ワンネス 578号  2011/10/02発行

苦楽をともに50年
菊陽町金婚夫婦表彰式

 熊本日日新聞社主催、菊陽町共催の金婚夫婦表彰式が、9月10日(土)菊陽町図書館ホールで行われ、58組が表彰されました。
 菊陽町からの表彰状と記念品は代表の佐野正憲さん弘子さんご夫婦(青葉台区)に、熊本日日新聞社からの表彰状と記念品は代表の俵積田 勇さん京子さんご夫婦(沖野区)に贈られました。
 また、58組を代表して吉川福彌さん郁子さんご夫婦(下津久礼区)が「いたらない私ども夫婦が半世紀にわたる長丁場を乗り越え今日がありますのも皆様方のご指導ご鞭撻によるものと心から感謝しております。心より厚く御礼申し上げます」と謝辞を述べられました。

 

 

田上亮一さん 浩子さん
新山区

 色々ありましたが50年経ちました。今後は二人仲良く過ごします。
 

吉本強臣さん 律子さん
下津久礼区

 子育てに夢中になりもう50年経ってしまいました。これからは二人楽しく過ごします。

川野光夫さん 悦子さん
東ヶ丘区

 どうにか50年過ぎました。これからも二人仲良く過ごします。
 

久目形一視さん スミさん
宮ノ上区

 苦楽をともに分け合い支えあいながら金婚50年を迎え大感激です。これからも、小さな社会貢献に関わりながら、元気で笑顔の生涯を送りたいです。

舟津哲人さん 葉久代さん
三里木北区

 二人元気で金婚を迎えることができ、嬉しいです。これからも健康に注意して、趣味を楽しみながら日々を大切に生活していこうと思います。

男澤豊治さん タミ子さん
新成区

 二人で金婚式が迎えられたことは、家族や回りの皆様方に感謝いたしております。今後も健康に留意し、穏やかな日々を過ごしたいと思います。


  (65)  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

日本酒の日とひやおろし

■10月1日は日本酒の日
 昨日、10月1日は「日本酒の日」でした。春に出来上がった新酒が、美味しくなる時期でもあります。
 酒という字は、「酉」(とり)に由来します。十二支の10番目は「酉」(とり)であります。また「酉(さけのとり)」の文字は、酒壺の形をあらわす象形文字で、酒を意味します。
 昭和40年以前は、酒税の関係からどの酒蔵も10月1日〜翌年9月30日を酒造年度として経営を行っていました。この年度を Brewery-Year(ブリュワリーイヤー)=醸造年度といいます。略してBY。日本酒のラベルの中に平成22BYなどと記載されている場合もあります。
さて、昭和53年、日本酒造組合中央会は10月1日を「日本酒の日」と定めました。太陰暦9月9日(現在の10月)は重陽の節句として、古人たちはこのころから清酒をお燗にして楽しみました。
■『ひやおろし』について
 酒通は「日本酒は、ひやおろしが旨い」と言います。この時期から出荷される日本酒に「ひやおろし」と表示した商品を目にすることがあると思います。
 昨年の秋に収穫した米で、昨年の厳冬に酒を仕込み、春先に日本酒が出来上がります。出来上がった酒を土蔵の蔵のタンク(桶)の中に入れて、静かに熟成をさせます。梅雨が過ぎ、暑い夏が過ぎ、土蔵の蔵内の温度と、外気の温度の差がなくなるこの時期、日本酒は円熟味を増し、より美味しくなって参ります。古来より日本人は新酒を熟成させた日本酒を楽しんできました。この時期に円熟味を増す酒を「ひやおろし」というのです。
 ひと夏熟成した「ひやおろし」は円熟味を増し燗上がりします。この時期に獲れる秋刀魚(サンマ)は脂分も多く、刺身でも、塩焼きしてもとても美味しいですね。円熟味を増した「ひやおろし」をぬるめに燗を点けて一献。サンマの脂分と、日本酒の円熟したコクと旨味が合わさって、なんとも言えない味わいです。
 今年も日本酒の美味しい時期がやって来ました。


楽しい子育てを応援!
陽っ子まつり

 9月3日(日)菊陽町図書館ホールで、第7回菊陽町次世代育成支援「陽っ子まつり」が開かれ、たくさんの親子連れがイベントを楽しみました。
 菊陽町福祉課が主催。保育園のおもちゃで遊んだりお手玉や竹とんぼをおじいちゃんおばあちゃんに教えてもらいながら遊んだりといくつもの遊びを楽しむ親子の姿が見られ、保育園の給食やおやつメニューの紹介やバッグ作りもありホール内はにぎやかでした。屋外では救急車やパトカーなど子どもたちが大好きな緊急車両が勢ぞろいし、記念写真を撮る家族もたくさんいました。別室には保育園の先生の子育て相談やベビーマッサージもあり赤ちゃんも充実した支援を受けました。また、ステージでは“いちごくらぶ”と人気のくまモンのショーもあり、子どもたちはノリノリで踊ったりクイズに答えたりと楽しい時間を過ごしていました。
 かんたくん(6歳)とあかりちゃん(4歳)と参加した小野久仁子さん(緑ヶ丘区)は「外では白バイを見て喜んで、輪投げを何回もして遊んだり、今日は十分楽しみました」と笑顔でした。

 

 


 吉塚英敏さん  76歳
     テルコさん  86歳  東ヶ丘区
 二人で仲良く敬老会に参加しました。日本全国どこへでも、二人で一緒に旅行しています。贅沢をしないことと粗食を心がけていて、元気で暮らしています。



小雨の中で太鼓の熱演

 合志杉並台恒例のお月見コンサートが9月17日(土)飯高山公園で開かれ、小雨にもかかわらずたくさんの区民が太鼓演奏を楽しみました。
 主催は杉並台ホタルを育てる会(久川 健代表)。飯高山橋からホタルの幼虫と餌になるカワニナを放流するイベントも行われ、道路脇には若草会手づくりのペットボトル灯ろうがともされました。またおでんやポップコーンなどの販売もあり雰囲気を盛り上げました。ゲストはホタルコンサートに続き大津太鼓清流会の皆さんと民謡の高見春代さん。小雨の中、区民の声援を受けて、太鼓にはビニールをかけての熱演となりました。
 ホタルの幼虫を育てる中村一和さんは「今年7月に孵化した幼虫を放流しました。生き残るのは少ないですが、越年して来年5月ごろから光り始めますよ」と話してくれました。

 

 

 


 キバナコスモス

 花言葉は「野生美」。キク科の一年草で原産地はメキシコ。花弁が一枚一枚バラバラに見えますが、じつは付け根でつながっており「筒状花」です。クリアな黄色の品種は1980年に玉川大学で作られました。
 この花に似たオオキンケイギクは、5~7月に開花し葉の形が異なり、またキバナコスモスのほうが花の色が濃くなっています。オオキンケイギクは特定外来生物に認定され、在来種を滅ぼすとして栽培が禁止されています。