ワンネス 507号 2010/04/18発行

お久しぶりが合言葉
上津久礼区横道会

 上津久礼区横道会(大野誠哉会長)の第4回総会が3月28日(日)上津久礼公民館で行われ14名が集いました。
 横道会とは、県道瀬田・竜田線下津商店とヘアー&ヒラノから西へ500mの下津久礼との境までの道沿いに住み、戦中戦後に小学生だった方たちの集まりです。前回より60歳以上の方も参加されてsいます。
 大野会長が「横道会が発足して今年で
12年目になり、これからも続けて行きたいと思います」とあいさつのあと、松村昭治副会長の進行で自分たちの幼少時代のエピソードや遊びの話で盛り上がりました。昼食を挟んで、午後からはお手玉や菊陽町社会福祉協議会より借用してきた輪なげや室内ボウリングで遊び童心に帰りました。
 参加した板楠和也さんは「石坂さんの庭で陣取りや十五夜の綱引きなどをしてみんなでよう遊びました。懐かしいです」と笑顔で話されました。

 

 

 皆さんとても仲がよくうらやましく思いました。私も取材を忘れ一緒に遊びました。(谷川)


サッカーで交流の和が広がる
SUGINAMI CUPサッカー大会

 菊陽町サッカー協会(佐藤竜巳会長)主催の第12回SUGNAMICUPジュニアユースサッカー大会が3月27日(土)28日(日)両日菊陽町さんさん公園スポーツ広場で開催されました。
 今回の参加チームは、菊陽中、武蔵ヶ丘中をはじめ県内の8チーム。1日目に予選リーグ2日目は準決勝戦と順位戦が行われ、熱戦が繰り広げられました。結果、優勝長嶺中、準優勝YMCA、3位武蔵ヶ丘中となりました。
 また、地元である菊陽、武蔵ヶ丘両中学校の部活保護者会による約200食の豚汁も全選手に振舞われました。
 菊陽中キャプテンの西本 司くんは「いろんなチームと対戦でき、自分たちのチームの力も確かめることができよかったです」と話してくれました。

  

 


満開の桜の下で笑顔らんまん

富士フイルム九州 さくら祭り

 富士フイルム九州(坂本 敏社長)の第3回さくら祭りが3月27日(土)同社敷地内で開催され従業員や家族、地域の皆さんで賑わいました。
 ステージで坂本社長や地元三里木商工繁栄会 山本修一会長のあいさつのあと、地元を中心に活動しているアマチュアバンドなどの演奏や大声コンテスト、職場対抗大縄跳び大会、○×クイズなどがありました。また、従業員や三里木商工繁栄会からおでんや焼き鳥、焼きそば、子どもたちに大人気の金魚すくいなどの出店もあり、来場者は満開の桜の下で楽しい時間を過ごしました。
 大声コンテストで優勝した竹谷京輔さん(居酒屋せんだい従業員)は「店内のいらっしゃいませ!で鍛えているので大きな声が出せました。頂いた旅行券で本場大阪のお好み焼きを食べに行きます」と笑顔いっぱいでした。
 イベントの中ほどと最後に地デジテレビや自転車、ゲームなど豪華賞品の当たる抽選会もあり大盛り上がりでした。

 

 


  グランパワーヒノクニ参上!

 プログラムも満載で来場した方たちや出展した方たちも満開の桜の下で楽しい1日のようでした。司会のMEGさんのおしゃべりも楽しく、一言一言に笑っていたのは私だけでしょうか?


ふれあいの森さくら祭

 菊陽町ふれあいの森公園と同研修センターで第3回ふれあいの森さくら祭が3月27日(土)開かれ、地域住民や同センター講座生が日ごろの学習の成果を発表し、満開の桜を楽しみました。
 ステージ発表は、子ども英会話講座の自己紹介から始まりフラダンスなど講座生の発表や、古閑原、南方、新町など各区の芸達者な皆さんがカラオケや太極拳、日本舞踊などを披露。会場から盛んな拍手が送られました。
 同センター内には絵手紙講座、純銀細工、書道などの講座作品展示があり、屋外会場ではお茶席や食バザーもあり、お楽しみ抽選会まで多くの人でにぎわいました。
 合志正雄さん山口英昭さんのグループ(馬場区)は「さくら祭に合わせてお花見をしています。野球チームの集まりですが今日は夫婦同伴です」と皆さん笑顔でした。

 

 

 地域の方の出演が多く、出演される方も見物の方も皆さん楽しんでいらっしゃいました。お天気も良くて、私も楽しいお花見をしてきました。(岩田)


