ワンネス 600号  2012/3/11発行

地域公民館の活動を報告
菊陽町公民館大会

 平成23年度菊陽町公民館大会が2月
19日(日)菊陽町図書館ホールで行われました。
  ギター愛好会の講師 永田 紘さんによるギター演奏のオープニングセレモニーのあと開会行事が行われました。
 地域活動推進モデル公民館発表では、上津久礼区の阪本泰一さん、新町区の渡邉いづみさん、武蔵ヶ丘1町内の村里伸朗さんの3名が活動報告しました。上津久礼区の阪本さんは公民館活動の概要として、環境美化作業のことや敬老会開催のこと、菊陽町指定無形文化財 川施餓鬼のことなどを話されました。また、これからの課題として「これまで築いてきたつながりを大事にしながら、新たに住人となられた方とのつながりを深めていくためには、どのような形で行事に取り組んで行くかが大事になると考えています」と発表しました。
 講座生発表では、太極柔力球を披露したさわやかスポーツや「虹色のバイヨン」などを踊った高齢者大学、民謡教室 菊友会は「銚子大漁節」などを唄い、日頃の練習の成果を披露しました。また、ホワイエでは洋裁教室やプランター園芸教室、着物リメイク愛好会、大人の塗り絵クラブなど14講座の力作が展示されました。
 キッズイングリッシュで発表した庭田朋弥くん(菊陽西小4年)と直弥くん(同3年)は「英語を習い始めて3年になります。みんなの前で上手く発表ができました」と笑顔でした。 
 最後に自転車など豪華賞品の当たるお楽しみ抽選会もありました。

 

 

 公民館活動の事など良く分かり勉強になりました。講座生の発表や展示も楽しみました。最後の抽選会ではプランター園芸教室の寄せ植えが当たり嬉しかったです。(谷川)


皆さんの力作が展示されました

緑ヶ丘区

 2月25日(土)26日(日)緑ヶ丘区(江平民夫区長)の第6回文化祭が同区公民館で行われました。
 ふれあいサロンのちぎり絵カレンダーや、くまモン顔の折り紙のおひな様、子ども会のペットボトルを利用したキャンディポット、一般の部からは書、絵画、手芸品、編み物、盆栽など様々な作品が出品されました。来場者は「まあ、色使いがきれいねぇ」「これはあの方が作ったとね、すごかねー」と感心しながら作品を鑑賞していました。
 クロス刺繍を出品した片岡多江子さんは「元絵を見ながら半年かけて完成しました。細かい葉っぱの色を表現するのに根気がいりました」と話してくれました。展示室の隣の間では、お茶やお菓子が用意され、見学者は作品の感想や制作の苦労話に花を咲かせていました。

 

 

東ヶ丘区

 東ヶ丘区(山田 亮区長)の第20回東ヶ丘区文化祭が2月25日(土)26日(日)に同区公民館で行われました。
 会場には、切り絵や書道、パッチワークなどの作品が多数展示されました。来場者は、山田区長手作りのスピーカーから流れる音楽を聴きながら素晴らしい出来栄えに感心していました。
 丸山響子さんは「色々な作品が展示され感心しました。来年は紙粘土の人形作りに挑戦してみたいと思います」と話され、公民館長の古川武士さんは「今年は例年通りの文化祭でしたので、来年度は皆さんから意見を聞き、多くの方々に足を運んでいただけるような文化祭にしたいと思います」と話されました。

 

 

下原区

 下原区(西 勲区長)の第5回ぶら〜っとぎゃらりーが2月25日(土)26日(日)に同区公民館で行われました。
 会場には陶芸や写真、盆栽、書道、編み物などの作品が多数展示されました。また、くまモンの小物入れをエコクラフトで作る体験コーナーもあり、作品を作った皆さんは「パンダ?ネコ?と聞かれそうですが、かわいく出来ました」と個性豊かなくまモンが出来上がっていました。
 作品を出品した糸永恵美子さんは「トールペイントを出品しました。絵具さえあれば何にでも描けます。次回はTシャツなどの洋服に描いてみたいです」と話され、小平ひさ子さんは「唐子人形を初めて作りました。作品が出来上がっていくと楽しいです」と話されました。

 

 


