ワンネス 617号  2012/07/15発行

私の未来を体験! 菊陽中学校2年生

 7月9日(月)から11日(水)に菊陽中学校(宮川伊十校長)の2年生153名が、49事業所で職場体験を行いました。

取材 岩永明香里 相川郁弥

白鈴園

 白鈴園では、出席帳並べやそうじをしたり、園児と一緒に園庭でサッカーをして遊んでいました。
 前田京香さん、古荘佐和さん、高野雅可さん、小野志希さん、末永美尋さん、本田紗愛来さんは「急に泣き出すのであやすのが大変でした。トイレについていくのが大変でした。名前を覚えてくれ、話しかけてくれるのでうれしいです。仲良くなれました」と話してくれました。

イオン菊陽店

 イオン菊陽店では、商品並べや、賞味期限チェック、前出しをしていました。
 上村光麗さんは「ずっと立っての仕事が大変でした」と話してくれ、高崎星香さんは「お客さんから『がんばってね』と声をかけられてうれしかったです」と笑顔。士野恭奈さんは「慣れないことばかりで大変でした。やったことのない体験が出来て、とても勉強になりました」と頑張っていました。

ハンズマン菊陽店

 ハンズマン菊陽店では、花に値段をつけたり、水やりをしたり、床に水をまいたりしていました。
 木健吾くんは「そうじが一番大変」と話し、松野貴大くんは「水やりのときにたくさん花があったので大変でした。頑張っている人の気持ちがよくわかりました」と話しました。丸林稔和くんは「たくさん花があるので水やりが大変でした。お客さんにあいさつが出来るようになりました」と花の世話をしていました。

TSUTAYA菊陽店

 TSUTAYA菊陽店では、商品のほこりとりや商品の整理を行っていました。
 岡本明季奈さんは「ほこりとりやCD並べが難しかったです」、松村実乃里さんは「商品がありすぎて整理が大変でした」と話し、渡邉菜々さんは「レジや本並べをするだけだと思っていたけど、細かいところまでやっていて大変だと思いました」と、客の立場では気づかなかった仕事をしていました。


チームワークで勝利
西校区ドッヂビー大会

 第29回西校区レクリエーション大会子どもの部のドッヂビー大会が6月24日(日)菊陽西小学校体育館で開かれ、12チームが参加し熱戦を繰り広げました。
 菊陽西校区体育協会(岸田敏弘会長)では、地域相互の親睦をはかるレクリエーションとして子どもの部に、ドッヂボールの要領でディスクを投げてプレーするドッヂビー大会を行っています。今年も各子ども会単位で練習し、男女学年を問わず13名が1チームとなり対戦しました。A、B各コートでリンク戦を行い1位同士が決勝戦、2位同士が3位決定戦を行い、大声援に応えて青葉台子ども会チームが優勝しました。
 優勝した青葉台子ども会チームのキャプテン上田悠斗くん(菊陽西小6年)は「足を狙っていく作戦でした。みんなあきらめないで励まし合って、練習の成果がでました」と喜んでいました。

 

 


手づくりバザーはたのしいね
杉並台幼稚園

 杉並台幼稚園(伊藤博士園長)で6月22日(金)保護者会(真辺千尋会長)主催のバザーが行われ、たくさんの保護者と園児が手作り品やゲームを楽しみました。
 保護者会では、各クラスからバザー委員を選び4月下旬からクラスごとに出し物を決め準備してきました。子どもたちに人気の剣やステッキは新聞紙やペットボトルを使って200本余りを作製。保護者が交代で店番をするかわいいお店やマイうちわ作り、ペットボトルボウリングなどもありバラエティに富んだ内容となり、子どもたちはパパやママと一緒に「次はなにかな?」とワクワクしながら教室を回っていました。
 保護者会副会長の坂本佳代子さんは「準備に2ヵ月かかり、大変だったけど楽しいです」と話し、うめぐみの田中ちはるちゃんは「かわいいステッキをもらってうれしかったよ」と笑顔でした。

 

 


