ワンネス 628号  2012/10/07発行

手前味噌はママの味
菊陽西小母親委員会

 9月15日(土)菊陽西小学校PTA母親委員会(西内 愛委員長)主催の味噌造り教室が原水の山内味噌本店であり、26組の親子が参加しました。
 最初に創業261年目となる山内本店や味噌や醤油の製造工程について田尻寿利専務取締役から説明があり、工場内を見学しました。その後、子どもたちは学校で甘酒や塩麹造りを、保護者は本店で味噌造りを体験しました。米麦麹と塩、種水、煮大豆を合わせ、みそつきの工程を体験。「きつい〜!だんだん重くなる」と声を上げながら、ポリ容器の中で力いっぱい混ぜ合わせていると、田尻専務から「女性は各自母親から受け継がれる乳酸菌を持っています。汗を2〜3滴落とすと各家庭の味がでますよ」と嬉しい言葉が出て、一層力を込めて我が家の味噌を造りました。味噌は各自で持ち帰って天地返しを行い、仕上げることになりました。
 中川せい子さん(沖野区)は「初めてでしたが和気あいあいとできました。味噌ができる頃、味噌汁を頂いて、今日のことを思い出すのでは」と楽しんでいました。

 

 

 みそ造りの前には、工場見学や味噌資料館の見学もあり、もりだくさん。「みそつき」は力の要る作業で、皆さん「きつかー」と言われていましたが、でき上がりが楽しみですね。(岩田)


みんなキラキラしようよ
家庭教育講演会

 テレビやラジオで活躍中のタレントMEGさんを講師に迎えて、中央公民館主催の家庭教育講演会が9月12日(水)に武蔵ヶ丘児童館で開かれました。
 菊陽町出身のMEGさんは、10歳の女の子の子育てをする傍らタレント活動を精力的に行っています。菊陽町に生まれた女の子が大好きになった英語を勉強し、活かしながらどうやって今の活動に至ったかを菊陽弁を織り交ぜ笑顔で話されました。子どもの頃、欠点と思っていた声を使う仕事に就いた今は「自分が欠点と思い込んでいるだけで逆かもしれませんよ」と、集った母親を励ましました。子どもたちには日本語や英語の絵本の読み聞かせもあり、楽しいひと時となりました。
 1歳のあこちゃんを連れて参加した米村睦子さん(沖野区)は「同じ母親の目線で話してくれ、元気になりました」と目を輝かせていました。

 

 

 いつも元気で明るいMEGさんのパワフルなお話しに、皆さん笑顔でうなづいていました。MEGさん、ありがとうございました。(岩田)


楽しんでいただきました
合志杉並台愛笑会

 地域で慰問活動をする合志杉並台愛笑会(緒方文明会長)が9月12日(水)合志市武蔵台にあるツクイ合志デイサービスセンターを慰問に訪れました。
 永江団地の2名を加え総勢18名の愛笑会メンバーは約1時間、熱演を繰り広げました。中村一和さんが口上を述べながら肥後ちょんかけ独楽で「鯉の滝登り」などの技を見せたり、上田英治さんが民謡「鹿北の茶山唄」を歌ったり、日本舞踊やフラダンスを披露したり、扇を広げながらキリッと花架拳の演武を見せたりとデイサービス利用者のみなさんをバラエティに富んだ内容で楽しませました。日向ひょっとこ踊りには職員の飛び入りもあり、会場を沸かせました。
 緒方会長は「皆さんから喜んでもらえてやりがいがありました。職員の方からも、また来てくださいといわれ張り合いがでました」と笑顔で話されました。

 

 

 歌に踊りに、ちょんかけゴマとバラエティ豊かな内容に施設利用者の皆さんも大喜び。踊りに合わせて手足を動かして楽しまれていました。老人会が高齢者をはげますことは、同世代で親しみやすい事なんだなと思いました。(岩田)


沖縄情緒たっぷりのお月見
杉並台ホタルを育てる会

 合志市の杉並台ホタルを育てる会(久川 健会長)が主催する、お月見コンサートが9月15日(土)飯高山公園円形広場で午後5時半から行われました。
 参加者がホタルの幼虫のエサになるカワニナを放流して、ペットボトル灯篭の灯る道を登ると円形広場に到着。コンサートには、大牟田市の大琉会が登場し三線の音に合わせた舞踊や、太鼓を打ち鳴らしながら威勢よくエイサーを披露しました。島唄もムードを盛り上げ、沖縄で十五夜に舞う獅子舞も踊りだしました。若草会や子ども会、セイブクリーン社がおでんやから揚げ、ポテト、ビールなどを販売し、住民手作りのコンサートは一層盛り上がりました。
 橋本シゲ子さんは「獅子に噛んでもらい、太鼓までたたかせてもらって最高でした。よかことがあるかな〜」と笑顔でした。

 

 

 今年は開始時間を少し早めてたっぷり楽しめる企画でした。大琉会の皆さんも太鼓を持って客席を廻って、参加型のイベントとなり、好評でした。(岩田)


