ワンネス 485号  2009/11/08発行

イベント満載
鼻ぐり井手祭

 加藤清正公築造記念菊陽町鼻ぐり井手祭が10月18日(日)菊陽町南部町民センターと鼻ぐり井手公園で行われました。
 開会式では主催者の鼻ぐり井手祭実行委員会 矢野誠也会長や菊陽町 後藤三雄町長のあいさつのあと肥後武者甲冑隊による演武でイベントがスタートしました。
 南部町民センターでは、熊本大学大学院自然科学研究科教授 山尾敏孝氏をコーディネーターとして「鼻ぐり井手に伝わるパネルディスカッション」や菊陽南小学校の児童による寸劇「鼻ぐり井手は私たちの宝」が上演されました。清正公役を演じた楠野文太くん(同5年)は「緊張したけどうまくできました。劇を通して鼻ぐり井手の勉強ができました。昔の人はこんなに頑張ってすごいと思いました」と笑顔で話してくれました。
 鼻ぐり井手公園では、菊陽武蔵剣豪太鼓の力強い太鼓の演奏や馬場楠の獅子舞なども披露されイベントを盛り上げました。特別企画として鼻ぐりよかとこ再発見ウォーキングや鼻ぐり井手探検も行われ楽しい1日となりました。

 

 

 いろいろな催しがあり楽しく過ごしました。鼻ぐり井手の探索にも行き、ごろごろと石のある井出底を歩きました。(谷川)


ばらのコサージュを作りました
菊陽町東部町民センター

 10月16日(金)菊陽町東部町民センター(吉野夏美所長)のふれあいサロンに18名が参加し、バラのコサージュを作りました。
 講師は内田早苗さん(緑ヶ丘区)やセンター職員の皆さん。花びらの作り方や花芯の付け方などのポイントを説明すると、参加者の皆さんは「難しかごたるな」と言いながらも手際よく作っていました。
 参加した竹中アヤコさん(出分区)は「毎回必ず参加しています。色々なものを作ることができ楽しかったです。コサージュは上手にできました。胸につけて帰ります」と笑顔で話されました。

 

 皆さんとても手際よくコサージュを作っていましたよ。時間があれば一緒に作りたかったです。(谷川)


バラに寄せて
ひなぎく少年少女合唱団

 熊本県農業公園カントリーパークで開かれた第16回秋のバラまつりで、10月17日(土)ひなぎく少年少女合唱団が美しい歌声を響かせました。
 バラまつり開催中のイベントの一つとして登場したひなぎく少年少女合唱団の17名は、シューベルトの「野ばら」など4曲を演奏。観客からたくさんの拍手をもらいました。メンバーの後藤里奈さん、松野はるかさん、石原朋佳さん(菊陽西小5年)は「緊張したけど間違えずに歌えてよかったです。楽しかったです」と話してくれました。
 同合唱団では、現在小学生から高校生までの団員を募集中です。毎月第2第4土曜日午後4時半から6時半まで、武蔵ヶ丘コミュニティセンターで、指揮の山本明貴子先生の指導で練習しています。

 

 

 今年から男子3名も入って歌声の幅が出たように思いました。もっともっとメンバーがふえるといいですね。(岩田)


歌に合わせて
  気持ちを込めて

チャリティー 秋のおどり

 SAN企画(坂本ゆきのり代表)主催の第14回チャリティー秋のおどりが10月12日(月)菊陽町図書館ホールで行われ、菊陽町内外から45組が出演し、きらびやかなステージを披露しました。
 ステージは舞台セットにも趣向を凝らし、紙吹雪が舞ったりかがり火が灯されたりミラーボールも回り、踊りを演出。出演者は「金沢の雨」や「細雪」などの曲に合わせ舞い踊りました。
 「浪曲一代」を踊った猪野タエ子さん(武蔵ヶ丘7町内)は「舞台に立つと元気になります。踊りは健康の秘訣です」と話されました。「はぐれコキリコ」を踊った松岡万里子さん、高山信子さん(熊本市)は「習い始めて2年半、初舞台です。緊張しましたが度胸試しのつもりで踊りました。曲に合わせて舞台演出をして頂き良かったです」とホッとした表情で話されました。

 

 

 出演した皆さんは曲にあわせ華麗なステージを披露されました。見ごたえのアルステージでした。(谷川)


