ワンネス 684号  2013/11/17発行

文化の秋を満喫

武蔵ヶ丘中学校

 10月26日(土)武蔵ヶ丘中学校(岩下昭彦校長)で学習成果発表会が行われ、生徒たちが日頃の学習の成果を発表し充実した1日となりました。
 18日(金)には合唱コンクールが行われ、1年7組と2年6組と3年2組が金賞を獲得。26日の発表会当日にも美しい歌声を響かせました。
 「絆〜見て、学び、助け合う」をテーマに、ステージでは、この日に向けて練習してきた英語暗唱や2年生の職場体験の発表、吹奏楽部の演奏、各学年の劇などが続き、素晴らしい出来栄えにたくさんの拍手が送られました。展示では、体育館に貼り出された点描画やこれから行く修学旅行のしおり作り、進路について考えた壁新聞、美術部作品、給食委員会の残さい調べなど力作が並び、生徒や保護者、地域の方々が興味深く見ていました。

 

 生徒数が増え、以前は学習成果発表会当日に行われていた合唱コンクールは1週間前に行われるようになりました。どの発表も真剣に練習した成果が表われていて、まじめに取り組むことの素晴らしさを感じた1日でした。(岩田)

菊陽中学校

 10月18日(金)菊陽中学校(宮川伊十校長)の平成25年度文化発表会が同校体育館で行われました。
“Give each color 〜届けよう457色の「声一杯」〜”をテーマに、ステージ上では合唱コンクールが行われ、1年生は「心の中にきらめいて」2年生は「この星に生まれて」3年生は「大地讃頌」の課題曲と、各クラスごとに自由曲を発表。2学期からの練習の成果を披露し、会場から大きな拍手が送られました。結果、金賞に1年2組、2年4組、3年3組が選ばれました。 
 午後からは、吹奏楽部の演奏、各学年の英語暗唱が行われました。また、体育館内には各委員会やサークル、ふれあい学級の作品展示や販売も行われ、来場者の目を引いていました。

 

 初めての菊陽中の文化発表会の取材でした。「合唱コンクールが主体の発表会って珍しいなあ」と思っていましたが、各クラスのレベルのたぁさに納得。聴き応えがありました。(宇都宮)

菊陽町武蔵ヶ丘コミュニティセンター

 10月20日(日)武蔵ヶ丘コミュニティセンターで第19回センター祭が開催され、21講座のステージ発表と19講座の作品展示やバザーを見ようとたくさんの人が訪れました。
 ステージでは、空手や太極拳、少林寺拳法などの武道やダンス、日本舞踊などの踊りやカラオケ、大正琴、吹奏楽などの演奏とバラエティにとんだ講座発表が続きました。子どもたちが、一生懸命練習した成果を発表すると、ひときわ大きな拍手が送られました。展示室では、書道や絵画、写真、絵手紙などの力作が並び、屋外でも食品バザーやエコクラフト作品バザー、ロボコン大会などが開かれ、1日中楽しむ来場者の姿が見られました。

 

 このセンターはとても利用率が高く、たくさんの講座があります。その講座が全て発表するので、それはにぎやか!です。1日中人出の途絶えることがありませんでした。(岩田)

菊陽町働く婦人の家

 10月26日(土)27日(日)第24回菊陽町働く婦人の家講座発表会が、同実行委員会(城 教子会長)主催で開かれ、多くの来場者がありました。
 27日のステージ発表は、子どもダンスや民舞、南京玉すだれ、社交ダンスなどがステージ上で披露され、大きな拍手を受けました。展示の部では切り絵講座、トールペイントの体験や、パッチワーク、絵手紙など、多くの展示物が来場者の目を引き、来場者から「きれいに仕上げて、細かい仕事やねえ」などの声が聞かれました。茶道の講座体験で「お点前」をいただいた嶋田めぐみさん(菊陽中部小1年)は「初めてで緊張しました。ちょっと苦かったけど、全部飲みました」と話してくれました。

 

 今年は各講座の紹介掲示板が入り口付近に設けられて、とても見やすかったです。実行委員の方々が「より良くしよう」と頑張っていらっしゃる姿が印象的でした。(宇都宮)


