ワンネス 587号  2011/12/04発行

文化の花が満開

武蔵ヶ丘中学校

 11月12日(土)武蔵ヶ丘中学校(岩崎良博校長)で学習成果発表会が「Beautiful world みんなが輝く学校」をテーマに保護者や地域の方を迎えて開かれました。
 展示コーナーには美術部の油絵や水彩画、新聞紙やペットボトルを使ったバッグやキャンドルのエコ作品などアイディアを凝らした作品が並んでいました。また、体育館の壁には2年生が作成した縦3メートル横7メートルの鮮やかな沖縄の海を描いたビッグアートや3年生の復興へのメッセージの点描画が目を引いていました。
 ステージでは2年生が沖縄を舞台にした劇「ぬちどぅ宝」を熱演。職場体験報告や大きな声で群読する1年生の水俣環境学習発表がありました。また、全国大会出場の菊川琴美さん(3年)による英語弁論や菊池郡市英語暗唱大会優勝の暗唱も披露されました。
 保護者の水上久美子さん(三里木区)は「今日は主人と一緒にバザーや作品を見て楽しみました。劇など真剣に取り組んでいる姿に感動しました」と話されました。
 10月28日(金)に開催された合唱コンクールは自由曲をアカペラで合唱した3年6組が最優秀賞に選ばれました。

 

 

菊陽中学校

 菊陽中学校(宮川伊十校長)の平成23年度文化発表会が、「KIKUYO VOICE」〜みんなで完全燃唱〜をテーマに11月8日(火)同校体育館で行われました。
 午前中は2年1年3年の順に合唱コンクールがあり、女子の澄んだ歌声と変声期を迎えた男子の大人びた声が響きました。「孫が2年生ですが1年の時と違って成長が見られます。歌声にジーンとしました」と丸林敏子さん(南方区)と広吉満子さん(鉄砲小路区)は話してくれました。金賞は3年1組、2年2組、1年2組でした。昼食時には、体育館いっぱいに張り出された校内スケッチ大会作品などを鑑賞。3年生はペットボトルのふた1600個を使い、人参のキャラクターがハートをかたどった作品を展示しました。もっとたくさん集めてワクチンで多くの人を救いたいと訴えました。
 2年生の松川樹羅さん小牧杏奈さん上村真菜実さん川俣桃香さんは「職場体験の壁新聞を作りました。タイトルや見出しを考えて、自分なりの課題を見つけた『14歳の問い』を書き込みました」と工夫したところを話してくれました。

 

 


紅葉を探して
菊陽町歩こう会

 立冬の暖かい11月8日(火)菊陽町歩こう会(久保田昌生会長)は、会員44名が五木村へ出掛けました。
 最初に、地元の観光協会のガイドで大滝トレッキングに出掛けました。人の手が入らない自然のままの落ち葉でしき積められた歩道、ヤマメが泳ぐせせらぎを眺め、長雨と暖冬で素晴らしい紅葉ではなかったですが美味しい空気と温かい人柄に触れ感動しました。また、語り部さんから、五木の子守唄が歌われた訳(子守奉公に行き、母を恋い、父を慕う哀切なる子守唄)や建設予定だった川辺川ダムで埋没する五木村の歴史などのお話を聞きました。大自然が残され観光客で活気が溢れる五木村で素晴らしい一日を過ごしました。

 

 

写真河北幸一さん
文 久保田昌生会長


35周年記念の文化祭
菊陽町文化祭

 菊陽町文化協会(佐野正憲会長)主催の第35回菊陽町文化祭の歌謡部発表会が10月30日(日)、発表の部が11月3日(木・祝)、展示の部が12日(土)13日(日)に菊陽町図書館ホールで行われ、多数の来場者がありました。
 歌謡部発表会では「海雪」や「花街の母」などが熱唱され、「北の旅人」を歌った前田重光さん(上津久礼区)は「初舞台です。お客さんの顔が見えないくらい緊張しましたが、無事歌うことができました」とホッとした表情でした。
 発表の部では、詩吟や日舞、社交ダンスなどが披露され会場から大きな拍手が送られていました。また、菊陽町文化協会の35周年記念式典もあり、文化協会功労者や文化協会永年在籍の表彰がありました。文化協会永年在籍の表彰を受けた坂本俊子さん(津留区)は「文化協会がますます発展することを願っています。とても嬉しいです」と話されました。
 展示の部では、俳句や写真、書道、水墨画などが多数展示され、来場者は感心して眺めていました。また、体験コーナーもあり楽しみながら作品を作っていました。

 

 

 35周年の記念の文化祭となり歌謡部発表、文化祭、展示の部と分かれてあり、見ごたえがありました。(谷川)


