ワンネス 646号  2013/02/17発行

祝!公民館完成
北新山区

 北新山区(中岡 勉区長)で公民館が完成し、完成祝賀会が2月3日(日)同公民館で行われました。
 新公民館は、79坪の土地に広さ103uの鉄骨平屋建てで、仕切って使うことのできる40畳の大広間と料理教室も開ける広い台所があり、車椅子でも無理なく上がれるバリアフリー構造。外には広い流し台を備え、屋外の活動にも対応できるよう工夫されています。
 午前10時に住民が見守る中、新公民館玄関に「北新山区公民館」の看板が掛けられると、拍手が起こりました。多数の住民が参加してお祝いの豆まきが行われたあと、11時から後藤三雄町長や周辺地区の区長を招いて完成祝賀会が開かれました。中岡区長が「1日も早く寄り合い語り合える場が出来ればと思っていました」とあいさつし、お祝いの言葉が贈られたり、公民館建設に尽力された区民に感謝状や記念品が贈られ、乾杯の後は楽しい祝宴となりました。
 公民館建設実行チームの土屋芳已さんは「間取りを区民から公募するなど、皆で考えて造りました。予算も限られるなか、思った以上にいい公民館ができました」と笑顔で話してくれました。

 

 

 北新山区として独立して約2年で公民館ができ、皆さん大喜びでした。新山区時代から「北新山班」として独自に行事も行い、住民の結束力が強かっことも良かったと思います。おめでとうございます。(岩田)


学習の成果を発表
菊陽町南部町民センター

 第8回菊陽町南部町民センター講座発表会が1月27日(日)同センターで行われ学習の成果を発表しました。
 展示の部では、地元の真竹を使った竹細工やレカンフラワーや、パッチワークなどの作品が並び、来場者は作品の出来栄えに感心していました。
 ステージ発表の部では、琴、日舞、キッズ英語、健康体操などが発表されると、会場からは大きな拍手が送られていました。
 フラダンスを発表した上村文子さん、吉山陽子さん(馬場楠区)は「今回は二人での発表になってしまい少し心細かったですが楽しく踊りました」と話され、カラオケを発表した高木智枝子さん(古閑原区)は「昨年は病気をしてしまい教室を休んでいましたが今年は『望郷やま唄』を歌うことができました。歌うことは元気の薬です」と話されました。

 

 

 展示では皆さんの力作がずら〜り並び日頃の学習の成果が発表され、ステージでも楽しくにぎやかに発表され、男性料理教室では町長も飛び入り参加され、大根のかつらむきに悪戦苦闘されていました。(谷川)


カラオケで大盛り上がり
つくしんぼ新年会

 菊陽町手をつなぐ心障者の会つくしんぼ(坂田義美会長)の新年会が1月27日(日)火の国ハイツで開催され、会員32名が参加し、楽しいひとときを過ごしました。
 会は、内藤 愛さんのはじめの言葉で開会。村上和康さんの乾杯の音頭で会食が始まり、星子直輝くん(菊陽中部小6年)がバルーンアートを披露。剣や犬、今年の干支の巳などを作り皆さんにプレゼントしました。楽しみのカラオケでは「最後のラブソング」や「世界に一つだけの花」「上を向いて歩こう」などが歌われ、会場全体で盛り上がりました。
 会員の方尾佳誉さんは「歌は大好きでカラオケでとても盛り上がりました。楽しかったです」と話されました。

 

 

 おいしい食事にバルーンアート、大盛り上がりのカラオケと楽しい時間でした。(谷川)


