ワンネス 686号  2013/12/01発行

にぎやかに開催
菊陽町文化祭

 菊陽町文化協会(板垣ふき子会長)が主催する第37回菊陽町文化祭が菊陽町図書館ホールとホワイエで行われました。
 11月3日(日)は日舞や吟詠、大正琴、バレエなどが日ごろの練習の成果を発表。4日(月)は歌謡部発表会があり、134組が自慢ののどを披露し、会場から大きな拍手が送られました。
 ホワイエでは3日〜4日に展示があり、習字や写真、水墨画、生け花が飾られ、来場者はその出来栄えに感心。茶道のお点前では、心癒すひとときとなっていました。 
 「ふるさと抄」を歌った菊田鈴子さん(新町区)は「妹から買ってもらったドレスを着て、気持ち良く歌いました」と話されました。また、会場内で行った募金が44,685円集まり、8日(金)菊陽町社会福祉協議会へ寄付されました。

 

 

 さまざまな発表、展示が行われた2日間でした。
おつかれさまでした。(谷川)


菊陽西小の
創立30周年を祝う

菊陽西小学校

 11月2日(土)菊陽西小学校(矢野栄子校長)の創立30周年を祝う式典が同校体育館で行われました。
 昭和59年の4月に、菊陽中部小、菊陽北小、武蔵ヶ丘小から分かれ、児童数446名で開校した菊陽西小学校は現在786名の児童が在籍し、校舎の増築も終え、活気あふれる学校となりました。
 記念式典には、5・6年生や後藤三雄菊陽町町長をはじめ歴代校長・PTA会長、地域区長、民生児童委員、保護者などが参加しました。6年生は「西小30年のあゆみ」として、懐かしい写真や整備されていく校舎の様子を説明し、「素晴らしい伝統があり、感謝の気持ちで残していきたい」と力強く発表しました。
 また、子どもが自分で自分の弁当を作る「弁当の日」を実践された滝宮小学校元校長の竹下和男さんと愛宕小学校教諭の稲盛義宏さんによる講演もあり、自分で料理する楽しさを子どもに伝えようと話されました。

 

 

 

 講演会では、弁当を通じて成長する子どもたちの話が聞けて、とても良かったです。ある女子大生の食事を撮った写真は驚きで、これではいけないと思いました。今からでも我が子に料理を教えようと思いました。(岩田)


おいもがとれたよ
ハローサークル

 菊陽町子育て支援センターハローサークルのお芋ほりが11月1日(金)白鈴園近くの畑であり、10組の親子が土だらけになって楽しみました。
 最初にお部屋で先生から「おいもほり」の絵本を読んでもらい畑に移動。地上の葉や茎は先生が取り除いてあり、早速かわいい手やスコップで土を掘り始めました。「あったー!」「大きい!」と歓声が上がり、土をいじるのが楽しくて、大きいおイモも小さいおイモもママと一緒にたくさん収穫しました。
 1歳のはるちかくんと参加した谷口麻衣さん(新山区)は「汚れてもいいようにバッチリ用意してきたのに、はるちかには土の掘り方が分からなかったみたい。私が掘りました」と笑顔で話してくれました。

 

 

 1歳、2歳の子どもたちが中心で、まだお芋ほりのおもしろさが解らないかも…と思いました。(岩田)


マラソン日和の1日でした
菊陽町にんじんの里マラソン

 菊陽町体育協会(瀬上昌夫会長)主催の第27回菊陽町にんじんの里マラソン大会が、11月3日(日)菊陽杉並木公園で開催され、約650名が参加しました。
 当日は時おり小雨が降り、肌寒さを感じる一日でしたが、ランナーにとっては好コンディション。大田黒晴斗くん(菊陽中学校2年)の選手宣誓のあと、2・5・10kmのコース順にスタートしました。
 杉並木公園内を2周する2kmのコースで後続を大きく引き離し優勝した横山凛人くん(武蔵ヶ丘小6年)は「結構、余裕はありました。中学校に入ったら陸上部で頑張りたいと思います」と話してくれました。
 大会終了後は参加者全員に菊陽町特産のにんじんや、タオルなどの入った参加賞と、さんふれあの入浴券が配られ、参加者の労をねぎらいました。

 

 

 少雨の影響で参加賞のにんじんが、例年の3本から2本へ…。今年は運営の方々も思わぬ苦労をされたようです。(宇都宮)


いい汗流しました!
合志杉並台スポーツ大会

 11月3日(日)合志杉並台(内川祐輔自治会長)スポーツ大会が杉並台コミュニティセンターで行われ、区民が心地よい汗を流しました。
 同センター広場ではペタンクが行われ、8チームが参加しました。目標球に向かって金属製の球を慎重に狙って投げ、高得点には拍手が起こっていました。結果、Aブロックは2町内A、Bブロックは2町内Cが優勝しました。同センター内ではビーチボールバレーが行われ9チームが参加。子どもブロックもあり、負けて悔し泣きする子どももいるほど盛り上がりました。結果、Aブロックは3町内、Bブロックは1町内、子どもブロックはAチームが優勝しました。
 子どもブロック優勝Aチームキャプテンの中山成貴くん(南ヶ丘小6年)は「声掛けが大事でした。優勝できてうれしいです!」と笑顔でした。

 

 

 ペタンクという競技を初めて見ました。得点の付け方も独特で、ルールを理解するのにしばらくかかりました。ビーチボールバレーには、声援が飛び盛り上がり、もちろん競技後の懇親会も盛り上がったそうです。(岩田)


