ワンネス 637号  2012/12/09発行

文化祭特集

 今年も町内の各地区で文化祭が開かれました。皆さんの温かみのある手芸作品や手の込んだ芸術作品とも言えそうな作品、地域で開かれているサロンの皆さんの作品、また子どもたちのイキイキとした絵や工作、珍しいコレクションなどが飾られました。

沖野区
11月4日(日)

 同区公民館で開催。油絵やパッチワーク、切り絵、人形、木工作品など、区民の力作が展示され、きれいな生け花も並びました。戸島一雄さんは自衛隊時代に戦車のスプリングで作った手づくりナイフやナタを出品し、来場者は珍しい作品を眺めていました。和室では、ぜんざいや漬物が出され、一息ついて世間話をして区民の交流が深まりました。レース編みの作品を見ていた福島麻美さんは「手の込んだ作品ですごいなと思いました。教えてほしいです」と感心していました。

 

 


あさひヶ丘区
11月10日(土)11日(日)

 同区内のギャラリー「クロストークL&E」で第4回作品展示会を開催しました。書、写真、絵画や、手の込んだ作りの木目込み人形なども展示され来場者はそれぞれの作品を感心しながら鑑賞しました。
 絵手紙を出品した伊佐坂カシ子さんは「絵と文章のバランスが難しいですが、『下手でいい、下手がいい』をキャッチフレーズにこれからも頑張ります」と話されました。

 


境の松区
11月11日(日)

 第3回文化祭が同区公民館で開催され、約50名がパッチワークや木工品、絵画などの力作を出品しました。
 来場者の目を惹いたのは自衛隊員の東日本大震災での救助活動の写真パネルや簡易放射能防御服、携帯食料など。出品者で元自衛官の工藤孝行さんは「区長から『区民に日頃から防災意識を高めてもらいたい』と相談を受け、熊本地方協力本部の知人に調達してもらいました。意義ある事だと思います」と話されました。
 また、婦人部手作りのぜんざいや豚汁もふるまわれ、来場者を温かくもてなしました。

 

 


三里木区
11月17日(土)18日(日)

 同区公民館で開催。会場には俳句や書道、子ども会の作品、ふれあいサロンの皆さんの作品などが展示されました。
 竹細工を出品した梅原訓美さんは「月2回山鹿の教室に通っています。私の作品が海外にも行ってます。これからもぼけ防止に作っていきたいです」と話されました。


三里木北区
11月18日(日)

 同区公民館で開催。会場には写真やトールペイントなどの作品が展示。切り絵体験コーナーもあり、体験していた松岡莉央さん(菊陽西小5年)は「くまモンを作りました」と笑顔でした。屋外ではローイングエルゴメーターに挑戦などもあり、園田桂?くん(同小5年)は「1分間で漕いだ記録は184mでした。かなり疲れました」と話してくれ、楽しい文化祭となっていました。

 


新成区
11月18日(日)

 同区公民館で開催。婦人部の手編みの帽子やカラフルなチラシで作った傘の置物、エコクラフトのバッグ、洋裁作品などたくさんの作品が並びました。
 西村エイ子さんのユーモラスなネコの人形が並んだコーナーや田辺文紀さんの白木のおもちゃコーナーは、来場者が楽しく見入っていました。また、ぜんざいや豚汁、おにぎりなどの接待に、来場者は腰を落ち着けて旅行の話や世間話に花を咲かせていました。男澤タミ子さんは「参加しているサークルで作ったフェルトのおもちゃを出品しました。小さい子どもが紐を通して遊べます」と話してくれました。

 


青葉台区
11月18日(日)

 同区公民館で開催。会場には絵画や押し花、エコクラフト、パッチワーク、編み物などの作品が展示されていました。
 また、夏祭りや敬老会の写真を展示した自治会のコーナーやお茶席が設けられ、屋外では婦人部によるぜんざいの接待もあり区民同士の交流の場となっていました。東京スカイツリーの写真を出品した谷川未来さんは「東京に遊びに行った時に撮影しました」と話されました。

 


  (71)  ひばりヶ丘区  矢原正治

トリカブト キンポウゲ科

 今月は毒が薬になる話しです。また、人は巧く毒を避け・除きながら有効利用している話しを少し紹介します。
 今月は猛毒の植物「トリカブト」です。今年も春先に山菜採りでトリカブトの若葉をニリンソウの葉と間違えて採取し、食べ亡くなった方がいます。しかし、漢方薬では減毒化したもの(附子)を処方に用います。新陳代謝の低下した方(だいたい50才以上)の冷えを改善し、身体を温める、すばらしい薬です。代表的な処方は「八味地黄丸」です。しかし、有毒ですので、絶対に個人では使用しないで下さい。