  (122)  上津久礼  古川医院  古川まこと

大地震と原発事故(30) 今すぐ原発ゼロを願う!未来の子どもたちのために

 私は、この国で生きている国民そして未来を生きるこどもたちのために、今すぐにでも“原発ゼロ”を願っています。多くの国民もそう願っていると思います。しかし、政治家・行政・大企業・学者・メディアなどの人々は、原発を推進しています。
 1979年のアメリカ・スリーマイル島原発事故、1986年旧ソ連のチェルノブイリ原発4号機事故による放射能汚染の経験から、良心的科学者高木仁三郎さんたちが、原子力そして原発の恐ろしさを主張し「原発全廃」の市民運動を行ってきました。しかし、政府・企業の強力な「安全神話」PRにより国民は騙され、原発を止めることができませんでした。2011年3月11日の世界最悪の原発事故が起こっても、政府・企業・大学・メディアによる事故報告の“ウソ”や放射能汚染の過小評価等々により、国民は原発推進の政府を選んでしまいました。
 そもそも原発は、いわば安全弁のない圧力なべと同じで、稼働していない時でも、圧力容器内の核燃料棒を常に冷却していないと核分裂の連鎖反応がおこり(臨界)、瞬間的に連鎖反応を拡大させて爆発現象を起こすのです。福島原発事故の主な原因は地震で配管が破断し圧力容器内の冷却水が失われたことです。配管はほとんどが宙吊り状態で、熱膨張による変形を吸収するために、非常に複雑で曲がりくねっています。地震動で揺らされたら、配管の溶接部や原子炉と配管をつなぐノズル部分が破壊するのです。その証拠に、わずか500ガルの揺れで1〜3号機の配管が破損したことが明らかになっています。
 1995年(平成7年)1月17日阪神・淡路大震災以来、日本は地震の活動期に入り各地で2000ガル以上の地震が頻発しています。次の大地震で福島原発事故規模の事故が起こり、日本は恐るべき放射能汚染まみれになるのではないでしょうか。
 また、福島原発4号機プールが危険です。これは使用済み核燃料の表面線量10万Sv/hr(新品の1億倍)で恐るべき放射線量です。ヒロシマの爆心地が103Sv/hrです。このような燃料が1331本も4号機の燃料プールに貯蔵されているのですから、倒壊したら、径1000キロが住めなくなるのです。 
 この問題は4号機にとどまりません。1〜6号機の燃料プールには、合計4546本もの使用済み燃料がいまだに貯蔵されていますし、さらに4号機の近くには6375本もの使用済み燃料が共用プール内に保管されています。これらの燃料は全部取り出してドライキャスクに保管するしかありません(とりあえず、100年は持ちます)。この使用済み燃料が溶けてしまった1〜3号機の格納容器内部では、今なお想像できないほどの放射線を出し続けているのです。全国各地の原発には使用済み燃料は、原発内にある貯蔵プールで冷却されながら保管されています。原発事故がおこればフクシマと同じような悲惨な放射能汚染が起こります。
参考文献
「図解原発のウソ」 小出裕章  扶桑社       
「プロメテウスの罠」 朝日新聞特別報道部 Gakken  
「放射能で首都圏消滅」 三五館 
         


おっと痛快!読み語りの旅
飯野和好講演会

 「ねぎぼうずのあさたろう」など多数の著作がある絵本作家 飯野和好さんの講演会が、10月19日(土)菊陽町図書館ホールで行われ「おっと痛快 読み語りの旅でぃ!菊陽の宿」と題した講演をたくさんの観客が楽しみました。
 菊陽町図書館は今年開館10周年を迎えました。今では年間20万人が訪れ24万冊が貸し出されており菊陽町の文化の一端を担う役割を果たしています。今回の講演会は開館10周年記念事業として開催されました。
 飯野和好さんは、旅姿で登場。カンカラ三線や太鼓を演奏しながら、浪曲師さながらの名調子で『ねぎぼうずのあさたろう』など3冊の自作絵本を読み語り、会場を沸かせました。
 園田莉奈さん(菊陽西小4年)は「おはなしが面白かったので絵本を買ってもらいました」と話し、うれしそうにサイン会の列に並んでいました。
 また、会場には事前のワークショップで作られた40個のちょうちんが雰囲気を盛り上げました。

 

 



溶接でオリジナル傘立て作ったよ

藤森絹子 中尾区

 10月12日から11月30日まで菊陽まち遊び実行委員会主催の「菊陽まち遊び」が開催され、町内のお店や工場で、遊ぶ・作る・食べる・学ぶなどを体験して町の魅力を楽しむプログラムが行われています。
 10月19日(土)は(有)大津建設工業で「初めての溶接(アーク)体験」があり、町内から坂本美伸さん親子、中川せい子さん親子、逸見芙美子さんら5名の参加がありました。
 防護メガネ、防護エプロン、皮手袋を身に付け、最初の30分は溶接の練習です。藤森紀広副社長の指導で、左手の面の握り方や右手の溶接棒ホルダーの握り方などを練習。初めは溶接の火花にびっくりして後ずさりしていましたが、火花にも慣れたころ皆上手に溶接ができるようになり、本番の傘立て作りです。
 親子で交代しながら溶接し「あっ、接いた接いた」「あ〜外れた〜」「今度は接いた〜」など、難しいところもありましたが、最後にはみんな「できた〜」で満面の笑顔でした。ペンキも自分達の好きな色でカラフルに塗り、作品を前にハイポーズ!
 楽しい作品作りのひと時でした。

 

 

 


  (115)  足のストレッチ

  

 椅子に片方のお尻だけ載せ、写真のようにつま先を持ち、息を吐きながらひざを真下に下ろします。(写真)この時足首から太ももを意識して伸ばします。息を吐き終わったら吸いながら元に戻します。
 続けて写真奄フように同じ足のつま先を持ち、息を吐きながら足の裏を伸ばし背すじも伸ばします。息を吐き終わったら吸いながら元に戻します。
 このストレッチを片足2回行い、反対の足も同じ要領で行って下さい。
 足がむくんだり、疲れたりする方には効果があります。是非行って下さい。


編集後記

 いつも取材でお世話になっています。秋は、イベントがたくさんあり、ワンネススタッフも土日は休み無しの状態でカメラ片手に各地にお邪魔しています。嬉しい悲鳴ですが、悲しいお知らせもあります。それは、掲載が遅〜くなってしまうこと。「この前きなはったとは、まだ載らんと?」申し訳ありません。取材した記事は必ず掲載いたしますので、気長にお待ちくださいませ。お尋ねはいつでもお気軽にお寄せ下さい。(T.I)