ワンネス 598号  2012/02/26発行

歩いた、歩いた、歩こう会!
菊陽町歩こう会

 菊陽町歩こう会(久保田昌生会長)は2月3日(金)和水町散策に出かけました。
 和水町は菊陽町と比べると、面積は2.5倍の広さですが人口は三分の一ほどの自然が豊かな町でした。和水町事業課商工観光係推薦の目の神様(岩本宮)やイボの神様(自然石)などの《八つの神様ご利益めぐり》をふるさとガイドの方々に丁寧に案内していただきました。バスに乗ったり歩いたりさすが「歩こう会」です。きっとこれからの人生にご利益があることと思いました。
 3月例会は、3月1日(木)柳川ひな祭りと名物うなぎのセイロ蒸しです。また、平成24年度の新会員募集中です。よろしくお願いします。

 

 

 写真・文提供 久保田昌生会長


薄味ってどんな味?
へるしお(減る塩)セミナー

 塩分を減らしてもっと健康になろうと、1月31日(火)菊陽町健康・保険課主催“へるしお(減る塩)セミナー”が菊陽町三里木町民センターで開かれました。
 20代から60代の女性16名の参加者は、保健師から塩分の取り過ぎによる高血圧が脳卒中や心臓病、腎臓病などの合併症につながる「身体への影響」について説明を聞きました。また、栄養士からは「外食や中食の選び方を工夫しよう」と、市販食品の成分表中の塩分含有量を計算し、参加者はその含有量の多さに驚いていました。身体と栄養のお話のあとは、菊陽町社会教育指導員 平松弘子さん指導の身体のストレッチ。心と身体をほぐしたあとは、参加者が楽しみにしていた1食で塩分が2.3gしか含まれないお弁当の試食会もありました。
 3歳のそらちゃんと母親の横川万里子さん(新成区)は「減塩に気を付けていますが、その味が薄いのか分かりませんでした。今日のお弁当は少し薄味かと思いましたがおいしかったです」と話しました。

 

 


いざという時に備えて
菊陽町まちづくり大学

 2月4日(土)菊陽町図書館ホールで菊陽町生涯学習課主催による第16回菊陽町まちづくり大学が開かれました。
 菊池広域連合南消防署の3名の隊員がAED(自動体外式除細動器)の使用方法や、訓練用人形を使って心肺蘇生法を実演し「心肺停止状態の人を発見した場合は、たとえあなたが一般人でもすぐに蘇生処置を行なってください。何もしないで救急車を待つよりその後の社会復帰率が2倍くらいになります」と説明されました。
 続いて災害危機管理アドバイザーの和田隆昌さんが「災害から家族を救う方法」をテーマに講演を行ない、過去の災害事例から学んだ防災方法や、これからの地域の防災組織のあり方などを話しました。
 図書館ホール前では震度7まで体験出来る起震車で地震体験が行われました。起震車に乗った深山奈菜さん(菊陽中部小5年)と吉岡明日佳さん(同4年)は「怖かった、動けなかった。地震の時はどうすればいいか学びました」と話してくれました。

 

 


スポーツの発展に貢献
菊陽町体育協会

 菊陽町体育協会(瀬上昌夫会長)主催の平成23年度菊陽町スポーツ功労賞表彰式と役員研修会が2月4日(土)菊陽町中央公民館大会議室で行われました。
 今年は、菊陽町ゲートボール協会推薦の大野誠哉さん(上津久礼区)、中学スポーツクラブ推薦の高野秀一さん(上津久礼区)、菊陽町陸上競技協会推薦の冨田洋助さん(馬場区)の3名にスポーツ功労賞が贈られました。大野さんは「活動が認められ受賞に繋がったと思います。嬉しいです」と話されました。
 役員研修会では、九州学院高校陸上競技部監督 禿 雄進さんが「絆〜陸上競技を通しての人間作り〜」と題して講演し「熱意を持って指導していく中で絆ができ、指導者も生徒も成長していきます」と話されました。武蔵ヶ丘中学校陸上部1年の平川明日花さんと藤川 遥さんは「禿監督の話にあったように努力する気持ちを持って毎日の練習を頑張ります」と話してくれました。

