ワンネス 495号  2010/01/24発行

熱く夢を語った成人式
菊陽町成人式

 菊陽町の成人式が1月10日(月)菊陽町図書館ホールで行われました。
 今年、同町内で成人を迎えるのは370名。募集に応じた成人式実行委員13名が受け付けなどの運営や司会進行を努めました。会場では、久しぶりに会う友人たちと写真を撮りあうなど、再会を喜びました。
 式典では、前田晃志さんが「日頃伝えきれていない『ありがとう』の気持ちを、あなたのことを一番大切にしている人に伝えてみてください。20年分の感謝の気持ちをこめて」と成人の主張を述べました。
 アトラクションでは「夢にときめけ!菊陽町新成人コンテスト」と題し、事前にエントリーした10名が「菊陽町からサッカーの日本代表を育てたい」など自分の夢を熱く語りました。 
 新成人の右今理菜さん(東ヶ丘区)は「みんなに会えて楽しかったです。夢は学校の先生になることです。頑張ります」と話してくれ、前廣悠希さん(沖野区)は「大人としての自覚を持って頑張ります。ドイツ留学をして自分を高めます」と話してくれました。

 

 

 我が子もやっと新成人となり、ホッと一息つきました。久しぶりに友達と逢い笑顔いっぱいでした。(谷川)


グリーンクリーン大作戦
武蔵ヶ丘中学校

 12月24日(木)武蔵ヶ丘中学校(岩崎良博校長)の生徒が、日頃お世話になっている学校や地域のみなさんに感謝をしょうと校区内のゴミ拾いを行いました。
 生徒たちは各自用意したゴミ袋を手に、5〜6名のグループに分かれ校区内を歩きながらゴミを拾い集めました。公園近くの道路にはタバコの吸い殻やお菓子の袋、住宅地のごみステーションには残飯の残骸などもあり、生徒たちは一つひとつ拾いながら自分たちの街をきれいにしていました。
 ゆめタウン光の森近くのごみを拾っていた2年生の澤 柚香さん、若林優真さん、小柿奈宇さんは「私たちがいつも通ってる道路が少しでもきれいになると嬉しいです」と話してくれました。

 

 

 年末のあわただしい1日でしたが、生徒たちのゴミ拾いですがすがしい1日となりました。(井野)


生涯現役の気持ちで
一人だけの金婚表彰・社会福祉表彰

 12月18日(金)一人だけの金婚表彰・社会福祉表彰が菊陽町福祉支援センターで行われました。
 一人だけの金婚表彰では18名の該当者のうち10名が出席し、社会福祉表彰では7名が受賞し4名が出席。菊陽町社会福祉協議会後藤三雄会長から、一人ひとりに表彰状と記念品が手渡されました。 
 一人だけの金婚表彰の代表として馬場幸生さん(三里木北区)が「私たちのために心のこもった表彰式をしてくださり、感謝申し上げます。私たちは、これからの人生を健康で生涯現役の気持ちで、家庭や社会から愛される高齢者となるように努力してまいります。皆様方の温かいご支援をお願い致します」と謝辞を述べられました。

 

 

 表彰を受けられた皆様、おめでとうございます。
  これからも健康で生涯現役の気持ちでいてください。(谷川)


木と石の造形
のっぽ展

 12月25日(金)から1月7日(木)まで、ギャラリー「クロストーク L & E 」(あさひヶ丘区)で「のっぽ展」が開かれ、高校大学の同窓生である松本淳児さん(三里木北区)と山本知春さん(熊本市出身)の2人が、彫刻作品を展示しました。
 松本さんは、野外には地面から湧き上がってきたような塑像、室内には自分や家族をモデルにした木彫作品を展示。「よろこびの種」と題した作品は、2008年度新制作展に入選し実力を示しました。山本さんは黒曜石を素材に、言葉にできない気持ちを作品に表現。展示方法も工夫され、訪れた人は2人の若手作家の作品に見入っていました。松本さんは菊陽中学校で美術教師の傍ら作品を制作しており、教え子の生徒たちに作品を見せる良い機会となりました。
 家族で訪れた菊陽中2年の中村敦智くんは「話には聞いていましたが、松本先生の作品を初めて見ました。『こらいおん』の毛並みの表現がすごいです」と感心していました。

 

 

 身長の高いお2人の作品は、やはりダイナミック!でした。子どもたちにもっと見てもらいたいと思いました。松元先生のインタビューも後日掲載します。(岩田)


