ワンネス 690号  2013/12/29発行

自慢の芸を披露
老連芸能大会

 菊陽町老人クラブ連合会(今村哲郎会長)の第20回老連芸能大会が、12月6日(金)菊陽町老人福祉センターで行われました。
 ステージでは、各地区の老人会の皆さんが「忠治流れ旅」や「居酒屋しぐれ」などの歌や「九州まつりうた」などの踊り、ハーモニカ演奏、フォークダンスなど、日頃の練習の成果を披露しました。
 磯田英子さん(下津久礼区)は「公民館で数回練習して『はるみのさくら祝い節』を踊りました。大勢の方の前で踊るのは初めてで、終わったらホッとしました」と話され、「男の意地」を歌った中村克洋さん(上津久礼区)は「ドキドキして少し間違ってしまいましたが、前日の練習より本番の方が良かったです」と話されました。

 

 


チームワークで頑張りました
西校区グラウンドゴルフ大会

 菊陽西校区体育協会(岸田年弘会長)のグラウンドゴルフ大会が12月1日(日)菊陽西小学校運動場で行われ、西校区11区から約120名が参加しました。
 大会は12ホールを3回まわる団体戦で行われ、チームの合計打数で勝敗が決まります。各チームとも運動場の微妙なでこぼこに苦戦しながらもホールインワンを出したり「あー、もうちょっと右」「力が強すぎた!」などの声も聞かれ、大会を楽しんでいました。
 優勝した三里木チームの今村至誠体育部長は「皆さんの日頃の練習と、チームワークの賜物で2連覇できました。嬉しいです」と喜ばれていました。
<結果>
優勝  三里木
2位  北新山  3位  三里木北

 

 


いっぱい習って遊んで
東ヶ丘子ども会

 東ヶ丘区子ども会(堀之内 緑会長)は同区熟年会(下田久子会長)と恒例の交流会を12月7日(土)に同区公民館で行い、楽しいひと時を過ごしました。
 参加者一人一人にあや取りひもが渡され、一人で次々と形を作って遊ぶ子やおばあちゃんと取り合って遊んだり、手品をして見せる子どももいました。熟年会メンバーには「あらー忘れてしまった」と子どもたちに教えてもらうひとコマもありました。次におやつの「パフェ作り」が始まり、コーヒーゼリーやプリンにチョコ菓子やクッキーなどを色とりどりに飾って、おいしく頂きました。会の最初に写した集合写真がプリントされ写真立てに入り、熟年会の皆さんにプレゼントされました。
 堀之内るなさん(菊陽西小4年)は「昔の遊びやおやつの話を聞いてびっくりしました。また来年もよろしくお願いします」と子ども会を代表してお礼の言葉を話しました。

 

 


サポーターは支える杖
菊陽中学校1年生

 12月13日(金)菊陽町介護保険課主催の「認知症サポーター養成講座」が、菊陽中学校(宮川伊十校長)多目的室で、同校1年生を対象に行われました。
 介護保険課の職員をはじめ、菊陽町内の介護施設や病院から生活相談員、ケアマネージャーの方々が「認知症とは何か? 認知症の方と、どう接すればよいか?」をDVDやスライドを使って解りやすく生徒たちに説明。また、先生方の熱演する寸劇を交えたクイズでは、時折り笑い声を上げながらも「自分だったらどうするか?」を真剣に考える生徒たちの表情が印象的でした。
 2時間の講座を終えて、1組の上田颯太くんは「もし、うちの祖父母が認知症になっても、今日の講座を活かして、やさしく接して支えてあげたいと思います」と話してくれました。

 

 


  (16)  潟Gフ・アンド・ビー グリーンセンター

寄せ植えの作り方、お花を選ぶポイント

 寄せ植えを作るのは難しい…。確かに色々な形の寄せ植えがありますので難しいと感じる方が多いですね。
 まず、作る前に考える事は作った鉢をどこに置くのか、大きさ、花の色などをイメージして下さい。ここでは日当りの良い所と半日日陰、の場合で寒さに強い花を使った寄せ植えをご紹介します。

 

●日当たりの良い場所で管理
 日当りの良い所ではこの時期に出回っている花苗は、ほぼ使えます。まず、鉢に底ボラ石を入れ培養土を半分位入れます。そして選んだ花苗をレイアウトしてみます。次に肥料(マグアンプk)を入れ、ポリポットを外した花苗を植えていき隙間に土を入れて苗の根元をしっかり押さえ水をかけたら出来上がりです。
 寒い時期に植える時は、苗の根はしっかり巻いていない時は崩さずそのまま植えた方が根付きが早いです。
  そして、できれば昼間暖かい時間に行いましょう。どうしても夕方になってしまった場合は水は与えず翌日にしましょう。

