ワンネス 453号  2009/3/15発行

成果発表を楽しみました!
菊陽町西部町民センター祭

 2月22日(日)平成20年度西部町民センター祭が同センターで行われ、講座生や見学者などたくさんの人が訪れました。
 ステージ発表では、「花音」によるハンドベル演奏や可愛いハッピ姿のリトルシダーズクラブによる歌や踊り。民族衣装で登場した中国語講座生一同によるモンゴル民謡の踊りやジュニアストリートジャズのパワー溢れるダンスが披露され、会場も一緒にリズムを取っていました。またオカリナ演奏やギター弾き語り、カラオケの歌声に会場から大きな拍手が送られました。
 発表の最後に藤岡秀和さん(スマイルハート代表)によるお楽しみのバルーンアートショーもあり、色とりどりの風船が見る見るうちに動物や花、アニメのキャラクターに変身。「わ〜すごい!ほしいです」と会場から手が上がると出来上がった作品が次々にプレゼントされました。
 館内では所狭しと華道や書道、手編み、パッチワークの作品などが展示され、見学者は見事な作品に見入ってました。当日お茶席の体験教室もあり、子ども向けの遊びのコーナーや食バザー、リサイクルバザーなど終日賑いました。
 前田紗英さん(菊陽西小3年)は「毎週ここでストリートダンスを習っています。去年始めたばかりだけどとても楽しいです。今日は初めてのステージで緊張しました」と笑顔で話しました。

 

 

 あいにくの雨模様でしたが たくさんの人でにぎわっていました。手作りパンおいしかったですよ!(井野)


甘酒いかがですか!
三里木商工繁栄会

 菊陽町三里木商工繁栄会(山本修一会長)は、熊日30`ロードレースの行われた2月22日(日)沿道に集まった応援者へ温かい甘酒を振舞いました。
 三里木商工繁栄会の会員店舗の並ぶ、
旧国道57号線(県道熊本菊陽線)沿いには毎年熱心なマラソンファンが多数詰めかけており、寒い中応援している方たちが少しでも温まればと、今回から甘酒を振舞おうと企画しました。
 会員の皆さんは、たわらや酒店前で菊陽町社会福祉協議会から借り受けた炊き出し用の鍋に10sの酒粕を使い、約200杯の甘酒を準備しました。
 応援に来られた佐野正憲さん(青葉台区)は「体が温まりました。美味しかったです」と喜ばれていました。山本会長は「『体が温まる』と喜ばれ嬉しいです。来年以降もおもてなしの気持ちで続けていければと考えています」と話されました。

 

 

 「甘酒おいしかった」「体が温まったよ」という声があちらこちらから聞こえてきました。この(会場)周辺は甘酒のおいしそうな香りが駄々よっていました。(谷川)


初期消火は日ごろの訓練から
宮ノ上区

 宮ノ上区(宮邊松代区長)で3月1日(日)消火訓練があり、たくさんの区民が参加しました。
 菊池広域連合南消防署署員の指導で、区内にある消火栓にホースをつなぎ実際に放水して火を消しとめる訓練が行われました。経験が無いと難しいホースの使い方を学び、また、ホースが傷んでいないか点検する目的もあって実施され、住民は真剣に取り組んでいました。ひばりヶ丘公園には、レスキュー車や消防車が来て機能の説明があり、参加者は熱心に聞いていました。
 同区自主防災員の津志田浩臣さんは「日頃こういった訓練はなかなかないので、今日は知識が増えました」と話されました。

 

 

 区で年2回訓練をされているそうです。いざというとき 心強いですね。お疲れ様でした。(岩田)


うれしいひなまつり
さくら保育園

 桃の節句の3月3日(火)菊陽町立さくら保育園(日野直子園長)で「ひなまつりかい」がありました。
 昔の人がお雛様を飾るようになった訳を紙芝居で見たあと、きれいに飾られたお雛様やひしもちなどの説明がありました。さくらんぼぐみ、さくらぐみなど各クラスで一生懸命作ったおひなさまも紹介され、どれもかわいらしくできていました。女の子のお節句ということで年長ばらぐみの女の子たちが、扇子や桃の枝を持って「うれしいひなまつり」を踊ると、小さい子どもたちや男の子も一緒に歌いながら踊ってお祝いしました。
 ばらぐみの寺本あやのちゃんは「ひなまつりのおどりはたのしかったです」とうれしそうでした。

 

 

 女の子たちはお雛様の前で大興奮。男の子たちは照れて最初は「踊らんもん!と言っていましたが最後にはみんなで楽しく歌い踊りました。かわいかったです〜。(岩田)


