ワンネス 558号  2011/05/01発行

親子で楽しくおみしり遠足
杉並台幼稚園

 4月15日(金)杉並台幼稚園(伊藤博士園長)でおみしり遠足がありました。当日は朝からあいにくの雨となり、さんさん公園の予定を変更して園内での遠足となりました。
 子どもたちが教室で待っていると、園内放送で園長先生が「今日は雨で公園に行くことができませんでしたが、幼稚園の中でも楽しいことができます。みんなで楽しいおみしり遠足にしようね」とあいさつ。「たけのこ体操」の曲が流れ、楽しく体操しました。各クラスで親子で自己紹介をした後、教室にシートを広げ、小さいお弁当箱にかわいく飾り付けされたお弁当をお母さん、お父さん、お友達と一緒に楽しく食べました。
 ひよこ組の浅田なおちゃんのお母さんは「入園前に子育て支援センターの“れいんぼーくらぶ”に通っていたので生活習慣は付いていると思いますが、きちんとやれるか心配しています。でも毎日楽しく通ってくれているので嬉しいです」と話してくれました。

 

 

 楽しみにしていた遠足も雨で残念だったと思いますが、子どもたちは教室でゲームを楽しんだりしてお友だちと交流していました。年少さんは元気もよく園の生活が楽しそうでした。(杉谷)


被災地を音楽で応援
チャリティーライブ

 菊陽町や熊本市などで活動をするアマチュア音楽グループが4月1日、15日、22日(金)の3回、青葉台区のCafe Depot(倉庫茶屋)に集い、チャリティーライブを行いました。
 15日には、ボヘミアン・ブラザーズ、デリシャス・べス、りふりふ、じゃばとも、の4組が出演しオリジナル曲などを披露しました。また、演奏の合間には東日本大震災の救援金も募りました。
 発起人の本田誠哉さん(三里木区)は「音楽を通して少しでもお役に立てればと企画しました。たくさんの救援金も集まり良かったです」と話され、来場した田尻誠一さん(菊陽杉並台区)は「さまざまな曲が聴けて良かったです。食事やお酒を飲みながら音楽の聴けるこの場所を気に入ってます。もちろん募金も協力しました」と話されました。
 集まった救援金は熊本日日新聞社を通し被災地へ送られました。

 

 

 色々なメンバーが集い東日本大震災で被災された方たちに少しでもお役に立ちたいとライブが行われました。出演者や来場者は募金にも快く協力されていました。お疲れ様でした。(谷川)


華やかに舞う
春のおどり

 4月17日(日)SAN企画(坂本ゆきのり代表)の第18回春のおどりが菊陽町図書館ホールで行われ、華やかなステージを披露しました。
 ステージでは三度笠姿で踊った中村まゆみさんの「瞼の母」や花吹雪が舞った西田勝子さんの「白い海峡」などが披露されました。また、特別ゲストには舞踊歌謡歌手の相原ひろ子さんが来場。東京都出身の相原さんは「菊陽町は良いところですね」とあいさつされ「松竹梅づくし」などを歌われました。
 「大器晩成」を踊った宮本靖子さん(熊本市)は「力のいる踊りなので緊張しましが曲に負けないように踊りました」と話されました。

 

 きらびやかなステージが披露され、楽しみながら取材することが出来ました。(谷川)


老人保険制度を学習しました
下原区東陽会総会

 4月19日(火)下原区東陽会(前田義範会長)では同区公民館で、東陽会総会と「老人保険制度」の学習会を行いました。
 総会では、平成22年度の事業や決算が報告され、23年度の事業計画などが承認されました。総会終了後、菊陽町生涯学習出前講座「老人保険制度について」の講演が行われました。菊陽町健康・保険課の相馬仙助さんと富田久美子さんが講師を勤め、後期高齢者医療制度のしくみが説明され、参加者は熱心に学習しました。
 西 勲区長は「年に1回はこういう講座があり、とても勉強になります」と話されました。終了後は昼食懇親会となり、おしゃべりをしながら楽しいひと時となりました。

 

 

 毎年総会の後には勉強会をされます。今年は老人保険制度でした。知ることは大事だと思いました。(谷川)


  (60)  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

〜日本酒の級別制度〜 品質基準は誰が決める?