  (62)  ひばりヶ丘区  矢原正治

インドセンダン センダン科

 今回で600号記念とのこと、日本ではなく、なかなか行けない国、アフリカのスーダンで2月17日に撮影してきた植物を紹介します。
 植物名「インドセンダン」、別名「ニーム」「マルゴッサ」です。インドでは昔から土壌と作物の防虫、家畜や人間の病気の治療に、種から油を絞り殺虫剤として使用してきたようです。もしかすると、すでにどなたかが農薬で使用していませんか?また、民間薬、薬用茶として、皮膚病、糖尿病、解熱、腎臓病などの泌尿器系疾患などに飲まれています。5年ほど前パキスタンのカラチ大学でニームの葉をお茶にして売っていると飲ましてくれました。
 スーダンの首都のハルツーム(Khartoum)の街のあちこちに植えられ、乾期の雨の無い時期に10m位の大きさで、葉が茂り、元気に花を咲かしていました。皮膚がケロイド状になるリーシュマニアという皮膚病に効果があると紹介してくれました。
 熊本ではニームは大きくなりません。沖縄ぐらいの暖かさ(暑さ)がないといけないようです。
 今回はハルツームにたった4日間の滞在です。行き帰りに各1日、関空→ドーハ(カタール)→ハルツームで、行きが16時間、帰りが14時間位です。ただ家を出てから帰るまでの移動だけで2日以上必要でした。スーダンは乾期で、細かい砂塵が舞っていました。一日マスクをしていると茶色になるようです。地元の人は皆さん明るく楽しい人達が多いように感じました。普通の家は水のシャワーで、温水のシャワーは出ません。太陽熱温水器を設置するといいですね。
 食事は右手を使って食べます。イスラム教が主なので豚肉と酒はありません。肉は羊、鳥肉が主です。野菜や果物はそれなりに有りましたが、量はやはり少なく、安くはないようです。魚は川魚が主です。結構でっかい魚を売っていました。
 スイカは思ったよりも美味しかったです。ホテルの人参ジュースは甘く格別でした。最高級のホテルに泊めていただいたので、滞在は大変良かったです。滞在中の4日間、酒宴が有りませんでしたので、胃の調子は最高で、食べ物を美味しく沢山頂きました。太ったようです。


心癒す音楽のひととき
はーるよこいコンサート

 2月26日(日)第3回はーるよこい ひだまりチャリティーコンサートが山鹿市鹿本生涯学習・健康センター「ひだまり」で行われ、菊陽町在住のメンバーが所属する“月の雫”と“Tutti”が出演しました。
 “月の雫”はソプラノの矢野智恵子さん(新町区)と阪本厚子さん、ピアノの山田貴世さんの3名が「白いブランコ」や「見上げてごらん夜の星を」などを披露。矢野さんは「昨年に続き2度目の出演で今回はちょっぴり懐かしく、ホッと一息つけるような曲を歌いました。童謡、唱歌同様、昭和の名曲も歌い続けていきたいです」と話されました。また“Tutti”は二胡の鍋島由紀美さん(井口区)とピアノの倉岡弘子さんが「わらべうたメドレー」や「東京ブギウギ」などを演奏しました。鍋島さんは「皆さんの手拍子や歌声が聞こえてきました。一緒に演奏しているようで演奏時間が短く感じて楽しかったです」と話されました。

   

 


 

 後藤 一颯(いぶき)くん  1歳  三里木区

  王子様に変身!アンパンマンが大好きで、アンパンチがとても上手だよ。


大きな声で歌いました♪

 菊陽町社会福祉協議会の生きがいデイサービス「いきいき大学」が月曜日から金曜日に各会場で行われています。
 2月16日(木)は菊陽町福祉支援センター2階の大会議室で行われました。参加者は午前10時に会場へ到着し、血圧測定などの健康チエックのあと健康体操や筋力トレーニングを行いました。昼食のあと、午後からは菊陽町などで音楽活動をしている“ぐるぐる”の皆さんによるミニコンサートが行われ「真っ赤な太陽」や「津軽海峡冬景色」などの歌や「青い山脈」や「リンゴの唄」など昔懐かしい曲を大きな声で歌いました。
 二子石スマ子さん(青葉台区)は「すごく楽しかったです。大きな声で歌い若返りました」と話されました。

  

 


600号を迎えて

 お陰様でワンネスは600号を迎えることができました。1998年7月の創刊からたくさんの皆さまにご支援いただき、あらためて感謝申しあげます。
 ワンネス(ONENESS)とは英語ワン(ONE)の名詞形で「人も自然も生命はすべてつながっていて、ひとつである」という意味です。東日本大震災から一年を迎えるにあたり、あらためて人と自然の共生や、人と人のつながりの大切さに気付かされました。これからも笑顔あふれるワンネスな街づくりのお役に立てれば幸いです。

熊日新聞菊陽販売センター代表 合志正三 


編集後記

 各地区の文化祭は取材をしながら楽しみました。私も下原ぶら〜っとぎゃらりーで個性豊かな?くまモンの小物入れを作りました。(N.T)