ワンネス 568号  2011/07/17発行

歌と体操で元気に
交流しました!

合志杉並台若草会

 合志杉並台の若草会(関 祐子会長)と同会シルバーヘルパー(土井千登枝代表)が、6月19日(日)同区コミュニティセンターで平成23年度第1回ふれあい交流会を開き、40名が参加しました。
 まず若草会カラオケクラブの皆さんによる歌が披露され、土井代表と男性会員にる歌謡詩吟「白虎隊」の力強い歌声に参加者から拍手が送られました。また全員で「茶つみ」「夏は来ぬ」「ふるさと」などの懐かしい歌を、手遊びを入れながら楽しく歌いました。次に税所廣英さんの指導で成蹊大学教授 大久保洋子さん発案の「イスに座って高齢者体操」を行い、寝たきりを防ぐため、日常生活に必要な動作能力が衰えないように全員で体操を行いました。歌と体操の後は、シルバーヘルパーの皆さんが準備した昼食が出され、いなりずし、すまし汁、肉じゃが、白玉だんごなどお腹いっぱいに食べて楽しく交流しました。
 参加した上田英治さんは「私は85歳になりますが、若草会の活動はとても楽しみで、毎回参加しています。男性会員が活発で、とてもいいことだと思います」と話されました。また土井代表は「今までは一人暮らし、夫婦二人暮らし、昼間一人暮らしの皆さんの参加に限っていましたが、どなたでも参加できるようにしたところ、多くの方が出席していただいたので嬉しく思います」と話されました。

 

 

 

 いつも活発に活動されている若草会の皆さんで、いつも取材に伺ってお話するのがとても楽しみです。 (杉谷)


版画の風景になごむ
ギャラリー憩

 菊陽杉並台区のギャラリー憩(杉本益人代表)で西 定彦さん(合志杉並台)の版画作品展が6月いっぱい行われました。
 6月23日(木)のサロンの日には、近隣に住む方15名ほどが集まりおしゃべりを楽しみながら西さんの作品を鑑賞。三角西港や玉名、芦北、柳川などの風情ある風景が多色刷りで表現されており、版画の作り方の説明を聞きながら「あーきれいか」「ここには行ったことがあるよ」などの感想も聞かれました。持ち寄った手作りのお漬物やスパゲティサラダなども並び、楽しいひと時を過ごしました。
 参加した遠山昭南さんは「版画とは思えないほど色鮮やかな作品でした。サロンは、おしゃべりしてストレス発散の場で楽しいですよ」と話されました。

 

 

 参加者の皆さんが楽しみにされている月に2回のこの集まりは、8月に50回目を迎えられるそうです。そのときはまた取材に伺いますね。(岩田)


おじいちゃんおばあちゃん
こんにちは!

武蔵ヶ丘児童館

 6月24日(金)武蔵ヶ丘児童館を利用する親子22組が、沖野区の老人ホーム陽かりの郷を訪問し入居者と楽しく交流しました。
 みんなで「こんにちは」とあいさつをした後、「かもめの水兵さん」「カエルのうた」を歌ったり、風船遊びやにらめっこをして遊びました。最後にみんなで肩たたきをし、手作りの小物入れを渡すと、入居者の方が「ありがとう」と涙ぐみながら子どもたちの頭をなでる姿もありました。
 家族で参加した元村まなみちゃんのお父さんの健太さんは「これからの時代、高齢者との関わりはとても大切です。子どもたちのパワーをもらって元気に過ごしてほしいです」と話されました。

 

 

 

 ホーム入居者の皆さんが子どもたちと触れ合って、とても楽しそうに過ごされていました。(杉谷)


サプライズゲスト登場
外村歌謡教室

 6月23日(木)菊陽町南部町民センターの外村歌謡教室では、レッスン中にサプライズゲストが登場しました。
 この講座の6月課題曲「天竜あばれ川」を練習中、この曲を歌う演歌歌手 天 竜大さんが登場。生徒の皆さんは目を丸くしてビックリした表情でしたが大きな拍手で迎えました。天 竜大さんは新曲の「人肌演歌」と生徒の皆さんが練習している「天竜あばれ川」を披露しました。
 坂田輝明さん(曲手区)は「6月の課題曲を生で聴けて、とても勉強になりました。この歌を歌いこなせるよう練習します」と話されました。

 

 


楽しくお買い物しました
杉並台幼稚園

 6月24日(金)杉並台幼稚園(伊藤博士園長)で同保護者会(山ア会長)主催によるバザーが行われ、親子で楽しい一日を過ごしました。
 各クラスで準備した品物を、子どもたちは事前に購入したチケットで思い思いに買い物をして楽しみました。またアスレチックを行うクラスもあり、子どもたちの長い列ができていました。
 櫻井こはるちゃんのお母さんは「今年は数日前からとても楽しみにしていたので、全部のバザーを回って親子で楽しみました」と話されました。

 

