ワンネス 704号 2014/04/06発行

アイ・ラブ・ミュージック!
ワ・輪・和コンサート

 菊陽中部小学校(岩根 浩校長)合唱部の平成25年度活動報告会「第14回ワ・輪・和コンサート」が3月23日(日)菊陽町図書館ホールで開かれ、歌にこめる思いや感謝の気持ちを観客に伝えました。
 第1部は今年度のコンクールや施設慰問のために練習した合唱曲で開会。42名の合唱部員は保護者や友人、合唱部ファンの方々でいっぱいの客席に向かって、たくさんの大会で金賞など輝かしい成績を収めた歌声を響かせました。第2部は歌ったり踊ったりして役になりきって表現した合唱ミュージカル「ビリーの木」。第3部は各学年からメッセージや歌を贈り、感動のうちに終演となり、会場を去る観客のお見送りまで感謝の気持ちを込めて歌いました。
 孫の演奏を聴きに来た須藤セツ子さんは「ダンスもあって楽しかったし、素晴らしい響きで感動しました」と話されました。

 

 


感謝を込めて演奏しました
武蔵ヶ丘中学校 吹奏楽部

 3月22日(土)第21回武蔵ヶ丘中学校(岩下昭彦校長)吹奏楽部定期演奏会が菊陽町図書館ホールで行われ、多くの来場者がありました。
 第1部は2014年度吹奏楽コンクール課題曲のコンサートマーチ「青葉の街で」で明るく元気にスタート。熊本県吹奏楽コンクール 2年連続Aパート金賞受賞の素晴らしい演奏を披露しました。第2部は菊陽西小・武蔵ヶ丘北小音楽部、武蔵ヶ丘小音楽委員会が賛助出演し、会場から大きな拍手が送られました。
 第3部のPOPS STAGEはディズニーメドレーや、サザエさんア・ラ・カ・ル・ト、2013年J-POPのメドレーなどを演奏。サザエさん一家に扮したり、先生から借りたももクロの衣装で踊ったりで、楽しい舞台を演出しました。また、アンコールでは、客席後方からカラフルな風船とともに鼓笛隊が登場するサプライズもあり、部員たちがエンターテイナーとして観客を楽しませ、観客と一体になる、素晴らしい演奏会でした。

 

 


♪祖国の復興を願い熱唱♪
フィリピン災害復興支援チャリティーコンサート

 3月15日(土)16日(日)フィリピン災害復興支援チャリティーコンサートがあさひヶ丘区にあるギャラリー「クロストークL&E」で行われました。
 コンサートでは、佐賀県在住のフィリピン人 ゴスペル歌手 マーク・キハーノさんが、昨年11月の台風で大きな被害を受けた祖国の復興を願い「デイ・スター(明けの明星)」や「オール・オブ・ミー」など10曲を熱唱。16日には会場の方々に、まだまだ復興しない祖国の状況を映像で見ていただき、支援を訴えました。
 チャリティーコンサートとバザーの収益金はマークさんが帰国した際に現地の行政機関に渡されます。

〜マークさんからのメッセージ〜
I would like to thank you for organizing the charity concert for my hometown. It was great concert. I really appreciate the support of the people of Kumamoto.

 また、21日(金)から25日(火)まで復興支援バザーも開催され、家庭雑貨や衣類、手作り品などが並び、たくさんの方が協力されていました。

 

 