  (107)  上津久礼区  古川医院  古川まこと

大地震と原発事故N 放射能汚染のひろがり
〜 ガレキ受け入れで放射能汚染拡大〜

 ほんとうのことは世の中全体に伝わらないものです。一番重要な内部被ばくが全国民の周知の事実になっていません。政府は国民のための政治をおこなわず、国民のいのちを軽視しています。政治家・官僚は「内部被ばく」を知っているにも関わらず、国民に本当のことを伝えていません。
 原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)は、述べています。 「少量の線量でも被曝後に生物学的障害があらわれる」。国際放射線防護委員会(ICRP)も「内部被ばくに関してはしきい値はない」と述べています。内部被ばくでは、放射性物質が体内に取り込まれ周辺の細胞と密着した状態で放射線を放出し続けるので、ごく微量でも深刻な健康被害をもたらします。今回、食品の放射線に関する暫定基準値が決められました。しかし、全国の海も陸も放射能汚染されている現状ではむずかしいが、本来は放射性物質ゼロの食品が理想です。
 2006年経済産業省原子力安全・保安院が2004年のスマトラ沖大地震を受け、原発が津波で全電源喪失する恐れを東京電力に指摘していましたが、東電が地震や津波に対する安全対策をとらず、最悪の原発事故を起こしました。放射能汚染の責任は東電と間違った原子力政策を進めてきた政府にある事を忘れてはなりません。
 現在、政府の方針で、また御用学者やマスコミの放射能安全説にだまされて、多くの住民の方々は放射能汚染地域に住まざるを得なくなっています。さらに、政府は放射能汚染ガレキを全国の自治体にお金を出して引き受けさせ、放射能汚染を日本全体に拡大させようとしています。そうなれば日本に住むすべての人々が被ばくすることになるでしょう。宮城県、岩手県のガレキも放射能汚染されていることは下記の放射性セシウムの降下量の調査結果をみれば明らかです。放射性物質をわずかに含んだガレキも燃やせば大気中に広がり、降雨で大地と地下水に入り、最後にはあらゆる生物の食物連鎖の中で濃縮された放射性物質が人間の体内に取り込まれていきます。

 

 

参考文献「人間と環境への低レベル放射能の脅威」
    〜福島原発放射能汚染を考えるために   
    ラルフ・グロイブ/アーネスト・スターングラス 
     (肥田舜太郎訳)     あけび書房


クロネコと一緒に交通安全

 6月26日(火)菊陽町武蔵ヶ丘児童館で、ヤマト運輸の社会貢献活動の一環で「こども交通安全教室」が開かれました。
 地域の子どもたちに交通ルールや交通安全の知識を伝えるために、ヤマト運輸菊陽センターから男女8名の職員が来館。アニメのビデオ上映、アンパンマンの手遊びなど、着ぐるみのクロネコと一緒に工夫をこらした楽しい指導が行われました。
 田中美紀さんは南八久保区から秀成くん(3歳)泰秀くん(1歳)と参加。「目線が高い運転席なのに、思ったよりも死角があるのでビックリしました。子どもたちにも気を付けさせます」と話されました。

 

 

宅急便の運転席からは、白いロープの下は全く見えないことを確認しました。


 ささのはさ〜らさら

 白鈴園(吉野惠子園長)で7月6日(金)たなばた会がありました。
 菊陽西校区民生児童委員と一緒に飾り付けをした笹の前で、「やさしいひとになりたいです」「仮面ライダーになりたいです」など、それぞれゆめいっぱいのお願い事を発表しました。
 年長らいおんぐみは保護者の見守る中、一生懸命練習した「きらきらぼし」を歌って演奏しました。


 銀行ロビーで作品展

 東ヶ丘区の今村フランス刺繍教室の作品展が、7月2日(月)から1ヵ月の予定で肥後銀行菊陽支店ロビーで始まりました。
 今村教室では、同支店のオープン時に第1回作品展を開き、今回で4回目。今村先生と7名の生徒の作品は、様々なステッチを組み合わせて花束や情景を表したり、端午の節句用にカブトを刺繍し表装したりとどれもていねいに時間をたっぷりかけており、来客者は感心して見入っていました。
 講師の今村貞子さん(東ヶ丘区)は「今年80歳になり、節目に銀行の好意で作品展が出来ました。体調が悪くやめようと思ったこともありましたが、生徒さんたちに励まされて続けることができました」と笑顔で話されました。

 

 


 すくすく育て!

 津留区の阪本俊浩さん宅の作業場にツバメの巣があり、そこで4匹のヒナがかえりました。
 先月も親ツバメが巣を作り卵を温めていましたが、カラスにやられてしまい巣立つことができませんでした。
 今回は是非元気に巣立って欲しいです。