 保護者会手作りのバザーで、子どもたちも手作りアクセサリーやおもちゃなどを喜んで買い求めていました。(杉谷)


  (95)  下津久礼区  古川医院  古川まこと

大地震と原発事故(3)  〜地震発生のメカニズム〜

 3.11東北の巨大地震・大津波以来、私たちは変わったと思います。自然災害や原子力発電所に対する考え方だけでなく、人生観や世界観も変わったようです。地震・津波・原発事故で仕事や住まいや財産そして平和な日常生活をすべて失い、おまけに命まで失ってしまった被災者の方々は、明日の私たちかもしれません。1995年頃より日本列島は地震活動期に入り全国各地で地震・噴火が続いています。この日本に生きていく限り、私たちのいのちと健康と生活に深く関わる巨大地震や火山噴火について理解しておかねばならないと思います。また原発事故の放射能汚染についてももっと詳しく理解しなければなりません。
 日本列島は地質学的に非常に不安定な場所にあり、世界的に大きな地震が頻発する地域となっています。地震の発生するメカニズムは大きく二つに分けて、先述の「プレート境界型地震」と「内陸直下型地震」があります。今回の東北の地震は「プレート境界型地震」の典型です。この地震は沖合の海底で発生するため、大きな津波の被害をもたらすことは歴史の事実としてよく知られています。
 断層も地震の原因です。断層とは岩の中の割れ目で、割れ目を境にお互いにすべると地震となります。柔らかい地盤は地震の揺れを増幅します。「内陸直下型地震」は、いつどこで起こるかまったく予測できない地震です。しかし、過去に大きな動きがあり断層が表面に出ている部分は、次に歪(ひずみ)がたまった時に動きやすいようです。過去170万〜180万年前以降に動いた断層を「活断層」と呼び、地震が起こりやすい危険な地域だとしています。しかし、断層の大部分は地表から見えていないので、活断層の有無だけでは危険性を判断できません。阪神淡路大震災でも震源のほとんどで活断層は見えなかったようです。
 大地震にはナワ張りがあり、その中で同じような大地震が繰り返し起きています。1707年の南海・東海地域を襲った宝永地震は、ナワ張り5個を道連れにしたM8.4規模の巨大地震でした。今回の大地震も少なくとも4つの大地震がドミノ倒しのように続いて起き、最初の岩手沖の地震から最後の茨城沖の地震まで約5分間という長い時間がかかり、M9の巨大地震となりました。きたるべき東海地震も宝永地震のように南海地震と連動して、超巨大地震として起きる可能性を専門家は指摘しています。
 日本で死者が1000人を超す地震に襲われたのは、福井地震(1948年)までの450年間に30回もありました。平均して15年に1回地震があった計算になります。その後阪神淡路大震災(1995年)まで、戦後50年間大地震のない静穏期にあったようです。阪神大震災を境に「日本列島は地震激動期に入った」ことを知るべきです。

参考文献:「巨大地震はなぜ起きる」 花伝社



東日本大震災復興支援コンサート

ギャラリー「クロストークL&E」

 6月25日(土)あさひヶ丘区のギャラリー「クロストークL&E」で「チャリティー・ギターコンサート」があり、たくさんの来場者がありました。
 出演は、熊本や久留米で活躍中の四宮 剛さん、大塚康弘さん、野口順平さん。

 第1部は野口順平さんのソロで「ショーロス第1番」他。第2部は四宮 剛さんのソロで「大聖堂」他。フィナーレは二人がもっとも尊敬している大塚康弘さんが、会場のリクエストに応えて「禁じられた遊び」他4曲を演奏し、会場の皆さんはギターの快い音色に聞き入っていました。
 来場された豊住ユミ子さんは「テクニックの難しい曲に挑戦している姿に感動しました。ギターの音色の良さを今後も追及していってほしいです。これからも身近にいる素晴らしい演奏家の音楽をたくさん聞きたいです」と話されました。

  

 

 

 なお、コンサートの収益金27,610円は熊本日日新聞社を通して救援金として送りました。
文章・写真提供 逸見芙美子さん


名前 どん 3歳半 オス

 甘えることと仰向けで寝てしまうことが得意です。食いしん坊でいたずら大好きなかわいいどんちゃんです。
 谷川美恵子さん 大堀木区


(88) 肩甲骨のストレッチ

 

 

  イスに座り背筋を伸ばし手のひらを天上に向け、肘を90度に曲げます。息を吐きながら肩甲骨を合わせるようにゆっくり肘を後ろに引きます。息を吐き終わったら、一気に力を抜きます。このストレッチを2セット行って下さい。

 

 

 壁に向かい両手を肩の高さに手を付きます。息を吐きながら背中を丸くして、頭を腕の中へ入れ込むようにゆっくり落としていきます。このとき、両腕は壁を押してください。息を吐き終わったら吸いながら、頭を起こし背筋を伸ばしていきます。このストレッチを2セット行って下さい。