ワンネス 574号  2011/09/04発行

プロの技を学ぼう!
ボルケーノーズクリニック

 アメリカIBLリーグで2011年度優勝したバンクーバーボルケーノーズによるバスケクリニックが8月5日(金)菊陽中学校体育館で、菊陽町内の小中学生を対象に行われました。
 NPO法人「熊本にプロバスケットチームをみんなで創ろう会」の呼びかけで、来日したボルケーノーズの監督、コーチ、選手10名が熊本県内でクリニックや強化試合を開催。部活動でバスケを練習している生徒たちは、本場のプロの動きに驚きながらも基本的なパスや実践的なシュートなどの指導を受けました。最後にミニゲームも行い、楽しく汗を流しました。
 菊陽中バスケ部キャプテン松本 駿くん(2年)は「見たことのないプレーばかりで、迫力がありました。基本から教えてもらったのでこれからに生かしていきたいです」と笑顔で話してくれました。

 

 


初めての交流大会
スポーツクラブきくよう

 8月3日(水)武蔵ヶ丘中学校体育館でスポーツクラブきくよう主催による「第1回スポーツクラブきくようバレーボール交流大会」が開催され、さわやかな汗を流しました。
 本大会は特別ルールで行なわれ、チーム編成は7人制。成人女性5名と男性または中学生以上2名ということで、日ごろは9人制、6人制でプレーしている皆さんは苦戦していました。
 優勝は全勝したSCきくよう水曜日バレーチームで、キャプテンの芹川 勉さん(沖野区)は「うちのチームには中学生も入っており、全員揃っての練習は1回だけでしたが、優勝できてうれしいです。初めての交流会でしたがとても楽しかったです」と話されました。

 

 


暑さに負けず南阿蘇を満喫
菊陽町歩こう会

 8月4日(木)菊陽町歩こう会(久保田昌生会長)は8月例会として南阿蘇散策に出掛けました。
 今回はパークゴルフに挑戦。初めての方が多かったのですが雄大な景色を堪能しながらプレーができました。また、蕎麦道場での蕎麦打ち体験も真剣そのもの、美味しい昼食でした。昼食後、赤牛が放牧された草原を眺めながら一路阿蘇神社へ。参拝後門前町を散策しました。熱中症も心配されましたが、参加者27名は暑さに負けず元気に例会を楽しみました。
 10月4〜6日の「皇居や国会議事堂、富士山、箱根をめぐる特別企画の旅」は参加者募集中です。
文 久保田昌生さん

 

 


お姉さんお兄さんの
おはなし会

菊陽町ふれあいの森研修センター

 8月4日(木)菊陽町ふれあいの森研修センター(帆保 勇センター長)で「お姉さん・お兄さんたちのお話会とワークショップ」が菊陽町図書館職員5名により開かれました。
 お兄さんが手作りのカッパの人形を片手にお話が始まると参加した子どもたちは釘づけになり、仕掛け絵本では「わ〜」と声が上がるほど見入っていました。
 ワークショップでは、新聞チラシでフリスビーをつくり、早速ふれあいの森公園で飛ばして遊び、親子30名は楽しい時間を過ごしていました。
 参加した大山爽未さん(菊陽北小1年)は「くまの絵が真ん中に来るように工夫してかわいいフリスビーができました」と話してくれました。
写真・文提供 ふれあいの森研修センター

 

 


地域のふれあいができました
菊陽町南部町民センター

 8月5日(金)菊陽町南部町民センターで世代間交流事業「高齢者と子どもの交流会」が開催され、菊陽南小校区の子どもたちと高齢者の方、約100名が参加しました。
 今回は鼻ぐり井手の案内看板作りが行われ、用意された看板に参加者は清正公の絵や鼻ぐり井手の絵を描きました。そのほかペタンクや水鉄砲遊びもあり、子どもたちと高齢者の交流の場となりました。その後、ボランティアの皆さんが準備したカレーやフルーツ白玉を全員でいただき、楽しい交流会となりました。
 桝田順基くん(菊陽南小6年)は「絵を塗るのが楽しかったです。とてもいい看板ができあがってうれしいです」と話してくれました。

 

 


  (64)  三里木区  たわらや酒店 宇野功一

石高から分かる食糧自給率

◆米1石で1人が養える
 封建時代、全国規模で田畑の面積を測り、村や群・国ごとに米などの収穫量(石高)を調査したのは豊臣秀吉です。太閤検地といいます。その頃全国の米の石高は1850万石。1石はおよそ150sですので、277万5千トンということになります。
 そもそも、1石とは、大人1人が1年間に食べる米の量のことです。1日に3食、1食当たり1合食べるとします。
 1日×3回×1合×360日=1080合
 7合=約1s なので、1080合÷7合=154s(2.5俵)

