ワンネス 438号  2008/11/23発行

見て、触れて、
食べての400年祭

鼻ぐり井で築造400年祭

 加藤清正が築造した農業用水路「鼻ぐり井手」の400年祭が11月3日(月)鼻ぐり井手公園と菊陽町南部町民センターで開催され、菊陽町内外からのたくさんの参加者でにぎわいました。400年祭実行委員会(矢野誠也会長)主催。
 2日(日)の前夜祭に続き、3日(月)には南部町民センターでフォトコンテストや山尾敏孝さんの講演会、馬場楠の獅子舞などがあり、同センター前広場では鼻ぐり井手加工品販売やふれあいあおぞら市場に甘藷掘り体験など。また、鼻ぐり井手公園では武蔵剣豪太鼓の演奏や火縄銃射撃演武など、イベントが目白押し。さらに、特別に井手に流れる水をせき止めて鼻ぐり井手内部を探検することもできたり、鼻ぐりよかとこ再発見ウォーキングやJR九州主催の記念ウォーキングもあり、参加者は歴史を感じる一日を大いに楽しみました。
 昔、清正公から家紋を賜ったという小牧公男さん(辛川区)は「大きな台風で杉の木が落ち込み、取り除く作業でこの鼻ぐり井手が見つかったとですよ。昔の技術はすばらしかです」と話してくれました。

 

 

 

 たくさんのイベントがあり楽しくおいしく過ごさせていただきました。菊陽南小の子どもたちの劇で、井手の成り立ちや清正公の偉大さがよく分かりました。(岩田)


プロのコツを教えます
ふれあいの森研修センター

 川尻町の菓舗梅園4代目片岡圭助さんを講師に迎え“本格的あずきの煮方教えます講座”が11月1日(土)ふれあいの森研修センター(紫藤広美所長)で開かれました。
 片岡さんが用意されたのは今年採れた北海道帯広産の小豆。赤飯用とぜんざい用の二つの鍋を並べ、煮方の違いを丁寧に指導されました。赤飯用には小豆を水につけずに炊くなど、目からウロコの本職ならではのコツがたくさん披露され、23名の参加者は感心することばかりでした。蒸しあげた上新粉を丸めて、おいしいアンコと甘辛いタレをつけた団子を作ったり、おはぎやミカンの形を模した和菓子の制作もあり、あま〜いひとときを過ごしました。
 蔵座美加代さん(宮ノ上区)は「亡くなった母が赤飯を作るのが上手だったのですが、今回初めてちゃんと知りました。片岡さんのお話が上手で楽しく学べました」と喜ばれていました

 

 

 やっぱりプロは違うな〜と感心することばかりでした。家庭用の鍋やコンロでも上手に炊く方法が分かり、皆さん今度こそは!と張り切っていらっしゃいました。(岩田)


中学生がんばる! 
 

菊陽中学校文化発表会

 菊陽中学校(田代佳行校長)の文化発表会が10月22日(水)同校体育館で行われました。
 開会セレモニーで、文化発表会実行委員長の福島圭史朗くん(3年)が「今までやってきたことを出し切って、最高の文化発表会にしましょう」とあいさつ。ステージでは英語暗唱や給食委員会の「レベルアップ!朝ご飯」、合唱コンクール、1年「ストップ ザ いじめ」2年「職場体験学習発表」3年「共生」と、学年ごとの総合的な学習の時間の発表が行われました。
 保護者の徳永玲子さんは「1年生の娘が合唱の伴奏をしました。部活と伴奏の練習が両立できるかと心配しましたが無事弾くことができ安心しました」と話されました。
 展示の部では2年生の職場体験学習のまとめや保健委員会、美術同好会など、日頃の学習の成果をまとめたものが展示されました。合唱コンクールでは、3年5組、2年2組、1年3組が最優秀賞を受賞しました。

 

 

 生徒たちの発表や展示物に感動しました。合唱コンクールは「いつ練習したのかな?」と思うくらい上手でした。この文化発表会で学んだことをこれからに活かして下さい。(谷川)

武蔵ヶ丘中学校学習成果発表会

 11月8日(土)武蔵ヶ丘中学校(鳴神 勝校長)で〜武蔵ヶ丘中3つの愛「逢・挨・愛」〜をテーマに保護者や地域の人を迎えて学習成果発表会が開かれました。
 吹奏楽部の演奏に続き、1年生は水俣現地学習で学んだことを、2年生は「沖縄からのメッセージ」と題し修学旅行で学んだことを朗読劇にして発表。3年生は職業や福祉、環境などについてグループに分れスライドやパソコンを使い、データをまとめ発表しました。また、英語暗唱と英語弁論大会に出場したメンバーの流暢な英語も披露されました。展示コーナーには書写やポスター、夏休みに取り組んだ自由研究作品などや、空き缶やキャップを使ったエコアートの展示もあり生徒や保護者などが見入っていました。午後からは合唱コンクールがあり、3年3組が最優秀賞を受賞しました。
 空き缶を使い熊本城を作成した1年の野尻 涼くん、白石竜一くんは「みんなで作りやっと昨日完成しました。スプレーかけが大変でした」と作品の説明をしてくれました。

 

 

