ワンネス 563号  2011/06/12発行

新緑の山都町へ
杉並台クラブ

 菊陽杉並台区で活動する杉並台クラブ(川畑延洋会長)は5月22日(日)山都町へ、人形浄瑠璃を見学に出かけました。
 今回は同区から12名が参加。車3台に分乗して、まず通潤橋や鮎の瀬大橋を観光し、お目当ての清和文楽館に到着。「神霊矢口の渡」の演目を見て、いきいきとした人形の動きに皆感動しました。また、パワースポットとして注目の幣立神社にも参拝し日帰りの旅を終えました。
 初参加のご夫婦は「地区の行事に初めて参加し、とても楽しかったです。今後も参加したいです」と笑顔で話され、川畑会長は「好評だったのでまた出かける企画を考えています。気軽に参加してほしいです」と話されました。

 

 

 写真提供 杉本益人さん

 ご近所の民さんとの小旅行は、本当に楽しそうですね!(岩田)


人形劇で楽しいひととき
人形劇ぶっくる

 5月22日(日)菊陽町図書館ホールで人形劇ぶっくる(渡邉とし子代表)の第9回定期公演が行われました。
 親子連れで満席となった会場で人形劇が始まると、子どもたちの目は人形の動きに釘づけとなり笑い声が起こっていました。また「南の島のハメハメハ大王」などの童謡は、みんな一緒に大きな声で歌っていました。
 会場では、東日本大震災で被災した子どもたちを支援しようと「あしなが育英会」への募金活動も行われました。
 難波優風くんと母親の由起子さん(光の森区)は「毎年楽しみにしています。4歳の子どもも集中してみていましたよ」と笑顔で話してくれました。

 

 

 

 写真提供 熊日武蔵台販売センター


みんなで楽しく頑張りました
合志市老連グラウンドゴルフ大会

 5月18日(水)合志市老連合志支部(東窪正一郎会長)主催の平成23年度第1回グラウンドゴルフ大会が同市福原の農村広場で開かれ、53チームが参加してさわやかな汗を流しました。
 合志杉並台からは若草会(関 祐子会長)のA、B、Cの3チームが参加。皆さん声をかけ合いながら優勝目指してプレーしていました。中村岩夫さんは「週2回練習しています。今日は優勝できるように頑張ります」と話されました。ホールインワンを決めた寺田和美さんは「グラウンドゴルフを始めて3年ほどになります。ホールインワンできて良かったです。皆さん練習熱心ですので感心します」と笑顔で話されました。
 試合の結果、優勝は笹原Aチーム、準優勝が原口Aチーム、3位杉並台Cチームと健闘しました。

 

 

 今回は男性チームばかりの参加となり、応援団も寂しかったので黄色い声援を送ってきました。みなさん、暑い中お疲れ様でした。(杉谷)


グラウンドゴルフで地域交流
新成区グラウンドゴルフ大会

 5月22日(日)新成区(得丸哲郎区長)ではグラウンドゴルフ大会を新成公園で行い、多くの区民が参加しました。
 まずは小学生からプレー開始。子どもたちは勘も良く、少ない打数でゴールしていました。稲葉優花さん(菊陽西小5年)は「ホールインワンして景品をもらったし、チーム優勝もできて楽しかったです」と笑顔。大人は班対抗で競技を開始。ほとんどの方が年に1度のこの大会でしかグラウンドゴルフをしていないこともあり、なかなかカップに近付くことができず苦戦していましたが、チームで声をかけあいながらプレーされていました。試合の結果、C−1班が優勝でした。
 試合後は、公民館へ移動して交流会が行われ、ビールで乾杯しバーベキューや焼きそばを食べながら楽しく親睦を図りました。
 中川美代子さんは「世代を越えて交流できて良いことですね。グラウンドゴルフはなかなか難しいですが、毎年楽しみにしています」と話されました。

 

 

 子どもから大人まで皆さん楽しんでいました。
 交流会では、役員の皆さんが焼きソバを作ったり地域のまとまりを感じました。(杉谷)