 

 


  (41)  パソコンサポートくまもと  高畑圭輔

Amazon Kindle発売

 日本での発売が待たれていた電子書籍デバイス「Amazon Kindle」がついに日本でも発売されるようです。
 このKindleはインターネット書店「amazon」が電子書籍を販売する為に作成した端末で、amazonで購入した電子書籍を閲覧する為に使用します。
 端末はNTT docomoの回線が利用できるようになっており、外出中でも電子書籍の購入が可能となってます。また、amazonで購入した電子書籍はKindleを持っていなくてもAndroidスマートフォンやiPhone、iPadにKindleのアプリをインストールすることで利用できます。Kindleはamazonが発売しアメリカでは既に大きな成功を納めていている物ですから話題性が非常に高く注目されています。
 一方、国内では既にソニーから電子書籍のデバイスが発売されています。SonyReaderという名前で販売されており、いくつかの機種があるのですが最新型はKindleと同様に携帯電話の回線でどこでも電子書籍が購入できるようになっています。SonyReaderの場合、電子書籍の購入方法はSonyが展開しているReaderStore(http://ebookstore.sony.jp/)で購入します。
 また、紀伊国屋書店のBookWeb(http://bookweb.kinokuniya.co.jp/)で購入した電子書籍もSonyReaderで閲覧できます。ReaderStore,紀伊国屋BookWebで購入した電子書籍はSonyReaderを持っていなくても「Kinoppy」というアプリケーションを利用する事でスマートフォンやパソコンなどSonyReader以外の端末でも利用できます。対応しているのはAndroid、iPhone、iPad、Windows搭載パソコンとなります。
 さて、この電子書籍ですが意外にも高齢者の利用者が多いと言われています。普及の理由については、電子書籍の大きな魅力である「拡大表示機能」にあると言われています。電子書籍は利用者の好みに合わせて文字のサイズ、書体、背景色と文字色の変更、などが可能になっています。視力が落ちてきて普通の本を見るのがつらくなってきた高齢者に喜ばれているようです。
 KindleもSonyReaderも端末としての能力には大きな差はありませんので、勝敗を分けるのは扱える書籍の量で決まります。今後出版業界の動きに注目をしていきたいと思います。



モダーンから日本情緒まで

 菊陽町図書館(堀 行徳館長)では「蕗谷虹児の世界〜モダーンから日本情緒まで」展を展示室で4月2日(月)まで行っています。
 蕗谷虹児(1898〜1979)は、日本画家として修業を積みながら竹久夢二に触発されて挿絵画家としてデビューし、少女雑誌「令女界」や「少女の友」などで活躍しました。同館所蔵の雑誌や口絵、職員の村崎修三さんが収集した画集、詩集など計230点が展示され、叙情画界の星と呼ばれた蕗谷虹児の世界を堪能することができます。原画では無く、捨てられていく印刷物のコレクション展示は珍しく、虹児の三男・龍夫さんも見たことがない作品もあり注目を集めています。

 

 

 

 


 

 平田 七瀬(ななせ)ちゃん 1歳 三里木区

 

 保育園の発表会でシンデレラに変身しました!かわいいでしょ。いつもお姉ちゃんと活発に遊んでいます。


文章の書き方や漢字の勉強には最適。
紙風船も作れるよ。
濡らして絞って大型ぬれティッシュ
として拭き掃除に便利。
張子の作品を作るときの下地に最適です。

 


編集後記

 昨年の暮れから温度差が激しい日々が続きましたね。人間も体調を崩す方が多かったですが、最近の野菜の高騰をみると今年の冬は野菜たちにも厳しかったんだなあと思います。春が待ち遠しいです。(T・U)