ワンネス 575号  2011/09/18発行

憩につどって50回
ぎゃらりー憩

 菊陽杉並台区の杉本益人さん主催の「ぎゃらりー憩」でのサロンが8月25日(木)で、50回を迎えました。
 2009年7月に始まったこのサロンは、杉並台区の方だけでなく近隣の方も自由に参加でき、楽しいつどいの場として、のべ約900名が訪れ歓談を楽しんできました。
 25日は、50回記念として“おはなしの森さんさん”のみなさんによる昔話や紙芝居を楽しんだり、菊陽町社会福祉協議会の白男川 博さんから社協についての説明を聞いたりと充実した時間を過ごしました。お昼には手作りの煮しめやおまんじゅうが並び、笑顔が広がりました。
 吉本マツエさんは「欠席したのは2回だけ。いつも楽しみにしています。今日の昔話は幼い頃を思い出して懐かしかったですよ」と話してくれました。

 

 

 杉本さん個人が始められたサロンですが、地域の方が楽しみにされていて有意義な活動だと感心します。ぎゃらりーとしても、写真や木工作品も展示されていて楽しめます。皆さん気軽に立ち寄ってみては?(岩田)


童心に帰って鑑賞
菊陽町高齢者大学

 8月24日(水)菊陽町図書館ホールで同町高齢者大学が開かれ、お話会と人形劇を鑑賞しました。
 お話会は「おはなしの森さんさん」(中村トシエ代表)が行い、昔話の語りや大型紙芝居、手遊びなどで心和むひとときを過ごしました。人形劇は「人形劇ぶっくる」(渡邉とし子代表)が「がちょうのたんじょうび」を上演。ガチョウやヤギやウサギなどの生き生きした動きに笑いが起こり、「たのしいおうた」コーナーではテンポよく7曲が披露され、講座生は手拍子をしながら笑顔で講座を終えました。

 

 私も人形劇の一員としてみていただきました。子ども向けと思っていましたが、たいがい楽しんでいただけて、演じた私たちも嬉しかったです!(岩田)


音楽のひととき
ふれあ館コンサート

 菊陽町総合交流ターミナルさんふれあ(高田健二社長)では、毎月最終土曜日にさんふれあ内のレストラン ふれあ館特設ステージでコンサートを行っています。
 第1回目コンサートとなった8月27日(土)は、山鹿市、浄光寺住職の寒香知軒さんが、ギターやバンジョーを弾きながら「カントリー・ロード」や「花はどこへいった」などのカントリーやオリジナル曲を披露しました。
 来場者の吉岡光憲さん(青葉台区)は「音楽を堪能しました。心が洗われる思いです」と話され、宮前美奈子さん(鉄砲小路区)は「英語の歌もあり一緒に来た孫も楽しんでいました。来て良かったです」と話されました

 

 

 今月から毎月最終土曜日に行われる「ふれあ館コンサート」。色々なジャンルの方たちが演奏されます。楽しみなひとときです。(谷川)


ホールインワンもでたよ!
津久礼ヶ丘区

 津久礼ヶ丘区(江島 均区長)では、毎年春にレクリエーションのグラウンドゴルフを行っていますが、今年は長雨で順延となり、8月28日(日)晴天のもと、ひばりヶ丘公園で45名の区民が参加して大いに汗をかきました。
 初めての試みで子ども会と合同で開催したところ、19名も子どもの参加がありました。ほとんどの子どもがグラウンドゴルフは初めての体験で、開始時は大人に手ほどきを受けながらあっちへいったりこっちへ飛ばしたりと、大たたきでした。2ゲーム目になると、要領がつかめてきて、2〜3打で入れたり、ホールインワンも出ました。表彰式では盛りだくさんの商品が用意されており、たいへん盛り上りました。
 次回はボウリング大会を計画しており、また楽しい交流ができることでしょう。           
写真・文提供 江島 均区長

 

 


  (97)  上津久礼区  古川医院  古川まこと

大地震と原発事故(5)大災害に対する備えを!

