ワンネス  530号 2010/10/10発行

敬老会特集

ひばりヶ丘区 9月12日(日)

 同区公民館で開催。34名の対象者のうち14名が出席され、傘寿の80歳になられた齋藤キヨ子さんに記念品が贈られました。
 高取セイさんの押し花絵作品や季節の花が飾られた会場で乾杯のあと、お隣の津久礼ヶ丘区江島区長の津軽三味線や踊りを楽しみながら賑やかにお弁当を囲みました。同公民館で練習している太極拳グループの演技も披露され、拍手が送られました。
 森 力さん(83歳)静枝さん(78歳)ご夫婦は「家族みんながそろって、楽しんで残りの人生を有意義に送りたいです」と元気に話されました。

 

境の松区 9月18日(土)

 同区公民館で開かれ、16名が出席し楽しい時間を過ごしました。
 区役員が段ボールなどで手づくりしたゲームに挑戦。箱の穴にお手玉を投げ入れるバッゴーやダーツ、魚釣りなどがあり、参加者それぞれの体力を考えて座ったまま行えるよう的が移動したりと工夫され、一投ごとに歓声が上がりました。
 参加者中最高齢の南谷富子さん(87歳)が優勝され「どれも楽しかったです。物事にこだわらずに生きるとが長生きの秘訣ですよ」と元気な笑顔を見せてくれました。

 

津留区 9月20日(月)

 18名が出席して区の公民館で行われ、
最初に、阪本区長のあいさつや傘寿(80歳)の矢野タツ子さんと阪本美保子さんへ記念品の贈呈、後藤三雄町長からのメッセージの披露がありました。敬老者を代表して阪本高継さんが「健康に留意して来年も全員が出席できるよう頑張ります」と謝辞を述べられました。阪本孝一さんの乾杯の音頭で祝宴が始まり、柳水区の上田忠幸さんがバナナの叩き売りを披露しました。
 93歳の阪本清子さんは「今日は私の誕生日で、ひ孫から地下足袋をプレゼントされました。とても嬉しいです。ますます元気に畑に出て働きます」と笑顔いっぱいで話されました。

 

新成区 9月20日(月)

 同区公民館で、27名が出席して行われました。
 得丸区長あいさつのあと、記念品が贈られました。子ども会から手紙が渡され、参加者は笑顔で受け取りました。そして、子ども会によるなぞなぞゲーム、区の皆さんによるお笑いライブなどがあり、楽しい時間を過ごしました。松元郁子さんは「かわいい手紙をいただきました。うれしいです」と話されました。

 

下津久礼区 9月20日(月)

 78名が出席し区公民館で行われました。
 開会式では、傘寿、米寿、卒寿、100歳以上の方たちへ記念品が贈られました。また、子ども会からは、一人暮らし高齢者の方へ絵手紙のプレゼントもありました。
 皆さんお待ちかねの演芸は冨永悦子さんの司会で進行。「人生みちづれ」などのカラオケや「明治一代女」などの踊りが披露されると会場からは大きな拍手が起こっていました。
 傘寿(80歳)の祝いを受けた河野英一さんは「お祝いを頂き嬉しいです。皆さんの前でカラオケも披露し楽しい一日でした」と話されました。

 

津久礼ヶ丘区 9月20日(月)

 同区公民館で行われ、6名が出席されました。
 江島 均区長のあいさつのあと、80歳の方への記念品が贈られました。
 みんなで乾杯し、区長さんの三味線演奏、同区ひょっとこ愛好会の皆さんの踊りも披露され、素晴らしい演奏と楽しい踊りに拍手が送られました。渡辺カズ子さんは「ひょっとこ踊りが楽しかったです。今年の夏は暑くて少し体調をくずしましたが、まだまだ元気に頑張ります」と話されました。

 


