ワンネス 553号  2011/3/27発行


夢を抱いて卒業しました
菊陽町立武蔵ヶ丘中学校

 3月11日(金)菊陽町立武蔵ヶ丘中学校(岩崎良博校長)で第30回卒業証書授与式が同校体育館で行われ、211名が卒業しました。
 卒業生は保護者や在校生、来賓の方々が拍手で迎えるなか吹奏楽部の演奏で入場。担任から名前を呼ばれ、一人ひとりに卒業証書が手渡されました。岩崎校長から「夢の実現に近道はない。小さな努力をこつこつと続けて夢の実現に向けて頑張ってください」と言葉を贈られました。また、来賓の方々からも多くのはなむけの言葉が贈られました。在校生を代表して生徒会長の亀川達哉くんが「体育祭、学習発表会、部活動などで素晴らしいリーダーシップを発揮してくださいました。武蔵ヶ丘中学校で学んだことを忘れないで頑張ってください」と言葉を贈り、在校生で「さよならと言おう」を合唱しました。
 卒業生を代表して3名が3年間の思い出や将来に向けての抱負を述べました。代表のひとり、柿原亜紀さんは「陸上部ではキャプテンを務め、九州大会に出場しましたが辛いこともありました。高校生になって陸上を続けるか悩みましたが先生に相談して気持ちが楽になりました。これからも部活と勉強を両立させてがんばります」と言葉を述べ、卒業生全員で「仰げば尊し」など4曲を合唱し、新しい生活への期待を胸に、学び舎を巣立っていきました。

 

 

 卒業生3名の話は、とても感動し涙が出そうな部分もありました。高校生になっても夢をあきらめず、頑張ってください。(杉谷)


おとずれ川にたたずむ
湯本温泉への旅

 菊陽町歩こう会(坂田昭男会長)は3月8日(火)9日(水)に山口県を訪れました。
 水墨図で有名な「雪舟の庭」散策では、わび・さびの世界に没頭し、短歌や俳句に精通された参加者は大喜びでした。国宝「瑠璃光寺五重塔」は紅梅・白梅に椿が咲き、写真撮影に大忙しの会員もいました。また日本海の荒波に削られた奇岩と青い空、寒々しい風の青海島はまさに演歌の世界。「金子みすず」記念館では、絵はがきや書物を買い求めました。
 特別企画1泊2日の旅を堪能、会員相互の交流が深まりした。23年度もアイデアいっぱいの企画、そして会員も募集しています。
写真提供 矢野孝昭さん/文 久保田昌生さん

 

 


ナイスシュート決めたよ!
杉並台幼稚園

 3月10日(木)杉並台幼稚園(伊藤博士園長)で「ロアッソ熊本」のコーチが、年長ゆりぐみ、ふじぐみ、きくぐみを対象にサッカー教室を開きました。来園したのは上村健一さん、北川佳男さん、山口武士さん、塚本瑞樹さん。コーチが子どもたちに「話をしっかり聞いて、こけても泣かないこと」と言葉をかけ、子どもたちは元気に返事をして教室が始まりました。
 まずボールに慣れるためにボールに当たったら負けというルールの爆弾ゲームをやり、子どもたちはボールに当たらないように必死に園庭を走り回りました。またミニゲームではコーチチーム相手にナイスシュートを決めて、みんなで歓声を上げていました。
 きくぐみのひらたゆうとくんは「シュートを決めたよ。楽しかったよ」と元気に話してくれました。

 

 

 コーチの皆さんは子どもたちの心をひきつけるのが上手く子どもはコーチをニックネームで呼び、楽しい時間を過ごしていました。いい思い出になったことでしょう。(杉谷)


子どもたちの卒業を祝って
合志杉並台自治会

 3月6日(日)合志杉並台自治会(犬童正洋区長)のもちつき大会と子ども会のお別れ会が、同区コミュニティーセンターで開かれました。犬童区長が「今年度最後の自治会行事に多くの皆さんに参加していただきありがとうございました」とあいさつ。若草会の皆さんの協力で餅をついて、参加者はあべかわ餅、きな粉餅にしたり、納豆、大根おろしを付けて食べました。また雑煮も準備され、子どもたちは何杯もお代わりをしてお腹いっぱいになりました。
 子どもたちがお餅を食べ終わり、子ども会のお別れ会が始まりました。今年は男の子2名、女の子7名の卒業生がおり、子ども会よりお祝いの品が贈られ、来海恵子さんが「中学生になっても毎朝元気にあいさつしてね」とお祝いの言葉を述べられました。
 卒業生の上村弥羽乃さん、小島 望さん、後藤早耶さんは「夏祭りが一番楽しかったです。中学校では部活と勉強を両立します」と話し、小川真奈甫さんは「私はサッカーをやっているので中学校に女子サッカー部を作りたいです」と話してくれました。

