ワンネス 650号  2013/03/17発行

町民センターで学びました
西部町民センター祭

 平成24年度菊陽町西部町民センター祭が2月24日(日)同センターで開かれ、講座生が学習の成果を披露しました。
 展示の部では、手編み作品やつるし雛、心が伝わる絵手紙や美しい水彩画などたくさんの作品が展示されました。勤労青少年ホームのパンや焼きイモ、児童館母親クラブのリサイクルバザーなど、センターに集う幅広い年代がそれぞれの力を発揮して、盛り上げました。
 ステージの部では、フラダンスや、フォークダンス、ジュニアストリートジャズダンスなどを華やかに披露。最後に、お楽しみ抽選会があり、たくさんの景品が当たりました。
  昼食用のだご汁を作った男の料理教室メンバーの、児安孝一郎さん(武蔵ヶ丘7町内)は「講座に通って2年になり、自分で食べる分は作れるようになりました。女性の料理教室の皆さんと協力して、昨日から根菜類を刻んだり煮込んだりして、200食のだご汁を作りました。おいしいですよ」と話してくれました。

 

 

 各講座はそれぞれ充実していたのですが、以前より展示・ステージと減っているような気がします。もっともっと利用したいですね。(岩田)


チームワークでナイスプレー
ソフトバレー大会

 菊陽町ソフトバレーボール協会(宮川繁春会長)主催の第27回ソフトバレー大会が2月24日(日)菊陽中学校体育館で行われました。
 この大会はビールやジュース、お菓子などの賞品が全チーム分準備され、上位チームから好きな賞品が選べる特典付きです。試合は、15点先取の3セットマッチ 2セット先取で行われ、トリムA(男女混合)の部に12チームが参加し熱戦を展開しました。
 参加したASO NO.1チームの境 宏修さんは「阿蘇製薬の社員でチームを組み参加しました。勝敗は抜きでソフトバレーを楽しみました」と話され、くまモンチームの嶋本理博さんは「週2回菊陽中体育館で練習しています。チームワーク良く頑張りましたが、ボチボチでした。ソフトバレーを楽しむことが第一です」と話されました。
 試合結果は、1位 ローズ B、2位 ローズ A、3位 トランセル Bとなりました。

 

 

 参加したチームはソフトバレーを楽しみながら、迫力ある試合を行っていました。カメラを向けていたらボールが飛んできて当たりそうになりました。(谷川)


たのしい ひなまつり
白鈴園

 3月1日(金)菊陽町立白鈴保育園(吉野惠子園長)で、毎年恒例のひなまつり会が行われ、園児たちが元気に歌や踊りを発表しました。
  園児たち手作りのひな人形が飾られた部屋で、絵本を題材にした劇が披露され、いるか組が「どうぞのいす」、ぺんぎん組が「しんせつなともだち」をかわいい動物に扮して、一生懸命に演技をし、見学に訪れた保護者や民生委員の方たちは、目を細めながら大きな拍手を送りました。
 劇のあとは先生からひなまつりの由来や、それぞれのひな人形の説明、ひし餅の色の意味を聞き、手作りひな人形を作った時に子どもたちが頑張ったことを発表。「おひなさまの顔を描くのをがんばりました」「折り紙の花を切るのがむずかしかったです」と話しました。
 会の終わりには年長のらいおん組の男の子の歌「ともだちになるために」と、女の子の踊りが披露され、みんなで大きな声で「うれしいひなまつり」を歌い、楽しいひなまつり会をすごしました。

 

 

 大きな声でがんばっていた子どもたち。時々、セリフが完全に飛んでしまう子もいましたが、横のお友だちが小声で教えてあげて無事、続行。見ているこちらもドキドキしました。(宇都宮)


思った以上に成長しました
菊陽JSC

 3月2日(土)菊陽北小学校運動場で、菊陽JSC(坂本康浩代表)のお別れ会が開かれました。
 初めに親子サッカー大会があり、子ども対保護者、子ども対コーチ陣などの対戦がありました。6年生チームと対戦した保護者は、試合後は汗をかいて、ハアハアと呼吸も苦しそうになりバテ気味。子どもの成長を肌で感じ、親の嬉しさと寂しさを味わうことになりました。
 保護者チームでゲームに参加した川ア明美さん(下原区)は「動けなかったのですが、楽しかったです。子どもたちは年々上達していて、思うより上達が早いですね」と笑顔でした。その後、ふれあいの森公園でバーベキューを楽しみながらお別れ会となり、年50回の練習に休まず参加した16名に皆勤賞が贈られ、思い出深いサッカークラブを卒業しました。
 菊陽中部小6年の永田竜盛くんと丸山智也くんは「レオカップでは3位、ファイヤーカップでは4位になって嬉しかったです。合宿中の部屋では仲間と遊んで楽しかったです」と話してくれました。

   

 