  (80)  上津久礼区  古川医院 古川まこと

健康長寿は可能かC  フィンランドに学ぶこと 〜その2〜

 教師の質とともに大事なのは、カリキュラムや教え方です。ある教育大臣が述べています。
「教育で大切なことは情報を与えることだけでない。自分で考える力、問題解決能力、想像力、理解力、適応力を養うことである」。日本でも同じようなことは、言われていますが、ほんとうに実践したのがフィンランドです。
 フィンランド人は読書好きで、国民の80%が図書館に足を運び、図書館の利用率は世界一です。子どもの頃より読書の習慣があることも、学力調査の読解力が高い理由かもしれません。また、フィンランド人の語学力の高さも驚異的です。
 フィンランドは税金で支えられた手厚い社会です。消費税は22%、タバコやお酒も高く、ガソリンは60%が税金です。所得税の税率も高く給料の20%、30%が税金で手元に残るお金はわずかです。しかし、国民の不満の声はあまり聞こえてこないようです。税金がどこに使われているかわかりにくい日本と比べ、フィンランドでは、目に見える形で税金が自分たちの生活に戻ってきます。幼稚園から大学まで無料の教育だけでなく、福祉・医療・子育て支援等の社会保障制度は驚くほど充実しています。
 社会保障が充実し女性の自立が容易なため、女性が強く、経済的にも精神的にも自立しています。また選挙権は18歳から与えられ、同時に国会議員に立候補できるため、中高生のころより政治に興味をもち、政党の手伝いをする若者も多いとのことです。したがって2007年の選挙で18歳から29歳までの立候補者は15%、当選した女性議員は84名で、4割以上を占めていました(1院制で議員総数200人)。閣僚の半分は女性で大統領も女性です2008年度)。
 フィンランド語には日本ほど複雑な敬語システムがなく、誰とでもほぼ対等に話しができます。会社や公的な場でも、あまり上下関係がなく、皆、リラックスした雰囲気で対等につきあっています。フィンランドは、性別、年齢、経歴、そして私生活にこだわらない大らかな国で、国民が平等に人生をたのしみ暮らしています。
 1982年社会福祉法で在宅支援サービスや施設ケアなどは「自治体が提供する責務」としました。1993年の地方分権改革で地方の裁量が大幅に拡大し、国からの補助金の大部分が、用途が限られる「ひもつき補助金」から、自治体が自由に使い道を決められる「包括補助金」になりました。
 借金大国の日本が、今後生き残っていくには、フィンランドのような大胆な改革が必要です。民主党が宣言した国民中心の政治をおしすすめ、官僚制度の改革を行い、地方分権をもっと大胆に積極的に実行することです。100年以上続いた官僚や政治家のガチガチの石頭を粉々に砕いて、もっと柔軟に政策を実行するように国民が声を上げるべきです。

参考文献 「フィンランド 豊かさのメソッド」 
堀内都喜子 集英社新書
朝日新聞 2010年1月27日朝刊

 

 さくらの花にさそわれて

 3月28日(日)菊陽町杉並台区(川畑延洋区長)のお花見会が同区公園で行われました。
 公園では、菊陽町馬場楠区産のそば粉を使ってそば打ちが行われ、温かいかけそばがふるまわれました。また、桜の木の下では大正琴の演奏を聞きながら、野点のお茶会があり、参加した住民はお菓子とお茶をいただきながら、花の宴を楽しみました。
 参加した竹下幸枝さんと赤星美鶴さん(同区)は「結構なお手前をいただき幸せな気分です。おいしかったです」と笑顔で話されました。

 

 


 茶道教室

 ふれあいの森研修センター和室で第1、第3土曜日午後1時半から、表千家のお手前を習っています。
 高木公男先生の指導でお茶をたてたり、お客になったりしながら和気あいあいとお喋りもしながら勉強しています。小学生の男の子1人と女の子2人も一緒に習っていますが、子どもは覚えるのが早くて感心しています。

 



阿蘇神社の火振り神事
矢野孝昭さん(大堀木区)

 3月23日(火)国の重要無形民族文化財に指定されている阿蘇神社の火振り神事を見に行ってきました。
 穀豊穣を祈る田作り祭は、神職に伴われた姫神のご神体が神社に到着すると、参道で待つ氏子が縄の先に結んだカヤの束に火をつけ、振り回しました。火の輪が幾重にも重なり、幻想的な光景で感動しました。きれいな火の輪の写真が撮れました。

 

 


 (73) スローストレッチB

●下肢のストレッチ
 イスに浅めに腰を下ろし片方の足のひざを曲げ、足の甲をもう片方の太ももに乗せます。息を吐きながらゆっくりひざを下へ押すようにおとします。息を吐き終わったら、息を吸いながら元に戻します。このストレッチを片足5回行い、反対の足も同じ要領で行ってください。

 

 

 

 テーブルやイスを利用して写真@のように立ちます。かかとが上がらないように、息を吐きながらゆっくりひじを曲げていきます。(写真A)息を吐き終わったら吸いながら元に戻します。このストレッチを5回行ってください。二の腕のたるみ解消にも効果がありますよ。


編集後記

4月8日(木)の熊日朝刊熊本都市圏版をごらんいただけましたか?500号を超えたワンネスを取材していただきました。いつも皆さんに「もっと笑って!」とお願いしていますが、その記事の写真には、かた〜い表情のスタッフの姿が(^_^;)カメラの前で笑うって難しいです。(T.I)