ワンネス 532号  2010/10/23発行

みんな頑張りました!秋の運動会特集

菊陽西校区民体育祭

 菊陽西校区体育協会(得丸哲郎会長)が主催する第22回西校区民体育祭が秋晴れの10月10日(日)菊陽西小学校運動場で行われました。
 開会式では、杉並台区の坂口眞由さんと島添友歌さん(菊陽西小6年)が「今日の運動会を精一杯やりきることを誓います」と元気に選手宣誓し、競技がスタートしました。
 今年から光の森の子どもたちも体育祭に参加。選手の皆さんは物さがしやアジャタ(玉入れ)、むかで競争、綱引きなどの競技に力一杯頑張りました。
 優勝した杉並台区の嵯峨根千歳区長は「皆さんの協力で2連覇することが出来ました。バーベキュー慰労会では優勝を分かち合いたいです。美味しいビールが飲めます」と喜ばれました。

 

菊陽西小学校

 10月3日(日)、5日(火)の2日間、菊陽西小学校(田中真治校長)の第27回運動会が同校運動場で行われました。
 3日の開会式では、1年生の西村昂樹くん、辻村朱音さん、川野敬偲くん、前田理沙さんが開会の言葉を元気に宣言しました。小雨の中、2年生の徒走でスタート。子どもたちは泥んこになりながらも元気に走りました。しかし雨が強くなり、全学年の徒走のみが行われ、残りの競技は延期となりました。
 再スタートの5日は、1、2年生の「ぼくら1・2Peace ちびっこ海賊団」で開始。応援合戦では各団の団長を中心に声を出して頑張りました。全てのプログラムを終わり、接戦の結果、青団が優勝しました。
 保護者の東 あゆみさん(新山区)は「1等賞で走りました。雨の中頑張っていました」と話されました。

 

杉並台幼稚園

 10月9日(土)杉並台幼稚園(伊藤博士園長)のうんどうかいが雨で順延となり、10日(日)同園園庭で行われました。
 園児たちがリズム体操や運動会のうたを元気に歌い、うんどうかいが開会しました。
 各組のかけっこに続き、年少組の“ドラえもんのうた”があり、年長組によるマーチング“アイ・ラブ・ロック”では鼓笛隊の演奏に合わせ、ポンポンや色とりどりの旗を使った表現に拍手が送られました。年少組の“おお玉子ころがし”や、年中組の“たまいれ☆2010”、年長組の“いっしょにはこボール”などの親子競技もあり、お父さん、お母さんと一緒に楽しく競技しました。
 芝生綾奈ちゃんのお母さんめぐみさん(合志杉並台区)は「今日は宮崎からおばあちゃんが応援に来てくれています。お父さんと玉入れができてとてもうれしそうでした」と話されました。

 

さくら保育園

 秋晴れの10月10日(日)菊陽町さくら保育園(日野直子園長)で運動会が行われ、ファミリーみんなで楽しみました。
 ももぐみさんのかけっこから始まったプログラムは、小さいちゅうりっぷぐみやさくらんぼぐみの登場にみんな笑顔で声援を送りました。さくらぐみのミッキーマウスマーチやきくぐみのひょっこりひょうたん島のお遊戯は沢山のカメラにしっかりと収まりました。年長ばらぐみさんの技巧走は、竹馬、逆上がり、大縄跳び、棒登りと体力が必要な難しい種目ばかりですが、一生懸命取り組む子どもたちに「がんばれ〜!」と大きな声援が送られました。
 ゆいちゃんとみうちゃんの応援に駆け付けたおばあちゃんの岩永夏子さん(阿蘇市)は「とてもかわいいです!年長さんになるとかけっこも上手ですね!」と感心していました。

 


