ワンネス 619号  2012/07/29発行

おいしくご飯が炊けました
武蔵ヶ丘中学校2年2組学級レクリエーション

 武蔵ヶ丘中学校(徳淵盛也校長)2年2組の学級レクリエーション“空き缶を使ってごはんを炊こう!”が7月7日(土)同校家庭科室で行われました。
 生徒たちはアルミ缶2個を準備。社会教育指導員の内田早苗さんの指導で、アルミ缶1個をはさみやカッターで切り、カマドを作りました。もう1個は飲み口の部分をカットし炊飯器を作り、お米と指で計った水を入れました。アルミホイルでフタをし、小石を載せて固形燃料に火をつけ20分程で炊き上がりました。ご飯をお皿に移すとき「おこげができてる」と嬉しそうでした。
 保護者でレクリエーション係の西堀さん、原口さん、水上さんは「今の時代炊飯器でご飯を炊くのが当たり前ですが、電気などを使わなくてもご飯が炊けることを知ってほしいと計画しました。固形燃料以外にも紙をこよりにしたり、小枝を燃料代わりにしても炊けます」と話されました。
 藤 優磨くんは「空き缶はいつも捨てているけどそれを再利用してご飯が炊けたので面白いと思いました。いざという時に役立てたいです」と話してくれました。

 

 

 簡単にごはんが炊けて良いですね。いざという時に役立てたいです。(谷川)


レーン優勝&総合優勝
合志市老連合志支部カローリング大会

 合志市老連合志支部主催の第26回カローリング大会が合志市総合センターヴィーブルサブアリーナで7月5日(木)54チームが参加して行われ、杉並台Bチームが優勝しました。
 6チームずつ9レーンに分かれて対戦し、高得点を目指し、慎重に的を狙って投球を続けました。各レーンごとに優勝チームが決まり、佐澤国則さん、岩下勝喜さん、甲斐雄二郎さんの杉並台Bチームはレーン優勝も総合優勝も勝ち取りました。
 佐澤さんは「調子はあまりよくなかったのですが、チームワーク良く、お互いを補って日頃の練習の成果を出すことができました」と話されました。

  

 

 以前は杉並台若草会の独壇場だったそうですが、最近は他地区も強くなり、優勝も難しくなっているそうです。その中の総合優勝!本当におめでとうございます。(岩田)


SL人吉号に酔う
菊陽町歩こう会

 菊陽町歩こう会(久保田昌生会長)は、梅雨の晴れ間、絶好の行楽日和に恵まれた7月9日(月)人吉方面に出かけました。
 参加者はSL人吉号に乗車するため、熊本駅へ行くと九州新幹線開通に伴って見事に新しくなった駅舎に驚きました。久しぶりに乗る蒸気機関車にドキドキ。終点の人吉駅までの2時間30分は、球磨川の渓谷美を堪能し、車中では話が弾み、若い時代を振り返りながらの旅でした。小京都人吉の散策は、NHK「鶴瓶の家族に乾杯」を参考にしながら、鍛冶屋町通りを自由に散策。特に、球磨焼酎・うなぎ・醤油・味噌・味噌饅頭などを探しながら求め歩き、楽しみました。
 歩こう会は、バス利用がほとんどで今回のようにJRを利用しての例会がこんなに好評とは思いませんでした。次年度の計画に大いに参考になりました。
  次回は、菊陽町散策(図書館・お話会実演・さんさん公園・富士フィルム・山内醤油・さんふれあ昼食等)です。

 

 

  写真提供 矢野孝昭さん

  文提供 久保田昌生会長


熱い、暑い一日!
菊陽町子ども会

 7月8日(日)菊陽町子ども会育成連絡協議会(布田 俊会長)主催の第28回菊陽町子ども会ビーチボールバレー大会が、菊陽町民体育館と菊陽中学校体育館で開催されました。
 選手を代表して緒方華乃さん(菊陽中部小6年)が「共に育った地域に感謝し、たくさんの仲間と力を合わせて全力でプレーすることを誓います」と宣誓し、町民体育館で女子15チームが郡大会出場をかけたAパート、中学校体育館で男女混合24チームのオープン大会のBパートの試合が行われました。5人制で行われる試合は、基本ルールは普通のバレーボールとあまり変わりませんが、大きくて軽いビーチボールは空気抵抗の影響を受け易く、思わぬ方向に変化するため、スリリングで、見応えのある試合が両会場で繰り広げられ、各応援も熱気を帯びていました。
 結果、Aパート優勝は「花立フラワーガールズ」、2位「鉄砲小路プリティエイト」、3位「Gee girls(緑ヶ丘)」となり、優勝と2位のチームは、7月29日(日)菊陽北小学校で行われる郡大会に出場します。Bパートは優勝「Z7(武蔵ヶ丘6町内)」、2位「ワイルドだぜい(下原)」、3位「鉄砲小路ゲンキーズ」となりました。

 

 