 

 

 地域の皆さんに守られて子どもたちが育っているのが伝わりました。卒業おめでとうございます。(杉谷)


  (32)  パソコンサポートくまもと  高畑圭輔

情報を伝える時に注意すること

 甚大なる被害をもたらした東日本大震災ですが、インターネットでの情報の広がりについて考えさせられる出来事がありました。それは「誤情報の拡散」です。
 ツイッターやメール、SNSなどを通じて誤った情報が広まってしまい、混乱を招く原因となりました。一見有意に見える情報が流れてくると、みなさんが自分とつながりのある人々に広めてしまい、それが連鎖的に行われてすさまじい速さで広まってしまうのです。
 
 このようなことが起こってしまう原因として以下のようなことが挙げられます。
  ●知人からの情報なので確認もせず信じ込んでしまう
  ●重要な事柄だと使命感に駆られより多くの人に広めようとする 
 
 このような事を起こさないようにする為に一番重要な事は
  ●元になっている情報を自分の目で確認すること
  ●真偽がはっきりしない情報は決して広めない、広める場合は
   「真偽不明」である事も同時に伝える
 
 これだけ注意していれば間違った情報を伝えてしまう事もなくなるでしょう。また、誤情報が流れてきた時に注意する事がもうひとつあります。それは「送ってきた相手に指摘しない事」です。
 あなたに情報を送ってきてる人は善意で行っている場合がほとんどです。それを「間違った情報を流すな!」などと指摘すると「大事な情報なのに広めてくれないなんてひどい人だ!」と思われて人間関係に問題が起こってしまう事もあるようです。
重要な事は“自分が間違った情報を広めない”事です。
 情報を発信する時にはなるべく真偽を確認してから送るようにしましょう。
 そしてもし間違った情報を流してしまった時は速やかに訂正の連絡をするようにしましょう。


楽しんで頂ける演奏を目指して
菊陽吹奏楽団

 3月6日(日)に菊陽吹奏楽団(紫藤 淳団長)の第27回定期演奏会が菊陽町図書館ホールで行われました。
 第1部シンフォニックステージでは「イタリアンホリディ」など4曲を演奏。第2部はアンサンブルステージとなり、フルートやクラリネットなどの演奏が披露されました。第3部のバラエティーステージでは「また君に恋してる」など5曲が演奏されると会場からは大きな拍手が送られました。アンコールでは、いきものががりの「ありがとう」とAKB48の「会いたかった」が演奏され会場全体で盛り上がりました。
 杉水洸毅くん(湖東中2年)は「お母さんがクラリネットを演奏しています。将来はこの楽団でお母さんと一緒に演奏したいです」と話してくれ、トランペット担当の服部誠也さんは「夫婦、親子、姉弟で活動している人もありアットホームな楽団です。私も親子で楽しく演奏しました」と話されました。

 

 


 

 水之浦奈菜ちゃん 10カ月  光の森4丁目

 

 ハイハイやつかまり立ちができるようになって楽しい毎日です。カメラ大好きです!



赤ちゃんもママも楽しいお話会

 3月9日(水)菊陽町図書館(堀 行徳館長)で「赤ちゃんと楽しむおはなし会」が開かれ、50組の親子が楽しい時間を過ごしました。
 10時と11時の2回開催となり、たくさんの親子がわくわくして視聴覚室のカーペットの上に集まりました。講師はNPO法人子育て支援ワーカーズ ぺぺぺぺらんの高野和佳子さんと椎葉信子さん。赤ちゃんの1日を追う形で、朝起こすわらべ歌や顔を拭いたりおむつを替えたりするたびに歌うわらべ歌を紹介し、赤ちゃん絵本の読み聞かせもありました。言葉の意味は分からなくても、高めの音調で話しかけ、抱いたりさすったりの感覚が合わさると赤ちゃんが喜ぶことをママたちは楽しく体験しました。
 2カ月のいっけいくんの母、島田美香さん(光の森)は「いっぱいわらべ歌を歌ってあげたいです」と話してくれました。