ワンネス 567号 2011/7/10発行

防災ずきんで命を守ろう!
ふれあいの森研修センター

 6月18日(土)ふれあいの森研修センター(帆保 勇センター長)で単発講座「座布団が防災ずきんに早変わり!!〜防災ずきん作り〜」講座が開かれ、小学生から大人まで20名が参加しました。
 指導にあたったのは同センターで講師を務める内田早苗さん。初めに内田さんが「菊陽町で初めての取り組みです。防災ずきんで命を守ることができるので、この活動を広めていきたいと思います」と話され、講習会が始まりました。
 参加者は、準備された材料を作り方の順番通りに針と糸を使い縫い上げていきました。皆さんが作業する合間に、原水在住で菊池広域連合南消防署勤務の藤本昭文さんが「いざという時に持って逃げるものは一番大切な命です。避難するときは、お(おさない)は(はしらない)し(しゃべらない)も(もどらない)が基本です」と話され、参加した皆さんは真剣な表情で話を聞いていました。
 参加した坂本鈴子さん(辛川区)は「防災の意識が高まりました。家族の分も作らないといけないし、5人の孫たちには好きな生地を選ばせて作ってあげたいと思います」と話されました。

 

 

 この防災ずきんつくりは、とても重要なことを教えてくれたと思います。皆さん家族の分を作って、もしもの時に備えるとのことで、私も作ってみたいと思いました。(杉谷)


親子で力を合わせて
親子ビーチバレーボール大会

 菊陽町東部町民センター(吉野夏美所長)が主催する第34回親子ビーチバレーボール大会が6月19日(日)菊陽町民体育館で行われました。
 開会式では大堀木Aチームの古庄弘明くんと冨永愛莉さん(菊陽中部小6年)が元気に選手宣誓し試合開始。子どもたちはビーチバレー、大人はミニバレーを行い、各チームとも頑張ってボールを追っていました。親子で参加した大堀木Bチームの瀬上 薫さんは「ミニバレーは初めてでしたが楽しかったです」と話され、愛未さん(同小4年)は「ビーチバレーは初めてです。難しかったけど頑張りました」と話してくれました。
 また、シャフルボードやナンバーストライクも行われ楽しい一日となりました。
 結果は、ビーチバレーの優勝は中代、シャフルボードの優勝は大堀木A、ナンバーストライクの優勝は出分でした。

 

 

 参加した子どもたちも大人の皆さんも元気いっぱいに試合をしていました。お疲れ様でした。(谷川)


ボウリングで一緒に遊ぼう
あさひヶ丘子ども会

 6月12日(日)あさひヶ丘子ども会(松岡奈桜美会長)は新入生歓迎会を菊陽ボウルで行い、1年生8名を含む32名が参加しました。
 部活動などで上級生の参加が少なかったのですが「行け行け!」「やったー!」などの元気いっぱいの歓声が会場に響きました。低学年の女の子は重いボウルをやっと投げると、ボウルがそろそろと進み、ピンが倒れると笑顔が広がりました。
 藤井みうさん(菊陽中部小1年)は「初めてボウリングをしました。ボウルを投げるのが面白かったです」中村勇介くん(同小3年)は「今日はストライクを出せてうれしかったです」と楽しい1日を話してくれました。

 

 

 ボウリング場前の旧57号線が大雨で冠水する中たくさんの子どもたちが集まり楽しんでいました。(岩田)


健康づくりの第一歩!
菊陽町老人クラブ連合会

 菊陽町老人クラブ連合会(今村哲郎会長)の女性部と友愛部75名が参加した体力測定が6月8日(水)菊陽町老人福祉センター大広間で行われました。
 最初に血圧測定をして健康チェックのあと、いきいき体操で準備体操。次に10m障害物歩行、開眼片足立ち、上体起こし、長座体前屈、握力の種目で体力測定を行いました。
 参加した皆本アサ子さん、冨永ノブ子さん(下津久礼区)は「まあまあの測定結果でした」と話され、後藤タヨさん、大山セイ子さん(新山区)は「前回より結果の良かったものや悪かったものもあり、自分の体力が分かりました。楽しかったです」と話されました。

 

 

 参加した皆さんは元気よく体力測定をされていました。私は体も硬いし上体起こしできないとつくづく思いました。(谷川)