 保護者の方もたくさんビデオやカメラを抱えて発表を聞かれていました。(井野)


  (7)  パソコンサポートくまもと  高畑圭輔  http://pc-kumamoto.jp

プリンターの目詰まりに注意しましょう

 今年もあと1ヵ月余りで終わってしまいますが、みなさん年賀状の準備はお済みでしょうか?
 最近は年賀状もパソコンで作るのが当たり前のようになってしまいましたね。しかし、この時期一番多い問い合わせが「プリンターから印刷できない」というものです。インクジェットプリンターは液状のインクが充填されているのですが、しばらくプリンターを使わないでいると、インクヘッドと言われる部分でインクが乾燥して固まってしまいます。インクジェットプリンターはインクヘッドのノズルからインクを噴出して印刷をするので、この部分が固まってしまうと、インクが正常に噴出しません。
 症状としては「プリンターは動くのに紙に何も印刷されていない」「色がおかしい」「線が入る」などです。多くの場合はヘッドクリーニングを行うと解消されます。しかし、ノズルのつまりがひどい場合はヘッドの交換が必要になる場合もあります。ヘッドの交換はメーカーによって自分でできる物とできない物があります。キャノンはヘッドだけ交換できます。HPはインク自体にヘッドが搭載されているのでインクを交換すればヘッドも新品になります。エプソンは残念ながらメーカーへ修理に出す必要があります。
 年末ギリギリになって年賀状を作ろうとして、印刷できずに慌てて修理をお願いされる方が毎年いらっしゃいます。年末に慌てないでよいように、今のうちに一度プリンターの調子を確認しておきましょう。



交流大会でがんばりました!

10月26日(日)玉名市桃田運動公園総合体育館で「熊本県少林寺拳法スポーツ少年団交流大会」が開催され、教育実践の視点からポスター及び作文の部、競技として、単独演武・組演武・団体演武の部門に分かれて、交流大会が行われました。
 毎週金曜日武蔵ヶ丘コミュニティセンターで活動中の熊本東スポーツ少年団(庭田孝男部長)は、以下の通り優秀な成績を収めました。

ポスターの部
金賞:庭田直弥(杉並台幼稚園年長)田野歩夢(武蔵ヶ丘第一保育園年長)庭田朋弥(菊陽西小1年)銀賞:亀ア悠理(合志南ヶ丘小2年)川野拓真(同2年)桑原 渉(菊陽西小3年)山田智樹(熊本市武蔵小5年)
単独演武  
白帯低学年の部:敢闘賞・努力賞 庭田直弥(杉並台幼稚園年長)田野歩夢(武蔵ヶ丘第一保育園年長)黄色帯の部:優良賞 庭田朋弥(菊陽西小1年)緑帯の部:敢闘賞 小林 誉(菊陽南小5年)
組演武  
緑帯6級の部:最優秀賞 川野隼輝(合志南ヶ丘小3年)川野拓真(同2年)優良賞 開 鈴洋(菊陽中部小4年)桑原 渉(菊陽西小3年)敢闘賞 小林亜美(菊陽南小3年)亀ア悠理(合志南ヶ丘小2年)
団体演武  
低学年の部:優良賞 川野拓真(合志南ヶ丘小2年)亀ア悠理(合志南ヶ丘小2年)西 英資(熊本市北部東小1年)小林亜美(菊陽南小3年)庭田朋弥(菊陽西小1年)村田拓巳(熊本市武蔵小1年)
(敬称略)

 

 

 

 



クリーンだいさくせん

 11月4日(火)光の森キャロット保育園(廣田婦美子園長)の園児たちが公園やJR光の森駅周辺のゴミ拾いをしました。
 光の森公園で体操をしてから、手に手にポリ袋を持ち清掃開始。一斉に公園内を駆け回りゴミを拾いました。たばこの吸い殻やお菓子の袋などが見つかり、すっかりきれいにした後、年中うみぐみと年長そらぐみは光の森駅に向かい清掃をしました。
 そらぐみの永石れんのちゃんは「こうえんがきれいになってみんながうれしいなとおもってくれたら、わたしもうれしいです」と話してくれました。

 

 

 


 おしゃれなバッグ

 ケイズコーヒー(ひばりヶ丘区)では、自家焙煎用に仕入れたコーヒー豆の麻袋を再利用しようと、産山村の障がい者支援センター「インターワーク」でバッグに仕立てて販売しています。ブラジルをはじめ各国の農園のマークやロゴ入りで、ざっくりした風合いと柄の出方が一様でなくオンリーワンである所が人気です。
 人気の3種を紹介します。

演怐@ワイドタイプ(ジュート麻) ¥2730  
    インドネシア ガヨマウウンテン豆
奥 スリムタイプ(ジュート麻) \2100  
     インドネシア バリアラビカ神山
手前 ワイドタイプ(サイザル麻) \2730  
     コロンビア  アピアマウンテン
問い合わせ ケイズコーヒー
п@213−5310

 

 


編集後記

 鼻ぐり井手400年祭は1500人余りもの方が訪れ、大賑わいでした。菊陽町外の方も多く、清正公の偉業に驚かれていました。菊陽町の財産として誇りを持って語ることができるよう、私たち町民も勉強しなければ!と思いました。(T.I)