  (114)  上津久礼区  古川医院  古川まこと

大地震と原発事故 (22)  〜政治は恐い〜原発導入の理由1〜

 地震活動期の現在、全国各地での地震発生の情報や地震に関する記事がメディアから報道されています。2月1日政府の地震調査研究推進本部は九州の活断層の評価から福岡や熊本で最大M(マグニチュード)8.2規模の大地震が起きる可能性を報告しています。今後30年以内に、M6.8以上の地震が起きる可能性を30〜42%と試算しています。
 そもそも、火山列島・地震多発地帯である日本は世界でもっとも原発立地にふさわしくないのに、原発が54基(今年の4月に福島第1原発1〜4号機が事業中止)もある理由はなぜでしょうか。日本が原発導入に向かった理由の一つにアメリカの世界戦略があります。アイゼンハワー米大統領は1953年12月の国連総会で、原子力の平和利用に関する研究や原発建設で諸外国と協力すると約束しました。原子力技術を第3世界に提供することで自陣営に取り込もうとする狙いがあり、被爆国の日本が原発導入に動けば、ヒロシマ・ナガサキへの非難をかわせるし、宣伝効果も大きいと考えたようです。まさにアメリカの政治が危険極まりない原発を日本にもたらしたのです。危険な原発をもつのは、資源小国からの脱皮という意味のほかに「潜在的な核武装能力の維持」という目的があるのです。もともと原発の原子炉はプルトニウムを作り出すのが目的でした。1967年に使用済み核燃料から核兵器材料に適した核分裂性プルトニウム90%以上のプルトニウムを取り出す高速増殖炉の開発計画が始まりました。
 プルトニウム利用のための核燃料サイクルについて、ウラン全体の中で核分裂性のウラン(ウラン235)が占める割合はわずか0.7%です。科学者はウラン全体の99.3%を占める燃えないウランをプルトニウムに換えて利用することを思いつきました。それを実現するために必要なものが、高速増殖炉を中心とする核燃料サイクル計画でした。米国を含め核先進国は高速増殖炉路線に足を踏み込み、1951年に世界で最初の高速炉ができました。しかし、高速増殖炉は技術的、社会的に抱える困難が多すぎて、世界の核開発先進国はすべて撤退してしまいました。日本では1967年に高速増殖炉の開発計画が出て、高速増殖炉「もんじゅ」は1994年から運転を始めましたが1995年に40%の出力まであげて、発電も含めた総合的な試験をしようとしたとたんに、2次冷却系が破損し、冷却材のナトリウムが噴出してきて火災になりました。2010年には運転再開直後に原子炉内に核燃料の交換装置が落下し、2012年8月に復旧したものの運転再開のめどがたっていません。この計画で今まで1兆円以上の国家予算を使いながら、いまだに発電ができていません。冷却材のナトリウムを固まらないように温める電気代がなんと月1億円かかっています。政府はプルトニウムとウランの混合酸化物(MOX)を燃料とする高速増殖炉が核燃料サイクル計画の柱であるため、巨額の国家予算を無駄に使いながら施設を維持しています。プルトニウムを含めて、現在約45トン所有しています。これは核兵器5千発分を超えます。

参考資料: 「原発と原爆」〜「日・米・英」核武装の暗闘〜 有馬哲夫著 文春新書


認知症予防は笑うこと!
認知症をもっと知ろう

 菊陽町介護保険課主催の「第3回認知症をもっと知ろう!in菊陽」が2月2日(土)菊陽町図書館ホールで行われ、たくさんの来場者がありました。
 開会行事のあと、みゆきの里認知症対策室 川畑 智さんが「認知症を知ろう!防ごう!」と題して講演し、認知症のさまざまな原因や症状などを説明。また、脳の血管の簡単なチェックの方法や、口腔機能の分かる早口言葉などを紹介し「ゲーム感覚で行うと楽しくできます」と話されました。
 聴講した布田富子さん(鉄砲小路区)は「自分でも気づくことがありとても参考になりました。来てよかったです」と話されました。

 

 


 切り絵展開催中

 菊陽町文化協会切り絵部会三里木教室(矢野 修代表)のメンバー11名の作品が、熊本ファミリー銀行菊陽支店ロビーに展示されています。2月末まで。
 日頃の学習の成果の発表の場として、白と黒だけではなく、色を入れたものや細かい女性の髪を表現したものなどいろいろなジャンルの作品が展示されていて、来店したお客様にも好評です。
 お気軽にお越し下さい。

 


 くまモンがきたよ!

 熊本県では、たくましくこころ豊かな子どもをはぐくむため、2月1日(金)から15日(金)までを「くまもとキッズウィーク」と定めています。平成24年度は「望ましい睡眠習慣の定着」を目指して、早寝早起きを推奨しています。
 2月7日(木)は、くまもとサプライズキャラクターくまモンが菊陽町立白鈴園(吉野惠子園長)を訪れ「早起きした?」「朝ごはんを食べてくると元気にあそべるよね?」などと子どもたちに話し、一緒にくまモン体操をして楽しいひとときを過ごしました。       写真提供 白鈴園

 

 


 ポラポラ太極拳教室

 合志市泉ヶ丘市民センターで毎週金曜日午後2時から3時半まで、太極拳教室が開かれています。
 発足して3年になり、病気の予防や下半身の鍛錬に効果がある運動を年齢を問わず無理のない範囲で行っています。太極拳歴20年で師範資格のある福澤政美先生(合志杉並台在住)の指導で共に稽古するうち、親しくなり友達もでき楽しく活動しています。
 気軽に参加してみられませんか?
問合せ п@090−5023−7299 福澤

 

 


  

(107)肩と背中のストレッチ

     

 両手を体側に置き立ちます。息を吐きながら写真のようにゆっくり両手を後ろにあげていきます。このとき、両手が広がらないよう真っ直ぐあげます。息を吐き終わったら吸いながらゆっくりおろします。

 次に、両手を頭の上へ持っていき、写真奄フように両手を組み、息を吐きながら頭より後ろへ引きます。吐き終わったら吸いながら両手をおろします。肩こりのひどい方は、写真のポーズのときに自然に呼吸を2〜3回しながら長めにキープして下さい。

この2種の動作を続けて3回行って下さい。