ワンネス 611号  2011/06/03発行

グラウンドゴルフ大会で楽しく仲間作り

新成区新和会

 5月19日(土)新成区の新和会(衛藤 祐会長)の今年度第1回目のグラウンドゴルフ大会が、新成区公園で開かれました。
 新和会は昨年9月に新成区の高齢者が交流するサークルとして14名で発足し、今年度は17名で活動しています。2ヵ月に1回の誕生会やグラウンドゴルフ大会、花見や紅葉狩りなどを行い、仲間作りにつとめています。
 19日のグラウンドゴルフ大会には10名が参加し、4ホールを2回まわりました。最近グラウンドゴルフを始められた方もたくさんいて、打ち方を教えあったりしながら和気あいあいと楽しんで終了。結果、男澤豊治さんが優勝し、同区公民館で表彰式が行われました。
 衛藤会長は「地域の仲間作りやふれあいを大切に活動しています。もっとたくさんの方に参加していただきたいと思います」と話されました。

 

 新発足した団体で、ゆくゆくは区の承認を得て区の老人会として活動したいとのことでした。皆さんがイキイキと暮らせる区になりますように。(岩田)

写真提供 才藤和也新成区長

東ヶ丘グラウンドゴルフ愛好会

 東ヶ丘グラウンドゴルフ愛好会(田中芳正会長)の第12回大会が5月16日(水)菊陽杉並木公園スポーツ広場で開かれ、会員の交流を深めました。
 久しぶりのスポーツ広場での大会となり、50mのホールも設定し8ホール2ゲームに11名が挑戦。「広々としたところで気持ちいいですね〜」とホールインワンを狙って思い切り打っていきました。芝生の生えているところは止まり、無いところは早く進むという難しいけれど面白いコースを回り、以前の大会での優勝者は5打プラスというハンデを加えた結果、田中会長が優勝しました。その後、ホールインワン競争もあり楽しい春の日を過ごしました。
 優勝した田中会長は「同点の方がいらっしゃったけど私が年長なので頂きました。月4〜5回のパークゴルフや週2回のグラウンドゴルフで腕を磨いています」と笑顔でした。

 

 いつもは区の公園で練習されているので、50mホールは難しいそうです。和気あいあいと楽しんで、ちょっとした賞品ももらえて楽しい一日でよかったです。(岩田)


優勝目指して
ミニバレーボール大会

 菊陽町ミニバレーボール協会(村上 緑会長)主催の第46回菊陽町会長杯争奪ミニバレーボール大会が5月13日(日)菊陽町民体育館と菊陽南小体育館で行われ47チームが出場し、優勝目指して頑張りました。
 開会式では、メイプルチームの皆さんによる選手宣誓のあと試合開始。各チームはサーブやレシーブ、アタックなどチームワーク良く行い、アタックが決まるとハイタッチで喜んでいました。
 40歳代女子の部で優勝したカトレアYチームの佐々木理美子さんは「中学校の体育大会と重なり、40歳代女子は参加チームも少なく、少し物足りない試合となりましたが、優勝することができ嬉しいです」と話されました。

 

 

 中学校の体育大会と重なり、いつもより参加チームが少ないようでしたが、試合は熱戦となっていました。お疲れ様でした。(谷川)


ゴキブリを撃退します!
宮ノ上区

 宮ノ上区(江口重治区長)では毎年恒例のゴキブリ駆除のホウ酸団子作りを5月17日(木)同区公民館で行いました。
 参加者は、フードプロセッサーなどで玉ねぎを細かく刻みホウ酸と小麦粉を混ぜ合わせ、発泡スチロールのトレイに広げて入れ、希望する8名分と参加者23名分を作りました。毎年恒例とあって、手慣れた作業で予定時間より早く終了しました。
 昼食は、手作りカレーとから揚げ、サラダがあり、心のこもった料理で楽しいおしゃべりタイムとなりました。参加した小原道子さんは「毎年、ここで作ってホウ酸団子を台所に置くのでゴキブリは滅多に見かけません。今年もこれで大丈夫」と話されました。

 

 


  (72)  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

これぞ無添加の極 蔵付酵母で作った日本酒

■蔵付酵母とは
  酵母という生き物は目には見えません。自然界には、酵母が浮遊しているのです。空気中にも酵母は生きた状態で存在します。これらの酵母を「野生酵母」といいます。野生ですので、素性がはっきりしません。野良犬ならぬ「野良酵母」といったところでしょか。
 酵母という生き物は単細胞で、分裂して仲間を増やしていきます。適度な温度、適度な糖分を含んだ液体に、空気中を漂っている「野生酵母」が漂着すると、野生酵母はアルコール発酵を始めるのです。
 古代、我々の祖先は、野生ブドウやさまざまな果物を搾った液体を壺に入れて置いていました。その壺に酵母が入り込んで、自然と発酵をして酒が生まれました。この様な原始的な酒を好んで飲んだようです。
 日本酒蔵、焼酎蔵、味噌蔵、醤油蔵、酢を造る蔵には、それぞれの蔵ごとに違った性質を持つ酵母が住みついています。ご存知でしたか?これらは「野生」ではなく、素性のしれた立派な酵母たちです。
 蔵ごとに微妙に香味が違うのは、これらの蔵付の酵母が香味を左右するためです。近代的な醸造技術が、明治以降に日本にもたらされる前の時代、つまり江戸時代前までは、それぞれの蔵で、蔵に住み着いた酵母を「生?(きもと)づくり」「水?」「菩提?」といった原始的な工法で、蔵付酵母を増殖させて、日本酒を仕込んでいました。ですから、蔵によって香味の格差が大きかったことと思います。

