ワンネス 583号  2011/11/05発行

一致団結の体育祭
菊陽西校区民体育祭

 菊陽西校区体育協会(得丸哲郎会長)が主催する第23回西校区民体育祭が秋晴れの10月9日(日)菊陽西小学校運動場で行われました。
 開会式では、杉並台区の児玉晃哉くんと嶋田栗彦くん(菊陽西小6年)が「スポーツマンシップにのっとり、地域のみんなと力を合わせ正々堂々と戦うことを誓います」と元気に選手宣誓し、競技がスタートしました。
 今年から北新山、光の森6町内、光の森7町内も参加し12区で競技を行いました。選手の皆さんはボール運びリレーやグラウンドゲート、フライングディスク投げ、綱引きなど11の競技に力一杯頑張りました。
 優勝した杉並台区の体育部長 尾形良二さんは「皆さんの協力や応援が力になり3連覇することが出来ました。バーベキュー慰労会では美味しいビールが飲めます」と喜ばれました。

 

 

 お天気も良く絶好の体育祭日和。菊陽町の中で地域で体育祭をするのはめずらしいそうです。老若男女が楽しみながらできる競技をもっと考えて欲しいです。(谷川)


いっしょうけんめいがんばったうんどうかい

さくら園

 10月9日(日)菊陽町立さくら園(日野直子園長)のうんどうかいが菊陽町民体育館で行われました。
 縦割りグループで入場した園児たちが元気に「運動会の歌」を歌って開会。プログラムは2歳ももぐみの「はじめてのかけっこ」から始まり、0歳さくらんぼぐみはかわいい魔女に変身しました。1歳ちゅうりっぷぐみはお弁当バスに乗って保護者と一緒にヨチヨチ歩きで競技を行い笑顔がこぼれました。3歳さくらぐみ4歳きくぐみは、かけっこやお遊戯、技巧走と大活躍。5歳ばらぐみさんは、自分でマイクを持って名前を大きな声で言い、竹馬やさかあがり、棒登りなどの技巧やダンスなど「さすが年長さん!」と感心する声も聞こえました。
 三輪さなちゃんの母、芳美さんは「ももぐみの技巧は子どもたちの楽しんでいる姿がいっぱい見られて嬉しかったです。1年生になったお兄ちゃんも、去年とは違う頼もしい姿が見られてよかったです」と話してくれました。

 

 

 今年は中部小工事のため、晴れでも体育館での開催でした。子どもや観客の皆さんには、暑くなくて好評でしたが…。写真は室内なので上手く撮れずゴメンナサイでした。(岩田)


白鈴園

 「きずな」をテーマに、白鈴園(吉野惠子園長)の運動会が10月16日(日)同園園庭で行われました。
 たくさんの家族でいっぱいの観客席の応援を受けて、2歳こあら・ぱんだぐみからかけっこが始まり、5歳らいおんぐみまでみんな元気に走りぬけました。今年度は「はらぺこあおむし」や「ぐりとぐら」などの絵本をテーマに日ごろ活動を行っており、運動会でもかわいいちょうちょや遠足のお弁当が登場し笑顔が広がりました。また、4歳ぞうぐみは色とりどりのポンポンを持って踊り、5歳らいおんぐみのみんなが「いちばん練習したよ!」と話す「お祭りワッショイ!」は元気なポーズが決まりました。
 保護者の荒木しのぶさん(新山区)は「3番目のだいごくんの保育園最後の運動会です。心配したお天気が晴れてよかったです」と話してくれました。

 

 

 小さな園庭での開催で、年長さんのかけっこは2周も廻ることになりました。みんなよくがんばりました。(岩田)


  (66)  三里木区  たわらや酒店 宇野功一

B級グルメと地酒の相関関係

■B級グルメについて
 最近よく話題となっている言葉に『B級グルメ』があります。B級グルメを辞書で引いても出てきません。今後発行される辞書には掲載されるかもしれませんね。意味としては、安価で、普段(普通)の日常生活の中で食される庶民の飲食物で、しかも局地的な地方性を有するもの、と仮定できると思います。
 では、いつ頃からB級グルメの言葉が生まれたのかは分かりませんが、2006年に青森県八戸市で第1回全国B級グルメのイベント(Bワングランプリ)が開催されてから、B級グルメの露出度が以前よりも高くなったように思います。時代でしょうか。1980年代後半から1990年代前半にかけての日本は、バブル経済の時期、一種狂ったような経済活動が繰り広げられました。その後の反動で、ここ20年、低成長の時代に入ってしまいました。こんな時代背景が、日本じゅうにB級グルメのブームを喚起したのかもしれません。