 

●半日日陰の所に置く場合
 日照時間が短く、寒くても管理しやすい花をご紹介します。ビオラ、ノースポール、葉ボタン、ガーデンシクラメン、クリスマスローズ。ただし、どうしても開花が鈍い場合は、しばらく日当りの良い場所へ移動させて下さい。

 

 

●「形はシンプルに一種類だけ」&「高さを付ける」植え方
 パンジーのみを植える時には少しずつ間隔を空け、植えます。高さを付けたい場合は、主になる植物(例えばゴールドクレストやエリカ、ストック等)背の高い植物を決め、次に低い花、そして低い花を入れ、最後に間に高さの上がらない花を選び植えます。そうするとバランスのとれた立体感のある寄せ植えができます。
 最後に冬の水やりは日中のみ行い、必ず土が乾いているのを確認してから与えましょう!!


癒しの歌声を楽しむ
春待月コンサート

 三里木区の谷口美智子さんが企画した「春待月コンサート」が12月1日(日)お菓子の香梅 ドゥ・アート・スペース光の森で開かれ、満席の観客がフォークデュオ Waltz(ワルツ)の演奏を楽しみました。
 フォークデュオ Waltzは、熊本在住のヴォーカルのサチコさんとシンセサイザー演奏のテツさんの2人のグループで、2006年に結成し、県内外で演奏活動を行っています。「ダニーボーイ」などのスタンダードナンバーから「この広い野原いっぱい」などのフォークソング、オリジナル曲など15曲をサチコさんの美しい歌声で演奏し、最後に東日本大震災応援ソング「花は咲く」を全員で合唱しました。休憩タイムには香梅のお菓子とお茶が提供され、参加者はおしゃべりをしたり谷口さんが指導する絵手紙教室の皆さんの作品を鑑賞したりして、ゆったりとしたひと時を過ごしていました。
 衛藤葉子さん(新成区)は「友人に誘われてきましたが、やわらかい透明感のある歌声に癒されました」と笑顔でした。

 

 


わが町を守ろう
青葉台区

 菊陽西小校区青少年健全育成協議会(嵯峨根千歳会長)では、今年環境パトロールメンバーを刷新して小学生の下校時に校区内をパトロールしたり、交差点に立って安全を見守る活動を始めました。準備のできた区から活動を開始し、お揃いのジャンパーや腕章をつけて子どもたちに声をかけています。
 12月3日(火)は菊陽西小西側の新山交差点に新山区や北新山区のメンバーが立ち、次々と下校する子どもたちを見守りました。
 新山区老人会で協力する酒井良一さんは「この地区には見守る人がいるんだと知ってもらうと防犯効果が上がり、子どもたちの安全も守られると思います」と話してくれました。

 

 


万が一に備えて

 12月8日(日)青葉台区自衛消防団(今村勇二団長)では同区南公園で消火器取り扱い訓練を行い、多数の区民が参加しました。
 指導には、菊池広域連合南消防署より署員3名が訪れ、消火器の取り扱い方を説明。「初期消火のための消火器です。自分の背丈を越える炎の場合は人命優先です。避難してください。室内で消火器を使用する場合はいつでも避難できるようドアを背にして、ほうきで掃くように消火してください」と話され、このあと、実際に消火器を使った訓練が行われました。
 緒方洋子さんは「実際の火事のとき落ち着いて消火できるか心配です。体験して良かったです」と話されました。

 

 


2013年の締めくくり
熊本東スポーツ少年団

 菊陽町少林寺拳法協会主催の演武大会が12月14日(土)菊陽町民体育館で行われ、熊本東スポーツ少年団や熊本菊陽道院拳友会からも、たくさんの子どもたちが参加しました。
 熊本県少林寺拳法連盟理事長の山本重光さんが「少し寒いですが『半ばは自己の幸せを、半ばは他人(ひと)の幸せを』の気持ちを忘れず、元気にやりましょう」とあいさつし、各グループごとに体をほぐしたあと、日頃の練習の成果を元気良く披露しました。
 小野 晃くん(武蔵ヶ丘小4年)は「今年の7月から少林寺拳法を始めました。今度の昇級試験で緑帯が取りたいです」と話してくれました。
 演武披露終了後は、友だちや先生方の似顔絵を描いたり、文具などがもらえるジャンケン大会も行われ、みんな笑顔で演武大会を締めくくりました。