  (34)  ひばりヶ丘区  矢原正治

ナシ バラ科

 今月の薬用植物はナシ(梨)です。写真はネパール、Katmandu近くのNagarkotで咲いていた季節外れのヒマラヤナシの花と、食べるには少し早い果実です。ネパールにも荒尾梨のような大きな梨もあるようですが、野生種は親指大です。
 中国ではヒマラヤ梨の果実を“山里紅”(shan li hong、さんりこう)と言い、味は、酸甘。性質は温。薬効は、食積を消し(胃のもたれを助け消化を良くする)、?滞を化す(血の流れを良くする)の効果があり、肉を食べて胃がもたれるときの消化促進、消化不良に、泄瀉(便通を良くする)、痛み止め、産後の血液の流れの悪いことによる痛み、高血圧を治すと言われています。果実の乾燥したもの約10gを煎じて服用すると効果があるでしょう。(日本には無いですね)
 ヤマナシの果実も薬用に用います。(食用の梨も同じと考えられます)味は、酸 甘。性質は涼。薬効は、津液(細胞の水)を生じ、燥を潤す、痰を化す(痰を除き)の効果があり、渇きを消す、熱による咳嗽(セキ・タン)を止める、便秘を治す等の作用があります。同じナシの仲間でも性質、薬効が少し異なるのも面白いですね。
 果物を食べ過ぎると下痢をするのは、津液を潤して、お腹を緩くするせいでしょう。食べ過ぎには御注意を。
 柿が沢山なっていますが、皆さん余り食べません。「取るのが面倒くさい。果物は剥くのが面倒くさい」のだそうです。柿は、酒の後に、酒毒(酔い醒まし)を消すのに良いのですが。試してみませんか?但し、食べ過ぎると、糖分が多いので、糖尿病の方などには良くありません。いつものことながら食べ過ぎには注意して下さい。   
 昨今、痩せ薬といって“防風通聖散”を飲んでいる人がいます。これは漢方薬です。健康食品ではありません。良いからといって飲み過ぎて体調不良を起こした人がいるようです。飲み方が分からない時はきちんと話を聞いてくれる薬局の薬剤師さんに相談し十分に注意して飲んでください。


車いすジョギングで交流 
くまもと車いすふれあいジョギング大会

 第25回くまもと車いすふれあいジョギング大会が10月17日(土)菊陽杉並木公園周辺道路で行われ82名の車いすランナーが参加し、さわやかな汗を流しました。
 開会式では大塚里菜さん、祐里さん姉妹が選手宣誓。菊陽虹の会の皆さんが太鼓の演奏で選手を激励しました。選手の皆さんは1kmと3kmのコースをボランティアの方たちと一緒に駆け抜けていました。
 3kmのコースに参加した南 翔太さんは「毎年参加しています。自然を眺めながら楽しく走りました」と話されました。
 レース後は、ボランティアの皆さん手作りのだご汁を頂いたり、菊陽中部小学校合唱部による歌や、うんばば中尾さんのトークやコンサートを楽しみました。

 

 


 

 渡辺琉斗くん 1歳 菊陽町杉並台区

 歩くのが大好きで、どこでも行っちゃいます。2人のお兄ちゃんがいつも遊んでくれます。


ご即位20年記念パネル展

 天皇陛下のご即位20年をお祝いして、県下各地でパネル展が開かれ、菊陽町杉並木公園管理センターでは10月19日(月)から25日(日)まで行われました。ロビーには、宮中行事や各地を訪問される様子、普段の生活の様子など28枚のパネルが展示され、またビデオも上映されました。熊本を訪れた際の写真もあり、来訪者は熱心に見ていました。
 11月12日(木)には、熊本城奉行丸で奉祝行事が行われる予定です。
 また、熊日新聞社ではご即位20年・ご成婚50年を記念して「記念写真集 心をともに」(定価3990円)を刊行しました。お申し込み・問合せは、熊日新聞 菊陽販売センターまで。 рQ32−3210

 

 


 フォークダンス講座

 毎週木曜日の午後1時30分から三里木町民センターで、フォークダンスを楽しんでいます。ルーマニアやイスラエルなど世界の民族舞踊を踊りますが、どなたでも気軽にできるやさしい踊りです。
 今日は町民センター祭のために、おそろいのハンガリー風の刺繍の入った衣装を着ています。きれいでしょう!?

 


 バラ(薔薇)

 写真はピンクの桜貝という種類のバラです。
 皆さんのお好きなバラはどの種類ですか?

カントリーパークバラまつりにて


編集後記

 只今、新型インフルエンザが流行しています。保育園の登園自粛や小・中学校の学級閉鎖も相次いでいます。町の行事なども感染予防のため中止となっています。
 15日に予定されていた「青少年のつどい」や22日の「おはなしフェスティバル」も中止となりました。皆さんも感染予防に努めてください。
ワンネススタッフ一同