ワンネス 564号  2011/06/19発行

仲間を信じてつき進め!
菊陽中部小運動会

 菊陽中部小学校(岩根 浩校長)は5月31日(火)に春季大運動会を同校グラウンドで行いました。
 「仲間を信じてつき進め!!心をひとつにもえ上がれ!」をスローガンに2年生の徒走「みんなでRUN RUN RUN」から競技開始。雨のため日程変更がありましたが、仕事の都合をつけて参加した保護者や祖父母から全力で走る子どもたちに「がんばれ〜」と声援が送られました。6年生は技巧走「あわせてみよう!心・足・声」で仲間をソリに乗せて運び、8月に予定されている仮校舎へのお引っ越しに頼もしい力を見せました。午前の部最後は、全校生徒が力いっぱい大綱引きをし、1・2年は赤組、3・4年は白組、5・6年は白組が勝ち大きな歓声があがりました。
 6年生の秋月 蓮くんは「決勝係です。精一杯がんばりました」と話し、お父さんの裕二さん(宮ノ上区)は「小学校最後なので、いつまでも思い出に残るよう頑張って欲しいです」と話されました。

 

 

 29日(日)の予定が雨で31日(火)になりましたが、たくさんの保護者の応援があり、皆さん楽しみにされているんだなあと思いました。お弁当作りお疲れ様でした。(岩田)


手作り味噌が出来ました!
ふれあいの森研修センター

 5月25日(水)菊陽町ふれあいの森研修センター(帆保 勇管理者)主催の味噌作り講習会が原水の山内本店で行われ、18名が参加しました。
 山内本店生産部長で味噌技能士の田尻寿利さんが味噌の作り方を説明したあと、工場内を見学。参加者は、絞り立ての醤油を味見して「おいしいね」と感動していました。見学のあと、いよいよ味噌作りを開始。準備された材料を田尻さんの指導の通りに加え、休まず混ぜ続けること20分。よく混ざった味噌を持ち帰り用の袋に詰め、2ヵ月後の完成を楽しみに講習会を終えました。
 南部センターでエコクラフトを学んでいるグループ5名で参加した皆さんは「2ヵ月後が楽しみです。出来上がった味噌を使って各自で料理をして、持ち寄りの食事会を計画する予定です」と話されました。

 

 

 初めて味噌工場を見学しました。絞りたてのしょうゆは美味しかったです。
 皆さん味噌を作りながら食事の計画を立てたりと楽しく参加されていました。(杉谷)


舞台ができました
さんふれあ舞の会

 菊陽町総合交流ターミナルさんふれあ大広間に舞台が作られ、さんふれあ舞の会が5月25日(水)第21回定例会でこけら落としを行いました。
 この日は16組が出演し、おめでたい「寿祝い唄」から始まりフラダンスや男性の登場もあり、会場からは「よかったよ!」などの声も掛かり賑やかで楽しい会となりました。
 「小雪の酒場」を小粋に踊った園田いつ子さん(境の松区)は「ドキドキしましたが、舞台は踊りやすくて気持ちがよかったです」と話され、舞の会代表の瀬戸山由美子さんは「毎月第4水曜日午後1時から入場無料で行っていますので、ぜひ遊びに来てください」と話されました。

 

 

 出演者の方々の華やかな衣装や踊りに圧倒されました。楽しかったです。(岩田)


色々勉強しました
菊陽町高齢者大学

 菊陽町高齢者大学5月講座が5月25日(水)菊陽町南部町民センターで行われました。
 今回は、熊本県金融広報アドバイザー 山野和子さんによる「高齢者の契約トラブルについて」と題した講演があり、実際にあったトラブルを例に分かりやすく説明。次に、文化財ボランティアガイドの会 矢野誠也さんから「清正公の偉業を今に清正公の工(鼻ぐり井手)」と題し講演のあと、昼食には食の交流会があり、筍ずしや地元の野菜を使ったサラダ各種が振舞われました。また、小豆の甘さともちもち食感が美味しい“鼻ぐり石パン”のお土産もあり楽しいひと時でした。昼食後、参加者は鼻ぐり井手公園へ出掛け、ボランティアガイドの岡本昭三さんの説明で鼻ぐり井手について実際の様子を見ながら話を聞きました。
 参加した里平隼人さん(沖野区)は「鼻ぐり井手のことはパンフレットなどで勉強して関心があり、今日は勉強になりました」と話され、福本キミ子さん(あさひヶ丘区)は「子どもの頃、鼻ぐり井手の道を通り通学していました。懐かしく思いました」と話されました。

 

 

 色々な話を聞けてとても勉強になりました。昼食や鼻ぐり石パンも美味しかったです。(谷川)