  三里木区  たわららや酒店  宇野功一

(74)泡の魅力の話

◆泡の魅力
 泡の出る酒と言えば…?。「ビール」と「シャンパーン」を思い浮かべるかと思います。簡単にいうと、糖分を微生物(酵母菌)が分解して、酒(=アルコール)を作る時に、二酸化炭素(炭酸ガス)を生産します。泡の出る酒とは、この炭酸ガスまで、密閉した容器に詰め込んだものです。酒と泡は全く無関係なものなのではないのです。
 シャンパーンは17世紀の半ば、フランス・シャンパーニュー地方の修道院で生まれました。まだ、完全に発酵しきっていないワインジュースが、当時開発されたばかりの耐圧性の瓶に詰められていました。ある夜、地下のワイン庫から、「ポン」…「ポン」とワインの栓が抜ける音が。ワインジュースは瓶内で発酵し、アルコールと炭酸ガスが瓶の中で生まれ、徐々にガス圧が高くなり、栓が抜けたのでした。
 盲目の修道士・ドン・ペンリーニョンが発見した、これまでに味わったことのないワインは、のちのちシャンパーンとして、世界中の人々を魅了してきたことは言うまでもありません。「ドン・ペンリーニョン」(ドンペリ)の名前のシャンパーンは、最高級のシャンパーンとして有名ですね。

◆ジャパニーズ・シャンパーン・スパークリング日本酒の開発
 日本酒業界で「にごり」や「澱」がからんだ発砲性の酒はこれまでに多くの酒蔵で発売されていました。しかし、最近、山形県天童市の酒蔵が開発した発泡清酒は、常識を覆した全く新しい発砲清酒です。「にごり」や「澱」がなく、澄み切った発砲清酒です。まさに、日本酒のシャンパーンが誕生しました。この酒が発売されるまでには、長年の研究の積み重ねがありました。私が酒蔵が発砲清酒の市販化を目指し、研究をしていることを知ったのは平成8年2月でした。この時、酒蔵を訪問して、試飲したのが微発砲清酒でした。泡(ガス)を閉じ込めたまま瓶詰めするというのは簡単ではありません。約20年以上に及ぶ試行錯誤が繰り返されていました。瓶ごとにガスの圧力が違い、香味がなかなか均一にできないことなどから、市販化には至りませんでした。製造過程は極秘。圧力がかけられるタンクの中で発酵させ、炭酸が抜けないように濾過、瓶詰めしたとのことでした。それから15年…。「咲」(さく)というシャンパーンのような純米発砲清酒が生まれました。

◆泡まで旨い「咲」味わいは…
 「スパーク日本酒 咲」。グラスに注いだ瞬間、シュワーッと軽やかな音が心地よく耳に入ってきます。軽快なクリアで爽快な飲み口は、その名の通り、いっせいに咲き誇る桜の花ようです。しかし、爽快なだけではありません!日本酒らしいコクと旨みも十分に楽しんでいただける味わいになっております! 気品ある泡まで旨い日本酒は、きっと今世紀、世界中の人々を魅了するに相応しい、酒質と香味を持っています。猛暑の盛夏、涼しげな「咲」で乾杯してみては如何でしょうか?。


ありがとうの気持ちを込めて

 7月10日(火)こうのとり保育園(春田裕子園長)で「ふれあいレター」の贈呈式が行われました。ふれあいレターは、郵便事業会社熊本支店が手紙で気持ちを伝えようと企画。NTTドコモ熊本支店がスポンサーとなり、県内の保育園や幼稚園に暑中見舞いハガキを贈呈しました。
 こうのとり保育園では、早速、手形や指のスタンプや貼り絵でかわいいハガキを製作。年長組は家族に「ありがとう」とメッセージを自分で書いて、夏のお便りができあがりました。自分でハガキを書いたことで、手紙や切手、ポストにも興味が出て、後日自宅に届くお手紙を楽しみにしています。

 

 


  熊本東スポーツ少年団

 7月8日(日)菊池市総合体育館にて『東日本大震災復興支援2012年少林寺拳法熊本県大会』が開催されました。
 菊陽町武蔵ヶ丘コミュニティセンターで毎週金曜日に活動中に熊本東スポーツ少年団は、以下の通り、優秀な成績を収めました。

 
【単独演武】
少年茶帯 最優秀賞   庭田朋弥くん(菊陽西小5年)
中学生段外 優良賞   遠山涼太郎くん(武蔵ヶ丘中2年)
一般段外 最優秀賞   福原久美子さん(東海大学九州2年)
一般有段 優良賞     白石ももこさん(東海大学九州1年)

【組演武】
少年緑帯 優秀賞    須中奨健くん(菊陽西小3年)  庭田直弥くん(菊陽西小4年)
少年茶帯 優秀賞    須中滉基くん(菊陽西小5年)   黒川拓海くん (熊本市龍田小6年)
少年有段 最優秀賞  住吉亜矢音さん(菊陽西小6年) 亀ア悠理さん(合志市南ヶ丘小6年)

【団体演武】
少年高学年 優良賞
須中奨健くん(菊陽西小3年)、庭田直弥くん(同小4年)、須中滉基くん(同小5年)、
庭田朋弥くん(同小5年)、長谷部稜くん(同小5年)、黒川拓海くん( 熊本市龍田小6年)

 

杉並台ひょっとこ愛笑会

 合志杉並台の老人若草会で結成された日向ひょっとこ踊りのグループです。メンバーは20名。毎月第2木曜日に杉並台コミュニティーセンターで練習しています。昨年11月から老人保健施設などへ、7月までに8回慰問に出かけました。お面をつければ、男も女もなく楽しく踊っています。