ワンネス 464号  2009/06/07発行

自慢の花と料理で笑顔
下原区東陽会

 下原区東陽会(前田義範会長)の趣味の園芸展が5月24日(日)区の公民館で行われました。
 会場には、丹精込めて育てられたサツキや盆栽、はなしのぶなど約40鉢が展示されました。前田会長は「さわやかな季節に開催することができうれしく思っています。会場いっぱい、花いっぱい、丹精込めて育てられた作品を愛でながら、手作り料理を楽しんでください」とあいさつがありました。園芸展のもう一つの楽しみは、女性部の皆さんによる手作りの昼食です。テーブルには下原名物だご汁やちらし寿し、豆腐ドーナツ、人参サラダなど、日頃家庭で作っている自慢の料理で参加者をもてなしました。
 ベゴニアやもみじなどを出品された田畑良一さんは「1年間毎日眺め、楽しみながら育てました。これが私の楽しみです」と話されました。

 

 


待ち遠しいな緑のカーテン
菊陽西小学童クラブ

 5月22日(金)菊陽西小学校(前川嘉宏校長)学童クラブのタンポポ育成クラブ(宮崎友美会長)とヒマワリ育成クラブ(須中まゆみ会長)では、菊陽町から配布されたゴーヤーの苗を植えました。
 町では、温暖化防止対策の一つとして本年度から公共施設に「緑のカーテン」を作ることに取り組んでいます。前川校長から西小学校支援委員会メンバーに緑のカーテンの提案があり、同小学童クラブ指導員の政岡好子さん(三里木北区)が賛同。ヒマワリ育成クラブは西側に大きな窓があり、西日が差してとても暑く日除けを掛けてしのいでいました。この窓の下に、ゴーヤーの苗12ポットが学童保育の子どもたちの手で植えられました。
 山口まいちゃん(同小1年)は「大きくなってがんばって実をつけたらいいな」とゴーヤーの成長を楽しみにしていました。

 

 


おおきくな〜れ!
みどり園

 5月20日(水)菊陽町立みどり保育園(吉野惠子園長)で、年長きりんぐみさん26名が園内の畑にカライモの苗を植えました。
 きれいに耕され、うねが作られた畑に1本ずつカライモの苗を持った子どもたちが「もうおいもが食べたくなってきたよ」と話しながら並びました。先生から「土の中にぐっと入れて、土をかぶせるよ」と説明があり、早速ていねいに植え始めました。子どもたちが「暑い!」と弱音を吐くと「暑い中植えとくと大きくなるよ」と先生に励まされ、100本の苗を植えました。おおきなおいもがいっぱいできるように「草取りと水やりのお世話がんばりましょう」と約束しました。
 船附まいちゃんは「おおきなおいもができたらおみそ汁に入れて食べたいです」と楽しみにしていました。

 

 


人形劇は楽しいね
人形劇ぶっくる

 人形劇ぶっくる(渡邉とし子代表)の第7回定期公演が5月24日(日)菊陽町図書館ホールで開かれ、300名の親子らが歌や人形劇を楽しみました。
 「ひとやまこえて」のわらべ歌のあと人形劇「はなさかじい」が上演され、おじいさんが灰をまいて満開の花盛りになると会場から歓声が起こりました。また、「いっぽんでもにんじん」「どんないろがすき」など楽しい歌には子どもたちも声を合わせて歌っていました。
 やさしいおばあさんの人形操作をした安松由野さん(三里木区)は「たくさんの方に見ていただいて嬉しかったです。11月に発表する次回作もがんばります」と話されました。

 

 


  (37)  三里木区  たわらや酒店 宇野功一

〜菊陽の地酒誕生 にんじん焼酎 酔紅〜

◆街には街の酒がある
 私は旅が大好き。旅の醍醐味はなんといっても、風光明媚な眺めに出会うこと、人と出会うこと、そしてご当地の郷土料理と地酒と出会うこと。それぞれの街にはそれぞれの風土で育まれた料理と酒がある。
 菊陽町には戦前までは酒蔵があったようだが、私が記憶する限り酒はない。だったら造ろうじゃないか!!、と言い出したのは松永政秋副町長。平成19年秋だった。

