ワンネス 570号  2011/07/31発行

体育館に元気な
   声が響きました

菊陽町子ども会ビーチボールバレー大会

 菊陽町子ども会育成連絡協議会(布田 俊会長)主催の第27回菊陽町子ども会ビーチボールバレー大会が7月10日(日)菊陽中体育館と菊陽町民体育館で行われ40チームが参加しました。
 開会式では上津久礼子ども会スマイリーキッズの大野愛音さんと石坂瑠唯さん(菊陽中部小6年)が「この日のために練習してきた成果を発揮し一戦一戦全力でプレーすることを誓います」と元気に選手宣誓のあと試合開始。チームワーク良く声を掛け合いながらボールを追って頑張っている子どもたちの姿に、応援の保護者からは大きな声援が送られていました。
 杉並台星組チームの鍋島なみさん(菊陽西小2年)は「1年生から出場しています。練習はきつかったけど試合は楽しかったです」と話してくれました。
 結果は、Aパート優勝はMRB7(武蔵ヶ丘6町内)、2位 南方子ども会A、3位 南八ファイブ、Bパート優勝は辛川ファイブディーズ、2位 緑陽台ドラゴンファイターズ、3位 ハッピースマイル(武蔵ヶ丘6町内)でした。

 

 

 

 熱気のこもる体育館で子どもたちは元気にボールを追っていました。保護者の応援も手作りうちわもあり熱かったです。(谷川)


豊富な水に感謝
菊陽町歩こう会

 菊陽町歩こう会(久保田昌生会長)の7月例会を7月7日(木)に行い、菊池市内方面を散策しました。
 まず初めに「龍門ダム」を見学。ダムが建設された理由や水の恵みまで詳しく学びました。次の標高650mの高さにあるフラワーヒル菊池高原は長雨で「ゆりの花」が全滅状態で少しがっかりしました。午後からは急遽予定を変更して鹿央町の古代の森「里山」のハスの花を観賞しました。新聞でも紹介され今が見ごろのハスですが、開花時間が早朝で、昼過ぎには花が閉じてとても残念でした。この古代の森里山はあまり知られていないようで、参加された会員は非常に喜んでおられました。
 次回8月はパークゴルフ(雨天時は美術館めぐり)・蕎麦道場。阿蘇神社と南阿蘇を中心に行います。
写真 矢野孝昭さん 文 久保田昌生会長

 

 


東日本大震災から学ぶ
菊陽町ボランティア大会

 菊陽町ボランティア連絡協議会(加藤眞佐男会長)主催の第19回菊陽町ボランティア大会が7月1日(金)菊陽町老人福祉センターで行われました。
 講演として、熊本県ボランティアセンター所長 江口俊治さんが「東日本大震災から学ぶ災害ボランティア活動」と題して話され、実際に行って写した被災地の写真を見ながら状況を説明されました。また、被災地でボランティア活動をしたいと考えている方たちへのアドバイスなどを詳しく話されました。このあと、炊き出しに活躍する日赤大釜の組み立て方や少しの水で炊けるハイゼックス米の作り方の説明もありました。参加した古庄陽子さん(緑ヶ丘区)は「聞くより見る。見るより実際に作ってみる。ハイゼックス米は初めてです。勉強になりました」と話されました。

 

 


親睦を深め地域を盛り上げよう
三里木商工繁栄会

 7月9日(土)三里木商工繁栄会(山本修一会長)主催の親睦ボウリング大会が菊陽ボウルで行われ、17店舗41名が参加し交流を深めました。
 ゲームが始まると「よっしゃー!」とストライクを決めてガッツポーズをする男性の姿もあり、大盛り上がりの内に2ゲームを終えました。参加者は繁栄会に参加する各店からの豪華景品や盛りだくさんの参加賞を貰い大喜び。参加費のうち500円は、8月末まで行う「たかんぽ募金」と合わせ東日本大震災への義援金とされます。
 優勝した宮茂巳さんは「粘りと根性で地道にスペアを取って勝たせてもらいました。賞品の自転車は欲しかったのでとても嬉しいです」と笑顔でした。

 

 


戦没者の冥福を祈り
菊陽町戦没者追悼式

 菊陽町戦没者追悼式が7月9日(土)菊陽町役場前にある招魂碑前で行われ、関係者と遺族の方たち約100名が参列し、冥福を祈りました。
 出席者全員で1分間の黙祷のあと、菊陽町社会福祉協議会 後藤三雄会長や菊陽町遺族会 馬場懸一会長らが追悼の言葉を述べました。また、遺族会の古荘芳治さん(入道水区)が「戦没者慰霊祭」を献詠し、出席者一人ひとりが献花をしました。そして菊陽町遺族会女性部長の阪田英子さんが「どうぞ安らかにお眠りください。そして参列者のご家族の繁栄をお祈りします」とお礼の言葉を述べられました。

 

 


