので、久しぶりに庭でバーベキューでもしようかなと考えています。
 消費税が8%に上がりましたが、外国では10%、15%、20%等有ります。しかし、普通の食料品には消費税がかからない国も多く、日本もそうなってくれると嬉しいのですが。
 買いだめをした人は、きちんとリストを作って、全部使わないと無駄になりますので、棚貯蓄をしないようにしましょう!!


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浜通りの宿泊施設 3.11〜現在

 3月11日が近づくと浜通りの宿泊施設は、テレビ局のレポーターやスタッフ、またメディア関係の人で満杯になります。そして今年も沢山の人が宿泊していきました。しかし12日になると潮が引いたように、浜通りは静かになります。 
 振り返ると2011年3月11日以降は、復旧需要で浜通りのホテル旅館は客室不足に陥った時期もありましたが、現在は仮設宿舎が沢山建設され、原発関係の作業員の宿泊問題は緩和されて、ほぼ通常通りの営業になっています。しかしまだまだ問題は多くあります。移住制限区域などではいまだに宿泊施設が再開されず、また避難指示解除準備区域や解除区域では廃業する業者も出てきています。そして各旅館やホテルでは食材の一切を地元産品を使用することができなく、イベントや学生の大会などで来るお客様へ浜通りらしさを前面に押し出し自信を持ってお迎えすることはできません。風評被害という壁が立ちはだかっているからです。また後継者不足、労働力不足、材料の高騰、建物の維持修繕費など今後の営業継続に影を落とす問題も出てきています。 
 しかし震災、原発事故の時にも私たちは宿泊する人がいるということで避難もしませんでした。そしてその後もこの地域のために復旧復興の一翼を担ってきたという自負があり、これからもその気持ちを切らさず営業をしていきます。3月11日だけでなく普通に浜通りに観光に来てください。それが風評被害をなくすことになります。浜通りは、意外と普通に観光できます!!

福島県 南相馬ホテル旅館組合 事務局長 志賀公一


  旅は楽し 旅行楽しむ会

 合志杉並台の旅が好きな親睦グループ 旅行楽しむ会(林 知義会長)は、3月17日(月)18日(火)の両日、総勢29名で、佐賀・長崎を訪ねました。
 佐賀県有田町の龍泉寺では珍しいカラオケ説法を聞きました。住職が、吉 幾三の「父子じゃないか」を題材にカラオケを交えて分かりやすく語り掛け、参加者の皆さんの思い出に残る説法だったようでした。
 2日目は戦後、外国からの引揚船が帰港した長崎県佐世保にある浦頭引揚記念館を見学しました。記念館では当時の話を聞いたり、館内の展示品や遺品などを見たりしましたが、現代では想像を絶するような出来事があったのだとの想いでいっぱいになりました。
 今回の旅行は、楽しい面もありましたが歴史の一端を学んだ貴重な旅でした。
文提供 杉本益人さん  写真提供 中村一和さん


  満開の桜の下で

  ぎゃらりー憩(杉本益人代表)主催のお花見が3月27日(木)ふれあいの森公園で開かれ、満開の桜のもと、参加者は楽しいひと時を過ごしました。
 杉本さんの呼びかけに、日頃ぎゃらりー憩に集う20名の皆さんが参加。満開となった桜の下にシートを引き、ひらりと舞い散る桜の花びらをめでながらお弁当を頂きました。持ち寄りのお菓子に野点のコーヒーも出され、川畑延洋さんのハーモニカに合わせて「春が来た」や「めだかの学校」など懐かしい童謡や唱歌を歌って春を謳歌しました。
 参加者の中田ヒロ子さん(菊陽杉並台区)は「仲良しのメンバーで参加して本当に楽しいひと時でした」と笑顔でした。

 

編集後記

 春分の日も過ぎ、4月から菊陽町の夕方5時の定時チャイム「遠き山に日は落ちて」も6時になりました。昼が長くなりましたね。(T.U)