  (93)  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

酒とさくらとにほんじん男と女

◆「さくら」はお米の神さま
 さくらが咲く時期になると、なんとなく、気がせくような、うきうきするような気になります。私だけでしょうか。
 毎年のことながら、武蔵塚公園そばの早咲きのさくらの開花を待つ早春。今年は3月10日に数輪のさくらの花が咲きました。このさくらの花が咲いて、10〜14日後に、気象台からソメイヨシノの開花宣言となります。今年は3月20日の開花宣言がありました。見事的中。
 一般的に、さくらの開花から7〜10日ごろに満開を迎えます。この記事が皆様のところに届くころには、さくらの花が散る頃かと思います。
 春にはいろんな花が一斉に咲き始めます。こぶし、梅、桃、さまざまな花が咲きます。さくらは日本人にとって、とても特別な花のように思います。お花見と言えば、さくらの花です。他のお花で、花見をしたということは、聴いたことがありませんね。
 古来より、日本では稲作を中心として社会が形勢されてきました。奈良・平安の貴族の時代にしても、鎌倉以降の武士の時代にしても、稲作は人々の生活の核をなしていたことは言うまでもありません。さくらの「サ」は田の神さま、つまり稲作の神さまを表現する言葉と言われています。「クラ」は神の座、神座=かみくら、の意味があるといわれています。さくらの開花は、お米の神さまがご降臨された証であると、古来の人々は考えたようです。さくらの花が咲いた後から、稲作の農作業が始まります。先ずは、お米の種まきです。種まきをして、40日後に、いよいよ田植えが始まります。
 さくらの開花は農作業のはじまりを意味していました。現在でこそ、農業が機械化されましたが、お米を栽培することは、集落全員が総動員でやる仕事でした。さくらの花の開花は、お米の神さまのご降臨とともに、今年も豊年満作でありますように祈った儀式が花見の宴になったといわれています。
 だから、日本人は、さくらの花に特別な思いを寄せるのかもしれませんね。
 新年度のスタートの時期です。みなさまも今年度のいやさかを祈念して、久しい方々と一献・酌み交わすのもいいものですね。「乾杯」

お花見のお供に
出羽桜・出羽燦燦 純米吟醸(山形県天童市・出羽桜酒造)


  剣道大会頑張りました

 菊陽少年剣道クラブに所属し、第23回熊本女子剣道大会4年生の部でベスト8(敢闘賞)になった歩実さん(小5)と大津地区防犯少年剣道大会1年生の部で優勝した隼也くん(小2)に話を聞きました。

●いつ頃から剣道を始めましたか?
歩実:お兄ちゃんが剣道をしているのを見て楽しそうなので年長から始め、5年になります。
隼也:お父さんが剣道をしているので、お兄ちゃんと一緒に年中から始め3年になります。

●試合での感想は
歩実:最後の試合では7分を超える延長戦になり、残念ながら負けてしまいましたが初めての入賞で嬉しいです。
隼也:全部で4試合しました。1試合目が競ってドキドキしましたが勝ち進み、決勝は面で決めることができました。

●これからの目標は
歩実:メダルを取ること!優勝できるよう頑張ります。女の子の仲間が増えたらいいなと思います。
隼也:練習をがんばって今年の大会も優勝できるよう頑張ります。大きくなったら警察官になれるよう頑張ります。


今年も贈ろう!ベルマーク

 菊陽中部小学校の学童保育すくすくクラブの子どもたちが東日本大震災で被災した学校を支援しようとベルマークを集め、3月17日(月)朝日新聞社を通じてベルマーク教育助成財団へ贈りました。
 2011年の東日本大震災で被災した小学校の様子に胸を痛めた指導員が、ベルマークを集めて贈ることを提案。児童たちはノートについていたものや家庭で集めたマークを持参し収集し、学童保育を卒業した児童やそれ以外の方にも声をかけ、3回目となる今回は9441.6点集まりました。
 収集に協力した山下恵音さん(中学新1年)と清水弥乃さん(新6年)も同席して、学童代表で新4年生の清永こはるさん、松浦由樹さん、山元咲和さんが「震災に遭われた小中学校に送ってください」と、朝日新聞大津販売所の井手上 芳臣さんに託しました。

 

 


  ブルーベリー  ツツジ科・スノキ属

花言葉 :  実りある人生

 ブルーベリーは、落葉性の小果樹で、北アメリカ原産の野生植物から、品種改良されたものです。4月中旬過ぎに「すずらん」によく似た可愛い花を咲かせます。開花期間は3週間程で、他の花と比べると比較的長く咲きます。6月から8月にかけ1果2〜3g程度の果実をつけ、独特の食味をもつことから、世界中で食べられるようになりました。また、樹があまり大きくならず、和洋どちらの庭にも適する樹形で、春には可愛い花が咲き、夏には果実、秋には真っ赤な紅葉と、1年を通じて楽しめます。


編集後記

 春の陽気に誘われ、愛犬とお散歩しています。あちらこちらのお庭に色々なお花が咲き、きれいですね。癒されました。(N.T)