 (67) 上津久礼区 古川医院 古川まこと

感染症の時代I 梅毒4
梅毒は今もなお恐ろしい慢性の感染症

 1492年コロンブスの艦隊が新大陸に上陸し、1493年スペインに帰国しました。1495年頃より梅毒は突然ヨーロッパに現われています。新大陸から梅毒を持ち帰ったとする説が有力です。15、16世紀、ヨーロッパは大航海時代を迎えていたため、ヨーロッパの梅毒は世界中に広がりました。梅毒は1498年ポルトガルのヴァスコ・ダ・ガマ船団の船員を介してインドそしてアジア中に広がり、1505年中国・広州に出現、1512年には日本に到達しました。日本では「南蛮瘡」と呼ばれ、江戸時代に遊郭から流行しました。
 わずか四半世紀(25年)で、梅毒は世界を駆け巡っていったのです。梅毒は、性交渉を介して伝染する細菌による性感染症です。最初、膿痘を伴う発疹が全身に現われ、鼠径部のリンパ節腫大が生じ、膿汁をもつ潰瘍になり、さらに皮膚をえぐって、鼻や咽頭、口の組織に欠損が現われます。骨に腫瘤ができ、神経も冒されて恐ろしい痛みを伴い、顔の形相にひどい変化を起こし、やがて死をもたらします。1495年頃梅毒は、急性の激烈な感染症として大流行し多くの人々の命を奪いました。その後50年以内に、現在のような進行の遅い型に変化しました。
 先天性梅毒は梅毒に感染した母親の胎盤を通じて胎児に感染し、流産や死産のとなることが多く、後天性梅毒は主に性行為によって感染します。感染後3週間ほどの潜伏期間を経て、発疹・リンパ節腫大し、3〜12週後には、病原菌が全身に広がり、バラの花びらに似た「薔薇疹」が現われます。その後、発疹や発熱、頭痛、疲労感、脱毛が出ます。いったんこれらの症状がなくなりますが、この無症状の潜伏期間に治療が遅れると無自覚のまま感染が進行します。感染から2〜3年経つと、全身のシコリや腫れが大きくなり、鼻や咽頭、口が変形、骨に腫瘤ができ、神経を冒して激痛を伴います。その後、細菌は中枢神経に達し、感染10年後、全身の麻痺、精神錯乱などが現われ、失明・歩行障害・言語障害・認知症などが出て、死に至ります。
 1905年に梅毒の病原体「スピロヘータ・パリーダ」が発見され、1906年「ワッセルマン反応」で梅毒の血清診断が始まりました。1940年代からペニシリン治療が始まり、20世紀半ばには、梅毒による死者が激減しました。しかし、梅毒は今なお世界中に存在しています。潜伏期間が長く、本人が気づかない例もあり、流行は衰えていません。現在でも治療を怠れば、命の危険のある病気であることに変わりはありません。日本では、毎年、数百人の患者が報告されています(25〜29歳の若年成人にピーク)。予防は不特定多数との性交渉を避けること、またコンドームの適切な使用です。経口避妊薬の普及でコンドームを使用しなくなり、感染が増加しているとも指摘されています。梅毒は一度治癒しても、再感染することがあり、予防の徹底が叫ばれています。
 参考図書
 「感染症は世界史を動かす」ちくま新書


パッチワーク

 毎月第1、3火曜日菊陽町西部町民センターでパッチワークを楽しんでいます。
 それぞれの技量に合わせて、バッグやタペストリーなどを作っています。お正月やひな祭り、ハローウイン、クリスマスなどの季節感のある作品はみんなで一緒に作ります。手を動かしながらの、子育てや旅行、料理の話などおしゃべりも楽しいひと時になっています。

 


名前 パール 8歳 メス

 保護された犬の譲渡会で、かわいい子犬をもらってきました。もう8歳です。性格もかわいくて、人が大好きです。

原中礼子さん  新成区

 


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腕と胸のストレッチ

 ペットボトルを持って床に仰向けに寝て、気をつけの姿勢になります。息を吐きながら、ゆっくり両手を頭上へ持っていき10秒間静止します。(写真@)息を吸いながらもとの姿勢に戻します。このストレッチを5回行ってください。

 両手を真横に広げます。(写真A)息を吐きながら両手を胸の上で合わせます。(写真B)息を吸いながら元に戻します。このストレッチを10回行ってください。1、2、1、2とリズミカルに行うとより効果的です。

※どちらもペットボトルは床につけないようにしてください。


さくら

 富士フイルム構内の豊肥線沿いは桜が満開!