ワンネス 603号  2012/04/01発行

気持ちを込めて演奏しました
菊陽吹奏楽団

 菊陽吹奏楽団(紫藤 淳団長)の第28回定期演奏会が3月11日(日)菊陽町図書館ホールで行われ、多くの来場者がありました。
 第1部のクラシックステージでは、英国の作曲家スパークが東日本大震災で被害にあわれた方々への復興支援のために発表した「陽はまた昇る」が演奏され、このあと会場の全員で黙祷を捧げました。そして、戯曲「オセロ」から第1、第3、第4楽章、ドヴォルザークの「謝肉祭」と続き、第2部のアンサンブルステージは、クラリネットの5重奏や、サックスでの「星に願いを」などをしっとりと演奏。第3部のバラエティーステージは、おなじみの「A列車で行こう」や映画「パイレーツ オブ カリビアン」のメドレー、「マル・マル・モリ・モリ!」で会場が一体となり、大盛況で演奏会を終了しました。
 境の松区の中村君代さんは「初めて来ました。やっぱり音楽はいいですね、元気をもらいました!」と話してくれました。

 

 

 スパークのことはこのコンサートで初めて知りました。「もう1年が過ぎたんだなあ」という感じです。
 演奏会は「お客さんを楽しませたい」という思いが伝わってきてすごく感動しました。(宇都宮)


気持ちを合わせて
    ナイススマッシュ

スポーツクラブきくよう卓球大会

 スポーツクラブきくよう(津村 修会長)主催の卓球大会が3月11日(日)菊陽町民体育館で行われ、ペア23チームが出場しました。
 選手の皆さんは、自分たちの実力に合わせたクラスにエントリーし、ダブルス1セット、シングルス2セットで試合を行いました。
 Cクラスで出場した吉野豊子さん(上津久礼区)は「菊陽町東部町民センターで週2回練習しています。同じ区の前田重光さんとペアを組み出場し、勝ったり負けたりしながら5試合しました。楽しかったです」と話されました。
 優勝は、Aクラス 森 義成さん、山部恭司さんペア、Bクラス 吉永浩一郎さん、後藤博俊さんペア、Cクラス 大塚貴子さん、藤野幸子さんペアでした。

 

 

 

 参加した皆さんは楽しみながら試合をされていました。優勝した皆さんおめでとうございました。(谷川)


タスキをつないで走れ!

菊陽町子ども会駅伝大会

 3月11日(日)菊陽町子ども会育成連絡協議会(布田 俊会長)主催の第35回菊陽町子ども会駅伝大会が菊陽杉並木公園ふれあい広場と南側町道を周回するコースで行われ、鉄砲小路Aチームが4連覇を達成しました。
 開会式後、午前10時15分に既定の部15チームの4年生男子からスタート。学年や男女の体力を考慮してコースや距離が設定され、チームメイトや保護者から応援の声を受けて、12区間を一生懸命走りました。15分後オープン参加の部9チームもスタートし、応援の声も一層にぎやかになりました。
 上津久礼子ども会の島田英夏さん(菊陽中部小5年)は「最初は無理と思ったけど、走ったあとは頑張ってよかったと思いました」。同子ども会深山奈菜さん(同小5年)は「疲れたけどいい思い出になりました」とほっぺを真っ赤にして話してくれました。
 結果は、既定の部 優勝 鉄砲小路A、2位 武蔵ヶ丘4町内、3位 武蔵ヶ丘6町内。オープンの部 優勝 緑ヶ丘B、2位 三里木、3位 馬場でした。

 

 

 寒風の中元気に駆け抜けた子どもたちに感動しました。
 保護者のチームワークの良さも子どもたちのチームワークに反映されているようでした。(岩田)


ふれあい駅伝大会

 菊陽町体育協会(瀬上昌夫会長)が主催する第24回菊陽町ふれあい駅伝大会が3月11日(日)菊陽杉並木公園スポーツ広場をスタート・ゴールで行われ、16チームが出場し、さわやかな汗を流しました。
 開会式では菊陽中学校陸上部 鶴田 蒼くん(2年)が「日頃の成果を十二分に発揮し、このふれあい駅伝を最後まで走りぬくことを誓います」と元気よく選手宣誓。選手の皆さんは菊陽町後藤三雄町長の号砲でスタートし6区14kmで健脚を競いました。
 優勝した、あじまんチームの清水郭尋さんは「昨年は3位で悔しい思いをしたので今年は優勝を狙えるチームで挑みました。優勝することができ嬉しいです」と話されました。

 

 

 皆さんたすきをつなごうと頑張って走られていました。お疲れ様でした。(谷川)


  (71)  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

最近話題の『塩麹』を使った酒の肴

★きゅうりの塩麹漬け★
@きゅうりを切り、適量の塩麹をふりかける。
A一晩(半日程度)冷蔵庫で放置し、できあがり。
一夜漬けです。きゅうりに限らず、いろんな季節の野菜で簡単にできます。酒の肴になります。

 