(77)  下津久礼区  古川医院  古川まこと

健康長寿は可能か@
スローフード・スローライフでたのしくゆっくり生きること

 昨年11月に熊本県最高齢の山口トヨメさんが109歳で亡くなりました。菊陽町在住で以前、往診でお会いしたことがあります。晩年までしっかりお話をされていました。人間の寿命は120歳とも言われていますが、はたして何人の方々が100歳以上生きのびることができるでしょうか。
 私たち一人ひとりのいのちの長さは誰も知ることができません。他人の病気や死に関心があるのは自らの病気や死を強く意識しているからです。仏教でも人間の一生は老、病、死の恐怖におびえる悩み苦しみの連続で、釈迦のいた2500年前も今日もあまり変わりないようです。
 私も高校生のとき、一緒に暮らしていた88歳の祖母が老いと迫りくる死の悲しみをいつも口にしていたことが忘れることができません。そのため不老長寿を夢見て、医学を志しましたが、今の医学・医療では不老不死は全く不可能です。それどころか、ガンや生活習慣病を克服することもできていません。最近脚光をあびている遺伝子医学・医療でもひとの寿命をのばすことはできません。
 今は、限られたいのち、残された時間をもっと楽しく生きることを考えた方が得策かもしれません。そのためにも、あまり日常の雑事や人間関係に思い悩まず、多少病気になってもあまり深く悩まないで、珠玉のようないのちの時間をたのしむスローライフが理想です。
 そのためにも、健康長寿の生き方を実践しましょう。皆様もそれぞれ自らの健康法を実践されていることと思いますが、食べ物とこころのありかたが最も重要だと思います。毒に満ちあふれたこの世の中で生きていくのは大変です。日常的に気をつけたほうがいいのは、有害な化学物質の含まれている化粧品などを使用しないこと。防腐剤や農薬などの有害化学物質が含まれている農作物や加工食品を食べないこと。結局、一番安全な食事・食事法がスローフードすなわちマクロビオティック・玄米菜食と少食です。
 そして現在の医学ではほとんど解明されていない「こころ」のありかたも健康に大きな影響を与えています。こころとからだは密接に関係があります。
 こころをゆるゆるにゆるめて、からだをゆるめることで病気にならないからだをつくることができます。


菊池阿蘇スーパーリーグで優勝

 僕たち武蔵ヶ丘中サッカー部は監督、コーチのもと日々練習を頑張っています。
 昨年9月から11月に行われた「菊池阿蘇スーパーリーグ」で優勝することができたのはこのチームに関わって下さった全ての方々のおかげだと思っています。これに満足せず、自分たちの力がどこまで通用するかを確かめるためにも、もっと上を目指したいと思います。
 これからのチームの目標は県のトップリーグに上がり、最終的にはチャンピオンズリーグに昇格することです。簡単な目標ではありませんがこれからの練習を今まで以上に頑張って、目標に少しでも近づけるようにしたいです。
 これからも武蔵ヶ丘中サッカー部の応援よろしくお願いします。

 武蔵ヶ丘中学校サッカー部主将2年
 垣添真輝

 

 


みんなでスポーツを楽しもう!

 スポーツクラブきくよう(津村 修会長)のスケート教室が12月18日(金)スポーツパレスアスパで行われ、小学1年生から6年の子どもたち31名と大人3名が参加し、楽しく滑りました。
 参加者はインストラクターの方たちに指導を受け、氷の上での基本の立ち方や歩くことから始めました。転んだ時の立ち上がり方も大切。氷に慣れると、ターンや止まり方なども練習しました。1時間という短い時間でしたが、終了する頃にはずいぶん上手に滑れるようになりました。
 参加した松本真帆美さん(菊陽西小4年)は「最初は上手く滑れなくていやだったけど、あとから滑れるようになりスケートが好きになりました。また滑りに来ます」と笑顔で答えてくれました。

 

 

 菊陽町バドミントン協会(二ノ文陽一会長)が主催する菊陽町バドミントン大会が12月20日(日)菊陽中体育館、菊陽町民体育館で行われました。
 試合はラリーポイント制21点先取で行われ、80チーム(160名)が、自分の実力に合わせたパートにエントリー。各チームが息を合わせて楽しくプレーをしました。
 二ノ文会長は「昨年の倍の方たちの参加があり嬉しく思っています。これもスエ・マエ効果でしょうか。これから菊陽町でもバドミントン人口が増えることを願っています」と話されました。