   (45)  ひばりヶ丘区  矢原正治

ウコン ショウガ科

 ウコンは、別名秋ウコンといいます。花が秋に咲くことからです。よく似た植物にハルウコン(春ウコン)やガジュツ(紫ウコン)があります。この2種は春に花を咲かせます。 
 ウコンの根茎は黄色で、食用としてカレー粉に、黄色の色素として沢庵などに用いられます。ウコンは畑に植えたままのものをよく見かけます。秋に掘り起こし、土を洗い流し、充実した根茎を取りだします。残った部分はまた植えて下さい。皮をむき、3〜5mm位(なるべく薄い方が良く乾く)にスライスし、天日で乾燥して下さい。
 乾燥したら乾燥剤を入れ、冷暗所に保存して下さい。必要なときに、コーヒーミル等で粉末にし、お湯に溶かして飲みましょう。また、ご飯を炊くときにスプーン2〜3杯入れると、黄色いターメリックライスが出来ます。
 ウコンの根茎は薬として用い、鬱金(ウコン)といい、味は辛苦、性質は涼で、気を巡らし、うっ滞した気を解消する等の作用があります。沖縄では酒の席で鬱金が良く飲まれることに端を発し、肝臓の機能を良くするとして、馬鹿みたいに過飲する人が多く、多飲によると思われる死者まででてしまいました。
 “過ぎたるは及ばざるがごとし”です。現在の食も過剰栄養摂取の状態で、それを改善するためにサプリメントなるものがよく売れています。食を調整するとサプリメントも不要になり、もっと余裕を持った生活が楽しめるのではないでしょうか。食が毒になり生活も苦しくなる、やはり健康で楽しい生活を送りたいですね。
 人は、食と心身のバランスがよければ、健康な生活を送れます。進歩した現代医学で何故病気が減らないのか。何が健康・元気で長生きに良いのかを考えさせられた敬老の日でした。

身近な毒草
    チョウセンアサガオ ナス科  
別名 エンジェルトランペット、ダツラ

 葉、花、種子、根など、全体に有毒成分を含む薬用植物です。冬に地下部をゴボウ(色白のゴボウ)と間違え食し中毒した例や、花をオクラの花と間違えて食べて中毒した例があります。
 園芸店で売られ、花が大きく綺麗な植物です。花を観るだけで、取り扱いには注意して下さい。中毒した時は解毒薬はあります。


 

横内舜也(しゅんや)くん  3歳
   美玖(みく)ちゃん   1歳3ヵ月 緑ヶ丘区

 陽っ子まつりで消防車に乗ったよ!
 かっこいいでしょう!


ひばりヶ丘区 富永 司さん 65歳

 趣味は器楽演奏や野菜作りです。ハングル(韓国語)も、たしなみます。
 菊陽町に居住して10年になりました。今まで区や組の用事は全部妻が出席していましたが、第1の仕事を退き時間的余裕もできて、区長の仕事を仰せつかることになりました。
 年配者や子どもたちが安心して暮らせ、若い人たちにも魅力ある街になり、犯罪が起こらない環境作りに日々努力してまいります。

 

 


  押し花絵
高取セイさん  ひばりヶ丘区

 押し花を習い始めてから約5年になります。月に1回鹿本町の教室まで通って勉強し、押し花で絵を描いています。
  庭や道端の花や葉を押してたくさんの材料を作り、教室のある日を待つことがまた楽しいです。作品に思いを込めていろいろなタイトルをつけることも楽しみです。
  地区の敬老会では、押し花のふくろうの絵の額をプレゼントさせて頂きました。思い出になれば幸いです。

燕品タイトル「山間のせせらぎ」


  スノーボール

 さっくりほろほろのかわいらしいクッキーです。

 材料 25〜30個分
  クルミ           40g
  バター(無塩 室温に戻す) 60g
  粉砂糖           15g
  薄力粉           70g
  アーモンドプードル     30g
  塩少々
  粉砂糖(仕上げ用)適量
作り方
@クルミを荒く刻み、フライパンで2〜3分からいりし、冷まします。
Aボウルにバターを入れて、泡だて器でよく練り、クリーム状になったら粉砂糖を加えすり混ぜます。薄力粉とアーモンドプードル、塩を合わせてふるいながら加え、ゴムべらでさっくり混ぜ、@のクルミも加えます。
BAの生地を直径2cmほどに丸め、クッキングシートを敷いた天板に間隔をあけて並べ、170℃に予熱したオーブンで10分ほど焼きます。粗熱が取れたら粉砂糖をまぶします。(菊陽町保育園給食研究会レシピ)

 

 


編集後記

 今週“さしより一品”でご紹介したスノーボールは、先日の陽っ子まつりで「保育園のおやつを参加者に試食してもらおう」と保育園の栄養士さんや調理師さんが配布されたお菓子です。この他菊陽町生活研究グループのみなさんの「牛乳朝鮮飴」や「おかき」の試食もあり大人気でした。手作りおやつはいいですね。(T.I)