ワンネス 481号  2009/10/11発行

いつまでもお元気で
敬老会特集

 9月21日は敬老の日。多年に渡り社会に尽くしてこられた高齢者を敬い、長寿を祝う敬老会が各地区で開かれ、皆さん楽しい時間を過ごされました。

津久礼ヶ丘区

 9月13日(日)先月改築したばかりの同区公民館で行われ、対象者10名のうち8名が参加しました。90歳、80歳の方へ祝い金と記念品が贈られました。また子どもたちからの手紙も披露されました。 参加者は同区ひょっとこ愛好会の楽しい踊りやカラオケを楽しみました。渡辺カズ子さんは「公民館が新しくなって初めて来ました。ひょっとこ踊りは上手で楽しみました」と笑顔で喜ばれました。


青葉台区

 9月19日(土)区の公民館で行われ、90歳、88歳、80歳の方へ祝い金と記念品が贈られました。子ども会代表の井野綾太くん(菊陽西小6年)と後藤仁美さん(同5年)が手紙を渡し、日下部美喜男さんの乾杯の音頭で祝宴が始まりました。餅澤 博さんの吟いや田村カズヱさんが祝舞を披露。カラオケもあり賑わいました。白井なるゑさんは「元気で体を大事にします。祝って頂き嬉しいです」と喜ばれました。


三里木区

 9月19日(土)同区公民館で55名が参加して行われました。90歳、88歳、80歳の方へ祝い金と記念品が贈られました。オカリナ演奏や日本舞踊も披露され、子どもたちから「いつも気にかけてくれてありがとうございます。もっと長生きしてください」との言葉に拍手で喜びを伝えました。乾杯の音頭をとった寺本正弘さんは「皆さんに負けないように健康に留意して頑張りたいです」と話されました。


新山区

 9月20日(日)区の公民館で行われ、24名が出席しました。90歳の佐藤春太郎さん、88歳の古閑シズノさん、80歳の岡本マスエさん、古田トキエさん、樋口 勝さん、佐藤フイ子さんに祝い金と記念品が贈られました。また、司会を務めた山中柾子さんと西村遥乃さん(武蔵ヶ丘中学校3年)は「みなさんの貴重な体験話が聞けて勉強になりました。これからも長生きしてください」と話しました。


新成区

 9月20日(日)同区公民館で22名が参加して行われました。88歳の浦川辰哉さんスエ子さん夫婦、80歳の赤塚千代香さんに祝い金と記念品が渡されました。子ども会から絵入りのお手紙が手渡され参加者は笑顔で受け取りました。広川洋子さんがフラダンスを披露したり、婦人部のビンゴゲームで楽しい時間を過ごしました。中村テルコさんは「ビンゴゲームもおもしろくて楽しかったです!」と話されました。


菊陽杉並台区

 9月20日(日)同区公民館で18名が参加して行われました。90歳と80歳の方に祝い金と記念品が贈られました。参加者は同区看護師さんの協力で体重や血圧の測定を受けました。ゲストの“スターチルドレン”による大正琴の演奏や同区ハーモニカ愛好会の演奏を楽しみました。90歳の渕上ツエさんは「毎日炊事や畑仕事をしたり買い物も一人で行きますよ」と話されました。


沖野区

 9月21日(月)同区公民館で34名が参加して行われました。90歳の福島キミエさんに祝い金が贈られました。出席者の深川 昇さんが代表でこれまでの人生を振り返って体験談などを話され、敬老会への思いを句にして読まれました。子どもたちからの肩たたきのプレゼントや同区婦人会の踊りを楽しみました。90歳の福島キミエさんは「長生きの秘訣はくよくよせず何でも忘れることです」と話されました。


下津久礼区

 9月21日(月)バリアフリーになった同区新公民館で75名が参加して行われました。100歳以上、90歳、80歳の方に祝い金と記念品が贈られました。また子ども会から一人暮らしの高齢者にお便りが贈られ、カラオケや踊りを楽しみました。90歳の坂田マツ子さんは「農業で頑張りました。みんなのお陰でこぎゃん長生きしとります」と笑顔で話されました。


  (33)  ひばりヶ丘区  矢原正治

ミョウガ ショウガ科

 9月〜10月初めはミョウガの美味しい季節です。冷や奴にミョウガの千切りが合いますね。食用には花穂(花茎、ミョウガの子)を用います。香りが良く、消化促進の効果があります。
 落語の「茗荷宿(みょうがやど)」には、泊まり客にミョウガの料理を食べさせ大金の入った財布を忘れさせようとした主人が、結局は財布を取り忘れ、自分は「あれ、宿賃をもらうのを忘れた」という落ちがあります。この落語の話から、ミョウガを食べると物忘れをする話になっています。実際ネズミを使った実験で、ミョウガを食べさせると、少し忘れっぽくなるという結果が出ています。本当はミョウガは物を忘れるぐらい美味しいのかもしれません。
 家にあるミョウガは、南阿蘇高森の田楽保存会の庭でもらってきて4年目です。今年の収穫は20個ぐらい、味と香りを楽しみ、夏バテ気味の食欲を増進してくれました。
 薬効として、花茎(花穂)は生食で消化促進に、根茎を霜焼けのかゆみに用います。根茎20〜30gを水約400ccで半分になるまで煎じ、これで患部を洗います。