 専門家は巨大地震が西日本の太平洋沿岸で必ず起きると予測しています。西日本の沿岸に沿った海底に、南海トラフと呼ばれる1000キロメートル以上も続く細長い窪地があります。ここにフィリピン海プレートが沈み込んでおり、三つの区間に分かれた巨大地震の震源域があります。これらは東海地震・東南海地震・南海地震に対応しており、この3つの地震が同時に発生する「連動型地震」が起これば今回のようなM9クラスの巨大地震になり、首都圏から九州までの広範囲に地震と津波の大災害をもたらす可能性があります。南海トラフ沿いの巨大地震は90〜150年おきに周期的に発生しています。安政東海大地震(1854年)からすでに157年が経過しています。地震学者は数年以内、遅くても十数年以内に超巨大地震が起きる可能性を予測しています。
 この西日本大地震が起きれば太平洋ベルト地帯の経済活動を直撃します。また、人口密集地の現在の大都市で巨大地震が発生すると最も悲惨な被害をもたらすものと思われます。特に、政治・経済・文化などすべてが集中し、日本国家の中枢の東京や大阪が壊滅すると日本は国家として機能しなくなる可能性もあります。また日本経済が破綻するだけでなく世界金融危機を招くと予測する専門家も少なからずいます。
 6月10日にNHKTVの「熊本の風」で「熊本の地震・津波の対策の見直し」が放送されていました。熊本には九州最大の活断層の布田川・日奈久断層(全長101km)があります。この断層は南阿蘇村から御船町まで東西に貫く布田川断層から日奈久まで3つの断層で構成されています。これらの断層による地震が連続して起きればM8クラスの巨大地震になる可能性があります。特にこの断層の西側に地震の揺れが激しくなり、沖積平野の上の熊本市は激しい揺れに襲われると思われます。また、地表から見えない無数の断層が全県下にあり、まさに「熊本の地下は地震の巣」とのことです。今年に入り県内でも地震が多くなっていますが、今後熊本に巨大な直下型の地震が起こる可能性があります。その時、熊本は耐震化をしていない木造家屋が多いため被害は甚大になると思われます。
 地球科学的にも日本全土が本格的な変動期に突入したことは間違いがなく、今回のような巨大地震が日本全国どこにでも発生するかもしれません。国・地方問わずすべての機関が危機管理体制を早急に確立し、突然の巨大災害への備えや災害後の対策等々について過去の政策を見直し、新たな施策を直ちに始めなければならないと思います。
 また、小中高の学校の防災教育を常に行い、生徒たちが自らの判断で行動できるようにすること、同時にすべての市民に対する防災教育も必要です。私たち自身も、各家庭での危機管理対策を行ない、突然の大地震発生に備え防災対策を行い、パニックにならないように心の準備をしておきましょう。そして地震直撃で生き残ったあとのサバイバル生活に耐えることができるような準備も必要かもしれません。

参考文献
「巨大地震はなぜ起きる」花伝社
「超巨大地震に迫る」〜日本列島で何が起きているのか〜 NHK出版新書


人権講演会で学ぶ「言葉とは」

 菊陽町東部町民センター(吉野夏美所長)主催の人権講演会が8月24日(水)同町民センターで行われました。
 講演を行ったのは、人権ワークショップを創造する穀雨企画室代表 渡辺 毅さん。渡辺さんは「人によっては何気ない言葉やよかれと思って掛ける言葉でも相手を傷つけてしまっていることもあります」と“言葉”について話されました。
 来場者の一人は「自分が日常的な会話の中に発していないかと思い、勉強しようと参加しました」と話されました。

 

 


 

 林 千優(ちひろ)ちゃん
    合志杉並台 11ヵ月

 我が家のアイドルちーちゃんです。もうすぐ1歳になります。
 将来のアスリートです。



威勢よくドーカイドーカイ!

 18日に熊本市の藤崎八幡宮例大祭に馬追いを奉納する田迎校区風神會(園田英次会長)が9月4日(日)サンリー・イオン菊陽店を訪れました。
 約50名の勢子らがお囃子に合わせて踊ったり威勢のいい掛け声をかけ店内を廻り、同店の商売繁盛を祈願しました。大きな飾り馬が正面玄関前を駆けぬけたり、子どもたちを馬の背に乗せての記念撮影タイムもあり買い物客を楽しませました。

 

 


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股関節とお腹のストレッチ

 背筋を伸ばしてください。両足の足の裏を合わせて写真@のように足のかかとを引き寄せます。息を吐きながら両方の膝を床にくっつけるようにします。息を吐き終わったら吸いながら力を抜いてください。このストレッチを3回行って下さい。
 腰痛予防や骨盤矯正に効果があります。

 写真@の姿勢から息を吐きながら体を前方に倒していきます。(写真A)このとき、両膝は床につけるようにしてお尻を浮かせ5秒間静止します。息を吐き終わったら吸いながら元の姿勢に戻します。このストレッチを3回行って下さい。
 テレビを見ながら簡単にできます。是非行って下さい。