  (54)  ひばりヶ丘区  矢原正治

ハス ハス科

 ひご野菜を知っていますか?くまもと育ちの伝統・特産野菜として15種が指定されています。@水前寺菜、A熊本京菜、B水前寺もやし、C熊本長にんじん、Dひともじ、Eずいき、Fれんこん、G春日ぼうぶら、H芋の芽、I熊本赤ナス、J熊本ねぎ、K水前寺せり、L熊本いんげん、M熊本黒皮かぼちゃ、N水前寺のりです。
 その中の蓮根(れんこん)の元の植物、“ハス”を今月は取り上げてみます。

☆全てを薬用に用いる“ハス”☆
 果実を蓮実(れんじつ)、子葉を蓮肉(れんにく)、子葉の間に有る緑の幼芽を蓮心(れんしん)、種皮を蓮衣(れんい)、葉を荷葉(かよう)、葉の基部を荷葉蒂(かようてい)、葉柄と花柄を荷梗(かきょう)、花の蕾を蓮花(れんか)、花托を蓮房(れんぼう)、雄蕊を蓮鬚(れんしゅ)、肥大した根茎(食べるところ)を藕(ぐう)、根茎の節部を藕節(ぐうせつ)、根茎から取れたデンプンを藕粉(ぐうふん)といい、それぞれ薬用に用いられます。蓮実の完熟したものは硬く重く水に沈むものを石蓮子(せきれんし)と呼ぶが余り使われません。
 蓮実は砕いて蓮肉と同様に、強壮、止瀉、止渇、鎮嘔、健胃薬として、多夢、遺精、下痢等に。種皮の蓮衣は強壮、収斂に。荷梗は清熱解暑、通気に。蓮花は活血、止血に。荷葉は止血、下痢、食中毒等に。蓮房は止血、駆お血に。蓮鬚は止血、強壮に。藕は涼血解毒に、藕節は止血を目的に咳に血の混じるもの、吐血、鼻血、血尿等に用います。
 レンコンの粉の藕粉は、中国では“軽身延年の長寿薬”として食べられます。民間薬でレンコンの節を咳止めに用います。
 熊本には“辛子蓮根”という名産があります。熊本城主細川忠利公が病弱であったので、玄宅和尚が健康改善、造血にとレンコンを食べることを勧め、藩のまかない方が工夫したものです。やがて城主は剛健となりました。熊本ではおせち料理に欠かすことのできない冬の野菜です。中毒を避けるため空気を遮断して保存せず『芥子蓮根は早めに食べましょう』。 
 細川忠利公の病弱で貧血を治したように、レンコンにはビタミンB12が多く含まれ、鉄分の吸収を高めます。例えば、レバーと合わせた “鶏レバーと蓮根の甘辛炒め”等は良いですね。

★夏の冷たいモノの取り過ぎは毒★
  皆さん、夏バテしないよう、胃をチューンアップしてください。身体を暑さに慣らし、蒸し暑いですが、冷たいモノの取り過ぎ、甘いモノ、辛いモノの食べ過ぎは、胃を痛め、夏バテの原因になります。


生産者の方たちと一緒に
給食を頂きました

菊陽中学校

 6月は食育月間ということで、菊陽中学校(宮川伊十校長)では、いつもお世話になっている生産者の方々を招待し、給食を食べながら生徒と交流しようと6月16日(木)地元野菜生産者との学校給食交流会が行われました。
 まず、クラスで生産者の方を紹介し生徒から「仕事のやりがいは何ですか?」や「野菜つくりに大変なことはありますか?」などの質問に答えていただきました。生産者の方々の野菜つくりに込める思いやこだわり、食べる側の消費者に知ってもらいたいことなどを話され、生徒も熱心に聞き入っていました。生徒にとっては、毎日食べているものひとつひとつに思いもかけない大変な手間や苦労があることを知った貴重な時間だったと思います。最後にクラス全員で書いた寄せ書きの色紙を渡すと、生産者の方々も大変喜ばれていました。
写真・文提供 菊陽中学校

 

 


 ご長寿を祝いました

 6月14日(火)三里木区親和会(井上光郎会長)は長寿祝いを行いました。
 午前10時、三里木公園に集合し鉄砲小路にある蘇古鶴神社に参拝しました。このあと、菊陽町老人福祉センター大広間で米寿(興梠康男さん、古木清久さん)、喜寿(大加田サダ子さん、森 茂さん、森 靜子さん、岩本誠子さん)の方たちのお祝い昼食会となり、おしゃべりあり、カラオケありの楽しいひと時を過ごしました。
写真・文提供 三里木区親和会