  (67)  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

酒の縁 赤穂浪士と剣菱と菊陽

■赤穂浪士と剣菱
 時は元禄15(1702)年。12月14日丑三つ時…。日本は、明治6年に、太陰暦を太陽暦に切り替えましたので、旧暦での話ですが、12月14日は、大石内蔵助良雄率いる赤穂浪士が、吉良上野介邸に討ち入りした日です。浅野内匠長矩の敵討ちを果たしたのです。
 赤穂浪士は、現在の神田駅近く、日本橋本町4丁目に逗留しており、ここから、吉良邸のある両国まで、隅田川を渡って歩きます。出立の前に、浪士の堀部安兵衛はそばを食べ、出立の時に杯を傾けたとされる酒が、灘の生一本『剣菱』であったと言われています。
 剣菱のロゴマークは、すでに江戸時代には一般的になっていました。日本初のデザイン意匠だったかもしれません。剣菱のマークの剣と菱は、陰陽、男女、矛盾を表現したものと言われています。

■頼山陽と剣菱
 剣菱愛飲家と言えば、江戸末期の思想家・頼山陽が有名です。山陽は剣菱を飲み「兵は用ふべし、酒は飲むべし」と絶賛しました。山陽はまた諸国を行脚しています。大津街道杉並木の道を歩き、「大道平平砥も如かず。熊城東に去れば総て青蕪。老杉夾路他樹無し。欠処時時阿蘇を見る」と詠っています。現在では、地元、菊陽自動車学校の前に、頼山陽記念碑があり、バス停の名前にもなっていますね。菊陽町の名前の由来は、詳しくは分かりませんが、山陽の「陽」と菊陽の「陽」が同じであります。12月14日の討ち入りを前に、赤穂浪士と剣菱と菊陽の酒縁を感じるのは、私だけでしょうか…。
※日テレ系「新春ワイド劇場」は「忠臣蔵」(舘ひろし・内野聖陽)だそうです。
(平成24年1月2日放送)


盛りだくさんのイベント
すぎなみフェスタ2011

 すぎなみフェスタ2011が11月12日(土)菊陽町杉並木公園スポーツ広場で開催され、多数の来場者で賑わいました。
 ステージは菊陽町出身のMEGさんの司会で進行。ニンジンレシピ優秀作品表彰や子どもたちに人気の仮面ライダーフォーゼショーなどがありました。また、子どもたちがチャレンジする人参釣り大会や天高くサンキャロットがあり会場から「がんばれ!」と声援が送られていました。
 会場内にはたくさんのブースがあり、健康づくりコーナーや飲食販売コーナー、ミニ新幹線乗車や移動動物園などのこどもふれあい体験コーナーなどがあり盛りだくさんの一日でした。
 天高くサンキャロットに挑戦した鳥部智明くん(託麻東小4年)は「ジュースを5個積み上げたけど最後5秒で倒れてしまいました」と残念がっていました。ニンジンレシピで表彰された川端フジノさん(光団地区)は「豆腐と人参しぼりかすときくらげの皮なしシューマイなど2品で受賞しました。美味しくできたと思います」と話されました。

 

 


 

 小材 幸史朗(こうしろう)くん 1歳 境の松区

 12月5日で1歳になります。2〜3歩歩けるようになりました。
  いつも元気いっぱいです!



グラウンドゴルフを楽しみました

 菊陽町西校区老人会(山中偵生会長)の第2回グラウンドゴルフ大会が11月13日(日)菊陽町光の森多目的グラウンドで行われ43名が参加しました。
 この大会は8ホールを2回まわる総合得点で競われました。参加者からは「あと少し」「やった!ホールインワン」などの声も聞かれ、和気あいあいとグラウンドゴルフを楽しみました。
 優勝した中村 晃さん(三里木区)は「午前中にこのグラウンドで練習してこの大会に臨みました。ホールインワンが出て34打で優勝することができました」と喜ばれていました。山中会長は「気持ち通じ合う大会になればと昨年に続き2回目の開催となりました。日頃顔を合わせることのない方たちとも交流ができ良かったです」と話されました。上位の方たちやとび賞の表彰や、ホールインワン賞も22個あり、スポーツの一日を楽しみました。

 

 

 


 

 名前 八田 ロダン
     7歳 オス

 いつも番犬として、知らない人が来たら吠えてがんばっています。マル・モリ以来近所の子どもたちから「ムック」と呼ばれて人気者になりました。
八田美和さん ひばりヶ丘区


濡れた靴の中に新聞紙を詰めて湿気をとる
アウトドアで火をつける時の種火

 

たくさんの裏ワザを毎週お届けします。お楽しみに!!