ワンネス 542号  2011/01/01発行

新年あけましておめでとうございます

 昨年はたくさんの皆さんにお世話になりありがとうございました。
 今年も喜びのメッセージをたくさん発信したいと思います。
 ますますのご支援よろしくお願い致します。

熊本日日新聞 菊陽販売センター  ワンネス編集室一同


楽しいお正月がやってきた
さくら保育園

 12月8日(水)菊陽町立さくら保育園(日野直子園長)でおもちつきがあり、子どもたちの元気な声が響きました。
 JA菊池菊陽支部青壮年部(吉本孝寿部長)が協力。最初につき上げたホカホカのおもちは小さく丸められ、先生の手から子どもたちの口に入ると、みんなにっこり。「もっと、もっと」とおいしくほおばりました。年長ばらぐみさんは、子ども用の杵でぺったんぺったんとおもちつきを体験。自分の手で丸めていただきました。
 ばらぐみ担任の冨永翔太先生も、つき手に加わって立派につきあがり、楽しいおもちつきでした。

 

 先生が小さく丸めたお餅を子どもたちの口に入れてあげる様子が、ひな鳥にえさを運ぶ親鳥のようでとてもかわいかったです!みんな黄な粉が大好きでした。(岩田)


地域の力でお正月を迎えました

あさひヶ丘区

 12月12日(日)あさひヶ丘区(平山洋二区長)の年末恒例餅つき大会が、同区村の上公園でありました。
 朝9時から餅つきが始まり、子どもから大人まで約100名の地区住民が参加。男性陣の威勢よいかけ声で次々と餅がつきあがりました。つきたての餅を参加者は納豆、あんこ、大根おろしなどをつけておいしそうに食べていました。また、子どもたちも杵を持ち、お父さんたちに手伝ってもらいながら楽しそうに餅をつきました。
 平山区長は「子どもたちに日本の伝統行事である餅つき、そして餅を食べるという食文化を伝えることが目的です。住民の交流の場となりました」と話されました。

 

 子どもからお年寄りまで、老若男女が集まり、地域のパワーを感じました。(杉谷)


三里木北区

 12月19日(日)三里木北区(松本 仁区長)で、今年で3回目となる餅つきが同区公民館であり、住民が力を合わせて迎春準備をしました。
 今年は臼を区で購入し、参加者は、はりきって30kgのもち米をつぎつぎとついていきました。「よいしょ!いい音ね!」「疲れた〜おれは事務職だけん、もう無理!」などと言いながら男性陣が頑張ると、女性陣は丸めて、区で用意した、あんこや納豆、しょうゆを付けてみんなに配りました。「つきたてのお餅はおいしいね」と大好評。子どもたちも交代で杵を振り上げ、大人に教えられながら餅つきに挑戦していました。
 岩坂英昭さんは「子どもの頃は見ていただけでしたが、ついてみるとコツがあるんですね。疲れました」と話してくれました。

 

 30〜40代の若い区民のみなさんがたくさん参加されて、年配の方から教えてもらいながら楽しそうに餅つきをされていました。3年前から始められたそうですが、今年は区で臼を購入されて本格的に取り組まれています。(岩田)


  (56)  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

加藤清正公ゆかりの酒蔵

◆今年は清正公さん誕生450年・没後400年
 明けましておめでとうございます。2011年(平成23年)、辛卯(かのとう)の年です。今年は3月に九州新幹線が全線開業します。大きく熊本が躍進する年です。
 現在の熊本の礎を築いた加藤清正公は、450年前(1562年7月25日)に現在の名古屋市中村区で生まれました。そして、400年前の1611年(慶長16年)に清正公が没しました。今年は生誕450年、没後400年ということになります。
 地元菊陽町の「大津街道杉並木」の屋久杉を屋久島から移植したのも清正公ですし「鼻ぐり井手」を造営したのも清正公です。
 清正公は土木技術に優れ、坪井川、白川、加勢川、緑川という大河川が入り混じる熊本平野の氾濫原を独自の治水技術で肥沃な穀倉地に変え、熊本54万石を築いたと言われます。清正公が熊本に入城してから12年間、2度の朝鮮出兵で留守も多かったにも関わらず、灌漑を整備し、新田を開発し、熊本城を造営しました。身分に、性別に、年齢に関係なく、普請に従事したものに日給を支給したといわれています。「政治は民のためにある」という清正公の信念や生き様が、人々に感動を与え、豊かな熊本が造られていきました。