 植物は有毒な成分を含みます。園芸店で売っている物でも1/3位は毒草が有ります。花を愛でるだけ、触る位は大丈夫ですが、食べると死に至る物も売られています。しかし花は奇麗ですね。
 食べ物でも有毒な物があります。その代表的な一つが、発がん性の有るワラビでしょうか。牛も食べないものを人は食べています。灰汁抜きなど前処理をしてから食べて下さい。 
 また、ジャガイモも有毒植物です。芽、緑になった皮・肉を沢山食べると死ぬことが有ります。食糧難のヨーロッパで、食べる物が無く太陽の光にあたっていたジャガイモを食べて死んだ方がいます。ジャガイモの芽、緑になった皮・肉は食べるのを避けて下さい。死なないまでも嘔吐することがあります。親指位の小さいジャガイモも注意して下さい。沢山の水で湯でるなどして毒を除いて食べて下さい。有毒植物に入るトマトの有毒成分をネズミを用いて調べたら、そんなに強くありませんでした。トマトの未熟の果実でジャムを作ると結構美味しいですね。
 大豆も生で食べると下痢、嘔吐をします。小麦粉もそのままで食べると下痢、嘔吐をします。熱をかけた後に食べると大丈夫です。
 昔の方はいろんな知恵を持っていました。「知恵」は人の経験の中で起こる、例えば中毒した、亡くなったなど、何が原因で起こったのかを追求してきた結果です。

 寒くなってきました。ショウガ紅茶に水飴で甘みを付けて飲むと身体の芯から温まります。足が冷える人は「フクラハギ」の筋肉を動かして下さい。簡単な方法は、足先を上に持ち上げる、足のカカトを持ち上げるとよいでしょう。座っていても出来ますのでお試し下さい。
 手足が冷える人は、10秒間思い切り手足の指を開く、力を抜く、10秒間手足の指を握る、力を抜くを、繰り返してみて下さい。調子が良かったら続けて下さい!!


応援ありがとうございました! 菊陽西小学校野球部

 僕たちは熊本県代表として、11月23日、24日、25日に佐賀県で行われた、
第10回記念王貞治杯九州学童軟式野球大会に出場することができました。
 一回戦は、開催地代表の嬉野少年野球クラブでした。3対1で勝つことができ、みんなも自信がついたと思います。
 二回戦は福岡県代表の北野少年野球クラブでした。0対3で負けました。負けた理由は、自分達の努力が足りなかったからだと思います。なので、今の4、5年生は素振りの数を増やしたりして努力をし、全国制覇を目標に頑張ってほしいです。

 


おじいちゃんおばあちゃんとお芋掘り

 白鈴園(吉野惠子園長)で11月14日(水)孫と祖父母が仲良くお芋掘りを行いました。
 お芋掘りを行うとあって参観に訪れたおじいちゃんやおばあちゃんは、ジャージや長靴で準備万端のいでたちで孫と手をつないで保育園を出発。近くの芋畑に到着すると、芋のツルを切るところから大活躍で子どもたちと一緒にどんどん掘り進みました。子どもたちは、大きなお芋や小さなお芋を見せ合って収穫の秋を楽しみました。
 矢津田健一さん(新山区)とあゆとくん(年長)は「土に触れることはいいことですね」と笑顔でした。

 

 

 


 

プリティ メス もうすぐ1歳(12月24日生まれ)

 実家が大津町でペットショップを営んでいるのですが、ショップおススメのこの子を飼うことにしました。元気で甘えん坊の可愛い娘で、外には出せず室内犬になりました。
井上雅也さん ひばりヶ丘区


子どもが元気!未来が元気!
熊本県PTA研究会きくち大会

 11月17日(土)第39回熊本県PTA研究会きくち大会が、菊陽町、合志市を会場に開かれました。
 菊陽町では菊陽町図書館ホールで第1分科会が、菊陽西小学校体育館で第2分科会が開かれました。今回の大会スローガン「早寝・早起き・朝ごはんフォーラム 子どもが元気!未来が元気!」に沿って、第2分科会では食育をテーマにNPO法人霧島食育研究会代表 千葉しのぶさんが講演を行いました。「超ローカルで田舎っぽい」食育を目指す同会の活動を紹介し「わが子の心にあたたかな食卓の思い出を残してあげてください」と訴えました。
 午後には、合志市総合センターヴィーブルで全体会が開かれ、舞の海秀平さんが「夢は必ず叶う」と題した記念講演を行いました。