ワンネス 700号  2014/03/09発行

男の子だってひな祭り!
ハローサークル

 菊陽町地域子育て支援センター ハローサークルの「ひな祭りごっこ」が2月26日(水)菊陽町働く婦人の家で行われました。
 当日は33組67名の親子が参加。「ひなまつりに おひなさまを かざるわけ」の紙芝居を見たあとに楽しくひな飾りを作りました。扇型の台紙に青、赤の色紙を折った着物を貼り、顔を描いた丸い紙、髪、烏帽子などを貼り付けて完成。ひな飾りを持って満面の笑顔の我が子を撮影する保護者もまた、満面の笑顔でした。
 「たのしい ひなまつり」をみんなで歌ったあとは、お雛様の顔出しパネルを使っての記念撮影会が行われました。ニコニコ笑顔でパネルから顔を出す子もいれば、パネルを怖がって泣き出す子もいて、笑い声の絶えない、賑やかで楽しい一日でした。
 池田さんは1歳の息子と参加。「男の子でまだ保育園にも入ってないので『ひな祭り』を体験させてあげたくて参加しました。とても楽しかったです」と話されました。

 

 


今年も力作が並ぶ
緑ヶ丘区

 緑ヶ丘区(江平民生区長)の第8回文化祭が、2月22日(土)23日(日)に同区公民館で行われ、今年も区民の力作が展示されました。
 会場には絵手紙やトールペイント、パッチワーク、竹細工、木目込み人形などの素晴らしい作品が展示され、来場者はその出来栄えに感心。細やかな技法が凝らされた押し花画や、葉画の前では「わあ、すごかねえ」「こん人はプロやなかと?」との声も聞かれました。また、ふれあいサロンの皆さんの干支飾りや鍋敷き、子ども会のカラフルな粘土細工や絵も出品され、目を惹いていました。
 文化祭実行委員長の綾部寛司公民館長は「94名から出品があり作品点数も150点を超えています。大津地区からも鑑賞に来られた方もいて、これも区民の皆様の努力の賜物と感謝しております」と話されました。

 

 


日頃の研さんの成果を発表
菊陽町西部町民センター

 平成25年度菊陽町西部町民センター祭が2月23日(日)同センターで行われ、展示やバザー、ステージに講座生の元気な発表が行われました。
 手編みや洋裁&リメイクの展示では「わー!良かね。これ欲しか」との声が聞かれるほど素敵な作品が並び、水彩画や書道、生け花の展示には来場者は感心して眺めていました。食バザーやリサイクルバザーは早々と売り切れが続出しました。
 ステージでは、社交ダンスなどの踊りや児童館の子どもたちのお遊戯、歌謡教室などの発表が続き、プログラム最後の小学生のストリートジャズダンスには声援や手拍子も起こりました。
 昨年5月から習っているフラダンスを披露した姫草さん(小学1年生)は「緊張したけどうまく踊れました」とかわいい衣装で答えてくれました。

 

 


  (86) ひばりヶ丘区  矢原正治

温州みかん ミカン科

   

