ワンネス 588号  2011/12/11発行

文化祭特集

 町内の各地区で文化祭が開かれました。皆さんの温かみのある手芸作品や手の込んだ芸術作品とも言えそうな作品、地域で開かれているサロンの皆さんの作品、子どもたちのイキイキとした絵や工作、珍しいコレクションなどが飾られました。

あさひヶ丘区
11月12日(土)13日(日)

 第3回文化祭がギャラリークロストークL&Eで開催。編み物や刺繍、などの手芸作品、鉛筆画などじっくり眺める作品や手に取って遊べる竹細工などたくさん並びました。力作の前で「わー!隣の方の作品だ。いつの間に作ったんだろう。すごい」と感心する声もあがりました。
 同区集会所で開かれた板垣アキ子さん指導の絵手紙講座作品は柿や唐辛子を情緒たっぷりに表現し、個性あふれる作品になりました。

 


青葉台区
11月13日(日)

 区公民館で開催。書道や写真、切り絵、パッチワークなどが展示され、来場者は「すばらしいですね。私も何か挑戦してみたいです」など、その出来栄えに感心していました。また、夏祭りや敬老会の写真などを展示したコーナーは人気を呼んでいました。また、お茶席やぜんざいなどの接待もあり文化のひとときとなりました。


三里木北区
11月19日(土)20日(日)

 同区公民館で開催。中では、木目込み人形・貼り絵・書道などたくさんの作品が並び「これはどうやって作るの?」など、作り方を教えあって交流を深めました。外ではスライム作り体験コーナーもあり、子どもたちが元気に作り楽しんでいました。
 班長・組長の奥さん方で作ったおいしい豚汁とおにぎり、男性陣が炭火で焼いた芋なども振る舞われ温まりました。

 


沖野区
11月19日(土)20日(日)

 同区公民館で開催。生け花や書道、切り絵、木工品、ふれあいサロンの作品など、たくさんの作品が並べられました。温かい手作りぜんざいも振る舞われ来場者は舌鼓を打っていました。
  野 滋さんは木工作品のビー玉ころがしを出品し、色々な組み立て方でできる遊び方を説明していました。奥様の鈴江さんはご主人の木工で出たかんなくずを利用して花を作り出品。「エコな作品なのにきれい」と来場者を驚かせていました。

 


三里木区
11月20日(日)

 区公民館で開催。会場には、ペン習字や書道、帆船模型などが展示されました。作品を出品した森 茂さんは「かずらを使っておもしろい作品を作ってみました」と話されました。恒例の冬瓜の重さ当てクイズもあり、来場者は「何キロかな?」と投票していました。
 来場者にはぜんざいや冬瓜のお味噌汁、むかごおにぎりが振る舞われていました。

 


新成区
11月20日(日)

 同区公民館で開催。編み物や洋裁などプロのような出来栄えの作品などが多数並びました。田邊文紀さんの白木の木工おもちゃは子どもに大人気で、来場者にプレゼントされる作品もありました。
 婦人部手作りのぜんざいや白和え、なます、炊き込みご飯や赤飯などの接待もあり、来場者は美味しく頂き、お腹いっぱいになるほどでした。
 前田清二さん淑子さんご夫妻は「皆さんのお上手ですね。隠れた才能を見せていただきました」と楽しまれていました。

  

 


境の松区
11月20日(日)

 同区公民館で開催。陶芸や写真、パッチワークや竹細工などが並びました。橘 シノブさんは野球の試合を見に行った時買い集めた、ホークスの松中選手のバットなどプロ野球グッズコレクションを出展しました。
 中村区長が竹などで笛や鉄砲を作って子どもたちに教えたり、グラウンドゴルフで遊んだり、婦人部の皆さん手作りのカライモ饅頭を頂いたり楽しいひと時を過ごしました。

 


  (59)  ひばりヶ丘区  矢原正治

ソバ(シャクチリソバ) タデ科

 今年のソバ(蕎麦)の出来はどうだったのでしょうか? 美味しいソバが食べられると嬉しいです。日本では縄文時代の遺跡からソバが確認され、中国から伝わったと考えられています。原産地は中央アジアとされ、日本の他、中国、東南アジア、ロシア、カナダなどで穀類として栽培されています。
 ソバの葉、茎、ソバの種子の外皮にはルチンなどのフラボノイド成分があり、毛細血管を強化する作用があるといわれています。特に、韃靼ソバ、ヒマラヤの赤いソバには多いようです。ソバ粉を引くと外皮が無くなりますので、そば粉にはルチンはほとんど含まれていません。
 ソバの新芽、花が咲く頃、花と葉を湯通しして酢みそなどで食べるのも美味しいです。葉は光合成で酸素を作りますので、本質的に「抗酸化作用」を持っています。ソバの方言は、クロムギ、ススジグサ、熊本・宮ア・鹿児島では「ソマ」といわれるようです。ソバは麺以外に、饅頭、ビール、焼酎などに用いられています。
 しかし、ソバのタンパク質にアレルギーを持った人もおり、呼吸が出来ないなど、大変な症状が出ます。店によってはソバとうどんを一緒に茹でているところがありますので、ソバを注文していなくても外食のときは十分に注意して下さい。

