ワンネス 451号  2009/03/01発行

元気に発表しました
菊陽町東部町民センター

 第25回菊陽町東部町民センター発表会が2月8日(日)同センターで行われ、日頃の学習の成果を発表しました。
 展示の部では、押し花教室やペン習字教室、絵手紙教室などの作品が展示されていました。また、子ども習字教室では「未来」や「希望」などと書いた作品が掲示され、習字を習って字がきれいになったこと、難しい字が書けるようになったことなどの感想文が展示されていました。
  ステージ発表の部では、なかよし保育園の園児たちが「天までとどけわらしうた」を元気に踊り、大正琴教室は「裏町人生」など3曲を演奏。健康お手玉教室は「青い山脈」などの曲に合わせ、軽快にお手玉を披露しました。
 ソフトエアロビ教室の吉本えつ子さん(上中代区)は「出番前は緊張しましたが踊り終わったらもう一度踊りたい気分です。楽しく踊りました」とホッとした表情で話されました。最後にお楽しみ抽選会もあり大盛況でした。

 

 

 皆さんの学習の成果には感心させられます。みんなが主役の発表会ですね。お疲れ様でした。(谷川)


今年もはなあかりを楽しんで
はなあかり実行委員会

 昨年、地域のふれあいを深め好評だった「はなあかり」を今年も開催しようと実行委員会が発足し、第1回会議が2月7日(土)菊陽町ボランティアセンターで開かれました。
 はなあかりは3月28日(土)菊陽町民グラウンドにて開催予定。実行委員会を中心に、ボランティアスタッフや社会福祉協議会メンバーが今年の開催に向けて、役割分担や配置、参加団体への呼びかけ、出し物、あかり作りなど具体的に意見を出し合いました。
 実行委員会では「桜の木1本を1団体で、あかりをつるして飾ってもらおうと思います。団体を募集しますのでぜひご参加ください。たくさんの方の参加をお待ちしています」と話されました。

 

 

 今年もたくさんのあかりが桜にともりますように!いつもボランティアの皆さんの行動に感心しています。(岩田)


見てください!買ってください!
大津養護学校中等部販売会

 2月10日(火)サンリージャスコ菊陽店で「バザー イン サンリー 2009」と題し、大津養護学校中等部の生徒が作った作品の展示販売会がありました。
 会場のフードコート前には園芸班の花苗や寄せ植え、木工班のDVDラックや鉢カバー、陶芸班のお皿やコーヒーカップなどがたくさん並べられました。生徒たちの「いらっしゃいませ!」の声に引かれて、買い物客は焼き物を手にとって眺めたり、色とりどりのパンジーやガザニアの苗を選んだりしていました。300円から500円の寄せ植えには生徒たちの手書きの「ありがとう」「やったね」などのメッセージが付けられ大人気でした。
 買い物客の林谷冬実さん(ひばりヶ丘区)は「販売会を見たのは初めてでしたが、陶芸がすばらしかったです。一生懸命がんばっていることが伝わりました」と話してくれました。
 また、12・13日は同校高等部の販売会も開かれました。

 

 

 子どもたちも一生懸命ですが、それを見守る先生方や保護者の皆さんの暖かい目と手に感動します。(岩田)


サッカーで親睦
菊陽町部活動サッカー大会

 2月11日(水)菊陽町小学校部活動連絡協議会主催の第35回菊陽町部活動11人制サッカー大会が菊陽杉並木公園スポーツ広場で行われ、日頃の練習の成果を発揮し、他校との親睦を図りました。
 町内の小学校から8チームが参加。開会式では日熊幸輝くん(菊陽西小6年)が「みんなで力を合わせ正々堂々と戦います」と選手宣誓しました。試合は6年生中心チームのAブロックと4・5年生及び女子チームのBブロックに分かれ対戦し、子どもたちは声援を受けて一生懸命プレーしました。ゴールが決まると保護者から「ナイス シュート!」と歓声が上がっていました。
 結果Aブロック優勝は菊陽西小学校6年チーム、Bブロック優勝は菊陽中部小学校4・5年チームでした。
 秋永蓮斗くん(菊陽中部小5年)は「4・5年で力を合わせ優勝できてうれしかったです」。また、菊陽西小キャプテンの日熊くんは「小学校最後の試合で優勝できうれしいです。サッカーでたくさん友だちができました。中学校でも頑張りたいです」と元気に話してくれました。