■B級グルメと地酒
 ぜいたくなものでなく、安価で庶民的でありながら、おいしいと評判なものがあるとすれば、それは『地酒』があると思います。地酒の中で、本来地元で旨いとされていた銘柄が、全国的に旨いという評判が広がる銘柄があります。
 江戸時代、全国的に美味しいと評価された日本酒は、灘酒でした。当時の江戸100万人の人口に対して、樽廻船によって100万個以上の4斗樽が運ばれたといいますから、凄いものです。灘酒の評判は、明治以降も続きます。明治後期には、健全に日本酒を仕込めるように、東京北区滝野川に醸造試験所が開設されます。隔年開催で、清酒品評会が開催されるようになりました。醸造試験所はこれまで経験的に醸造されていた酒づくりの世界が、科学的な理論で解明されていきました。短期間で醸造技術の向上が進んできた時代でした。
 庶民の味の嗜好も変わってきました。江戸時代は芳醇辛口の酒を好んだ武士、芳醇甘口の酒を好む明治・大正時代の庶民。維新後、日本酒は甘口傾向に進んでいきました。戦後も、日本酒はどんどん甘くなる傾向が続きました。そんな中で、淡麗辛口の酒を作り続けて人気となった地域や銘柄がありますし、お米を極限まで磨いて醸す吟醸酒は庶民が好んで飲み、クチコミで広がるようになりました。当時、吟醸酒は2級酒で販売されていました。価格以上に品質が高く、割安な酒質の地酒もまた、日本人である我々庶民がみつけたB級グルメではないかと思います。日本人の味覚は、きっと安価で庶民的なものでも、本当に美味しいものを見極める舌を持っているのだと思います。
 南北東西、違った気候風土、それに根差したそれぞれの地域の食材や調味料の多様性があり、それと同じように地域や風土に根差した地酒があります。味覚の多様なことも日本の魅力かもしれませんね。昭和の時代、地酒が庶民からクチコミで広まったことと、平成の現在のB級グルメ運動は日本人の味覚の感性が育んだ共通のものがあるように私は思います。


   交流大会で頑張りました  熊本東スポーツ少年団

<単独演武>
・緑帯の部       敢闘賞 田野歩夢くん(武蔵ヶ丘小3年)
・茶・黒帯の部    優良賞 庭田朋弥くん(菊陽西小4年)
<組演武>
・緑色帯の部     敢闘賞 須中滉基くん(菊陽西小4年)
                   須中奨健くん(菊陽西小2年)
・茶・黒帯の部    敢闘賞  亀ア悠理さん(合志南ヶ丘小5年)
                   北村友人くん(合志南ヶ丘小6年)
・親子の部      最優秀賞 庭田直弥くん(菊陽西小3年)
                   庭田孝男さん
            優良賞  有働唯人くん(熊本市武蔵ヶ小4年)
                   有働将人さん

<団体演武>
・低学年の部 優良賞
  庭田直弥くん(菊陽西小3年)
  田野歩夢くん(武蔵ヶ丘小3年)
  須中奨健くん(菊陽西小2年)
  住吉華鈴さん(菊陽西小2年)
  白井雄悟くん(合志小2年)
  佐藤 遼くん(合志小2年)
  橋本海士くん(武蔵ヶ丘北小3年)

<ポスターの部>
・優秀賞
  庭田直弥くん(菊陽西小3年)
  橋本海士くん(武蔵ヶ丘北小3年)
  川野隼輝くん(合志南ヶ丘小6年)
・優良賞
  佐藤 遼くん(合志小2年)
  亀ア悠理さん(合志南ヶ丘小5年)


ねんりんピック熊本
ウォークラリー交流大会 in 菊陽で3位入賞しました

ふれあい交流が一番の目的で全国からお越しの39チームの方々と声を掛け合いながら楽しく歩いた7kmでした。
 出発が一緒の鳥取の方に挨拶すると、水木しげるの妖怪指人形をプレゼントされました。準備不足の私たちは、観察ゾーンの山内本店で、幻の味噌入りかりんとうを買って渡しました。群馬から参加の歴史好きな86歳の男性とは、熊本の事や大河ドラマの話で盛り上がりました。岡山の方は「お弁当よりだご汁が美味しくおかわりしました」との笑顔が印象的でした。
 クイズ・ゲーム・観察・タイムと「歩く・語らう・頭を使う」ウォークラリーを満喫した私たちに、3位入賞というご褒美が待っていました。
写真・文提供 スマイル菊陽

 

 

 


笑顔いっぱいの交流会!

 10月9日(日)三里木北区(松本 仁区長)では西校区民体育祭終了後、毎年恒例のバーベキュー交流会を区の公民館で行い、約130名が参加しました。
 準備は、区役員や組長たちが中心になり行い、メニューは、牛肉や豚肉、ソーセージなど約25kgと焼きそばや今が旬のサンマも並び、美味しく頂きました。
 松本区長は「区の方たちの親睦とコミュニケーションをますます深めようと毎年行っています。体育祭の成績は4位と昨年より順位が上がり嬉しいです」と話されました。