◆品質基準は誰が決める?
 日本酒は昭和の時代は特級、一級、二級の級別分類されていました。ご記憶に新しいことかと存じます。昭和18年に導入された「級別制度」は、平成元年に特級が、そして平成4年に一級及び二級が廃止されました。約半世紀つづいた制度でした。 完全撤廃されて20年近く経った今なお、「一級・二級」とか「上選 佳撰」と級別の呼称を使われる方がいらっしゃるほど定着していた級別制度でした。
 各等級の概ねの基準は、「特級は品質が優良であるもの。一級は品質が佳良であるもの。二級は特級及び一級に該当しないもの」ということでした。級別の認定は国税局の酒類審議会の官能審査によって行われていました。蔵元は各タンクのサンプルを提供し、希望する級別の審査を受けるという仕組みです。お酒の品質をお上が「これは特級酒、これは一級酒・・・」という具合に認定していたのです。
 それでは、なぜ、級別制度が採用されるようになったのでしょうか。一般的には戦時体制下における酒税増徴が目的であったとされています。級別表示がされていれば二級より一級、一級より特級の方が良い酒だと思ってしまうのは仕方ありません。良い酒を求める消費者は必然的に等級の高い酒を求めます。
 そして等級の高い酒は酒税も高い・・・。結果的に高い酒税が収められるようになるという仕組みだったのでした。

◆「地酒は二級酒が旨い・・・」
 私が学生のころ店番をしていた時に、お客様が口々に言っていたことがありました。「地酒は二級酒がうまかもんなぁ〜」。特級酒品質の酒を、酒類審議会に出さずに、二級酒として市場に出すメーカーもありました。特級酒よりも安くて旨い酒が市場で出る。それを飲んだ味の分かる消費者は、その酒を旨いと認めて、その酒のファンになる。そして「地酒は二級酒がうまかもんなぁ〜」となった訳です。
 お上が品質を認定した時代から、品質の価値基準は、消費者に委ねられたわけです。本日のふところ具合と本日食べたい料理によって、どこの地域のどこの酒の大吟醸、吟醸、純米、本醸造、普通酒・・・を選ぶかはお客様次第です。分からない時はたずねてください。


みなさんよろしくお願いします

この春赴任された、菊陽町の新園長先生をご紹介します。 
@前任園 A趣味 B地域の皆様にひと言

吉野惠子園長
55歳

白鈴園
@みどり園
Aミニバレーボール
  コンサートライブ
  手作り雑貨集め
B子ども時代を子どもらしく豊かに過ごせるよう、優しいまなざしで一人ひとり丁寧に、関わっていきたいと思います。
 地域の皆様とのつながりを大切に、子どもたちの笑顔がたくさん花ひらきますようご支援をよろしくお願いします。


中島てるみ園長
53歳

みどり園
@みどり園主任保育士
Aサッカー観戦
B家庭や学校、地域と連携、協働しながら、基本的な生活習慣の確立や安心して過ごせる居場所作りや集団づくりを目指し、豊かな環境の中でいつも“子どもを真ん中に”をテーマに全職員が心を一つにして、保育を進めています。
 たくさんの発見や驚き、そして喜びを日々体験できるように地域の皆様のご協力をよろしくお願いします。


ちぎり絵のかぶとが出来ました

 4月15日(金)菊陽町東部町民センターのふれあいサロンで兜のちぎり絵作りを行いました。
 サロン講師の内田早苗さんやセンター職員などの指導で、兜の絵が描かれた台紙にオレンジや紫色などの和紙や金や銀色の色紙を貼り付けました。
 手や指の運動、ついでに口の運動をしながら楽しく作りました。

 


  子どもと高齢者の交通事故防止 春の全国交通安全運動

高齢者や子どもを見たら注意モード運転を!

 期間 5月11日(水)〜20日(金)
 安心安全ゆとり運転で子どもと高齢者を社会全体で守っていきましょう。

●高齢者を守りましょう
  高齢者ドライバーに優しい運転を心がけましょう。
  高齢者の方も明るい服や反射材着用を心がけましょう。

●子どもを守りましょう
  熊本県内では、年間に900人の子ども(15歳以下)が交通事故にあっています。
  家族で自宅周辺の危険箇所を確認して、事故を未然に防ぎましょう。

●全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用を
  シートベルトをしていない人の致死率は着用している人の11倍です。

●飲酒運転をなくしましょう
  みんなで飲酒運転を許さない社会をつくりましょう。