 

 

 町内ということで保護者の方も、他校の応援をしたり、親子共々親睦を図っていました。(井野)


  (34)  たわらや酒店  三里木区  宇野功一

ワンカップからみた日本再生論

◆時刻表・駅弁・ワンカップ
 春になりました。時刻表を片手にぶらりと「旅」に出るのもいいですね。お供は、もちろん「駅弁」と「ワンカップ」。最近では「駅弁」も各地でユニークなものが登場していますね。訪れた街で、ご当地の名物のものが「駅弁」に盛り込まれていて、選ぶのに悩むことが多いです。また、ご当地の地酒のワンカップを選ぶのも、大人の鉄旅(鉄道旅行)の楽しみの一つではないでしょうか。

◆ワンカップ登場
 お馴染み「ワンカップ」ですが、主に日本酒の一合瓶を指すものです。ワンカップは実は、灘の大手メーカー「大関」の商標です。勿論、ワンカップを世に出したのは「大関」です。登場は1964年(昭和39年)10月10日。折しも、東京オリンピック開催の日です。日本酒に「ワンカップ」という、日本的英語の商品名のインパクト、携帯性に優れ、中身はそこそこの美酒ということで、瞬く間に全国に広まりました。

◆新幹線の普及でブルートレイン全滅
 ワンカップが発売した年に、新幹線が開業するというのも歴史のおもしろさです。ワンカップが似合うロケーションは在来線。九州新幹線には、車内販売どころか、自動販売機でもビールを含め一切の酒類を売っていません。すぐに着くから飲むなとお客に言っているようでもあります。
 1958年(昭和33年)に20系寝台車が颯爽と登場しました。深い青い車体、窓の下に一つ字の白い帯。いつしか、鉄道ファンの間でブルートレインのニックネームがつきました。3月13日を最後に、半世紀にわたるブルートレインが全廃となります。最盛期には九州から本州へ向かうブルートレインは「さくら」「みずほ」などがありました。最後まで残った「はやぶさ」と「富士」も3月13日を最後に引退となります。これも時代なんでしょうか。

◆日本型社会の再形成

 人は移動をする手段として乗り物が必要です。ビジネスマンには安価で所要時間が短い交通手段が便利です。旅をする人には快適に過ごせる交通手段が最も思い出に残るものになると思います。そこには食べ物(駅弁など)や飲み物(酒やジュースなど)があり、その土地その地域で育まれた伝統の味があります。それがぎっしりと詰まったものが駅弁や地酒に現れます。百年に一度の不況の中で、日本経済の脆さが露呈し、外需依存の割合の高さが問題と指摘する声もあります。内需拡大政策の典型は、旅行や外食を含めた「レジャー」です。例えば、ブルートレインに客が乗らないから廃止するのではなくて、価格が高くても「オリエント急行」や「トワイライトエクスプレス」のように「ゆとり」の時間を演出してくれる空間を提供すべきです。
 バブルの時代と違い、本当に価値のある物を生み出すさなぎ(停滞)の時期。きっと、日本文化が、蝶のように、再びはばたく日をみんなで創造したいと思います。



金栗記念第53回
熊日30キロロードレース

 30`ロードレースが2月22日(日)熊本市びぷれす熊日会館前を発着点に、菊陽町原水で折り返す日本陸連公認コースで行われ、41名(女性2名を含む)の選手が健脚を競いました。
 レース前半から中盤までは1km3分台とペースが上がらず、後半20kmまでは先頭集団が9名と混戦。このあとペースが上がり24kmを過ぎたところで三津谷 祐選手(トヨタ自動車九州)と熊本出身の尾田賢典選手(トヨタ自動車)の一騎打ちとなりました。終盤26.8km地点で三津谷選手がスパートし、1時間29分55秒で初優勝しました。女性トップは松尾千春選手(九電工)が1時間48分22秒でした。

 

 

 



人形劇ぶっくる
すこやか2009で公演

 菊陽町図書館を拠点に活動する「人形劇ぶっくる」(渡邉とし子代表)は2月22日(日)グランメッセで行われた子育て応援団KKTすこやか2009で「はなさかじい」を披露しました。
 昔ばなしの「はなさかじいさん」を人形劇風にアレンジ。隣の意地悪じいさんとばあさんがこらしめられ、花さかじいさんとばあがさんが満開の花に囲まれたエンディングに会場からは大きな拍手が送られました。