◆菊陽特産のにんじんによる酒づくり
 みなさんご存知のように、菊陽はにんじんの産地として名高い。国からも県からも奨励品種(質・量)としてお墨付きをいただいている。にんじんを利用してさまざまな加工品が考えられた。私には「酒」に加工できないかという相談を菊陽町商工振興課からいただいた。にんじんを利用した焼酎は、他県で試みられているが、熊本県内で取り組むのは初めてのこと。即答をする自信が無かった。
 平成20年正月、人吉市にある深野酒造本店に、菊陽産にんじんを使った焼酎づくりの試作を行った。にんじんは意外とアクが多い。発酵途中、アクがモロミの表面に出てくる。最初の仕込はにんじんの量を少なくして仕込んだ。出来上がった酒は、にんじんの風味があり、半年ほど熟成させたら味わいは上々。
 これならいける!平成20年秋には、にんじんの量を多くしたり、芋を加えたりして、3種類の試作醸造がスタートした。
◆オール菊陽産 6月10日より発売
 にんじん焼酎の名前は公募によって「酔紅(よいべに)」と決まった。応募は200点ぐらい寄せられた。ラベルを巨人の星の作者である川崎のぼる先生(菊陽町在住)が作ってくれた。ネーミング、ラベル、原料すべてが菊陽産。
 6月10日より、4種類の試作醸造したにんじん焼酎「酔紅」が発売される。限定870セットで町内の14店舗の酒屋で購入できる。(300ml入り4本セット+ 特製「酔紅」グラス1個付 2700円税込)なにより、今年の秋から本格的ににんじん焼酎「酔紅」を本格製造するが、4種類の中から一番好評だったレシピで仕込が始まる。どのレシピになるかは試作品をテースティングした方々が決めるということなのだ。

◆菊陽町の親善大使「酔紅」
 願わくば、菊陽町の方々に愛飲していただきたい。そして、酔紅を菊陽町以外の方々に伝えていただきたい。にんじん焼酎「酔紅」が菊陽町の親善大使として活躍できれば嬉しい。にんじん焼酎「酔紅」が菊陽の地酒として、新しい出会いを醸し出してくれたら嬉しい。そんな想いで6月10日の発売の日を迎える。


  大津つつじ祭協賛 少林寺拳法大会で健闘

 

 

後列左から 小林 誉くん   山田智樹くん 
        桑原 渉くん   開 鈴洋くん 
前列左から 庭田朋弥くん  田野歩夢くん
        亀ア悠理さん 小林亜美さん

 

 5月10日(日)大津町立大津北中学校体育館で「大津つつじ祭協賛 少林寺拳法大会」が開催され、単独演武・組演武・団体演武の部門に分かれて交流大会が行われました。
 毎週金曜日、武蔵ヶ丘コミュニティセンターで活動中の熊本東スポーツ少年団(庭田孝男部長)は、右のとおり優秀な成績を収めました。

単独演武 白帯の部 最優秀賞 田野歩夢くん(武蔵ヶ丘小1年)

単独演武 緑帯の部 優秀賞   庭田朋弥くん(菊陽西小2年)

組演武 茶帯・黒帯の部 優秀賞
小林 誉くん(菊陽南小6年) 山田智樹くん(熊本市立武蔵小6年)

組演武 親子の部  最優秀賞 庭田朋弥くん(菊陽西小2年) 庭田孝男さん

団体演武 高学年の部 優秀賞
    小林 誉くん(菊陽南小6年)   山田智樹くん(熊本市立武蔵小6年)
    小林亜美さん(菊陽南小4年) 亀ア悠理さん(合志市立南ヶ丘小3年)
    桑原 渉くん(菊陽西小4年)   開 鈴洋くん(菊陽中部小5年)

 また、6月21日(日)には「少林寺拳法熊本県大会 in こうし」が合志市総合体育館で開かれます。入場無料です。熊本東スポーツ少年団も参加しますので、ぜひ、応援に来てください。


下原区 西勲さん 69歳

 下原区長に就任しました西です。何分、行政や地域活動に無縁に過ごしてきたため少々不安です。しかし、諸先輩方の助言、指導、区民の皆さまの協力を得ながら、区長として嘱託員として町と区の橋渡しに勤めたいと思います。
  原区は町の中心地に位置するので町とともに発展できるよう、住みよい明るく活力ある街づくりに貢献できるよう頑張りたいと思います。皆さんよろしくおねがいします。

 

 

 大山裕也(ゆうや)くん 3歳 新山区

 毎日、ダンゴムシをつかまえて元気に遊んでいます!


さんふれあで日舞祭

 菊陽町総合交流ターミナルさんふれあとさん舞会の共同企画で、5月20日(水)第1回日舞祭がさんさんの湯大広間で行われました。
 「流れて津軽」「天城越え」などの曲に合わせ、日舞が披露されました。宮川久子さん(青葉台区)は「いろいろな流派の踊りが見られてよかったです。素晴らしかったです」と話されました。
 この日舞祭は、毎月第3水曜日昼12時30分から開催される予定です。

 

 


編集後記

私も、さんふれあで野菜や花苗を買ったり、さんさんの湯でサウナや歩行浴を楽しんでいます。氷やサウナマットのサービスもあって大満足です。踊りも始まり、楽しみが増えました。(T.I)