  (115)  上津久礼  古川医院  古川まこと

大地震と原発事故(23) 〜政治は怖い 原発を日本に導入した理由2〜

 電力問題は常に利権がらみで、莫大な金が動きます。原発導入と原発拡大にも,国家規模の莫大な金が動きました。危険な原発を廃炉にできない大きな理由も“お金”です。
  1950〜1960年代、時の政権は国策として原発導入に踏み切り、巨大な国家プロジェクトになったあとは、莫大な金に群がる企業・大学・学者・政治家・マスコミ・ジャーナリスト・知識人等々の大きな「原子力ムラ」がつくられることになりました。すなわち、それは原子力体制とでも呼ぶべき巨大な利権構造ー電力会社・そことつながる原子炉メーカー・原発の建設会社・原発輸出に携わる商社・原発を推進してきた役所・自治体や大学・大学人・献金や選挙応援を受ける政治家・天下り先に便宜をはかる官僚等々が密接につながっています。その「原子力ムラ」を支えている莫大なお金は、すべての国民が徴収される税金や電気料金からきています。
  特に電力などのエネルギー以外にも国家の重大事項で莫大な予算が動く事業では汚職・収賄は日常的だったようです。ロッキード汚職事件・ダム汚職事件・ゼネコン汚職事件等々過去の汚職事件は氷山の一角にすぎません。事件にならなかった汚職も無数にあり、政治家の自殺も汚職に関連したものが多いと言われています。原発を廃炉にできない理由の一つにこのような利権を手放したくない「原子力ムラ」の人間たちの反対意見や行動もあるのです。
  福島では低線量の放射能汚染や、内部被ばくによる健康被害が心配されていますが、「原子力ムラ」の学者は「100ミリシーベルト以下の被ばくは心配ない」と住民に講演しています。また、関東周辺の野菜・魚介類の放射能汚染は確実に起こっていますが、マスコミは、放射能汚染の深刻さについてあまり報道しません。なぜなら、東京電力や電力関連会社からの巨額な広告・宣伝費や交際費がメディアに流れているからです。(2009年度の東電の広告宣伝費245億円、販売促進費240億円、さらに各電力会社の連合体である電気事業連合体などを含めると年間2,000億円)
  3・11後も電力マネーは続いています。したがって、大手マスコミがテレビ・新聞・雑誌で放射能汚染の真実を報道できないのです。

参考文献
 ・原発と原爆〜「日・米・英」核武装の暗躍〜 有馬哲夫 文春新書
 ・フクシマの真実と内部被ばく 小野俊一(小野・出来田内科医院) 七桃社
 ・原発の深い闇〜東電・政治家・官僚・マスコミ・文化人の大罪〜


  子どもたちに寄り添う療育を

 

 三里木北区こうのとり保育園南側に開所した、こども発育支援センター「えるぴあ」代表の北村さんにお話を伺いました。

◆「えるぴあ」とはどんな施設ですか?
 支援の必要な18歳までの子どもが利用できる支援センターです。市町村が支援が必要と認め福祉サービス受給者証を持っていることが必要です。自閉症などの発達障害やダウン症、脳性まひなどの障がいがある子どもさんが来ています。

◆どんな事をしていますか?
 主に、放課後や長期休暇中に学童保育のように利用してもらう日中一時支援という事業と就学前の子どもたちに療育を行う事業を行っています。2月に当施設が完成し本格的に療育ができるようになりました。
 療育事業では、曜日ごとにプログラムを決め、運動やクラフト、社会性を身につける訓練、お仕事体験などがあります。楽しいことを通してたくさんの成功体験を身に付け、褒めて伸ばすことを目的にしています。学校や社会など次のステップに無理なく移行できるようになればと思います。

◆これからは
 療育、日中一時支援ともに定員はいっぱいになってしまいました。しかし、地域貢献活動として、子育てに不安のある方が相談できる施設でありたいと思っています。お父さんやお母さんの会を開いたり、4月からは学校や保育園の先生方対象の発達障害についての勉強会も始める予定です。ご利用ください。

問合せ 
こども発育支援センター えるぴあ п@233−2833


  (108)  足首のストレッチ

  

 イスに腰をおろし、写真のように両足をかかえ込みます。
 息を吐きながら両手でつま先を取り、手前に引いてアキレス腱を伸ばします。このとき背すじも伸ばして下さい。
 息を吐き終わったら、吸い込みながら手の力を抜き、元の姿勢に戻します。
 このストレッチを3回行って下さい。

 

 イスの下につま先を入れるように座ります。(写真堰j
 息を吐きながら、足の甲からすねの筋肉を伸ばすように少し力を入れます。
 息を吐き終わったら、吸いながら力を抜いて下さい。同時に太ももの筋力トレーニングもできます。このストレッチを3回行って下さい。

 季節が良くなりましたので、運動をされる機会が多くなってきます。ケガの予防にもなりますので毎回行ってください。


 花粉に黄砂にPM2.5…。この時期は、町中マスクだらけです。花粉症の方は本当に辛そうです。見ているこちらもなんとなく目がシバシバしてきますが、実はワタクシ全くアレルギーには無縁。影響されやすいのかなあ…。(T.U)