  (63)  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

土用の丑 鰻と酒の小話

 時は明和5(1768)年、江戸は湯島。とある一人の鰻屋がいました。名は長介。両親に先立たれ、引き取られた鰻屋で、親父から筋の良さが認められ、生真面目で仕事熱心とあって、親父の一人娘と結婚して、鰻屋を継ぎました。深川の鰻商から、バリっと脂の乗った上質の鰻を仕入、頭を落とさずにまるごと一匹を料理。お頭付きの鰻の蒲は、ちょいとした大江戸の庶民の人気となっていました。皮目はパリッと少し焦げ目を付け、身はとても柔らかく、その身に浸み込んだ秘伝のタレがまた格別。野田の濃口醤油をベースにして、琉球渡来の黒糖と、神田明神そばの豊島屋の甘酒、味醂の代わりに肥後の赤酒を用いるのであります。
 そんな長介の鰻屋でも、夏場には鰻が売れないのでした。そんな時、鰻屋に平賀源内がやって来ました。
 「いらっしゃいませ」と長介はお辞儀をしましたが、いつもになく浮かない顔。それを察して、源内は訊ねました。他に客の居ない昼下がりでありましたので、長介はことの次第を語ったのでありました。腕組みをしていた源内が、しばらくして何かひらめきがあったのでしょう、明るい表情で、瞼を開きました。「いいか、長介。うなぎは『う』で始まる。そこで、夏の暑さの厳しい夏土用(立秋前の18日間)の『う』の付く丑の日に、『う』の付く食べ物を食べると夏バテしないと風潮してみろ。売れるぜ〜」それに付け加え、源内はこうも言いました。
 「風潮するにも、仕掛けが必要だ。拙者の知っている定斎売り(薬売)の連中に、鰻丼をご馳走しろ。夏バテ防止の秘訣は、定斎薬と鰻って江戸八百余町に風潮して廻ってもらうんだ」
 数日後、源内の知りあいの定斎売り数名が、鰻の長介の店(たな)に集まり、自慢の鰻丼が馳走されました。定斎売の連中を前に、源内は言いました。「いいか、土用の丑の日に、『う』の付く食べ物を食べると夏バテしねぇ、と風潮してくれ。うちの定斎薬と鰻が俺の夏バテしない秘訣だと囁いてくれ。それだけでいい」定斎売は、薬の入った細長い定斎箱を2つ、天秤棒に引っ掛けて、裏店の長屋まで隈なく売り歩く仕事。体の丈夫な元気な若者から、薬を買いたいというのが江戸の方々の思いがあり、定斎売の連中は、普段から体を鍛えることに精を出していました。源内のアイデアは、クチコミで広まりました。
 さて、この年の土用の丑の日は旧暦6月21日。五つ(午前8時)の鐘が鳴る前には、長介の鰻屋の前に長蛇の列が出来ていました。長介は、普段の6倍の300杯の鰻丼を拵えましたが、八つ(午後2時)の鐘が鳴る前には、完売となったのです。クチコミを上手に利用した平賀源内の仕掛けは成功し、土用の丑の日の鰻は、250年経った今では、日本人みんなが知っていることになりました。
 今年の土用の丑の日は7月21日と8月2日です。二回も丑の日がある年です。鰻を食べる時、私は雪洞貯蔵の酒と楽しみます。厳冬の時期に出来た新酒を、雪の洞窟の中に埋めて置き、暑中の時期に出して楽しむのです。粋な思考でしょ。鰻と美酒、これで猛暑を乗り切りたいと思います。


見事優勝しました!

 7月6日(水)合志市老人クラブ連合会合志支部(東窪正一郎会長)の第24回カローリング大会が合志市総合センターヴィーブルのサブアリーナで行われ、合志杉並台の若草会から4チーム12名が出場し、暑い中、熱戦を繰り広げました。
 予選の結果、杉並台は4チームともレーン優勝を果たし、決勝戦の結果、杉並台Cチーム(佐澤国則さん、中村岩夫さん、平井由直さん)が見事総合優勝を果たしました。「2年ぶりに優勝することができました。チームワークが大事なのでみんなで頑張ることができ、とてもうれしい結果となりました」と喜びを語られました。
 また、総合でBチームが2位、Aチームが4位、Dチームが10位と全チームがベスト10入りを果たし、日頃の練習の成果が発揮できた大会となりました。

 

 


男の料理でおもてなし

 三里木区の森 茂さんは7月11日(月)に行われた同区ふれあいサロンで、自慢の餃子を参加者に振舞いました。
 朝6時半から作った餃子の数は170個。旧国鉄勤務時代に夜勤の共同炊事で腕を磨き、家庭では「これだけは私が作るんですよ」ときれいにヒダがよった餃子をフライパンに並べ焼きあげました。
 参加者からは「おいしい」「焼き方も上手!」と大好評でした。また、一晩パイナップル果汁に漬けた豚肉を使った豚汁も好評でした。
 後片付けは男性全員で行いました。

 

 


 万引きをしない!させない!見逃さない!

※万引きは犯罪です!
  窃盗罪 : 10年以下の懲役又は50万円以下の罰金処せられます。

※万引きをしたことで、万引きをした人は警察で取り調べ→審判・裁判→少年院・刑務所などへ
  お店は、大きな損害→倒産することもあります。
  家族は、悲しむ・謝る、賠償金を払う、信頼をなくす。

 「たかが万引き」といった社会の風潮に警告を鳴らし、万引きに手を染めないように、万引きを許さない社会環境づくりに努めましょう。