  (94)  上津久礼区  古川医院  古川まこと

大地震と原発事故A 大地は動く、地球のしくみ

 ある科学史家は、科学の理論において「99.9%は仮説 」であると述べています。すなわち、大自然・地球・宇宙について本当にわかっていることは、ほんのわずかにすぎません。地震予知も現在では不可能です。しかし、少しずつ世の中の事象が解明されるようになっています。中学・高校生が学ぶ地球科学をもう一度おさらしてみましょう。
 1912年にドイツのアルフレート・ヴェーゲナーが大陸移動説を提唱しました。1929年アーサー・ホームズがマントル対流説で「大陸移動の原動力は地球内部の熱対流である」と唱えました。その後1960年代にロバート・ディーツが海洋底拡大説を唱え、それら全てをまとめたテュゾー・ウィルソンが1968年プレートテクトニクス(plate tectonics)として完成しました。プレートテクトニクスは、プレート理論(仮説)ともいいます。地球の表面が15〜16枚の固い岩板(プレートと呼ぶ)で構成されており、このプレートが対流するマントルに乗って互いに動いています。プレートが絶えず動くことによって起こるのが地震です。
 地球を卵に例えた時、ちょうど卵の殻の厚さの固い岩が地球の表面を覆っています。これがプレートで70〜150キロの厚さです(地球の赤道半径は6378km)。プレートの下にはマントル(厚さ2900km)と言う高温の柔らかい岩(1000℃〜4500℃)があり、粘り気の強い液体のように、ごくゆっくり、プレートを上に載せたまま流れています。プレートの動く早さは年に1〜10cmのようです。中心には金属の鉄・ニッケルからなる核があり、固体である内核と液体である外核に分かれています。
 海嶺は海底にある巨大な火山の列ですが、山頂から溶岩が出てきて、海水で固まり岩になりプレートになるのです。太平洋の中央海嶺は中南米の沖にありますが、新しいプレートが次々と作られ太平洋プレートとなり、日本列島が作られたようです。日本列島は4つのプレート(太平洋プレート・ユーラシアプレート・北米プレート・フィリピン海プレート)の境界線上に乗っています。日本列島は4つのプレートがぶつかりあいながら沈み込んでゆく複雑で巨大な力がかかる場所に位置しています。プレートが生まれる時と消え去る時に地震が起きます。日本に地震が多い原因のひとつです。
 日本海によって大陸から分離した日本列島の原型が3000万年前につくられたようです。この4つのプレートがぶつかりあう場所で、激しい火山活動と造山運動によって生まれたのが日本列島です。この活動は現在でも続いていて、日本の地下には複雑な力がかかり、多くの亀裂と断層が生まれているため、地震が多発するのです。日本は世界でも有数の地震国です!日本の陸地の面積は地球の陸地表面のわずか0.28%、まわりの海は0.6%ですが、世界中でこの90年間に900回ほど起き、M7を越える地震の10%、M6以上で22%もの地震が日本で起きています(1995〜2004年)。
参考文献
1)「99.9%は仮説 」光文社新書    
2)「大地震はなぜ起きる」 花伝社
3)「福島原発メルトダウン」 朝日新書


 東日本大震災復興 ・ 支援 林寺拳法大会に出場
熊本東スポーツ少年団

 5月15日(日)人吉スポーツパレスで「東日本大震災復興・支援 少林寺拳法創始者宗道臣生誕100年 2011年度 熊本県大会 in 人吉」が開催され、競技として、単独演武・組演武・団体演武の部門に分かれて大会が行われました。
 毎週金曜日、菊陽町武蔵ヶ丘コミュニティセンターで活動中の熊本東スポーツ少年団(庭田孝男部長)は、次のとおり優秀な成績を収めました。

 

<単独演武>
・白帯高学年の部
  優良賞  長谷部 稜くん(菊陽西小4年)
・マスターズ(50歳以上)の部
  優秀賞  長谷部 榮さん
<組演武>
・緑帯の部
  最優秀賞 須中滉基くん(菊陽西小4年)  須中奨健くん(菊陽西小2年)
・親子の部 
  最優秀賞 庭田朋弥くん(菊陽西小4年)
       庭田孝男さん
<団体演武>
・小学生低学年の部 最優秀賞
  庭田直弥くん(菊陽西小3年)   田野歩夢くん(武蔵ヶ丘小3年)
  須中奨健くん(菊陽西小2年)  住吉華鈴さん(菊陽西小2年)
  白井雄悟くん(合志小2年)  佐藤 遼くん(合志小2年)
  橋本海士くん(武蔵ヶ丘北小3年)



背・背筋・肩甲骨のストレッチ   ★イスに座っても立ってもOK!★

 

 両腕を真横に開き、肘から先を90度に開きます。(写真)息を吐きながら両方の肘をうしろに移動させます。息を吐き終わるまでこの姿勢を維持します。息を吐き終わったら、吸いながら元の姿勢へ戻します。このストレッチを5回行って下さい。

 

  

 真っ直ぐに立ち、両方の手を足の付け根へ置きます。(写真)息を吐きながら体を45度前方へ倒します。(写真)次にお尻を突き出すように膝を軽く曲げます。息を吐きながら後ろにそらすように、あごを上げていきます。(写真堰j息を吐き終わったら吸いながらあごを引いて膝を伸ばし、体を起こします。このストレッチを繰り返し5回行います。
 このストレッチは、腰痛の予防や下がった下腹を上げることができます。少し腰に負担がかかりますが、自分のできる範囲で行って下さい。

 

編集後記

 ワンネスに毎月掲載している「平松弘子さんの健康ストレッチ」の冊子が出来上がりました。熊日新聞菊陽販売センター又は菊陽町役場 生涯学習課 体育振興係までお問合せ下さい。(N.T)