 私たちが普通に食べているミカンは「温州みかん」と言われています。温州の名前は、中国の温州から来ているとのこと。ただ温州みかんは日本原産で、鹿児島県出水の長島で1500年代に生産されていたと考えられています。
 その温州ミカンの皮を陳皮(ちんぴ)と言い、味は辛苦、性質は温性です。陳皮は漢方薬で、胃腸機能を調え、気を調和する、湿を除き去痰する等を目的として、胸腹部の膨満感、食欲不振、嘔吐等の改善に、平胃散、補中益気湯、抑肝散など40処方以上に配合されています。民間薬では、浴剤、健胃薬としてお茶に用いています。皮膚の弱い人は浴剤として用いるとき、多すぎると刺激が有りますので気を付けて下さい。ミカン風呂は出てからポカポカして湯冷めしにくいですね。
 陳皮の「陳」は古いという意味で、新しいものよりも1年位経過したものが漢方薬に使用するには良いと言われていますが、昨今は香りの良い新しいのが入ってきます。新しいものは芳香性健胃効果が良いのでしょうが、ただ胃の弱った方には少し刺激が強いかもしれません。古いのと新しいのでは効果はどう違うのか余りはっきり判っていません。
 また、皮は温性ですが、食べる果肉は涼性です。胃腸の弱い人・冷え性の方がミカンを食べ過ぎますと冷えが増し、また胃腸の調子も悪くなります。食べすぎには気を付けて下さい。白い繊維の部分の性質は平(温めも冷やしもしない)と言われています。袋・白い所は繊維が多いので、便通などに良いのではと思います。ミカンを食べ過ぎますと手などが黄色くなることが有ります。ミカンの色素成分によるものです。食べるのを減らすとそのうち元に戻ります。ミカン類の皮を、お茶、浴湯などに用いるときは無農薬のミカンの皮を利用して下さい。普通のミカンは結構農薬を使っているものがあります。
 薬とミカン類との注意が知られています。グレープフルーツ、晩白柚など、大型のミカンはカルシウム拮抗作用を持つ高血圧、狭心症などの薬の効果が強くなりすぎ、薬剤師の方に良く相談し食事などに気を付けて下さい。
 私も何ヵ所かの病院にかかり、薬をもらうようになりました。いつもお薬手帳を忘れています。保険証をIC化して、薬局で薬のデータが共用できるようになれば、保健医療費の削減、患者の金の無駄遣いの軽減、さらに残った薬での自殺行為の撲滅に大いに貢献できるのではと思いました。


  (13) 雪の被害と効能?

 浜通り地方にも記録的な大雪が降りました。ちなみに2月9日と16日は新聞配達が出来ませんでした。9日はアルバイトの9割が家から出られず、新聞到着も4時間遅れ、かつ店の車両等が動けず欠配。16日は販売店まで新聞が届きませんでした。ここは東北ではありますが、中通りや会津地方と違い雪は少なく雪害にはまったく弱い地域なのです。
 私が住んでいる浜通りの相双地区は、年に1度か2度ほど20〜30cmの雪は降るのですが、その程度の雪ならば除雪はできるのです。しかし今回は50〜60cmで、この地域の除雪能力をはるかに超えていました。今回の大雪で3年前のいやな記憶がよみがえりました。そう、また陸の孤島になってしまったのです。県庁所在地の福島市へ行く道路がすべて雪で寸断され、物流が滞ることになったのです。3年前のあの時と同じように…。しかし今回は自然のせいなのでしょうがないですけど。ただ、仙台方面が通行止めにならず、ある程度の物の流れは確保されました。ニュースを見ると当地域よりも大変な地域がたくさんあり、当事者の気持ちがよくわかる感じがしました。今回の雪害の共通点はすべて道路にあると思いました。やはり不安のない生活には、道路の環境整備が必要だと感じます。陸の孤島に住むものにとっては!  
 しかし大雪が降って南相馬市の環境放射線測定値が、0.013μsvから0.009μsvに下がりました。雪で放射線が遮られるためです。自然の力は偉大です。放射線をとるか大雪をとるか…、悩ましいです。成るがままにしかなりませんけどね!

福島県南相馬市(有)藤原新聞店  代表 藤原広幸


活動内容を発表しました
ボランティア大会

 菊陽町ボランティア連絡協議会(加藤眞佐男会長)主催の平成25年度ボランティア大会が2月23日(日)菊陽町老人福祉センターで行われました。
 菊陽町後藤三雄町長や加藤会長のあいさつのあと、菊陽虹の会は太鼓の演奏をしたり、菊陽すぎなみ防災ボランティアは少量の水でご飯が炊ける非常食の作り方の講習や由友会は日舞を披露など、ボランティア連絡協議会に登録するグループが活動内容の発表を行いました。また、今年11月に開催される第8回火の国ボランティアフェスティバルINきくちの説明もありました。昼食時には、おもてなし交流としてだご汁も振る舞われ、美味しく頂きました。
 参加した安松由野さんは「うぐいすの会の活動をしています。参加して他の方々の活動を知ることができました。皆さん元気はつらつと活動をされ、頑張っている姿が伝わってきました。参加して良かったです」と話されました。
 最後にお楽しみ抽選会もあり、楽しい大会となりました。

 

 


  マンサク マンサク科

 語源は明らかではありませんが、早春に咲くことから「まず咲く」「まんずさく」が、東北地方で訛ったものともいわれています。花言葉は「霊感」「直感」「ひらめき」「神秘」。

撮影場所 塚田さん宅