ワンネス 441号  2008/12/14発行

伝統行事を伝える
新山区

 11月23日(日)新山区(前村公徳区長)で秋祭りが開催され、たくさんの人で賑いました。
 今年の秋祭りは地区内にある新山菅原神社新嘗祭(にいなめさい)の伝統行事を子どもたちに伝えようと、子ども会を中心に参加を呼びかけました。子どもたちは、朝7時からしめなわ作りの指導を受けたり、神社参拝では代表の6年生4名が神妙な顔で玉串を奉納しました。
 同区公民館では自治会や老人会、子ども会が協力して杵で餅つきをし、ついた餅を奉納。その後、参加者にぜんざいやきな粉餅などが振舞われました。隣接する公園では竹とんぼや竹馬を作り、老人会主催のグラウンドゴルフもあり、子どもたちと一緒にゲームや竹細工を楽しみました。
 また、12時の時報に合わせて餅投げが行われ、用意した400袋の紅白餅のうち
100袋には50円硬貨の福銭も入れてあり、参加者は歓声をあげて飛んでくる餅を懸命に拾っていました。
 芹川綾美さん(菊陽西小6年)は「しめなわ作りをしたくて早起きしました。まだ真っ暗で寒かったけど楽しかったです。代表でお参りした時はドキドキしたけど、神様はいるんだな〜と思いました」と笑顔で話してくれました。

 

 

 お餅がとても美味しかったです。なんと、阿蘇からの新米を仕入れて、水は七城まで汲みに行かれたそうです。さすが!(井野)


自分の思いを発表!
青少年のつどい

 11月9日(日)菊陽町中央公民館で第2回「青少年のつどい」が開催されました。 
 武蔵ヶ丘北小学校大正琴クラブの演奏で幕を開け、南部町民センター「オハナ・フラダンス」の踊り、菊陽西小学校4年生の芹川瑠美さんが表情豊かに童話の語りをされました。その後、各小中学校の代表10名の皆さんから「私の夢と体験」をテーマに各自の思いを発表され、会場の子どもも大人も熱心に聞かれていたのが印象的でした。
 アンケートの中に「もっと多くの町民の方々に聞いて欲しかったです」との声もありました。町民の皆さんが一人でも多く参加され、お互いの気持ちが温かく交流できるような「つどい」になればと思います。
文・写真
菊陽町青少年健全育成
町民会議事務局 久保田昌生

 

 


みんなで楽しみました
菊陽町東部町民センター

 菊陽町東部町民センター(冨永悦子所長)が主催する第4回みんないきいき交流会が11月14日(金)同センター多目的ホールで行われました。
 藤本明昌運営委員長のあいさつのあと、ふれあい劇団が「ありがとう」と題し、「一人では生きていけません。ありがとうを言いあえる人生を送りましょう」と、観客の心に迫る熱演で会場を沸かせました。
 このあとステージ発表が行われ、各地区代表の歌や踊り、なかよし保育園の踊りやふれあいサロンの皆さんによる「きよしのズンドコ節」などが披露されました。
 「金沢の雨」を踊った坂本俊子さん(津留区)は「毎年ここで踊るのを楽しみにしています。この会が長く続くように願っています」と話されました。

 

 

 毎年ふれあい劇団の劇は楽しみにしています。台本から大道具小道具まで、すべて劇団員の方たちがされるのですごいと思います。次回も楽しみにしています。(谷川)


たくさん実ったあま〜いみかん
下原東陽会

 下原区東陽会(前田義範会長)のみかん狩りが11月18日(火)会員26名が参加して行われました。
 朝9時に下原公民館前へ集合し一路、河内町の有明オレンジ園へ出発。到着後園内で「これ美味しいね」と試食をしながらみかん狩りを楽しみました。次に、草枕温泉てんすい館を訪れ、夏目漱石や笠 智衆の展示物を見学したり、物産館で買い物をしました。昼食は夏目漱石ゆかりの那古井館で、豆乳鍋やカキフライなどをお腹いっぱい頂きました。
 参加した紫垣美奈子さんは「初めて参加しました。みかん狩りも楽しかったし東陽会の皆さんとおしゃべりもでき、仲良くなれとても良かったです」と喜ばれました。

  

  

 今年は一緒に参加しました。ミカン狩りも楽しかったし、お食事も大満足。ついでに温泉まで入り、裸のお付き合いをしてきました。(谷川)


元気にナイスプレー
老連グラウンドゴルフ大会

 菊陽町老連(吉本正昭会長)秋季グラウンドゴルフ大会が11月13日(木)菊陽町民グラウンドで行われ、405名が参加し、優勝目指して頑張りました。
 選手の皆さんは8ホール2ゲームの団体戦(1チーム5名)で争い、グラウンドからは「あら〜あっちゃんはってた」や「良かとこ、良かとこ」の声も聞かれ笑顔でプレーしていました。また、ホールインワン大会もあり200個準備したホールインワン賞もすべてなくなりました。
 参加した森田和子さん(曲手区)は「毎回必ず参加しています。今回はホールインワンは出ませんでしたがチームで2位に入ることができました。なにより大好きなグラウンドゴルフを楽しみました」と話されました。

 

 

 毎回思うことですが、参加される皆さんのパワーに脱帽です。お疲れ様でした。(谷川)