■これぞ100%無添加の極みの日本酒
 秋田のA酒造から、おもしろい規格の限定酒が発売になりました。その酒蔵に住み着いた蔵付酵母を、生?づくりで仕込んだ酒です。何も添加していない日本酒。つまり100%無添加の純米酒です。しかも、搾った酒を、濾過することもなく、直に瓶詰めしていますので、瓶の底にはうっすらとにごりが残っています。ラベルも税務署に届け出ないといけない必要事項だけが記載され、ラベルもありません。100%無添加を主張しているのでしょうか。
 さて、味わいです。早速、妻と二人で試飲しました。
 香味ともにマスカット(白ぶどう)のような爽やかで心地良い酸味を帯びた吟醸香。口に含むと、香りと同じイメージの心地良い酸味を帯びた味わい。ドイツやフランスアルザス地方のドライ(辛口)な白ワインのような味わいです。こんな白ワインを彷彿させる酒は飲んだことがありません。たいへん美味しいです。これが蔵付酵母の持つ特性なのでしょうネ。

 

 

【刈穂 蔵付自然酵母仕込み生?づくり
純米生原酒ちょいにごり直詰め】(新発売)


城北地区中学女子
        ソフトボール大会優勝

 5月3日(木)菊池市泗水グラウンドで城北地区中学女子ソフトボール大会があり、私たち菊陽中学校女子ソフトボール部は念願の優勝をすることができました。
 当日、リーグ戦を勝ち残り、決勝は熊本県ナンバーワンの阿蘇市立一の宮中学校との対戦でした。試合が動いたのは1回裏で、1アウトランナー無しから死球やヒットでつなぎ、満塁となりました。バッターは5番の三宅で、このチャンスにホームランを打ちました。結果4対1で、勝った瞬間は夢のような気持ちでした。
 私たちのソフト部のスタートは未経験者がほとんどで、最初どのチームにも歯が立ちませんでした。しかし毎日の練習を積み重ね、先生方や保護者の皆さんのお陰でここまで来れたんだと思います。今回の勝利に自信を持ち、そして次への勝利につなげられるように頑張ります。
キャプテン 3年  川崎楽舞

 

 


植崎悠太(ゆうた)くん 2歳7ヵ月 津久礼ヶ丘区

 

 絵本が大好きで、ママと一緒に図書館のおはなし会に参加しました。「ぴょ〜ん!」という絵本が大好きで、大きな声を出して喜んで聞いていました。


おはなしの森さんさん

 菊陽町図書館で毎月第1・第2水曜日と第2・第4日曜日におはなし会を行う「おはなしの森さんさん」です。
 図書館のイベントだけでなく、小学校やふれあいサロン、武蔵ヶ丘コミュニティセンターのイベントなどにも出かけて、おはなし会を行っています。絵本の読み聞かせだけでなく紙芝居や手遊びなども入れて、小さい子どもでも楽しめる内容になるように工夫しています。お話をまるごと覚えて語る「語り」にも取り組んでいて、覚える作業は難しいですが、自分たちも楽しんで語っています。

 

 



工場見学に行ってきました

菊陽杉並台区 川畑延洋

 5月16日(水)私たち杉並台倶楽部の19名は熊本ヤクルトとフジバンビの工場見学に行き研修を行いました。
 熊本ヤクルト工場は主に乳酸菌飲料のヤクルトの原液を製造し、福岡工場で製品として出荷しているそうです。また「ソフール」というヨーグルトの製造工程を見学して試食もし、少し健康になれたような気がしました。
 フジバンビは駄菓子屋で、主力商品の「黒糖ドーナツ棒」をはじめ、カリントウやケーキ、ラーメンなど多数の食品を製造しているそうです。また、兵庫県姫路市で創業した縁で女子サッカーチーム「アイナック神戸」のスポンサーでもあり、売り上げを伸ばしているそうです。
 今回の見学会には高齢者3名も参加されましたが、それぞれに元気な参加者が介添え役をしました。フジバンビ工場では、2階の説明室まで足元の不安な方を背負って上り下りして助け合いました。
 このような「人を思いやる心」を少しずつ広げていけば、素晴らしい人間関係が出来上がると思い感激しました。

 

 

 


編集後記

 今週登場された各地区の皆さんのサークルを「老人会」と呼ばせていただいていいものかと思えるくらい、皆さんお元気ですごいです!(T.I)