 今年の紅葉は遅かったですね。ようやく寒くなりました。腰や背中を冷やして風邪を引かれませんよう、ご注意ください。風邪を引いたら「風邪は万病の元」ですので早めに治しましょう。
 新年七日には「七草粥」を食べて、一年の胃腸の健康を祈念して下さい。「胃腸は体のエンジン」ですので、胃腸をご自愛ください。
 お年寄りの方は、餅を喉につかえさせないよう、小さく切って食べて下さい。
 来年もよろしくお願いします。

<食べ過ぎには注意>
 銀杏(ギンナン)を食べ過ぎますと「痙攣(ケイレン)」を起こすことがありますので、一度に30粒位までにしておいて下さい。お子さんは5粒位まで。食べ過ぎて痙攣が起きたときは、救急車を呼んで下さい。もし飲めるのなら総合ビタミン剤を飲むと少し軽減するかもしれません。


お話の世界に行こう

 11月23日(水)菊陽町図書館(堀 行徳館長)主催の「第12回おはなしフェスティバル」が同ホールで開かれ、たくさんの親子連れがお話の世界を楽しみました。
 来場者は、入口に並んだ大きなトトロに出迎えられ、ホワイエに飾られた菊陽町読書感想画コンクール入賞作品を見たり、布えほんボランティア布和里の制作した絵本を開いて楽しんでホールに入場。読書感想画コンクール表彰式が行われた後、お楽しみのおはなしの世界が始まりました。
 おはなしの森さんさんによるブラックパネルシアター「おおかみと7ひきのこやぎ」や人形劇ぶっくるによる「がちょうのたんじょうび」など、お話の世界に来場者は大喜び。トロンボーンによる音楽の時間もあり楽しいひとときでした。
 3歳の幸穂ちゃんと0歳のほのかちゃんと一緒に楽しんだ八田美和さん(ひばりヶ丘区)は「お歌のコーナーが楽しくて、立ち上がって一緒に歌っていました」と笑顔でした。

 

 


秋の感謝祭

 菊陽町総合交流ターミナルさんふれあ(高田健二社長)で、11月20日(日)秋の感謝祭が行われました。
 会場では、直売所で1000円以上お買い物をすると豪華賞品が当たる抽選会やたまごのつかみ取り大会、カライモやニンジンの詰め放題などのイベントが行われました。また、ぜんざいやカライモスティックなどが振る舞われ大盛況でした。
 来場者の内田歩美さん(熊本市)は「お米5kgが当たりました。嬉しいです」と笑顔いっぱいで話してくれ、大野美智子さん(上津久礼区)は「1等の野菜の詰め合わせが当たりました」と喜ばれていました。

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まちどおしいなクリスマス

 11月30日(水)武蔵ヶ丘児童館でクリスマスクッキー作りがありました。
 12組の親子が挑戦したのは、中にアメが入りキラキラ光るかわいいクッキー。粉を混ぜたり、型抜きしたり子どもたちも大活躍しました。少し焼いたところで、開いている穴に砕いたアメを入れ、もう一度焼くとステンドグラスのように光を透かして輝くクッキーが出来上がりました。
 桟原 絃くん(2歳 花立区)とお母さんの容子さんは「張り切ってコネコネしてくれました」と仲良く話してくれました。

 

 



きれいな花が咲きますように

 11月26日(土)三里木子ども会の花植えがありました。
 婦人会やボランティアの皆さんが肥料を入れて準備した旧国道57号線沿いの花壇に、これから冬を彩ってくれるビオラやノースポールなどを次々と植えていきました。上から押さえるのでなく、根を傷めないよう周りからそっと土を寄せるなど、植え方も年々上手になり、一年中きれいな花が道行く人々の目を楽しませてくれます。
 子どもも大人もみんなで協力し、地域を美しくする活動をこれからも続けていきたいと思います。
写真・文提供 鬼塚成子さん

 

 


雨天運転時の足元の泥水取り
小包の中のクション材