ワンネス 493号  2009/01/03発行

新年あけましておめでとうございます

 

 昨年はたくさんの皆さんにお世話になりありがとうございました。
 今年も喜びのメッセージを発信します。皆様のご多幸をお祈り申し上げます。

 

お正月だよ おもちつき!

宮ノ上子ども会

 12月6日(日)宮ノ上子ども会(山下   和美会長)の餅つきが同区公民館で行われ、約20名の子どもたちが参加し、お餅つきを楽しみました。
 駐車場に用意された木の臼に蒸しあがったもち米が入れられると、杵を持った子どもたちが次々にお餅つきを始めました。最初は杵を振り上げるのがやっとだった子どもたちも、お父さんたちの手本を見るや「わ〜すごい!ぼくもやる」とやる気満々。用意された20キロのもち米をつき終わる頃には、リズミカルに振り下ろせるようになり喜んでいました。
 つき上がったお餅を丸めて、お母さんたちが用意してくれたきな粉や手作り納豆、お雑煮にしてみんなでいただき、笑顔が溢れていました。
 林田かえでさん(菊陽中部小5年)は「初めて餅つきしました。お餅おいしいです」と喜んでいました。

 

 

 子ども会での餅つきは久々に行われたそうです。おもちを頬張る子どもたちの嬉しい顔が印象的でした。(井野)

杉並台幼稚園

 12月11日(金)杉並台幼稚園(伊藤博士園長)でおもちつきが行われ、園児たちの元気な掛け声が響きました。
 園庭に用意された4基の釜では、先生や保護者、応援に来てくれたおじいちゃんやおばあちゃん、地域の方の協力で65キロのもち米が次々に蒸されました。年長の園児たち約96名が「よろしくおねがいします」とあいさつし、順番に杵で餅つきを体験しました。つき上がったお餅を丸めて白餅やあん餅にしました。1個はお家に持って帰り、1個はクラスごとに分かれて、みんなでいただきました。
 年長ゆりぐみのしいば みのりちゃんとさかなし なつみちゃんは「おもちあったかいよ!丸めるのが楽しかったです」と笑顔で話しました。

 

 園児たちはおもちを丸めながらニコニコ顔、泥団子とはちょっと違う感触を楽しんでいるようでした。(井野)

ちびっこランド菊陽バイパス園

 12月5日(土)ちびっこランド菊陽バイパス園(甲斐純代園長)のお餅つきが行われ、保護者会の役員や一人一役の餅つき係りなどたくさんの保護者が参加し、8名のお父さんたちが交代で20キロのもち米を杵でつき上げました。
 地域のおばあちゃんたちも指南役として参加。園児たちは餅つきの指導を受けながら、一人ひとり杵を持ってペッタンペッタン元気につきました。お正月を迎える準備と1年間の感謝の気持ちをこめて、柔らかいつきたてのお餅を丸め、一人15個程お家に持ち帰りました。
 参加した福田みつきくんのお父さんは「日頃使わない筋肉を使い、肩や腕がこわったけど子どもたちの笑顔を見ると疲れも吹っ飛びます」と話し、年長組の松崎ゆいさんは「きねがおもたかったけどしっかりつけたよ」と笑顔で餅つきを楽しんでいました。

 


  (44)  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

熊本の酒考 百年の歩み

 明けましておめでとうございます。新年ということで、普段は日本酒を飲まない方も、日本酒を口にする機会が多いのではないでしょうか。現在造られている日本酒の約60%は、熊本生まれの酵母であることを皆さんはご存知ですか。日本酒の業界で熊本酵母の存在を知らない方は一人もいません。熊本は日本酒生産の日本南限であり、酵母生産の一大拠点です。実はすごい県なのです。