  (24)  ひばりヶ丘  矢原正治

あずき マメ科

 年末年始はアズキ(小豆)の消費量が増えます。あん餅、ぜんざい、赤飯などなどを作るからですね。アズキは小豆と書きます。ダイズを大豆の書くように、ダイズに比べて豆が小さいからでしょう。ダイズは枝豆で果実の形はご存知でしょうか、アズキの果実は、長いさや状です。花も、アズキは黄色、ダイズは青紫です。アズキの方がダイズより大きく、マメ科特有の“蝶のような形”をしています。
 今回は薬草ですので、薬用としての紹介をします。食用とする種子“アズキ”を薬用とします。豆の水煮の小豆粥を食べることで、二日酔いの予防、便秘の解消に。アズキ20〜30gを水400〜500ccで半分に煎じたものを空腹時に3回に分けて飲むと、利尿作用があり、むくみの解消に良いですね。
 ついでに大豆の皮が黒い“黒豆”は解毒、利尿に用います。西洋薬の無い昔は、食中毒、フグの中毒の解毒に使っていました。今でも酒毒を消すには良いです。煮た豆にも作用が有りますが、煮汁の方が有効です。
 また、酪農家の方に聞くと、クズ大豆、虫食い大豆をメスの牛に沢山食べされると発情しないようになるそうです。原因は、大豆、小豆、黒豆などに入っているイソフラボンのある成分が異常に増えるためです。食べさせるのを止めると元に戻るそうです。
 お節(せち)料理を自前で作る家も減ってきましたが、菊陽では作っている方も多いと思います。使われている材料はほとんどが薬用です。しかし何が何に良いなどと考えず、まずは美味しく楽しく家族皆で笑い話ながら食べると健康に良いでしょう。
 寒くなってきました。背中を冷やして風邪を引かないように、“ゾクッ”ときたらストーブやドライヤーなどで背中を温める、咽がイガイガして痛いときは、渋茶、塩水でウガイする、大根蜂蜜、蓮根蜂蜜などで咽を潤すなど、おかしいときは医者いらずの“早め”の対処で予防して下さい。気を張っていると風邪にもかかりにくいです。病気は気からのようです。
 何かと大変な昨今ですが、駄目だと思わず、言わず、まずは前向きに楽しみ、感動を持ち、笑い“いいかげん(良い加減)”にチャレンジしてみて下さい。
 来年もよろしくお願いします。



第12回九州女子ユース(U−18)
サッカー選手権大会出場

 私たちMELSA熊本FCは、11月8日(土)〜9日(日)に鹿児島県で行われた第12回九州女子ユース(U-18)サッカー選手権大会に出場しました。初めて出場する大会だったし、自分自身にとっては最後のU-18だったので、何日も前から緊張していました。
 私がこの大会で学んだことは、1点の重みです。それは、チーム全員が感じたことだと思います。沖縄県代表との試合には勝つことが出来たけど、1失点してしまったこと。大分県代表との試合では、前半にリードしながらも同点に追いつかれて、引き分けにしてしまったこと。
 思い出せば、悔しい思いは尽きないし、みんなで全国への出場権を取って帰ってきたかったです。しかし、全国上位のチームから全員の気持ちで1点を取ることが出来ました。私にとってこの1点は、本当に価値がありました。
 MELSAは、得失点差1で決勝トーナメントに進むことが出来ず、全国への道は閉ざされました。でも、私は目標に向かって全員で頑張るMELSAは、本当に良いチームだと改めて感じました。
本田 知沙都(大津高校3年)
 

 

 

 



ようこそ先輩!内柴選手

 アテネ、北京のオリンピック2大会連続で柔道66s級で金メダルを獲得した内柴正人選手が11月19日(水)母校の合志南ヶ丘小学校(前田 弘校長)を訪問し、後輩の大歓迎を受けました。
 同校の第7回卒業生である内柴選手は子どもたちからの質問に丁寧に答えました。「内柴選手の考える強いって何ですか?」と言う質問には「夢をあきらめない人、最後までやり続ける人が強い人だと思います」と自分の柔道人生を振り返りながら答え「みんなも夢を見つけてかなえられるよう頑張って欲しいです」と子どもたちを励ましました。
 お礼のことばを述べた岡崎怜雄くん(6年)は「近くで見ると腕が太くてマッチョですごかったです」と驚いていました。

 

 

 




イベントいっぱい大賑わい!

 11月15日(土)菊陽杉並木公園スポーツ広場ですぎなみフェスタ2008が開かれ、たくさんの人が訪れ賑わいました。
  スポーツ広場いっぱいにだご汁やから揚げなどの出店やリサイクルバザーなどのテントが並び、ステージでは、恒例のにんじん釣り大会や人参ジュース積み上げ大会など菊陽町名産の人参をアピールしました。
 午後からは、猿まわしやマウンテンバイクショー、津軽三味線ア裕士さんのコンサートやお楽しみ抽選会もあり、大盛り上がりでした。

 

 


 

  八幡宥磨(ゆうま)くん 3歳 新山区

  ゴーオンジャーが大好きです。
  よく変身して遊んでいます。

 



編集後記

さ、さむいっ!本格的な冬がやってきました。ユ○クロのヒートテック肌着がセールにならないかと毎週チラシをチェックしています。新聞って安売り情報の宝箱や〜!(T.I)