ワンネス 556号 2011/04/17発行

クリーン行動と住民交流会
津久礼ヶ丘区

 今年度も年度末の地区行事として、3月27日(日)午前8時からクリーン行動を
行い、11時30分よりバーベキュー懇親会を実施しました。クリーン行動には今回60数名の参加があり、今までで最高の参加人数となりました。このところ子ども連れで参加される家庭も増えており、嬉しい限りです。
 久保公園に集められたゴミを子どもたちと一緒に分別しましたが、コンビニや弁当屋さんの袋が一番多く、弁当の残りやペットボトル、あき缶など、心無い人が車中から投げ捨てたと思われます。集めたゴミは赤袋10個、緑袋4個、黄袋1個の回収結果となりました。
 作業の後、さんふれあに移動してのバーベキュー懇親会には50名の皆さんが参加され、ビールや焼酎、焼き肉、焼きそばをお腹いっぱいになるまでいただきました。
 津久礼ヶ丘区は定住家屋88戸、賃貸住人350戸(マンション40棟)と、交流が難しい住宅環境にありますが、防犯、環境美化など住みよい町づくりが図れるよう努めていきたと思います。
文・写真提供 区長 江島 均さん

 

 

 複雑な住宅環境の中、上手く住民交流ができていて素晴らしいと思いました。(杉谷)


親子で遊ぼう親子交流会
三里木区町民センター

 三里木町民センター託児室を利用する親子を対象に第6回親子交流会が3月24日(木)同センター軽運動室で行われ、29組の親子が参加しました。
 最初に東日本大震災で亡くなった方に黙祷し、スタート。親子で組になり松本由美子先生のリードでアンパンマン体操で体を動かし、中野逸子先生の演じるペープサートを楽しみました。風船割りゲームでは、子どもの体重ではなかなか風船が割れず、ママが抱っこして勢いよく割っていきました。お昼には、利用者連絡協議会(城 教子会長)の役員手作りの焼きイモやぜんざいが振舞われ、みんなニコニコ笑顔でいただきました。
 ほのかちゃんと参加した荒牧良子さんは「始めて参加しました。ペン習字講座には若い方が少ないので、こんなにたくさんの方がセンターを利用されているとは知りませんでした」と驚きながら楽しんでいました。

 

 

 先生方の工夫された遊びがいろいろあって、みんな楽しそうでした。(岩田)


スポーツを愛するものとして
SUGINAMI CUP

 第13回SUGINAMI CUPジュニアサッカー大会が3月26日(土)27日(日)菊陽杉並木公園スポーツ広場で開かれ、菊陽中学校、武蔵ヶ丘中学校をはじめ県内8チームが対戦し、交流を深めました。
 菊陽町サッカー協会の佐藤会長が「同じスポーツを愛するたくさんの人が東日本大震災で命を落とされた。黙祷をささげよう」とあいさつ。1分間の黙祷を行い、予選リーグが始まりました。熱戦の末、優勝八代一中、準優勝菊陽中、3位武蔵ヶ丘中でした。
 また、昼食時には町内2校の選手が大震災への募金活動を行い、保護者会は全部で200食の豚汁を作り選手に暖かい昼食を提供しました。
 武蔵ヶ丘中サッカー部キャプテンの澤田大輝くん(新3年)は「自分たちは試合のできる環境にいるので、被災者のためにも頑張ってプレーしたいです」と話してくれました。

 

 

 菊陽、武蔵ヶ丘両中の生徒たちが、募金の声かけをすると保護者からすぐにたくさんの募金が集まっていました。(岩田)


北新山区発足
北新山区

 3月27日(日)白鈴公民館で、新山区北新山班(土屋芳巳班長)の最後の総会が開かれ、班の締めくくりと4月から北新山区として出発するための総会となりました。
 北新山班の活動報告と会計報告が承認され、北新山区の事業計画案と予算案が承認されました。北新山班は157戸で構成され、班独自のレクリエーション活動も行い新山区の行事にも積極的に参加してきました。分区準備委員会が昨年5月発足し、アンケートや説明会を実施し検討を重ね今年2月27日北新山区の立ち上げ総会が行われました。
 北新山区区長は中岡 勉さん、副区長に野尻由香さん、そのほかの役員も選出され新体制が発足しました。
 総会議長の広瀬さんは「それぞれが団結して前へ進めるよう努力した様子が分かります。住民皆に役立つ自治会になると思います」と話されました。

 

 