  (76)  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

4時間でできる塩麹づくり 〜吟醸酒蔵流塩麹づくりを伝授します〜

◆たった4時間で塩麹完成!!
 9月15日(土)菊陽西小学校の児童約 40名と塩麹づくりをしました。主催は菊陽西小学校PTA母親委員会。お母さんたちが近くの味噌屋さんで手造り味噌づくりを。子どもたちは、学校の家庭科室で塩麹づくりをしました。
 簡単に、短時間にできる塩麹づくりは、塩麹を体験した児童のお母さんたちから大反響。今月は、4時間できる塩麹づくりを伝授します。

※南国九州の酒蔵では、高温糖化法という手法で、酒母を作ります。酒母とは、本仕込みに入る前に、酒酵母を培養するものです。米麹と蒸米を入れて60℃程度に保ち、蒸米のデンプンを一挙に糖化させて急速に冷やします。つまり甘酒を作っているのです。
その後、酒酵母を入れて発酵させます。

@先ずは甘酒を作る
【材料】
    白米 2合(300g)
    麹米 1000g(市販のもの)
    塩 200〜250g

 炊飯器を利用して、白米2合でお粥を作ります。お粥ができたら、冷水を1?加えます。お粥の品温は50〜60℃程度に下がります。この後、麹米を1000g加え、よくまぜます。
 炊飯器を保温モードにして、炊飯器の蓋を閉めます。
 30分〜1時間ごとに蓋を開けて、箸でよく撹拌します。約4時間すると、米の粒粒が溶けはじめ、トロトロの状態になってきます。甘酒の完成です。

A甘酒に塩を入れて、ハイ、塩麹の完成〜
 甘味に飢えていた時代、麹を利用して甘味を作り出した先人たち。その智恵に脱帽。麹というカビを駆使して、甘酒を作るんですからスゴイ。甘酒は、江戸時代には夏場によく飲まれていたそうです。甘酒の中には、ビタミンがたっぷり。先人たちは、甘酒を飲んで、夏バテを防止していたのです。甘酒の俳句の季語は「夏」。別名「飲む点滴」ともいいます。
 砂糖を全く入れずにすごく甘〜い。甘酒といいますが、アルコール分は0%。出来上がった甘酒を子どもたちと試飲。最近の子どもたちは甘味に飢えておらず、意外と不評でした。
 甘酒の重量を100として、7%の塩を入れ、撹拌すると塩麹が完成。即日、お料理に使うことができますよ。


お腹いっぱいになりました

 菊陽町手をつなぐ心障者の会つくしんぼ(坂田義美会長)は会員同士の親睦、交流を目的に9月23日(日)菊陽町ふれあいの森公園で会員34名が参加してバーベキュー交流会を行いました。
 参加した皆さんは、準備された牛肉や豚肉、手羽先、ウインナーなどやキャベツ、かぼちゃ、ピ−マンなどの旬の野菜を頂きました。
 西田幸恵さん(下原区)は「お腹いっぱいお肉を食べました」と笑顔。家族5名で参加した土肥啓史さん(緑ヶ丘区)は「自然の中で気持ちよくバーベキューができました。お肉もおいしく頂くことができたし、子どもたちも楽しんでいました」と話されました。今年は特別にたまごと牛乳で作った昔ながらのアイスもあり、おいしいひと時となりました。

  

 



「社会奉仕の日」活動の実施
新成区 新和会 衛藤 祐会長

 全国老人クラブ連合会では、9月15日から21日までの老人週間を契機に毎年9月20日を「全国一斉社会奉仕の日」に設定し、全クラブ参加のもと美化運動に取り組み、地域社会に対する感謝と地域の担い手としての活力を示してきました。
 当、新成老人クラブ「新和会」は昨年9月に設立しましたが、一周年を迎えるに当たり、平成24年9月20日(木)第1回「社会奉仕の日」に定め、次のような活動を実施しました。
 午前9時前に公民館に集合し、作業手順及び交通安全について説明のあと、男性会員は道路カーブミラーの清掃、女性会員は、空き缶及びゴミ拾いを行いました。
 防火設備の設置場所の確認では、防火機材を実際に操作して、元自警消防団長の原中邦男会員より詳しい説明を受け、非常に参考になりました。
 光の森団地などの影響でしょうか、車が非常に多くなりました。作業にあたっては、交通安全に注意しながら行いました。

 

 

 


 

田中 秀成(ひでなり)くん 3歳
    泰秀(やすひで)くん 1歳
            南八久保区

 今日はちょっとグズってるけど、いつも兄弟仲良し。早く大きくなって、おにいちゃんとサッカーをやりたいです。



桜蘭(サクララン)ガガイモ科

花 期 6月〜9月
花言葉 人生の出発、満足
 つる性の多年草で茎は岩や樹木に付着根を出して伸びる。
 淡いピンクの星状の小さな花冠が手まりのように集まった花は、直径数センチから10数センチ。沖縄本島に自生。
撮影場所 上津久礼区 安田さん宅