  (89)  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

樽に足らない雑話

◆ボジョレーヌーボーの樽酒でサンテ

 先日、光の森のとある和食のお店で、ボジョレーヌーボーの樽詰めワインを飲む会を開催しました。11月第3週の木曜日がボジョレーヌーボーの解禁日ということで、20名の方が集まりました。お客様が見守る中、樽に呑み口を取り付けます。蝋で覆われた箇所を剥いで、コルクをソムリエナイフで抜き、呑み口を取り付け、隙間から漏れないように、トンカチで「トントン」と叩き、上部の空気穴のコルク栓を抜き取りました。輝く綺麗なルージュの雫が、ワイングラスにほとばしった瞬間、「お〜っ」という感嘆の声がみなさんから出ました。
 お味の方は「ブラボー」。
 2013年のボジョレーヌーボーの味わいは、酸味が少なく、飲みやすい。特にグビグビ飲めるワインに仕上がっていますね。今年は例年のようにマスコミにあまり騒がれていませんので、質のわりに、価格が手頃です。本来円安になっていますので、価格が高くなる傾向にあるのですが、騒がれていない分、お財布に優しい価格となっています。
 普通は瓶詰めのワインを楽しむと思います。この時に飲んだワインは樽詰め。瓶にはない、なんともいえない木樽の香りをまとって、甘みを感じさせる滑らかな味わいがあります。はっきり言って瓶詰めとは一味違いました。
 1時間少々で15リットルの樽は空に。ひとり4合をペロリと飲んだことになりました。

◆足るに樽のか、樽酒・・・

 酒は液体であるために、どんなに美味しいお酒ができたとしても、漏れてしまったら、どうしようもありません。お酒を入れる容器として、陶器、木樽、瓶、缶、紙パック、ポリ容器と時代と共に変化していきます。
 高級なお酒、ワインや焼酎、日本酒を含めて、瓶詰めが今でも多いです。ワインにおいては、発酵後、樽詰めして熟成をさせます。
 ワインは1650〜1700年に瓶流通が主流になっています。江戸時代、日本酒は瓶ではなく、樽で流通していました。江戸に入る灘酒の記録では、1年間に、なんと4斗樽(72リットル)が百万本送り込まれていたそうです。
 瓶詰めではない、ヒノキの香味がほんのりとついた日本酒、なんとも言えませんね。樽酒を飲みながら、ふと、考えたことを書きました。Sante!(サンテ!)
※サンテとは仏語で「乾杯」の意味です。


海上自衛隊鹿屋資料館 ・バラ園見学旅行
杉並台倶楽部(菊陽町)

 10月31日(木)12名の有志で朝8時30分に菊陽町杉並台区を出発、城山展望所に到着し、もやに煙る雄大な桜島を望みました。「テレビで見るより迫力がある」との感想も聞かれました。
 次に水族館へ移動。仕切った自然の海で子どもに戻って様々なイルカの芸を見ました。水族館を出て、フェリーで桜島へ渡り、烏島埋没地〜長淵 剛メモリアル公園〜林 文子文学碑〜有村展望台へと移動し、ここから昭和火口を見上げましたが、黒い噴煙は上がらず鳴動だけが聞こえました。宿泊地の垂水市のホテルに到着し温泉を堪能。懇親会は大いに賑わい、2次会は各部屋で女性はゲームに興じ、男性は本場の焼酎を堪能しました。
 2日目は「軍艦マーチ」を作曲した当市出身の瀬戸口藤吉の歌碑を見て、戦時中の特攻隊基地でもある鹿屋の海上自衛隊資料館へ。入り口正面の平山郁夫の絵画をもとにしたステンドグラスが一同を迎えてくれました。自衛隊OBの案内で見学。旧海軍から今の海上自衛隊に至る沢山の素晴らしい資料が所狭しと展示されていました。
 資料館前の物産館で海軍カレーを食べ、鹿屋バラ園を見学後に帰路につきました。工藤睦枝さんは「素晴らしい体験ができ、良かったです」と話されていました。      
文章・写真提供 川畑延洋会長

 


ダンスサークル 求美人 (キュービット)

 菊陽町武蔵ヶ丘コミュニティセンターの楽しいポップダンス講座で学ぶダンスサークルです。毎週月曜日午前10時半からの講座のほか、合志市総合センターヴィーブルで毎週火曜日午後5時からも集まって楽しく練習しています。普段動かさない筋肉を動かすのでよい運動になり、きれいな衣装を着けてステージで踊る楽しみもあります。ダンスが好きな方、一緒に踊りませんか?毎週月曜日午前9時半からの初心者コースがあり、基本のステップが学べるので安心してご参加下さい。

 

 



ボランティア活動に感謝

 11月2日(土)第3回合志市ボランティア表彰式が同市総合センターヴィーブルで行われ、杉並台子供見守り隊など12個人8団体が表彰されました。
 「協働のまちづくり」を目指す合志市は、ボランティアを通じて社会に貢献する個人や団体をねぎらい、さらなる活躍を期待し市民に活動の輪が広がることを願ってボランティア表彰制度を制定しています。今回受賞した、杉並台子供見守り隊(佐澤国則代表)は平成18年に有志で結成され、1日も欠かさず登校時に合志南口交差点に立って事故防止に努めています。
 代表の佐澤さんは「結成7年になり受賞したことで市や杉並台団地の皆さんから喜んでいただいていることを実感しました。高齢者ばかりですので体調に十分注意し無理せず活動を続けていきます」と話されました。

 

 

 


 

 名前 チコ  オス 16歳

 かわいい、かわいいチコちゃんです。
 いつまでも元気で長生きしてネ!

 今村一弘さん 三里木区