  (28)  パソコンサポートくまもと  高畑圭輔

変化するソーシャルネットワーク

 mixi(ミクシィ)のようなユーザー同士がコミュニケーションを行うインターネットのサービスをソーシャルネットワークシステム「SNS」と言います。
 このSNS、一時はmixiの独壇場のようになっていましたが、最近は様子が変わってきました。
 まず一番大きく変わったのがTwitterの登場でしょう。(ブログやTwitterなどをあわせてソーシャルメディアと呼びます)
 2年ほど前から流行しはじめ一気にユーザー数を増やしたのがTwitterです。Twitterが日本でも流行し始めた頃、それまでソーシャルネットワークの代表格であったmixiに「ミクシィ疲れ」など閉塞感が漂っていました。それらに飽き飽きしていたユーザーのTwitterの「ゆるい繋がり」といったものが受け入れられたようです。今ではTwitterも一般に浸透し日常的なツールとして利用されています。
 そしてTwitterのユーザー数の増加と反比例するようにmixiのユーザー数が激減していきます。それまで紹介制だったmixiもユーザー数を確保するために登録制にするなど色々な施策を打ちましたが上手くいっているとは言いがたい状況です。
 また同時期まで「2番手のmixi」のような扱いだったGREE(グリー)が方向転換を行ないました。それまでmixiと似たようなサービスを行っていたGREEは携帯電話への対応を強化、同時にソーシャルゲームと言われるユーザー同士でゲームを楽しむシステムを導入しました。これはDeNAが運営するモバゲーの戦略と似通ったものです。これが大ヒットしてGREEは急成長を遂げました。mixiも後を追うようにソーシャルゲームを開始しましたが、GREEほどの成功は見られません。DeNAやGREE、mixiは海外進出を開始しています。
 そして最近、じわじわとユーザーを増やしてきているのが世界的なソーシャルメディアFacebook(フェイスブック)です。Facebookはmixiなどと違い実名での利用が多いソーシャルメディアです。Facebookが日本に上陸した時にはまだmixiが強い支配力を持っていた上に、元々海外のサービスであるFacebookのユーザーインターフェイスが日本人には受けが悪くあまり流行しませんでした。しかし、徐々に日本人にもわかりやすいインターフェイスになるなど、受け入れられつつあります。このFacebookは日本以外の国では圧倒的な力を持っています。ユーザー数は現在約5億人と言われています。5億人という数は人口比較だと中国、インドについで第三位となる驚異的な人数です。Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグは23歳の時、最年少で世界長者番付に登録されており(現在26歳)総資産は、69億ドル(2010年9月時点)と言われています。(ちなみに未だに借家住まいだそうです)
 このように成長著しいソーシャルネットワークはサービスも魅力的であり、ついつい長時間利用してしまいがちです。しかし、ソーシャルメディアは常にプライバシーの問題がつきまといます。夢中になりすぎたり、公開すべきではない情報を公開してしまわないように注意して利用しましょう。


木のパッチワーク

 日本ではあまり見かけない「木のパッチワーク」を作られている難波さんにお話を伺いました。

◆「木のパッチワーク」とは
 仕事でアメリカに滞在していた頃出会った「インターシャ」と呼ばれる木工細工で、木本来が持っているいろいろな色を組み合わせて作った絵や壁飾りを指します。インターシャではどうしても説明が難しく、私が「木のパッチワーク」と名づけました。
◆どうやって作るのですか
 好きなデザインを基に型紙を作り、木を糸ノコで切って組み合わせます。ドリルで穴を開けそこに糸ノコの歯を入れてくりぬいて模様を作ることもあります。木は東京の新木場で探してきます。木にもいろいろな色があるんですよ。
◆可愛いピエロや漫画などがありますね
 デザインが勝負だと思い、常に本、新聞、写真などをチェックしながら素材をみつけています。新聞から政治風刺のイラストを見つけ、額に作っていますが面白いですよ。
◆もともと何か作られていたのですか
 30年ほど前に組木作家 小黒 三郎さんの本と出合い、趣味で木工を始めました。孫のおもちゃなどたくさん作りました。
◆これからは
 10月31日までは菊陽杉並台区の「ぎゃらりー憩」に展示し、11月6日、7日にヴィーブルで開かれる合志市文化祭にも多数出品します。
 作ってみたいデザインはたくさんありますが、将来は家紋を彫ってみたいと思っています。

 

 

 

 


心のメッセージを届けよう

 手話で歌詞を表現したダンスを楽しむ交流会が10月2日(土)菊陽町図書館ホールで開かれました。
 耳の不自由な方にも踊りで歌を楽しんで欲しいと日本で30年前に考案された手話ダンスを、光澤和代さん(熊本市弓削)が熊本で指導を始めて10周年を向かえました。「日本手話ダンスひかり」と名づけたサークルは、現在8教室80名となり、様々な曲に合わせたダンスを衣装も工夫して披露しました。会場から手拍子が起こったり、手話をまねしながら聞いたりと楽しい交流会となりました。
 前田千佳子さんと中村美智子さん(武蔵ヶ丘8町内)は「フラダンスのように手の動きで言葉を伝えるんですね。手話を覚えて『ふるさと』を歌ってみたいです」と楽しそうでした。