 すでに北新山班として独自の活動をされていて、新区へも一致団結して臨まれていました。(岩田)


  (92)  上津久礼区  古川医院  古川まこと

講演会のご案内

 ガンで1年間30万人以上!の患者さんが亡くなっています。今もなお100万人以上の方々がガンのため苦痛と哀しみの中で闘病中です。日本中のガンの臨床医・研究者が総力をあげ、莫大な研究費・医療費を費やしてもガンを克服することができていません。
 ガンの専門家の言動や仕事を信用し、自分のいのちを預けても安心はできません。ガンになったら、ガンが治るためのあらゆる情報を集め、比べ、選び取り、自ら治すための努力をしなければなりません。
 路頭に迷い、わらにもすがりたい患者さんや家族は「ガンの免疫療法」や代替療法に救いを求めることもあります。しかし、さまざまなサプリメントや治療薬を購入したり、数百万円もの高額な治療費を支払い「免疫療法」を受けてもガンが治らず亡くなることが多いようです。
 しかし、末期ガンでも治ることもあります。末期ガンを治した方が、その方法を多くのガン患者さんにお伝えしようとNPO法人をつくり全国的に活動されています。この方法は高額な治療費はかかりませんが、ガンの患者さん自身がガンに対する理解を深め、大変な自助努力をしなければなりません。すなわち、自らのガンを自覚し、食べ物や生活習慣を切り変え、自分自身でガンを治さなければならないからです。全国各地でこの方法で百人以上のガン患者が自らのガンを克服し、元気に生活されています。患者さんが中心となり、この団体の活動を広めています。
 たったひとつの貴重な大切ないのちです。ガンを治し人生を楽しく生きていきましょう。ガンの方やご家族には講演会にぜひご参加をおすすめします。皆様方のお知り合いの方にガンでお悩みの方がおられたら講演会参加をおすすめ下さい。



大人が子どもに残せるもの

三里木区 宇野功一

 3月19日(土)菊陽西小学校の教室で、講師に福岡市立愛宕小学校の稲益義宏先生を迎え、同小PTA主催の『食育』教育講演会が行われました。
 「弁当の日」とは、子どもたちが自分で自分の弁当を作る日です。最初のお弁当は、お肉や揚げもの料理を中心としたおかずです。しかし、一年後には色どり、バランスを考えた立派な弁当を作るようになるそうです。実際に児童が作った弁当の写真を拝見しましたが、小学生が作ったとは思えない弁当ばかりでした。弁当を作ることにより、児童は食に対する意識が深くなります。「この食材は、いつ、どこで、誰が、どのように栽培してし、収穫して、加工され、今こうして自分のところに届いている」ということを理解します。すると、残食の多かった学校給食も食べ残しが少なくなりました。偏食は改善され、心身健全な大人になれます。その秘訣が学校で取り組む「弁当の日」です。
 弁当の日を実施したら、すぐ結果が出るわけではありません。子どもたちに『食』について教育するのではなく『食』について関心をもってもらうことが大事なのではないかと感じました。学校で取り組む『食育』の意義深さを感じた講演会でした。

 

 



認知症についてもっと知ろう!

 平成23年3月26日(土)杉並木公園管理センターで認知症講演会「認知症についてもっと知ろう!!in菊陽町」が行われました。菊池病院の木村武実先生より「認知症予防の可能性〜今からできる認知症予防のための日常生活」について講演がありました。また、認知症家族の会の迦統美陽子さんより「認知症の家族と過ごした日々〜姑の介護をとおして考えたこと」と題した発表があり、菊陽町地域包括支援センター明利治樹さんより認知症の相談窓口について説明がありました。
 参加者からは、「認知症の予防についてよくわかった」「貴重な介護体験が聞けて勉強になった」など多くの声が聞かれました。
文・写真提供 健康・保険課 介護予防係

 

 


  (85)背筋とお腹のストレッチ

 息を吸いながら背筋を伸ばしてイスに浅めに腰をおろします。(写真@)息を吐きながら背筋を伸ばしたまま写真Aのように体を前へ倒していきます。できる方は写真Bのようにお尻を浮かしてみて下さい。息を吐き終わったら吸いながらもとの姿勢へ戻します。
 次に、息を吐きながら背中を丸くします。(写真C)このとき、お腹がぺちゃんこになるように息を吐ききって下さい。息を吐き終わったら吸いながらもとの姿勢へ戻します。このストレッチを5回行って下さい。
 腰痛や肩こりなどの予防にもなります。

 ※写真左から@⇒C