◆清正公なき後の加藤家
 順風満帆の清正公ですが、400年前の1611年3月28日、二条城で豊臣秀頼と徳川家康の対面の時に、秀頼公のお供として同伴。その後、熊本への帰路、病に伏されて6月24日に他界するのです。
 家督を継いだ加藤忠広公の時代、1633年に加藤家改易となります。山形県鶴岡藩の徳川家臣・酒井家に1万石で預かりの身となります。加藤家再興することはかなわず、忠廣公は他界しました。
 江戸時代中期の安永7年(1778年)、加藤家の末裔とされる加茂屋專之助が酒銘を「冨士」と定め酒造業を始めます。酒名に「冨士」をつける所以は分かりませんが、「冨士」の文字は左右対称をなし、裏表のない酒造りに対する姿勢を貫く意が含まれるといいます。まさに清正公の気質がうかがえます。

◆世が世ならば。コラボの酒発売
 私は大学時代、清正公の末裔の酒蔵・冨士酒造の御曹司・加藤有慶(現・社長)さんと知り合うご縁に恵まれました。世が世ならば「ご尊顔を拝し、恭悦至極に存じ奉ります〜」というところなんでしょうが。
 そして、今年、熊本の幻の酒米を冨士酒造へ運び、吟醸酒を仕込みます。清正公の縁で結ばれる熊本と鶴岡。清正公の遺徳を思いながら味わってもらう酒が、今年、生まれます。


2011年 年男 年女 集合

平成11年生まれ

 鴨川 響さん 東ヶ丘区
  中学に入ったら、身長を伸ばして友だちをたくさん作りたいです。
 遠n邉仁乃さん 三里木北区

 中学に入ったら、身長を伸ばして頭を良くして勉強を頑張りたいです。


昭和62年生まれ

 

 

 谷口大輔さん 白鈴保育園いるかぐみ担任

 子どもたちと一緒にいろんな遊びを通してもっと信頼関係を築き、のびのび楽しく過ごしていきたいです。


昭和50年生まれ

 

 

 宇野菊代さん 三里木区

 当たり前のことが当たり前にできるようになりたいです。


昭和14年生まれ

 

 

 山本恵子さん 青葉台区

 体に気をつけて趣味のカラオケや編み物を楽しみたいです。ウサギさんみたいにかわいく良い年になりますように!


昭和14年生まれ

 

 

杉本金治さん 宮ノ上区

 今年はグラウンドゴルフに挑戦します。3月の天草パールラインマラソンもがんばります!


昭和26年生まれ

熊日新聞菊陽販売センターの還暦仲間

 左から吉田 淳 (社員)
     竹内和代(折込担当)
     江崎幸代(折込担当)   
     中岡早苗(紙分け・夕刊配達担当)
 いつも熊本日日新聞をご愛読、ありがとうございます。今年も頑張ります!


 夢の時間(とき)

 3人の手づくり作家の作品展が12月5日(日)から12月11日(土)までドゥ・アート・スペース香梅 光の森で開かれました。
 展示したのは、ビスクドール作家の小沢信子さんとトールペイント作家の大倉美和さんとテディベア作家の三浦由美子さん。3人は、それぞれが各種コンクールに入賞を果たしている実力の持ち主で、人形やぬいぐるみ、バラの絵など女性の大好きなものが多数展示され、訪れた人を夢のようなひと時へと、いざなっていました。