  (53)  ひばりヶ丘区  矢原正浩

ネズミモチ モクセイ科

 ネズミモチは今、白い小さな花が咲いています。果実がネズミの糞(ふん)に似た形をしていることから名付けられたと言われています。果実は、秋に長さ5〜7mm位の長楕円形の黒色の実を房状に付けます。果実を薬用(生薬)とし、女貞子(じょていし)といいます。私の部屋の棚に女貞子の焼酎漬けがあり、ラベルが貼ってあります。来客がそれを見て「先生の後ろにある“おんなさだこ”と言うのは何が入っているのですか??」と何度か尋ねられたことがあります。最初は何を言われたか分からなかったのですが、今は、即答出来るようになりました。名前の読み方の難しさを感じます。
 果実は、滋養強壮、強精に、また、利尿、緩下作用があるとして古くから用いられています。葉は、解熱を目的に用います。また、胃潰瘍にお茶として飲まれています。阿蘇では葉を3日3晩焦げないように煮詰め、それを丸剤とし胃潰瘍に服用している人がいます。
 生薬の女貞子(じょていし)は、視力が減退する、目がかすむなどの時に漢方薬に配合して用います。
 山に自生するものはだいたいがネズミモチ(写真)ですが、植栽ではトウネズミモチ(唐ネズミモチ、写真堰jもあります。薬効は同じと考えて下さい。両方の植物の見分け方は、葉を太陽に透かして見ると分かります。トウネズミモチは、細い葉脈まで透けて見えるのに対して、ネズミモチは主脈が少し透けるだけです。これで簡単に分かります。自然のモノはそれぞれに特徴を持っています。五感を働かせ、また、虫眼鏡など簡単な道具を用いて、区別することが出来ます。年齢に関係なく五感は鍛えられますので、トライしてみて下さい。
 今年の夏も暑そうです。植物で陽射しを遮る、ゴーヤカーテンなど良いですね。実も味わえます。また、熟れすぎた時は、捨てなくて、赤くなった種子の周りの部分が甘いので、砂糖の代わりにして料理に使ってみて下さい。沖縄では食べている人もいます。ただし、種子は除いて下さいね。大学では、ゴーヤの他に、ヒョウタン、カスガボウフラ(カボチャ)、シカクマメ、フウセンカズラ等で日よけを試みています。大きくなって、沢山実がなると嬉しいなと思っています。

身近な毒草 スイセン ヒガンバナ科

 最近、アサツキと若いスイセンを間違えて食べた方がいました。何故スイセン?と思う方もおられるかもしれません。花の咲かない若いスイセンは外見が意外とアサツキに似ています。
 植えるときに、混在しないように注意しましょう。物事思い込みは禁物です。


  熊日旗学童軟式野球大会菊池郡予選突破!

 5月21日(土)22日(日)大津町民グラウンドと大津町高尾野公園グラウンドで行われた、熊日旗学童軟式野球大会菊池郡予選で、菊陽町内のKCブルースターズと菊陽西小野球部がそろって7月に始まる県大会へ駒を進めました。

KCブルースターズ

キャプテン 南 光陽くん(菊陽中部小6年)

 ぼくたちKCブルースターズは、西合志南、護川クラブ、室クラブに勝って県大会出場を決めました。
 今までは点を取られると元気がなくなりそのまま負けることが多かったけど、この大会ではチーム全体がもりあがり、ベンチからの大きな声がとても力になって勝つことができました。打げきも、みんなでつないで点を取ることができ、守備も集中して一つひとつのプレーができたと思います。
 県大会まで、もっと力をつけてチームワークで勝ち上がっていきたいです。
写真提供 岩田一博さん

 

 

菊陽西小野球部

主将 田中大介くん(同小6年)

 ぼくは、この大会は絶対に優勝してやると思って試合に臨みました。準決勝では2点差、決勝では1点差という接戦を制して優勝しました。休みなしで教えて頂いた先生やコーチ、そして保護者の皆さんや校長先生の応援にこたえることができて、うれしかったです。チームメイトの一人が、試合に出られず泣いていたのを見て、あらためて優勝できてよかったなあと思いました。
 県大会では、菊池郡の代表として出るので、しっかり結果を残せるようにがんばります。
写真提供 御山浩三さん

 

 



ギンモクセイにも実がなる!

 先日熊日本紙に「キンモクセイに実!?」という記事が掲載されましたが、東ヶ丘区の今村 誠さん宅のギンモクセイは毎年実をつけています。今年も4月末頃から緑色の実が付き、5月中旬には紫色に色づきました。
 この木は、今村さんの実家から移植した木で樹齢120年ほどの大木。「子どものころは、枝にロープをかけブランコをしたり登って遊んだりしていました。毎年実がなるので当たり前と思っていました」と今村さんは笑顔で話されました。



サボテン(仙人掌) サボテン科

西 勲さん 下原区
 サボテンの花が咲きました。今年は30個ほど咲きました。こんなにたくさん咲いたのは初めてです。まだつぼみもあるのでもう少し楽しめそうです。