 

 

 同じように民間薬で霜焼けに用いるものとして、ヘクソカズラの生の果実をすりつぶしたものを患部にクリームと一緒に塗り付ける治療法もありますが、屁糞葛(ヘクソカズラ)ですので、さぞ臭いだろうなと思います。ヘクソカズラの花は今咲いています。小さい花ですが中央が紫紅、外が白なので綺麗です。

 

 

 9月はラオス、ネパールに出かけました。揚子江から始まったと言われる米の文化は東は日本へ、西は東南アジアに伝わりました。そこで同じような食文化が形成されています。ラオスと日本を比較すると、外郎、熟れ鮨、塩辛、納豆、醤油などがラオスでも見られます。ラオスは香りのある野菜を用いた食文化で、ラーメン(米の麺に豚骨又は鶏スープ)に皿一杯の野菜、モヤシが付いてきます。これがまた美味しい。ハーブ入りのラーメンは、弱った胃には最高かもしれません。黒米(玄米)のオコワも栄養満点の健康食です。


中学生に命の責任伝える!
武蔵ヶ丘中学校PTA

 9月19日(土)武蔵ヶ丘中学校PTA(田代佳子会長)主催で、企画委員会が担当した講演会が、同校体育館で開かれました。
 講師に情報番組“テレビタミン”でおなじみのアナウンサー村上美香さんが来校。「命を守りたい!!」という演題で殺処分される動物の現状や動物愛護センターの取り組みをVTRで紹介し「どんな命にも責任を持ってほしい、心無い言葉の武器で命の線引きをしないで」と講演しました。
 また、美香さんへの質問コーナーもあり、アナウンサーになった経緯などユーモアを交えて話しました。
 立花芙美佳さん(3年)は「私の家も犬を飼っていますが責任をもって育てたいです」と話し、濱田結子さん(3年)と佐藤かほりさん(3年)は「美香さん可愛くて素敵でした」と笑顔でした。
 企画委員会の山本正子委員長は「子どもたちが熱心に聞いてくれました。テレビの仕事に興味を持つ子もいて参考になってくれたらいいですね」と話されました。

 

 


  苔玉作り

 苔玉とは、ケト土や赤玉土などを混ぜて練った土を 玉の形にして、さらに苔(こけ)を貼ったものです。

<材料>
赤玉土、ケト土、水苔
苔、苔玉に植えるシクラメン、シダなど

<作り方>
 赤玉土、ケト土、水苔を混ぜながら少しずつ水を加えて混ぜます。好みの大きさの団子を作り、自分の好きな形にして、崩れ防止のためにネットに入れます。
 この上から苔を張り、好みでシクラメンやシダなどを植え、糸でまいて苔がはがれないようにします。
 できた苔玉を水に浸けて、十分水を浸み込ませませたら温度変化の少ない場所で管理して下さい。

<育て方>
 枯らさず丈夫に育てるポイントは、水やりと置き場所です。時々水の中に液肥を混ぜてやると良いでしょう。置き場所は室内でも良いですが、直射日光の当たらない屋外でも大丈夫です。暑さ、寒さには弱いので注意して下さい。

 

 


新山区釣り同好会  
爆釣会

 8月29日(土)天草羊角湾へ1泊2日でキスやクロを釣りに行きました。
 今回参加者は8名で、黙々と釣る人から、糸のもつれ解きに悪戦苦闘する人まで様々でした。夜は湾に浮かぶ海のコテージへ船で移動し、早々炭火焼です。釣ったばかりの魚の味は格別でした。
 いい年こいたオヤジですが、帰宅しなくて良い開放感からか、童心に帰った1日でした。
会長 甲斐茂幸さん
   

 

 


 かわいいサボテンの花

 サボテンの花が咲きました。6月頃から咲き出して今回で3回目です。
 花は2日程見ることができます。つぼみがたくさんついているので長く楽しめそうです。
小林静夫さん  あさひヶ丘区


編集後記

 10月3日は中秋の名月でした。月が綺麗な季節になりました。澄んだ空に浮かんだまん丸お月様を見ながらお月見団子を頂きました。心もまんまるな夜を過ごしました。(S.I)