 154sの米を食べていたということになります。宮澤賢治の「雨ニモ負ケズ」の一節に「一日玄米四合と味噌と少しの野菜を食べ…」とあるように、現代人が考えるよりも多くの米を食べていたことは事実です。
 1石=150sの米を使って日本酒を醸造したとします。日本酒の度数が15%なので15%換算なら約180リットルの日本酒ができることになります。
 1石=10斗=100升=180リットルですので、1石の米から、1石の酒が生産されます。
 明治時代になって、s・メートル法が導入されました。しかし、日本酒や焼酎は、日常生活でも、勺・合・升・斗・石の尺貫法が息づいています。
 江戸時代、徳川幕府ができた頃、全国300余藩の合計石高は2125万石でした。その頃の日本の人口もおよそ2000万人であったと言われます。江戸時代は、新田開発が進みます。各藩の石高は年々増えるようになります。収量の増加に比例して、人口も多くなります。江戸末期には3185万石の収量があり、人口も3000万人程度でした。
 この瑞穂の国は、生産量が3185万石=約500万t。現在は減反・減反と叫ばれる中でも年間生産量は850万t。江戸時代の2倍の収量の米を造っても、6000万人が食べる量がやっと造れる程度です。日本の食糧自給率は今や40%を切ったと言われますが、6000万人の食べぶちしかない日本列島に1億2700万いるのだから、ある意味、食糧自給率100%を目指すのは無理なのかもしれません。江戸時代の260年間で1000万の人口増加。明治維新後の140年で約1億人の爆発的な人口増加。先人たちは、現在の日本人に、この国に住める人口と、食糧自給率の問題を示唆しているように思えます。


初めての研修会

 8月8日(月)菊陽西小学校で教職員を対象に菊陽町内の小中学校の教職員を対象にした初めての「NIE研修」が開催されました。
 講師は熊日NIE・新聞活用センター長 本田禎治さん。「新聞で考える〜社会へつなぐNIE」と題し、新聞の役割と構成について当日の朝刊を活用しながら分かりやすく説明しました。本田さんは「記事は工夫次第、使い方次第で様々な教科に活用できます」と話されました。
 最後に質疑応答があり「授業で活用するためにコピーをして生徒に配布することに関して、写真や記事の著作権などの問題はありませんか」との質問があり、本田さんが摂り海事例を参考にしながら「基本的には教育で活用することには著作権はありません」と答え、質問した方は「安心して取り組めます」と話されました。

 

 



ソフトボールチーム
さんふれあSC

 結成して10年、年齢50歳以上のチームです。週1回日曜日に菊陽町民グラウンドで練習しています。チーム名の由来は、三々五々集まってみんなで楽しく愉快にソフトボールをしよう「さんふれあ」と名づけました。温泉のさんふれあとは関係ありませんが、練習が終わったあと温泉に入ったり食事や買い物をして利用しています。
 先日行われた第15回熊本県シニアソフトボール夏季大会ではBブロックで優勝することができました。これからも色々な大会に出場して、良い成績を残したいと思っています。応援よろしくお願いします。

 

 

 


 ゴーヤをおいしく食べよう

 8月11日(木)菊陽町三里木町民センターで17名が参加して「ゴーヤ料理教室」がありました。
 指導したのは同センター男の料理教室の講師で野菜ソムリエ 池田春香さん。参加者は池田先生の作られたレシピのゴマ和え、即席漬け、キムチチャンプル、佃煮、鱧のゴーヤフライの5品に挑戦しました。
 参加した中村知恵子さん(三里木北区)は「グリーンカーテンでゴーヤを植えています。佃煮は家庭でもよく作りますが、今日教えて頂いたレシピにも挑戦したいと思います」と話されました。

 

 


     9月11日は警察相談の日

 警察では、犯罪などの未然防止に関する相談、そのほか県民の安全と平穏について親身に相談に応じています。来所相談や電話相談もできます。最寄の警察署、交番又は警察本部にご相談下さい。
警察相談専用電話は#9110番です。
 緊急の事件・事故以外の相談は、#9110番を利用し、緊急の場合以外は110番通報しないように心がけましょう。

 警察相談専用電話   #9110
 相談窓口専用電話   383−9110
 大津警察署       294−0110