★魚の切り身に塩麹★
@切り身の魚に塩麹と日本酒をまぶして1時間程度放置する。
A表面の水分をキッチンペーパーで取り除き、フライパンやグリルで焼く。表面は焦げやすいので注意する。
 今回は鰈(かれい)と鯵(あじ)の一夜干しに塩麹をまぶしたものを焼きました。少し焦げてしまいましたが、普通に焼いたものと比較して、身離れがよく、身が柔く、旨味がたっぷり。たいへん美味しくなりました。お酒の肴にピッタリです。

 

 

★納豆に塩麹★
 納豆に塩や醤油の代わりに塩麹を使う。
 朝から簡単にできます。新潟の魚沼地方には、麹米入りの納豆製品があります。

 

 

◆8時間で塩麹をつくる
 塩麹は、麹米と塩と水を入れて、常温で7〜10日の日数を要します。
 「塩麹を短期間に造りたい〜」という方には、次のような方法で、8時間で塩麹を造ることができます。
  炊飯器に麹米と塩と水を入れ、保温モードにして、濡れた布巾を上に被せて、炊飯器の蓋は閉めません。(解放状態)
 ちょうど、甘酒を造る方法です。塩麹は簡単に言えば、甘酒に塩を混ぜたものです。常温ではなかなか糖化するスピードが遅いのですが、温度を50℃程度に高めてやりますと、糖化がどんどん進み、塩麹が8時間程度で完成します。
 ここでポイントなのが、60℃を越えないようにするということです。麹菌が作り出したさまざまな酵素はタンパク質ですので、65℃以上になると、構造が変遷して、さまざまな物質を分解する働きを失ってしまいます。

◆塩麹の保管方法
 塩麹は、塩の代わりに使う調味料と思って頂くといいです。完成した塩麹はコーヒー瓶や醤油の実(しょんしょん)などが入っていた空瓶をきれいに洗浄して入れます。冷蔵庫で保管した場合、半年は日持ちします。


東日本大震災から1年 東北に想いを馳せて

 3月11日(日)菊陽町町議会議員がゆめタウン光の森店内で被災者への募金活動を行いました。
 菊陽町議員は、この日に行われている自衛隊の東日本大震災災害派遣写真展の前で、募金箱を手に買い物客に協力を訴えました。陸上自衛隊西部方面隊の北熊本駐屯地、健軍駐屯地、高遊原分屯地から派遣された自衛官の現地での活動の様子には、立ち止まって見入る人も多く、改めて支援を考える機会となりました。
 大塚 昇議会議長は「3月11日を忘れてはいけないと考え、この日に活動を行うことにしました。集まった募金は熊本県が支援している宮城県東松島市に派遣される菊陽町職員に託します」と話されました。
 

 3月11日(日)青葉台区にあるカフェデポ(倉庫茶屋)で、菊陽町や熊本市などで活動をするアマチュア音楽グループが集まり、被災者支援チャリティコンサートを行いました。
 コンサートに出演したのは、オカリナの演奏をする丘リーナと昔懐かしい昭和の音楽を演奏するマグネティックビート、ピアノの弾き語りのじゃばとも、南阿蘇村からやって来たボヘミアンブラザーズの4グループ。皆さんがよく知っている曲やオリジナル曲を披露しました。また、曲の合間には募金も募りました。
 コンサートを主催した本田誠哉さん(三里木区)は「この熊本に被災した方々が避難していることを知り、少しでもお役にたてればと開催しました。来場された方や出演された方から募金を頂きました。ありがとうございました」と話されました。
 集まった募金17,050円は熊本被災者支援プロジェクトを通じて被災者の方々へ贈られました。
 


 車椅子を寄贈
菊陽町商工会女性部

 菊陽町商工会女性部(藤森絹子部長)は、先日行われた熊本県商工会女性部レクリエーション大会でのバザーの収益で車椅子を購入し、3月21日(水)菊陽町社会福祉協議会(甲田峰子事務局長)に寄贈しました。
 レクリエーション大会当日は、菊陽町特産の人参や馬コロッケ、人参入りかりんとうなどの加工品や人参焼酎を販売。車椅子寄贈の目標を立て一生懸命販売しました。
 藤森会長は「以前夫が倒れた際には、社会福祉協議会から車椅子を借りることができ助かりました。イザという時ためになります」と話し、甲田事務局長は「軽くて、とても使いやすい車椅子です。無料で貸し出すことが出来ます」と笑顔でした。

 

 

 


 つばき 玉の浦

ツバキ科ツバキ属 原産地 日本

 花言葉は、理想の愛、控えめな愛、気取らない美しさです。
 花弁の縁が白く内側が赤い可憐なツバキです。九州の五島列島・福江島の玉之浦で昭和21年に偶然、発見されたヤブツバキ。その地名を採って「玉の浦」と命名されました。
撮影場所 塚田 攻さん宅 緑ヶ丘区

 


編集後記

 桜の花も咲き、お花見シーズン到来ですね。楽しいお花見会の写真を撮られたらワンネスに掲載しませんか?お待ちしています。
ワンネス編集室