◆熊本の酒 百年
 江戸時代まで、肥後藩では日本酒を造ることはご法度(禁止)。冬場も温かい日がある熊本で、健全に日本酒を仕込むことができなかったのです。赤酒が国酒で、肥後の民は赤酒を口にしました。
 明治になり、物資の流通が自由になると、他県から日本酒が熊本にもどんどんやって来ました。甘い赤酒よりも、他県の日本酒を口にするようになったのです。これには、熊本の酒蔵もお手上げでした。熊本でも他県に負けない美味しい日本酒を造ろうということで、明治42年(1909年)に熊本県下の酒造メーカーが出資して、熊本県酒造研究所「香露」の蔵元を造りました。実は今年で満100年を迎えます。

◆熊本の酒の神様 野白金一先生
 野白金一氏は明治9年(1876年)島根県松江市に生まれ、東京高等工業(現在の東京工業大)を卒業後、明治36年(1903年)8月に熊本税務監督局に赴任。酒類指導に従事。赤酒と清酒を造る蔵を分離することを指導され、南国熊本でも優良な清酒を醸造できる技術指導を行いました。
 大正6年(1917年)に開催された第6回全国清酒品評会において「初幣」(当主・高田又七)が初の優等賞を受賞。昭和11年(1936年)に開催された第15回全国清酒品評会においては多くの蔵が名誉賞に輝きました。名誉賞受賞蔵は、美少年、明菊(益城)優等賞受賞蔵は、千代の園、錦の露、瑞鷹、菊の城、屹起、誉香、陽気、西海、香露、加富登、池月、菊源、金海。昭和初期には銘醸地熊本を全国に轟かせました。野白金一氏を無くしては熊本の清酒を語ることができません。

◆熊本酵母(協会9号酵母)
 残念ながら、昭和13年を最後に全国清酒品評会は開催されなくなりました。高度に米を磨き、贅沢に造る吟醸酒は、戦時体制下では造ることができなくなりました。
 戦後、昭和28年(1953年)ごろ、野白金一氏によって分離された熊本酵母は、香味ともに優れ、60年過ぎたいまでも、大半の吟醸酒はこの熊本酵母(協会9号)で仕込まれ、清酒の60%程度がこの酵母で造られます。日本酒を仕込む南限にして、最良の酵母を生み出しました。

◆2010年はこんな年に
 熊本の酒をもっと知り、他県に売り込む元年にしたいです。そのためにももう少し熊本の酒を愛飲して欲しいと願います。

2010年 年男・年女 集合

昭和61年生まれ 大正15年生まれ

大野竜也さん(孫) あさひヶ丘区
 大きなジグソーパズルを、完成させたいです。ワークセンターのパン販売の仕事もがんばります。

苑蝟拳一さん(祖父)あさひヶ丘区
 今年も元気に過ごし、国内ではまだ行ったことのない四国に行きたいと思います。

平成10年生まれ

 

 

 田中南央斗くん  ひばりヶ丘区
 野球と勉強を頑張りたいです。

昭和49年生まれ

 

 

 梁井靖彦さん 新山区 
 今年も自分らしく、自然体で!

大正15年生まれ

 

 

  藤本トメ子さん 中代区
  これからも健康に注意して楽しく過ごします。

昭和25年生まれ

 

 

 谷川聖子さん 白鈴園園長
 今年も子どもたちが健康で、夢と希望を持てる保育園でありたいと思います。


  

 伊藤 ことほさん 3歳
      あえさん 7歳

 おじいちゃん、おばあちゃんと太宰府天満宮へお参りしました。梅ヶ枝餅おいしかったです。
ひばりヶ丘区



干支のキーホルダーが出来ました

 12月18日(金)菊陽町東部町民センターのふれあいサロンで来年の干支のトラのキーホルダー作りを行いました。
 ひょうたん形の発砲ボールに黄色ちりめんの布を貼り、顔は黒のフェルトでトラの表情を付け、ビーズの目を付けました。首にはかわいい鈴を付け最後にヒゲを付けて完成。参加者は丁寧に作業し、一つひとつ違った表情のトラが出来上がりました。
 参加した藤本サチ子さん(中代区)は「かわいくできました。孫が喜びます」と笑顔でした。